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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年02月05日

マイクロスイッチ オムロン製

COMBAT DOLL の店主です。

今日も、小ネタです。

最近購入された、A&KのM249のシリーズのメンテナンスを頼まれた時のものですが、スイッチが違ってました!



なんと、オムロン製のスイッチになっていました。

品番は「Vー152-1C25」となっていて、定格は15A対応で、電気的スペックは「V-15-1A5」と同様です。

調べてみた所、製品の違いとしては、スイッチの押す力やストロークが違うアイテムになっていました。

この画像のスイッチの方が弱い力で押せる状態です。約60%くらいの弱さで、1/3のストロークでON/OFFができるタイプでした。

MASADAあたりは、このタイプのコピー品のスイッチになっていますね。

今までは韓国製でしたが、たまたまなのか?このまま変更なのか? 「made in japan」のパーツが組まれていたのは驚きでした。

品質を求めた製品に変わって行ってくれるとありがたいですね!

意外と進化をしていく中華製品になっているようです。

今日も、サラリとこんな程度で、失礼致します・・・。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)次回未定
  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です 

    


Posted by コンバットドール  at 22:11Comments(0)A&K

2013年05月01日

A&K PKM 発覚事項!

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、A&K の PKM で、発覚した重要事項のお知らせです。

 3月16日投稿 A&K PKM 内部チューン と、
 2月13日投稿 A&K PKM の続き・・・ と、
 2月12日投稿 A&K PKM メンテナンス の記事を合わせて、ご参照下さい。

 まず、メカボックス内部ですが、当たりハズレは仕方がありませんので、ご了承頂きますが、ベアリングの軸受けが、ヒットマン的な存在でした。



 画像を見て頂くと解るのですが、2種類のベアリング軸受けが混同されてしようされています。
 このベアリング、品質が全然違いました。内部カラーの薄いタイプの方が高品質でした。

 過去の調整品も同様でしたが、たまたま、偶数の混ざりだったので、左右を合わせはめ直しはしていたのですが、ガタの違いがこれほどあるとは思っていませんでした。左右対称に組まれていた物はありません。

 他の機種でも同様だと思います。左右でガタツキが違っていると、ギアジャダーも大きくなり、偏磨耗もしていくので、いい事はありません。
 今までは、身に付いた習性で難を逃れていましたが、これからは、チェックの必須項目ですね。
 A&KのLMG類をお持ちの方は、早めのチェック修正をお勧め致します。

 グリスを拭きとってのクリーニングだけではなく、ベアリング軸受けの組み直しも必須のブランドですね。グリスの方はお体裁で部分塗布になっていましたので、初期物よりはクリーニングも楽でした。

 その他のバリや変形はデフォでしたが、今回の方の固体は比較的当たり要素が強かったように思えます。

 遠くからお越しの方のアイテムでしたので、落胆させてしまう材料が少なかったのはラッキーでした。


 クオリティーが上がってきているものの、やっぱり、品質はムラがあるので、購入即オーバーホールは必要だと感じる海外製品でした。

 COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
       5月3日・4日 11:00~18:00 
  定休日 日曜日 
  年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(2)A&K

2013年03月16日

A&K PKM 内部チューン

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は以前に簡単レビューだった A&KのPKMですが、別の方からの持ち込みでチューニングです。

 初速が80m/s弱しか出ていなかったと言う事で、調整です。



 以前、BARを持ち込まれた方の物で、仕上げされた外装は本物みたいです。
 ストックなんかは、木にしか見えませんね。本当にお上手です。

 さて、本題のバラシですが、メカボックスの出し入れは非常に楽チンです。



 バレルのアッセンブルを外して、本体のネジ2本を外せば取り出せます。
 お馴染みのブールーグリスは、控えめだったので、クリーニングは楽な方でした。



 手の入れ所としては、メカボックス内のピストンとタペットプレート部分のレールの研磨です。
 それぞれ、「ゴリゴリ」引っ掛かりながら動くので必須ですね。
 それと、マイクロスイッチの端子部分がタペットプレートに干渉していましたので、曲げ直しで干渉を排除しておきます。マイクロスイッチ本体は交換していません。
 派手に撃つ方なら即交換ですが、この方は使用頻度も少なく、控えめな方だったのでそのままにしてあります。以前のM249(過去記事参照)の様になる可能性は高いと思いますが、交換も楽なので事後対処で良いと思います。



