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2013年11月06日

モシンナガン狙撃銃 S&T ? ZETA-LAB ?

 COMBAT DOLL の店主です。

 週に一度はカスタム記事を! と言う事で、エアーガンですが、メーカーを確認できておりません。

 中華製 エアーコッキング モシンナガン狙撃銃 です。 S&T か ZETA-LAB と思われます。



 クライアント様のご要望は、

   「どうしようもないので、何とかして欲しい!」 「スナイパーライフルとして使いたい!!」

  でした。

 正直 「ハズレだったらゴメンナサイ!?」と言うアイテムですので、十分説明させて頂き、お預かり致しました。

 過去に数本弄ってますが、勝率3割と言った所です。
 バレルやレシーバーは、前後からの後追い加工の為、酷いものはディスプレイになって頂きます。
 販売価格を考えると、そこで妥協頂くしかないのが現実です・・・。

 実際、今回のアイテムは 「当たり」 と言えます。
 加工は必要なものの、十分カスタムに耐えるできでした。 ホッと胸をなでおろしました。

 あくまでも、この製品での適切な方法ですので、すべての物で上手く行く訳では無い事をご承知ください。
 それでは、ご紹介して行きましょう。



 まずは、バレルやレシーバーをチェックしますが、加工は良い方です。
 アウターバレル内はツールマークがバリバリですが、センターは出ている方です。
 フロントサイトの溶接は傾いていて、リアサイトブロックもチャンバーの傾きとズレていますが、許容範囲でしょう。
 レシーバーは問題ありません。(すいません、画像を撮り忘れています。)



 チャンバーブロックは、外側は良いのですが、内径が大き過ぎて、パッキンの付いたインナーバレルがはまってもガタガタです。
 アウターバレルとインナーバレルのクリアランスも大きいので、インナーバレルがシーソーになっています。これでは、飛ばないどころか、給弾も怪しくなります。
 チャンバーでは、KM企画さんのセンター出しジュラコンスペーサーを使用し、同社のセパレートチャンバーと同様になるようにしてやります。
 飛距離と精度を求めた、レンジアップ仕様で、バレル長は395mmに抑え、内径は6.08mmのマルイ製品からの加工です。
 バレルとチャンバーの固定が、センター出しを完璧にはできないので、シリンダー容積とのバランスも考えて、短めのセッティングです。



 アウターバレルのクリアランスは、真鍮パイプをインサートすることで解消しますが、ガッチリと言う訳には行きません。銃を振ってもカタカタ言わない程度です。
 アウターバレルの内径が、出口付近は10.8mmと計れますが、奥は解りません。真っ直ぐかどうかも不明ですが、真鍮パイプを奥まで通してあり、ガタはなさそう(?)なので、許容範囲のようです。画像を撮り忘れていますが、アウターバレルの下面に穴を開け、ネジで抜け防止をしてあります。
 パイプは外径10mm・内径9mmなので、8.5mm外径のインナーバレルにアルミテープを巻き付けて、ブレ止めとしてあります。幸いにも、アルミテープを巻いた状態でチャンバー側から挿入できたので、この仕様で組めました。



 次は機関部ですが、レシーバーとシリンダーは、問題ありませんでしたので、そのままです。まあ、どうにかしたい状況でも、手を付けられない部分なので、助かりました。
 スプリングは、クライアント様で交換された物のようにも見えますが、S&Tの製品だとすると初めてですので、純正品かもしれません。
 シリンダーヘッドのノズル長も十分で、チャンバーとの気密も取れていましたので、位置調整用に小径のOリングを2個はめこんで、シリンダー位置とノズル位置の調整をしています。ボルトロックをした際に、前後に動いてしまうと命中精度が悪くなりますので、安定させる為に必要な仕様です。



 ピストンとシリンダーヘッドを加工します。画像の様に変えてあります。
 ピストンヘッドは、リードバルブ方式になるように穴あけし、二重になっているOリングを1個撤去します。
 オレンジ色の部分は、スプリングのパワー調整と、ダンパーブッシュを兼用した物です。マルイ純正品のスプリングガイドのスラストワッシャーを使って、スプリングが食い込まないようになっています。
 シリンダーヘッドは、リードバルブが機能するように、すり割りのテーパー加工をしています。
 アルミと真鍮が激突してしまうので、ダンパーラバーを挟むのですが、次で説明します。



 ピストンの組み込みの際、ダンパーラバーのOリングをシリンダー内に挿入したいのですが、押し返されて上手く挿入できません。
 Oリングのサイズは、シリンダー内径よりやや大きいので、シリンダーの前側に落ち着いてくれます。
 一度、ダンパーラバー無しで、シリンダーヘッドまで取り付け、コッキング状態にしてから、ヘッドを外して、改めて挿入してヘッドのねじ込みで所定に位置に落ち着いてくれます。
 この時、間違っても暴発をさせないように、お気を付け下さい。大変な事態に陥ってしまいます!? くれぐれも、十二分に注意して行ってくださいね。
 シリンダーヘッドに、シーリング用のOリングを追加しているのを説明し忘れていましたが、ネジ加工の荒さもある製品ですので、やっておいた方が良いと思います。溝を掘って、Oリングの空間を確保して取り付けます。

 あとは、組み上げるだけですね。給弾システムの部品のせいで、位置補正はできません。
 チャンバーの傾きも確認済みですので、スコープの取り付けでの調整になります。



 スコープのマウントベースにガタがありましたので、アルミシートを挟みこんで、ガッチリ固定します。
 この銃のスコープは、マウントで95%の位置決めが必要ですので、着けちゃ外して調整し、調整しちゃ着けて確認の繰り返しです。
 お手持ちの方は、根気良く頑張って下さい。

 カスタム後のスペックとして、
       0.2g最大初速95m/s以下 0.25g最大初速87m/s以下
       0.25g時 直進最大有効射程 45m と言ったところです。30mでヘッドショットが十分可能です。

 随分な、当たり個体だったと思います。クライアント様の運の良さが窺えます。すべての個体がこうだと良いのですが・・・

 ノーマルのVSR-10よりは、性能が良くなりました。
 自分が所持している、九九式狙撃銃よりはるかに高性能です。僕が欲しくなりました!
 クライアント様に渡すのが惜しくなってしまいました。購入した値段で譲って欲しいです!? (半分冗談ですが・・・半分本気です(^-^))

 クライアント様、ご希望通りのスペックで仕上がりましたので、期待してご来店下さい!

