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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年07月28日

メタルフレームにおける給弾不良

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、海外製品での組み付けでも、時々触れている、フレームとアウターバレルの状況による給弾不良についてです。

フレームとバレルが他社製品だったり、ロットが悪いB級品だったりといろいろなパターンがありますが、基本的にはガタの補正が必要になります。

今回の例は、バレルの基部の成型にも問題があったので、顕著な給弾不良が出ていた物です。



過去に応急処置を施していた固体でしたが、セミオートでは給弾してくれないという症状が致命的と言う事で、追加のチューニングと合わせて補正を依頼された状況です。

原因としては、アウターバレルの相性の悪さが8割以上と言った状況です。
かなり、昔の製品で、ブランドは不明(失念しています)ですが、チャンバー挿入用の溝部分の加工と、センター決めや位置固定用の3本のピンとの位置がズレてしまっている状態の製品でした。

サイドの2本は抜いてしまい、上部ピンの1本のみで位置補正します。
サイドピンを失くしてしまっていますので、フレームとの位置矯正でのアルミシートの挿入は重要になります。メカボックスとの位置関係が正確な位置に来るように調整の必要があります。

合わせの位置がズレてしまうと、ノズルがチャンバーに斜めに入ることになり、作動時の抵抗になったり、気密が取れなくなったりします。
この状況も給弾不良を誘発する原因の一つになります。



フレームとバレルを合わせ、チャンバーを挿入して、確認をする訳ですが、この個体は先にも書きましたが、チャンバーの入り込む部分が寸法を大きくしてしまっている為、上下左右に動き回ってしまいます。

チャンバーのガイドレール部分にアルミシートを挟み込み、遊びを減らしてアウターバレルとチャンバーの位置を確認します。
チャンバーがスムースに抜き差しできるサイズにする必要があります。チャンバーのスプリングが付いているのは、メカボックスに押し付けて気密を保持させる為です。
チャンバーの位置関係は、基本的に前後に多少の遊びがあり、マガジンの脱着の際のチャンバーと給弾ルートの個体誤差に対応できるような寸法設計になっています。
マガジンによって、パワーの差や、給弾不良が出てしまう場合は、この位置関係が狂わされてしまっている状況ですので、マガジンを諦めるほうが懸命です。

センター位置・上下ガタを確認して、フレームとの固定位置を決めます。
状況によって、上方に寄せたり、左右にズラしたりしなければいけない製品もありますので、ここをじっくり詰める事をお勧め致します。



成型跡を利用して、左右の中心を確認し、上下位置は、メカボックスをはめ込んで確認する状況です。
この個体は、フレーム側にも問題があり、位置補正として、アルミテープを貼り付けて調整しています。



最終的には、この画像のような状況まで、固定位置がズレてしまう状態でした。
ただのポン付け状態では・・・
 マガジンが挿入できない。もしくは、はまりが固い。
 パワーが出ず、飛距離が無い。ヘロヘロ弾で飛ばない。
 弾が曲がって飛んでいく。この画像の状況なら、大きく左に曲がってしまう。
 タペットプレートが折れやすい。ノズルが壊れる。
と言った、症状がでるパターンです。

フレームの不具合は、主にフレームロックピンの位置ズレによる場合がほとんどです。
アッパーとロアの穴位置のズレが原因となり、上下の隙間ができてしまいます。
ピン穴を削っての補修をしたりしますが、軽微な物なら今回の例のように、アルミテープの貼り付けで対応できる場合もあります。



今回のフレームは、G&P製の三次ロット以降の物であり、大量生産で質が落ちたと思われる物をフレーム内の追加加工で補正されている物です。恐らく8年くらい前のロットではないかと思います。ちょっと記憶が曖昧で申し訳ありません。

メカボックスは、マルイ製品をカスタムした物ですので、コンプリートガンの状況ではありません。

実際、今回の補修で、初速は15m/sくらい上昇してしまいました。85m/s弱の個体でしたので、調整確認後にギリギリ(苦笑)の状況でした。
内部のチューニングもありましたので、安全圏に調整し直し、95m/s以下に仕上げてあります。