 実際の交換パーツですが、

 スプリングガイドは、シャフト径が細いのもあったのですが、斜めにはまっていたのでマルイ純正の物に交換です。

 スプリングも線径が細く、早めにへたってしまいそうだったので、マルイ純正の物に交換します。

 ピストンに重量調整とスプリングテンションの増圧でピストン側にパイプカーラーを挿入です。

 ピストンはOリングのみ交換し、ヘッドの部分をバリ取りしてあります。純正品はきつ過ぎて負圧負けしてしまう状態でした。

 タペットプレートも交換せず、バリ取りで仕上げ直ししてあります。

 ギア用のシムは全然足りないので、追加、調整しています。
 ただ、ベベルギアに関しては調整が面倒になります。このメカボックスはモーターのホールドが甘く、押し込み調整ネジが緩いとモーターが暴れてしまいます。
 画像のように、アルミシートの挟み込みで対処する必要が出る場合がありますので、個体差により現物合わせになりますね。

 各作業を完了して、組み立てです。モーターの位置調整の為の作動確認が面倒なのが、珠に瑕ですね。

 バレル周りは、過去記事を参考にして下さい。同様に変更してみました。

 そして試射ですが、初速は0.2gで95m/s前後で問題無しだったのですが、欠点が1つ発覚しました。
 交換したパッキンでは、給弾時のBB弾のストップが不完全で、射撃後にボロボロとBB弾がこぼれてきてしまう時がありました。しかも頻繁に・・・。
 インナーバレルは曲がりが酷かったので、他の海外メーカーから外した物を使用し、パッキンも純正に戻しました。パッキンのホールド位置が気になったのですが、ちょうどいけそうなレベルだったので試してみたところ、問題は解決されました。初速も変わらずでした。
 マルイのバレルを使いたかったのですが、チャンバーのパーツとの相性が悪かったようです。残念です。

 とりあえず、こんな状況でチューニング完了ですね。


 COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)A&K

2013年02月13日

A&K PKM の続き・・・

 COMBAT DOLL の店主です。

 昨日の続きで A&K製 PKM のメカボックス内部ですね。

 今回はお客様の作業ですので、画像が無い部分もありますが、ご了承下さい。

 お馴染みの緑グリスは灯油にてギア洗浄とボックス内ふき取りをされています。
 (早々の作業でしたので、画像を取り忘れています)



 スプリングは見た目はマルイ純正(画像下側)と同等に見えますが、レート的には150%ぐらいの感じです。オーバーパワーを嫌って、マルイM14のノーマルピストンのアッセンブリーと交換して、ブレーキ兼二次加速ロッドを取り付けて効率化。シリンダーヘッドとノズルはそのまま使用。

 スプリングガイドは遊びが大きいので、マルイ純正品に交換。

 シリンダーはステンレス製なのですが、手持ちのピストンヘッドのOリングと相性が悪く交換。

 ピストンとピストンヘッドは軽量タイプで、ヘッドのみの交換もパーツが限定され、ピストンもウエイトの追加がやりづらいタイプなので交換。



 ギアピッチが若干広いのも危惧されていました。

 8㎜ベアリング軸受けが使用されており、回転もスムーズだったのですが、スパーギアに関しては、軸が曲がっているのを、補正した状態でした。



 マルイの純正品のシャフトと入れ替えです。画像は抜いた状態で撮影した物で、加工跡が解り易いと思います。
 ある意味、補正加工をしてある分だけ良心的になっていると思います。おかしなギアジャダーもありませんでしたので、そのままでも結構使えたと思います。オーナーさんは、納得が行かず、シャフトの交換に踏み切りました(交換する単品ギアが無かった為)。

 そしてシムですが・・・



 スプリングシムとでも呼ぶべきなのでなのでしょうか? プレスの際に逃げて膨らんだ状態のままの物が使用されています。上手く使えば良いのかもしれませんが、確実な所でLaylax製の物に交換して再調整です。
枚数が大きく変化しますので、現物合わせのタイト調整ですね。
 この作業は、当店でやらせて頂きました。

 モーターの位置調整は、比較的楽に決まり、組み上げて試射です。

 初速は93m/s前後で、僅かにダウンしましたが、スプリングの負荷が減った分作動もスムースです。
 スプリングガイドへダンパーを追加調整すれば、初速を元に戻す事は簡単ですが、ギリギリにはしたくないと言うオーナーさんの意向でそのままで終わる事に・・・

 ただ、チャンバーが微妙な状態(昨日の記事参照)ですので、初速に変化が出そうなので、ある程度の慣らし撃ちが終了したら再チェックが必要になると思います。

 トータル的に見ると、できの良いアイテムだと思います。 この1丁しか見ておりませんので、もしかしたらハズレ固体は苦労してしまうかもしれませんが、十分補正の効く構造です。