 
   COMBAT DOLL 店主 中根

  11月17日 奥山デイズにて定例会レギュレーション)あり
  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 
  年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です 

    


Posted by コンバットドール  at 23:30Comments(1)エアガンメンテ・カスタム 海外製

2013年06月17日

Snow wolf製 M24 その2 チューニング

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、昨日に引き続きの Snow wolf製 M24 チューニングです。

 クライアント様の要望は、とにかく性能アップです。
 僕自身もフィールドで状況を確認させて頂いたのですが、そのままではマルイのコッキングハンドガンの方が良さそうな状態でした。
 飛びの不安定さが目立ちます。スプリングの長さが足りていない状況が確認できましたので、主原因はハッキリしていました。現場でご依頼を頂いてのチューニングですので、欠点の克服が目的ですね。



 まずはアウターバレルとレシーバーのガタ取りです。
 VSRでも常に行いますが、マガジンのハウジングの関係で、回転ピッチの送り込みができない仕様ですので、シムと擦り合わせで調整固定になります。



 HOPチャンバーの加工です。当店仕様のレンジアップを施工致します。
 HOP調整はVSRタイプですが、チャンバーその物はマルゼンタイプ96のコピーです。
 ただ、このチャンバーでのHOPテンションのバーの押し位置と、チャンバーパッキンのHOP突起の位置があっていない為、HOPの掛かりも不安定な状態でした。
 この症状から、長掛けHOP仕様のレンジアップ「山」カスタムチャンバーへの加工で安定したHOPにする必要に迫られました。0.2gでの運用ができない(HOPが強過ぎ)仕様ですが、ご了承済みです。
 0.25gをメインにした調整で施工致しました。
 パッキンはVSRとの互換性がありませんので、現物を加工してのレンジアップ仕様にします。パッキンとノズルの気密は問題無く、ノズルの長さもHOP位置と相性が良かったのが幸いでした。



 HOPの押しレバーにもラバーをはめ込み、テンションの調整をします。
 オリジナルチャンバーのHOP突起が切り取られ、成型での凹み部分に穴が開いてしまいますが、HOPシート(BB弾に直当りするシート)が密着するのでエアロスは発生しません。
 調整用のレバーには、ラッチが付けられていませんでしたので、穴あけ加工をして、2㎜のベアリングボールを仕込みます。ちょうど良いスプリングがなかったので、お手軽にゴムシートでのテンションにしてあります。
 レバーをホールドするネジも省略されていましたので、穴を開けてネジを追加しておきます。ラッチのベアリングが紛失し難くなるよう配慮します。



 シリンダー内部は、ピストンのヘッド部分に穴あけ加工をしてリードバルブ方式にして、圧縮時の気密がとれるようにします。元から付いているOリングは、外径が小さい上に太過ぎますので、別の物に交換します。
 スプリングはそのまま使用しますので、長さを補う為のカーラーが追加され、吐出のオーバーパワーが予想されてしまいます。ノズルの内径を絞る事で、吐出量は減らしますが、同時に圧縮比が高まり、エアブレーキ効果も生まれて、消音効果がでます。
 パワーを確認調整して、変形してしまったシリンダーでも気密がとれる圧縮比になるように内径を調整しますが、この個体でのサイズは内径3㎜でちょうど良い状況でした。

 0.2g時96m/s、0.25g時86m/s、0.28g時82m/sが最大値となり、上々の結果です。

 勿論、弾道も良くなって飛距離も十分なのですが、多少の圧縮比のムラがあり、HOPの掛かりに若干のムラが出てしまいます。

 持ち込まれた初期状態から比較すれば、性能は2倍くらい上がったイメージにはなっています。

 これ以上のカスタムをお望みの場合は、APS系のカスタムパーツが多数必要になるので、本体の数倍のご予算が必要になってしまいます。現状では入手困難な物も多いですので、ご了承願います。

 とりあえず、性能の変化をご堪能して頂きたいと思います。

 クライアント様、お待たせ致しました。


 COMBAT DOLL 店主 中根

  7月21日 奥山デイズにて定例会レギュレーション)あり
  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 
  年末年始 他 臨時休業あり(7月6日土曜日)  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)エアガンメンテ・カスタム 海外製

2013年06月16日

Snow wolf製 M24 その1 本体レビュー

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、海外製品のエアライフルのチューニング記事です。

 Snow wolf製のM24になります。 記事を2日に分けてアップさせて頂きます。



 本体は購入時から、若干の手が入ったものだそうで、VSR用のカスタムスプリングが組み込まれ、ピストンヘッドに細工がしてありました。当店の手法とはそぐわないヘッド細工でしたので、変更させて頂きます。

 クライアント様の要望は、現状の性能をアップさせたい。飛距離と安定性の向上が目的になります。

 本体はサイレンサーアタッチメントが付けられて、サイレンサーの使用を前提としたチョイスになっています。逆ネジ仕様ですね。

 トリガーブロックは、マルゼンAPS2そのままのコピーでした。
 チャンバーはマルゼンタイプ96を調整のみVSR方式に変更したものです。



 マガジンは、APS2の物かと思っていたのですが、違っていました!
 外側は、確かにAPS2の物ですが、給弾部分のルートの幅が違っていて、M24にAPS2のマガジンははまりません!! 合わせてみて、初めて気が付きました。
 無理に使用できるようにするのであれば、チャンバーブロックの加工が必要です。



 シリンダー部分は微妙な組み合わせですね。
 シリンダーボアはAPS2ですが、長さが数ミリ短くなっています。
 シリンダーヘッドもAPS2ですが、少し長めのノズル長で、ノズル内径は4.5㎜。
 エンドボスのシャフト部分はVSRになっています。
 シリンダーの素材はアルミで、変形し易い素材です。操作にはお気を付け下さい。