BB弾の重量やHOPの掛け具合での初速のダウンが大きい場合は、気密が取れていないと判断できます。
給弾が上手くされない場合は、マガジンその物が原因の場合もありますが、チャンバー部分に問題が有る場合も多いです。

デザイン変更で、パーツを組み替える時は、確認の上で作業されるのをお勧め致します。

以前ご紹介した、 「M4用 NB フレーム&フロント 前編」 「M4用 NB フレーム&フロント 後編」 を見て頂ければ、相性や品質によっての対応が参考になると思います。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
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  返信はHPのメールサーバーよりさせて頂きます

  
  


Posted by コンバットドール  at 22:37Comments(0)故障の原因を見極めるG&P

2014年03月19日

久しぶりの衝撃!!

COMBAT DOLL の店主です。

今回は修理品での、出来事です。 久しぶりの衝撃的な状態でした。

BB弾の飛びがおかしくなったと言う事での修理依頼だったのですが・・・

試し撃ちをしてみると、確かに飛びが不安定です。ギアノイズも気になりますが、そんなに極端な感じでもありませんでした。

セレクターにひっかかりがあり、操作し難いのも見て欲しいとの事でした。

M4系でセレクターの動きが悪くなるのは、ネジの緩みだと思い、メカボックスを取り出して確認しても、セレクター部分に以上はありませんでした。

メカボックスを開けたところ・・・



あれ!? 軸が・・・



セクターギアの軸が折れてる・・・

んっ? スパーもですか?



2本の軸が逝ってしまっている・・・  初めて見ました・・・  ちゃんと、動いてたんですよ! 少しうるさい程度で・・・

セクターギアはこの通り





ブレて、メカボックス内部を削ってしまっています・・・

スパーギアも、





この通り、メカボックスを削っています・・・

でも、ちゃんと動いて、BB弾を発射していたんですね。衝撃的事実です!


弾の飛びが安定しなかったのは、セクターチップが遊んでしまい、ピストンやタペットプレートに干渉しての症状だったようです。

セレクターがおかしかったのは、軸受けの傾きや、軸のはみ出しが干渉していた様です・・・

クライアント様に、セレクターがおかしくなったのはいつ頃からか尋ねたところ、だいぶ前からで、ハッキリ覚えていないそうです。
スパーギアのシャフトが折れて、その影響でセクターギアのシャフトが折れたのだと思うのですが、今まで撃てていたのが、驚きですね。

ギアその物の素材に強度があったのと、8mmベアリング軸受けの性能で、使えてしまっていたようです。軸受けは分解はしていなかったのですが、回すとゴロゴロしてしまいますので、交換した方が良い状態でしたが、交換部品が無く、程度を揃えて組み替えての誤魔化しになっています。

シャフトは、マルイ純正ギアから抜いて、シャフト交換して安価に抑えた修理状況です。

でも、ほんと、衝撃的な破損状況でした・・・

本日は、時間も無く、簡単な記事で、失礼致しました。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)次回未定
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Posted by コンバットドール  at 23:29Comments(2)電動修理メンテナンスG&P

2013年03月19日

ハイサイ M4 ベース レンジアップ

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はマルイハイサイM4を組み込んだG&Pマグプルタイプのレンジアップです。

 クライアント様には、以前14.5インチサイズのM4をレンジアップチューン「山」を施工して頂いていたのですが、追加でもう1丁「山」仕様です。
 スプリングレートが若干上がりますので、サイクルが落ちるのを了承頂いたセッティングで行います。



 中身をそっくり移植してありますが、今回のレンジアップを行う1年以上前にサイレントチューンを施してあった固体です。


 (フレームに組まれた画像はチューン済みです。)

 今回の追加チューンは、メカボックス内はスプリングのみですが、以前のチューニングは、

  シリンダーヘッド加工
  ピストンヘッド交換・加工(二次加速兼ブレーキロッド取り付け)
  シリンダー交換(テフロンコート穴あき)
  スプリングノーマル逆転(前後方向入れ替え)
  スプリングガイドダンパー追加
  シム追加調整
  モーターホールド調整
  バレル・チャンバー無加工  