 今回は良い勉強をさせて頂きました。

 COMBAT DOLL 店主 中根

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2013年02月12日

A&K PKM メンテナンス

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は発売されて間もない A&K製 PKM です。

 お客様の持ち込みがあり、お勉強させて頂きました。


 (取説の画像)

 基本内部は、M60やM249と同じメカボックスの様です。

 本体パッケージには、初速80m/s弱のパワーチェック結果が表記されておりましたが、
実測値では95m/s前後と規制ギリギリの数値でした。

 動作音も特に問題なさそうで、そのまま使用可能レベルの固体でした。

 クライアント様によると、HOPのかかりがシビア過ぎて使い辛いので、メンテナンスの要望でした。

 分解は簡単で、バレルアッシーも取り外しは容易で、メカボックスもネジ数本で固定されているだけなので、メンテナンスは楽ですね。 大きい事を除けば・・・。

 インナーバレルとチャンバーです。





 インナーバレルは、上がPKM、下がマルイ製です。
 バレル固定の切り欠きから見て、マルイよりエンドが1㎜弱長くなっているのと、パッキンが別物になっています。HOPの出っ張り位置もズレているようで、ダイヤル調整での突き出しが最終近くまで行かないとでてきませんでした。



 HOPの押しゴムは、円柱の無垢ですが、立ててはめ込まれているタイプです。長掛けHOPには向かない構造ですね。

 それと、インナーバレルですが、真ん中辺りで曲がっていました(涙)。ガラス板の上を転がすと、「クワン、クワン!」と転がります・・・(鼻水!)。
 以前のM60でも曲がっていましたが、どうやらデフォの様です(苦笑)

 マルイの純正バレル(509㎜同サイズ)と交換ですが、パッキンもG&Pのフチ厚のタイプに思い切って交換です。チャンバー内にはテーパー加工が無いので、押し込み過ぎると、BB弾の入り口まで突き出してしまって給弾しなくなってしまうので、取り付けの際は要注意です。気密ロスも心配されますので、お勧めの交換ではありませんが、クライアント様の希望でそちらを使用しました。

 ここまでが、こちらでの作業です。

 メカボックスを取り出した際、お馴染みの緑グリスがてんこ盛りになっており、クライアント様自身での作業が始まります。パワー的にも問題は無いのでそのままにして、壊れてからと思っていらっしゃった様ですが、我慢できずにオーバーホールに・・・。

 続きは明日のミリブロで・・・

 COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)A&K

2012年06月19日

A&Kの中身について

初めてのチューニング関連の記事です。
今回は、お客様からお預かりしたA&Kの中身についてお話しようと思います。

比較的リーズナブルなのが売りのA&Kさんのアイテム。

他店でカスタム済みのようなので、全体の画像は避けますが、
まずはシリンダーヘッド。

左がマルイ、右がA&Kですが、ノズル径が大きく、マルイの純正ノズルを使用できないサイズです。
仕上げが悪い訳ではありませんが、融通が利きません。

次はピストン。

上がマルイ、下がA&Kですが、よく見るとギアのピッチが違い、トータルで歯1枚分の長さがずれています。ここは、さほど不都合は出ないとは思います。

致命的なギア。


ギア自体にも成型もヒケがあったりしてイマイチなのですが、致命的なのは軸で、外径が2.8mmしかありません。おまけに、2枚目の画像のように製作過程の溝がたくさん残っています。
軸受けが3mm用なので、当然、ガタが発生してしまい、良い状態で稼動しないですね。
軸の挿入もセンターが出ていないので、軸を細くして逃がしている仕様のようです。

コピー品の廉価版なので、「いたしかたなし」と言ったところでしょう。

正直なところ、ギアと軸受けは最低限、交換をお薦めしますが、ギアボックスごと交換できる機種なら、全取っ替えを推奨します。

お預かりした画像のアイテムは、マルイの純正品の軸と交換する荒業で対応はしましたが、メカボックス側の軸間距離も怪しく、ギアジャダーが気になる状況でした。ですが、最初よりは良くなりました。

軸を交換したセクターギア。

やはり、ガタやブレは機械の耐久性を考えた時には無い方が良い要素なので、動作音がうるさいと思う機種は、チェックしといた方が良いです。

やはり、日本製の安心できる部品をお薦めします。
安い物には安い理由、高い物には高い理由が在る訳ですが、高ければ安心という物でもありませんので、なんでも吟味は必要だと思います。

今後も、チューニング関連の記事を書いていこうと思います。

COMBAT DOLL 店主・中根
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Posted by コンバットドール  at 09:17Comments(3)A&K