 この画像の個体は、ストックにレシーバーを固定する為のネジを、前後間違えて締め込んだ痕があり、シリンダーの変形が見られます。致命的ではありませんが、精度に影響が出てしまうレベルです。



 シリンダーの内部パーツの検証です。
 スプリングはオリジナル状態ではありませんので、ご了承ください。
 ピストンは、APS2の物と比較してみると、外径は小さく、内径は大きくなっています。おそらく、VSR用のスプリングを基準にしたサイズにしてあると思われます。ただ、外径が小さいとシアとの関係で、不都合があるように思ってしまうのですが、成型の精度の問題で、小さめにしてあるような気がしてしまいます。
 スプリングガイドもエンド部分が、小さめになっているのと、シャフト部分はAPS用のスプリングにあわせた細めの径になっています。
 シリンダーでの圧縮時に不安定になってしまう寸法ですが、現状のシリンダーの状況を考えると、怪我の巧妙と言ったところでしょうか? 変形後の安全マージンが取れている状態です。



 スプリングガイドの安定を得る為に、トリガーブロックのホールドピン用の穴を、本来の目的に合わせて使用するようにすれば、それだけで、違ってきます。
 ちょうど良いピンがありませんでしたので、M3のイモネジの15㎜の長さの物をはめるようにしておきます。ストック内で外れてしまう事は無い構造ですので、安心です。

 余談ですが、マウントベースは、セパレートのリングタイプの物しか付けられない成型になっていますのでご注意下さい。

 チューニングは、予算を抑えた現状のパーツを最大限に生かす方法で行います。
 レンジアップチャンバーへの加工と、シリンダーの機密性をアップさせます。
 シア関係は、手を入れません。

 チューニング内容は、明日のアップとさせて頂きます。


 COMBAT DOLL 店主 中根

  7月21日 奥山デイズにて定例会レギュレーション)あり
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2013年05月13日

早速、壊れた MSR!?

 COMBAT DOLL の店主です。

 MSRが早速帰ってきました!?

 ゲームで使用しようと思った矢先だそうです。

 当店とクライアント様の調整試射は、約300発くらいと、当店に持ち込まれるまでの試射分は不明ですが、原因は・・・



 セットピンが折れてしまっていました!(涙)

 形状とはめ込み方法を見ても、そのうち折れてしまうだろうと思っていましたが、早過ぎです!

 スプリングはテンションの増圧はされているものの、僅かでしかありません。
 元々使用されていた物を使いましたので、テンションはさほど変化は無かったはずです。

 ARES MSR チューニング編 をご参照下さい。

 ボルトの操作での衝撃に耐えられなかったと判断致します。

 折れてしまった時の事を考えてはありましたが、即、実践になりましたね。

 VSRの物を流用します。分解メンテナンスが面倒になりますが、仕方ありません。

 以下の様にやっていきます。



 まず、パーツを比較して、寸法を確認です。



 トリガーシアに干渉する部分を削り落とします。抜き差しできるようにしてしまうと、強度も落ち、セットピンも斜めに押されてしまいすので、トリガーブロックを分解しないとシリンダーが抜けない取り付けにしてしまいます。

 画像の撮り忘れがあり、セットピンをはめ込んだ所を画像に収め忘れてしまいました。ゴメンナサイ!



 VSRのセットピンの脱着用の出っ張りを、固定に利用できるように、トリガーボックスのフタ側に穴を開けます。位置が悪いと、セットピンが斜めになってしまいますので、小さめの穴から現物合わせで広げていきます。内側にバリが残るとシアの動きに干渉しますので、丁寧に仕上げます。



 無事に組み込んだ状態です。

 トリガーを分解しなければ、シリンダーも外せませんが、セットピンの固定強度は倍増しています。

 シリンダーの溝幅にも合ったサイズになりましたので、セットピン自体の磨耗も減少させられます。

 利便性より、耐久性を重視したリカバリーになります。


 しかし、折れてしまうのが予想以上に早かったですね。お持ちの方は、ボルトの引ききりの際は優しくしてあげてくださいね。

 クライアント様、無事、修理完了です!


 COMBAT DOLL 店主 中根

  5月26日 奥山デイズにて定例会あり
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2013年05月09日

?社 中華製 L96A1 修理・調整

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は一昨日ご紹介した 「?社 中華製 L96A1 メンテナンス」の修理レポです。

 クライアント様のご予算の都合もありましたので、修理・調整となりました。



 まずは、HOPチャンバーの修理、調整です。

 折れてしまったHOPレバーは、幸いABS製だったので、画像にある「アクリサンデー」を使って接着します。
 この接着溶剤はアクリルを溶着(溶かして接着)するので、成型品の強度に近い状態に戻せます。
但し、A(アクリル)B(ブチル)S(スチロール)の混合比によって強度が変わりますので、アクリル成分の少ない、安いABSでは強度が足りなくなりますので、ご注意下さい。
 HOPレバーが折れてしまったのは、HOP調整ネジの締め過ぎも原因なのですが、一番の要因はリテンションスプリングが長過ぎた為、HOPレバーが下がり切らない事でした。これによりHOPの効きも弱かったので余計に締め過ぎてしまったようです。
 レバーとチャンバーの隙間を埋める為にラバーを貼り付けますが、HOPの掛かりを確認して、厚み調整を行います。
 スプリングは、画像の状態を半分にカット、ラバーは細くなった部分の外径と面一(同サイズ)にカットする状態になりました。
 チャンバーパッキンは、HOPを掛ける部分が押し破られて穴が開いているのですが、交換する同型がありませんので、そのまま使用しています。若干のエアロスは出るものの、弾道への悪影響は軽微でしたので、価格を抑える理由で現状維持です。

 この固体は、インナーバレルをショートカットし、内蔵サイレンサーの空間を15cmも取っている為、最小限(0.28g時)に調整してあります。



 アウターバレルの内径と、チャンバーの外径の遊びが0.4㎜くらいあるので、チャンバーにはアルミシムシートを貼り付け、センターが出せるように調整します。インナーバレル先端も同様で、既存で施工されていたバッファーでは硬度が足りずにセンターズレを起こしていましたので、他製品用のジュラコン製の物を加工して取り付けます。Oリングを増設する為の溝を追加して、微調整でアルミテープを巻き付けてやりました。
 双方、あまりきつくし過ぎると、アウターバレルへのインサートが難しくなりますので、適度なサイズを微調整して、シリコンスプレーで滑らせて挿入します。



 アウターバレルの空洞に、吸音材を挿入します。内径約22.5㎜なのですが、安く上げる為に100円ショップにて購入したヘアカーラーの細い物を、芯を入れたまま挿入します。若干きつめですが、シリコンは使わずに押し込みます、シリコン等の油が付着するとスポンジの劣化が激しく、ボロボロになってしまうので、根気良く入れてやります。芯も使用するのは内側の変形を防止して、エアの流れを安定させる為です。
 安い素材ですが、消音効果は高いですよ。2個使用してあります。
 バレルの出口は9㎜まで広げてあります。それ以下では弾道が安定しませんでした。インナーバレルの精度と空走距離の長さを考えれば、妥当なサイズでした。



 アウターバレルも固定が弱く、ガタが出ていたので調整です。レシーバーとアウターバレルの間には、VSRのように樹脂カーラーが入っていたのですが、シリンダーとのギャップを埋めるサイズでは無く、アウターバレルのネジの締め込み調整用といった状態でした。それでも、1/4回転分余ってしまうので、アルミシムを使って締め込み位置調整をしました。若干、はみ出してしまっていますが、価格設定での妥協ラインですので、ご了承頂きたい部分です。


 
 シリンダー内部は、既設のパーツを生かす対処として、ピストン内にスリーブのはめ込みでの内径調整と重量調整を行い、スプリングレートの調整としてスプリングガイドにテンション調整用のカーラーを増設しました。スプリングレートが不明だったので、押し切ってくれる状態にし、シリンダーヘッドのノズル内径の調整でパワー調整と消音化を図ります。この仕様で内径は3.2㎜となりました。
 インナーバレル内径は不明ですが、長さは約350㎜くらいでした。



 シリンダーは、歪み変形が激しく、使い物にならなかったので、マルゼン製の純正品と交換です。たまたまストック品がありましたので、価格を抑える為に使用しました。
 強度を考えると、真鍮製かステンレス製の物への変更がお勧めなんですが、部品の在庫もほとんど無く、高額品の流通在庫が僅かにあるだけですので、ご予算の都合が付きましたら、早めの交換をお勧め致します。

 また、マウントベースもご丁寧に傾斜付きを再現してくれてある為、スコープを付けると遠距離でのサイト調整ができなくなっています。左右も斜めに傾いていたりします(涙)。前側のマウントリングとスコープとの間に、1㎜厚のABS板を挟み込んで調整できるようにしておきました。
 スコープのレベル調整もして、取り付けしてあります。
 性能を上げて、現状のスコープでは物足りなくなりましたら、マウントベースは並行な物に交換したいところですね。ですが、流通在庫もほとんど無い様なので、流用品か、取り付け調整になりますね。残念です。

 最低限の修理調整で、こんな所です。

 現状の実射性能としては、マルイ製L96と同程度になっています、初速が規制MAXにしてある分だけ、若干良く感じるレベルですね。HOPシステムがマルイタイプなので実現できる性能です。
 初速は最大、0.2g時96m/s・0.25g時87m/s・0.28g時84m/sとなっています。パッキンに穴が開いているせいもありますが、重量毎の初速差は電動ガン並みになってしまっています。

 持ち込まれた状態から見れば、飛躍的に性能アップが感じられると思いますが、まだ性能は上げられますので、希望があれば早めにお願いしたいと思います。
 パーツが1丁分しか確保できていませんので、無くなってしまったらグレードアップができなくなってしまいますので、ご了承頂きたいと思います。

 以上、中華製 L96A1 の修理・調整 でした。


 COMBAT DOLL 店主 中根

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2013年05月07日

?社 中華製 L96A1 メンテナンス

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はまた微妙のアイテムですが・・・

 WELL社?、UTG社?、またはNBかも知れませんが、中華製のL96A1ボルトアクションライフルです。



 実際の販売ブランドは良く解りませんが、マルゼン製タイプ96のコピー品で、スコープやバイポットまで付いたフルセット品だったようです。
 複数のオーナーを渡り歩いて来たようで、持ち込まれた方も把握していらっしゃいませんでした。

 実際、修理するかも未定ですが、見積もりとネタの為に分解レビューさせて頂きました。



 残弾確認のレバー・チークピース類の可動・マガジンやHOP調整は、マルゼンの物と同様です。

 一部、ジャンクパーツがありましたので、比較できる部分は比較して見ます。



 シリンダーは長さで、1㎜長くなっていました。ハンドルエンドボスは同寸です。シリンダーヘッドのノズルの長さも同様です。セットピンも全く同じにできていました。
 ピストンとスプリングは入れ替えてあるようですが、スプリングガイドも同寸で、コッキングインジケーターも付いていたようです。こちらは、カットされていました。



 レシーバーとトリガーも同寸ですが、レシーバーの内径は若干広くなっていて、ガタが大きい状況です。アウターバレルのインサート距離が10㎜くらい短くされていました。
 トリガーブロックは亜鉛製で重量があります。トリガーはトリガーセーフティーが追加されています。シアも共通ですので、強化は可能です。



 アウターバレルは、根本のインサート分が短くなっていますが、ネジの切り込み量は同じになっています。チャンバー取り付け穴も同じですが、用途不明の小穴が3つ空いています。根元側の穴は、BB弾が入り込んでしまった時の吐き出し穴でVSRと同様の対処になっていました。
 先端のキャップはプラスチック製で、赤い成型色になっているので、アメリカ向けの製品だったようです。マルゼンの物と比べると、少し長いですが素材の関係とアメリカの規制による対処品ですね。

 チャンバーは、マルゼンのタイプ96とSR-2との共用タイプのコピーですが、インナーバレルは外径8.5㎜になっており、マルイと同寸です。パッキンの外径も10㎜でしたので、バレルを交換したい場合は、VSR用の物を加工して取り付ける事が可能の状況です。

 一通り比較してみました。

 で、今回の固体で問題があるのが、以下の部品ですね。



 ボルト操作の関係で、変形してしまったシリンダー・・・ 交換するしかありませんが、強度のあるカスタム品は高額になってしまいます。

 短くカットされているインナーバレル・・・ バレル内でサイレンサー効果を出す為か、パワー調整の為にカットしたのでしょうが、空走距離が長く、センターブレもあり、6.8mmしかない出口からは、BB弾が正常に吐き出されない状態です。

 折れてしまっている、HOPレバー・・・ 補修か作り直しが必要です。

 破れてしまっているチャンバーパッキン・・・ 交換するしかありませんが、同じ物がありません。

 寸法の合わない、スプリングとピストン・・・ APS用のカスタムピストンですが、大径用のスプリング対応品ですので、どちらかに合わせてあげる必要があります。



 ピストンを生かすのであれば、大径スプリングと大径用のスプリングガイドを用意するか、画像の様にサイズ調整用のスリーブを埋め込んで、対応するかですが、13㎜外径のステンレスパイプを使っても若干広いので、VSR用のスプリングに交換して使用するのがベストです。流通パーツも多少選べますので、パワーの調整がし易くなります。スプリングガイドはそのままでも大丈夫ですので、この仕様が無難だと思います。
 ピストンがこの製品の場合は、シアもステンレス製に交換する必要があります。亜鉛ではどんどん磨耗してしまいますので、部品が手に入る内に交換して頂きたいと思います。



 インナーバレルと内蔵サイレンサーは、出口とのセンター出しが重要になりますので、出口が8㎜くらい広がれば長さは100㎜まで、7㎜くらいに絞りたければ50㎜くらいが限界だと思います。
 VSRの様に、エアブレーキロッドを増設してやれば、50㎜分のサイレンサーと7㎜の出口で、消音効果が最大効率で得られます。インナーバレル長も430㎜で取れますので、VSRのカスタム品並みの性能が出せます。マルイのL96より、間違い無く高性能にできますね。

 ただ、この固体で試算すると、フルカスタムだとマルゼンのタイプ96が新品が買えてしまいます。
 妥協して、レンジアップカスタムをせず、精度出しを最低限にしても、マルイL96の新品が買えますね。
 ダメな部品の補修と交換でも、VSRの新品価格くらいになってしまいます。

 そのまま、引き上げになってしまいそうな雰囲気ですね。

 クライアント様のご判断にお任せ致しますので、宜しくお願い致します。


 COMBAT DOLL 店主 中根

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センター出しをするブレ止めを設置して、銃口を広くするか  


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2013年05月04日

ARES MSR チューニング編

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、以前レビュー記事を上げた固体のチューニング編です。



 前回の記事で、間違って説明していた箇所がありました事を、訂正とお詫び申し上げます。

 記事内にて、加筆・訂正を加えてありますので、ご参照下さい。

 取り扱い説明書をちゃんと見ていれば、間違えない部分だったのですが、ボルトアクションライフルだと言う事もあり、目を通さずに作業を始めた為の間違いでした。申し訳ございません。
 コメントによるご指摘で、気が付かせて頂きました。タガート様、ありがとうございます。

 さて、本題です。

 クライアント様のご要望は、HOPが効くようにする事と、初速の調整と、スナイパーライフルとしての性能を発揮させて欲しいという事です。
 前回のレビューの通り、VSRの部品と共通の内部パーツがほとんどでしたので、高額なカスタムパーツは使用せず、移植する事で最低限VSRの性能が保証される低コスト、ハイパフォーマンスチューニングです。
 新品のVSR-10リアルショックが生贄となりますが、殺すつもりはありませんので、実質2個2個仕様です。

 まずは、アセンブル交換になったVSRのシリンダーです。



 ハンドルの根本部分になる、エンドボスの付け根にテーパーがあるので、ハンドルの方をリーマーのて拡張加工して移植取り付けです。スプリングはMSRに入っていた物を使用します。
 残る、VSRももったいないので、アウターバレルのガタ取りと、スプリング入れ替えでの調整を行い、使用できるよう仕上げておきます。インナーはジャンク品より純正中古ですので、ウエイト無しのリアルショック無し木スト風VSRです。ライトチューニングのVSRです。



 チャンバーまわりですが、VSRのノーマルバレルを使用するのは、軽量化と長掛けHOPを生かす為です。
 A+エアソフトで発売されている、パッキンを使用します。このパッキンは少し硬めの素材で、抜弾抵抗が高くなって溜めも効き、オーバースペック気味のスプリングを使用する際は、調整し易く、重量弾での精度が高くなります。
 パッキンの押しゴムも柔らか過ぎるので、ハードタイプの押しゴムに変更します。構造的には、無しの状態でVSRと同様なのですが、経験上から取り付けます。あった方が安定します。



 アウターバレルとの合わせを行いますが、ハイダー基部の拡張とセンター出しをしますが、現物合わせになりますので、ズレ方向や、加工仕上がりは、個体差が大きいと思いますので参考程度にしてください。
 チャンバーを取り付けてみると、バレル先端は偏ります。内部の穴あけかアウターの削り出しのどちらかが、僅かに狂っているのですが、どちらが正解かの判断ができませんので、組み合わせての現物調整です。
 ハイダー基部に、ツールスポットを作って取り外しがやり易いようにしておきます。あわせて内径も9㎜のドリルで広げておきます。
 インナーバレルは25㎜ほど短くなります(430㎜)が、ハイダー基部の干渉を避けられるので、好都合と言えます。



 レシーバーとアウターバレルの合わせです。
 クランプ締め付け方式となっていますので、センターが出る事はありません。シムを挟んでずらしたい方向に行ってくれるように調整です。
 仮組みとして、固定されるまで締め付け、どの方向に修正するべきか把握して、微調整しながら位置出しをしていきます。この時、シリンダーノズルの押し込みの際の、BB弾のストッパーとの位置も当たりを見ながら行う必要があります。ズレが大きいと、プラのストッパーを真鍮のノズルで削り込んでしまい、後々給弾不良が発生してしまうことになりますので、可能な限り、シリンダーがスムーズに動き、センターに近い所で固定できるように努力します。
 位置が決まったら、センター出しと抜け防止になるネジを追加加工して増設してやります。次に分解した時の組み立ては楽になり、ピストンの打撃でアウターバレルが前方に逃げてスッポ抜ける事がなくなります。
 動作確認している時に、リアルショックのウエイト付きピストンの打撃で、ジワジワ抜けて行く状況がありました。アウターバレルを変形させないように、加減して締め込んでいるとスッポ抜ける可能性が高いと判断できる状況でした。



 トリガーの動きも遊びが大きく、シリンダーの動作もきついので、トリガーブロックも細工しておきます。
 シアとトリガーの軸が3㎜だったので、電動ガン用のシムを使って調整します。ちなみに、シアは左右0.15㎜、トリガーは左右0.2㎜のシムでちょうど良くなりました。
 シアの抜けも良くなります。シアは下の画像の様に、仕上げ加工を加えます。



 この辺の加工は、サンプロのレミントンシリーズに有効で、トリガープルの軽量化につながります。
 昔、散々やっていたチューニングですが、今のVSRやAPSでは必要の無いチューニングですので、最近の方では気が付き難い部分だと思いますので、他の機種でも試してみると良いと思います。



 シリンダーを引き切った時に、シリンダーヘッドの部分がガイドカラーから外れてしまう為、シアの掛かりの手応えが、若干ぬるく感じてしまいますが、ここを補正する為にはレシーバーの内径の変更が必要になってしまいます。シムスペイサー等での補正も可能ですが、今回は予算の関係で行いません。
 センター出し等、シビアの調整になりますので、チャレンジされる方は頑張って頂きたいと思います。一度だけVSRで行った事がありますが、シリンダーギャップが無くなると、静音化につながります。

 そして、フレームとの合わせですが・・・



 仮組みしてみると、フローティングのバレルがグラグラ動いてしまう・・・(何故っ!?)

 で、よくよく考えて、確認すると、アウターバレルをクランプ方式で固定するレシーバーの基部が、締め込みで薄くなってしまうので、フレームとの遊びができて当たり前なんですよね!(笑)
 画像の様に、左右に1㎜のABS板を貼り付けた状態で矯正ですが、フロントのハンドガード取り付け基部も左にオフセット状態でしたので、鑑賞に堪えるレベルで補正取り付けになりました。
 画像の様に、バレルと比較すると僅かに左寄りになりますが、妥協しなければいけない部分でした。

 補正、矯正の確認も終わって組み上げです。

 シリンダー内部のチューンは、 「リアルショックVSR-10 レンジアップ」をご参照下さい。
 チャンバーパッキンとスプリングレートが異なっているのと、予算の都合で加速ロッドの取り付けは行っていませんが、基本的な作業は同じになります。
 硬めのパッキンを使って、抜弾抵抗が上がっている事により、BB弾の重量での初速差が小さくなります。
 この固体での最大初速は、0.2g時90m/s・0.25g時86m/s・0.28g時84m/sとなっており、各重量適正HOP時では、0.2g時のみ87m/sに落ちますが、他は最大が適正になっています。
 吐出とのバランスを取って、調整されています。

 弾道と初速をチェックしたところでスコープの調整ですが・・・

 画像はあえて、アップしておりませんが、レティクル軸と調整軸が気持ち良くズレてしまっている状況ですので、レティクルでレベル合わせを行って調整しています。
 0.25gでの有効射程40m設定のHOP調整で、12m先のグルーピングは30㎜以下に仕上げています。

 フルカスタム品ではありませんが、VSR本体を潰した上でのチューニングでしたので、コストダウンの関係で、このくらいの仕上がりですが、フルカスタムと比較しての完成度は90%以上です。
 この10%を埋めるのに、VSR本体分くらいの費用が必要になりますので、コストパフォーマンスを考えれば、これでも十分なチューニングだと思います。

 ちなみに、VSRの方は、初速最大値 0.2g95m/s、0.25g88m/s、0.28g81m/sに調整してあります。ブレーキロッドは付いておりませんので、静かさは少ないですが、通常のライトチューニング品に仕上げてあります。十分ゲーム使用できる仕上げになっております。グルーピングはノーマル品です。

 クライアント様、ほぼ完璧と言った状況ですので、期待して受け取って頂きたいと思います。

 
 COMBAT DOLL 店主 中根

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2013年05月02日

ARES MSR レビュー(5/3 記事訂正有り)

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回、カテゴリーがちょっと違いますが、海外製品と言う事で、取りあえずこちらにしておきますが、後々、変更になるかもしれません。

 ARES MS338 MSR ですね。



 クライアント様より、HOPが効かないと言う事で持ち込み、チューニングのご依頼です。

 スコープまでセットされたこのパッケージは、お得な感じがします。
 ただ、海外製品ですので、修正が必要になるのはデフォだと考えて頂きたいアイテムですね。

 個人的な評価(優・良・可・不)をすると、「良」の部類だと思いますが、チューニング前提の評価です。当たりハズレがあると思いますので、全製品が当てはまらない場合があります。

 中身はVSR-10を基本としていますので、チューニング用の部品が手に入り易いです。完全移植の方が、リーズナブルなカスタムチューニングになると思います。

 各所の検証です。



 マガジンと給弾ルートですが、L96とは異なり、ルートはスプリング圧送の延長線上です。
 この分がデットスペースになり、24発残ります。ストッパーはありませんので、マガジンを外すと、BB弾が産卵されてしまいます。
 記事修正 当方が分解の際、他へ避けていた為の見落としでした。下の画像を見て、確認致しましたので、お詫びと共に訂正致します。



 レシーバーとアウターバレルの固定ですが、はめ込んで締め付けになっており、位置固定のキー溝等はありませんので、分解組み立てに際にセンター出しは、慎重に行う必要があります。



 アウターバレル先端のハイダー基部は圧入の様です。ネジ部は、M14サイズではありませんので、別途サイレンサーを付けたい方は、加工が必要になります。
 右側の画像は、個体差の出る仕上げの状況です。 お察し下さい・・・。
 記事訂正 実際にはネジ加工されていました。 お詫びと共に訂正致します。



 HOPチャンバーやバレルは、VSRのコピーですが、HOP調整方式の違いでコンパクトにまとまっています。HOPが弱かったのは、押しゴムが柔らかく、圧力が足りない為でした。補正は容易です。
 インナーバレルの曲がりはデフォでしたので、交換前提ですね。長さは455㎜でした。右の画像に違和感を覚えた方は、目の良い方です。コメントはお察し下さい。



 トリガーブロックですが、寸法の関係で、基本システムはVSRとAPSの中間の様な感じですが、シアの開放は、下方です。分解すると、シアのスプリングが組み辛い造りになっていますので、お気を付け下さい。
 記事訂正 シアの開放はAPSと同様で前方開放でした。スプリングのテンション方向を勘違いしていました。お詫びと共に訂正致します。



 シリンダー関連ですが、内蔵スプリングのテンションを考えるとアルミ素材では不安があります。要、交換を前提が良いと思います。
 樹脂成型品も粗雑な仕上げですので、アッセンブルでの交換が理想でしょう。この固体では、クライアント様にVSRをご用意頂き、移植前提でのチューニングの予定です。
 流速調整用のスリーブでパワー調整されていますので、分解カスタムチューニングをされる方は、くれぐれも、銃刀法の遵守をお願い致します。

 画像は撮っておりませんが、スコープのレティクルは、調整軸とズレている仕様でした。レンズは明るいので、割り切れば問題ありません。

 バレル、シリンダーアッセンの入れ替えと、センター出し補正にてチューニング予定ですが、VSRの到着を待っての施工になりますので、カスタム記事は後日になります。

 VSRの移植が、一番リーズナブルなチューニングになるベースガンですので、海外製スナイパーライフルとしては、良い方なのではないでしょうか? SVDよりは、確実ですね!

 またの関連記事を、宜しくお願い致します。


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2013年01月22日

A2Z製 ドラグノフ エアコッキングガン やっつけました!

 COMBAT DOLL の店主です。

 ようやく、キリがついた ドラグノフです。



 チャンバーの気密でいろいろやってましたが、結局シンプルな方向でやり直しました。



 チャンバーに対して、バレルの位置関係が悪かったのは把握していましたので、ノズルに対してのシーリングをOリングを増設してやる方向で頑張っていた訳ですが、結局バレルの方で加工調整しました。
 画像上を見て頂ければ解ると思いますが、チャンバーの奥までバレルとチャンバーパッキンが入るよう、固定用のサイドの切り欠きを拡張しました。他に使い回しが利かなくなるので避けていたのですが、これ以外に方法が見つからず、手詰まりになってしまったので、泣く泣く加工です。パッキンもフチの太い物でなく、純正サイズのシステマの物に変更して、本来の固定位置になることで気密は解決です。

 ですが、これに伴い、再調整しなければいけないノズル長が悲しいです。



 せっかく苦労して延長したノズルですが、長掛けHOPであるレンジアップの掛かり位置が僅かになってしまうので、ノズルも延長した分をカットして短面を整え、アールを付けてパッキンの巻き込み防止と、BB弾に傷が付き難くなるように再加工です。
 実際、苦労して延長したノズルを元の長さに戻す作業をしている時は悲しくなりました・・・(涙)

 それと、シリンダーをボルト部分にはめ込んだ時に、僅かに遊びがあったのでアルミテープを一巻きしておきました。

 これで、気密はバッチリになり、問題点をクリアできました。

 試射してみると、圧縮負けしている感じの音でしたので、ピストンにもう一工夫です。



 元々、テンション増圧用のカーラー(黒フチ)は入れてあったのですが、ピストンの重量を増やすべく、マルイの電動ガン用のピストンに使われているウエイト(カーラーの下)を入れます。
 テストしてみると、あるとないとでは大違いでした。初速差が20m/sくらい出ました。ピストンに付けたロッドの効果も相まって、驚きの差でした。

 圧縮比も安定したようで、パワー調整をして完了です。ノズル内径は2.8㎜になり、発射時の静寂性と低振動も発揮できて、満足の行く結果です。

 初速は、最高が0.2gで92m/s・0.25gで88m/s・0.28gで84m/s・0.3gで80m/s
        適正で0.2gでHOP過・0.25gで85m/s・0.28gで82m/s・0.3gで77m/s

 で、以前チューニングしたVSRと比べると、やや落ちますが同等です。

 あとは、屋外での試射ですね。590㎜の長さでのレンジアップは、今回が初ですので、実際の遠距離での飛距離と精度を確認しなくてはなりません。今度の日曜日にでも試射に行ってきます。

 ようやく、難産な子が産まれた気分です・・・(笑)


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2013年01月21日

A2Z製 ドラグノフ エアコッキングガン その後・・・

 COMBAT DOLL の店主です。

 2日ほど空いてしまいましたが、 A2Z製 ドラグノフ エアコッキングガン のチューニングです。

 実は、まだ完了していません。 HOPパッキンの気密関係で格闘中なんですが、中間報告としてアップ致します。

 まずは、レンジアップチャンバーですが、加工途中ではありますが9割は決まっています。



 チャンバーの下側に加工用の穴を開けて、面押しできるように板ゴムをセットできる空間をリューターにて加工し、板ゴムをセットします。

 チャンバーパッキンは、フチの厚い物(LaylaxやG&P等)の物に変更して、ブルーのパッキンの上に乗っているように、追加はめ込みをして装着します。もちろんHOPの突起はカットして、板ゴムを増設し、レンジアップ仕様です。
 ただ、このチャンバー、押される位置と押す位置がシビアで、マルイの純正品以上の切り欠きでないと駄目ですので、KMタイプやPDIの幅狭くした切り欠きの物は不向きです。純正に付いていたバレルはKMタイプでしたので、切り欠きは手作業(ヤスリ)にて、マルイの純正品サイズに拡張しました。

 そして、シリンダーヘッドのノズルの延長です。KM製のシリンダーセット(旧商品)を用意してありましたので、そちらを使用しましたが、ノズルは0.7㎜延長されていたものの、まだ足りなかったので1㎜をさらに延長しましたが、これがまだ不足でして、もう1.5㎜延長する必要がありました。これからやり直しです。
 結局、気密は取れるものの、パッキンの絞りがきつくて、BB弾をくわえ込んだところで詰まってしまう症状が出る時があり、そこの補正で格闘中です。取り付けの際の遊びによる位置ズレでも変化がでてしまいますので、その辺を完璧にしたいですね。

 A&Kの物と決定的に違うのは、インナーバレルの固定方法で、こいつは銃身基部でネジ固定されるので、安心なのですが、A&Kの物は銃身のはめ込みで前から押さえる形なのですが、遊びが大きいのと回転止めがチャンバーのはまり込みだけなので、インナーバレルのブレ止めが困難な状況です。
 全体のパーツ精度の不安を逃がせるようにしてあるので、仕方の無い部分なのでしょうが、修正しながらの組み上げになると、かなり大変な作業になるでしょう。やはり、コピーの廉価版ですね。

 圧縮系はほぼ完成しています。



 ピストンには最初は画像のようにシリコンチューブをはめ込んで、シリンダー内でピストンの振れを解消しようとしたのと、重量アップをついでにと思ったのですが、時間が経つと伸ばされたシリコンチューブが縮んでしまい、抵抗になってしまったので取り外しました。
 今回、ブレーキロッドはワンオフ品なので画像補正無しで公開ですが、詳細説明は致しません。素材はスチールで製作してあります。効能は想像にお任せ致します。
 シリンダーとシリンダーヘッドですが、純正品(真鍮製の方)はかしめで取り付けられているので加工に不向きな為、パーツの入れ替えです。ただ、KMの物はシリンダー容積がPSG-1より少なくなるので、バレル長との合わせが大変になります。給排気で細工を施します。理屈は1月15日のVSRの記事を参考にしてください。
 スプリングは電動ガンで言うと、150%程度の物を仕様し、スプリングガイドに増圧兼クッションダンパーでパワー調整していきます。

 エアロスが無ければ、0.2g~0.3gのBB弾での初速の落ち幅は10~15m/sで収まってしまいます。エアロスがあると、ロスの状態によりけりですが20m/s以上になります。ちなみに、純正状態では30m/sぐらいでしたが、HOPを適正位置だろうと思える調整位置だと50m/sくらい差がでました。

 あと、もうちょっとで完成ですが、少し時間が掛かりそうです・・・。

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2013年01月18日

A2Z製 ドラグノフ エアコッキングガン

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は予告的な記事になってしまいますが、

 今はA&Kで、コピーの廉価版が出ているドラグノフのエアコッキングです。



 メイド・イン・コーリャ です。

 ずっと、お店に転がしてあったヤツですが、APSでのチャンバーの加工も上手くいったので、こいつをいじってみようかと思います。



 中国製ノリンコのスコープがついていますので、雰囲気もバッチリですね。



 木製ストックや、KMで出していた頃のパーツが付きますので、カスタム後、レビューを上げたいと思います。売り物ですので、カリカリにやってみます。

 興味のある方はご期待下さい。


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2012年11月14日

A&K エアコッキング ドラグノフ カスタム

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はA&K エアコッキング ドラグノフ です。

 クライアント様から、サイレントチューン「林」のご依頼です。

 元々は、KM企画さんでも扱っていた商品のコピー品ですね。

 この銃が発売された当初は、実銃様ベラルーシ製のスコープ付きで128000円でした。木製ストックも別売で21000円で、合計すると150000円にもなってしまうエアコッキングガンでしたよ。

 それが今では、スコープ無し、プラストックなら20000円くらいで買えてしまいます。中国人、恐るべし!ですね。

 バラしてみると、基本的には同じ構造になってますが、チャンバーとバレルは変更されていて、ガッカリでした。
 画像はありませんが、バレルをチャンバーにロックする為の溝の位置が、銃口側に逃げており、電動ガン用のバレルとの互換性を無くしてありました。
 ロックもネジは使用せず、クリップタイプになっていて、チャンバーへの固定は、アウターバレルに組み付ける状態で初めて固定できる仕様になっていました。
 インナーバレルの固定には不安があります。ノズルでパッキンごと、押し出してしまいますね。アウターバレルに固定用のネジを増設したい状況です。
 スナイパーライフルなので、ここはクリアしておきたいチューニングポイントです。

 そして、シリンダーヘッドのノズルは、長さが足りず、エアロスも大きいので、ノズルの延長が必要になります。カスタムパーツがあるわけではありませんので、加工しなくてはなりません。

 この辺の問題をクリアしなければ、チューニングのベースが出来上がらないのですが、予算の関係もあり、最低限でやってみる事になりました。確かに、20000円そこそこの銃にそれ以上の金額を掛けるのは抵抗があるのでしょうね。

 ですので、最小限の加工で、最大限の効果を狙います。



 ピストンに被さっている収縮チューブは、クライアント様で施された加工ですので、そのままにしてあります。

 シリンダーヘッドノズルの延長(ロウ付け)加工、二次加速ロッド仕様の為のシリンダーヘッドの加工、シリンダーヘッド側のダンパーの増設、ピストンへのロッドの取り付け、の加工を致しました。
 ちなみに、シリンダーの固定に問題があり、センターが出ておりませんでしたので補正取り付けしてあります。

 この1枚しか画像はありませんが、この部分の加工しか行なっておりません。

 あとは、組み込んでみてどうかですね。


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