 で、0.2gBB弾で初速85m/sとノーマル同等耐久性アップチューンでした。

 レンジアップに追加チューンですので、スプリングをハイサイノーマルより30%くらいレートアップした物に交換しました。

 インナーバレルは260㎜と短くなっていますので、先端のテーパー加工は必須です。



 今回はサイクルも早いので、テーパーの奥行きを少々深くしてあります。2㎜程度ですね。
 チャージングハンドル用のスプリングも、ジャダーを嫌ってグリスを塗っておきます。

 初速は0.2g時98m/s以下・0.25g時88m/s以下・0.28g時84m/s以下・0.3g時81m/sはクリアしています。
 HOP調整を、美味しいところ取りにしてありますので、0.25gか0.28gでベストになるように調整してあります。
 正直、バレルが短めの方がオーバーパワーになるリスクが少なくて、調整は楽ですね。

 奥山デイズの「Jユニット」さんの定例会でも使用して頂き、伸びの違いを堪能して頂きました。


 それと、チューニングではありませんが、ストックパイプの交換をしたのですが、重さの違いにびっくりです。



 エンドキャップとインサートは無しで、左ノーマル275g・右イーグル103gと172gも違いがあるんですね。
 軽いとは思っていましたが、こんなに違うとは思いませんでした。軽量化したい方にはお勧めです。

 
 当店、チューニングの状況が少々立て込んでいる状況が続いております。
 ご依頼の際は1週間ほどご猶予くださいませ。

 COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)G&Pハイサイクル

2013年02月21日

G&P V.S.B.R. カスタム

 COMBAT DOLL の店主です。

 今日もなんだかんだ遅くなってしまいましたが、昨日の予告通り、カスタムレビューです。



 G&P V.S.B.R. ですが、14.5インチバレルの変更です。

 フロントサイトもノンブランドですが、
 TROY タイプ フロント バトルサイト ガスブロック一体型 HK仕様を装着です。
 HKタイプのフロントにこだわりのあるクライアント様で、探すのに苦労しました。

 本来は難しい作業ではありませんが、今回はここ↓で手こずりました!



 ナットリングが緩まない!! ここが外れないと何もできません(涙)

 CRC・加熱等いろいろやりましたが、非常に硬い! 結局、工具で直に挟んで力技で外しました。
 傷が付いてしまいましたが、軽く均して、キャロムのブラックスチールで補正塗装しました。

 前回の G&P MK18 Mod1 は、ハイダーだったので諦めてしまった部分もありましたが、今回はそうは行きません。20cmのインナーバレルを、集弾性と飛距離を上げる為に、KMのTNバレル40.7cmに換装する必要があったからです。ここができないと、メカボックスのセッティングもできません。
 結局、丸一日潰れてしまいましたが、何とかクリアできました。



 アウターバレルの交換の際、ガタ取りとセンター出しを確実に行います。画像の黄色の矢印の位置を合わせて、チャンバーのセンター位置が出るように固定します。
 今回のロットは、チャンバーブロックのリテンションはバレルにスプリングを通すタイプになっていました。交換した14.5インチバレルでも使用できたので、問題ありません。



 そして、ロアフレーム側にも、シムを貼り付けて、ガタ取りとセンター出しです。
 前回の MK18 Mod1 では、シムを貼り付けた画像がありませんでしたので、今回は用意しました。



 そしてメカボックスですが、ピストンは MK18 Mod1 と同じくセクター2枚カット仕様でした。
 スプリングガイドも細く、スラストベアリングが付いていませんでしたので、ベアリング付きの物と交換し、スプリングとの遊びを埋めるカーラーを自作し、取り付けです。

 ただ・・・ ギアがトルクアップタイプになっています。



 バラバラに配置してしまっていますが、数字は上段が外周、下段が内周の歯数です。

 マルイの純正では、ベベルからセクターまでで、
   30-10・39-20・32 となり、減速率は 0.513となり、
 今回のV.S.B.R.では、
   30- 9・40-18・32 となり、減速率は 0.405で、
 マルイ純正の79%のサイクルになってしまいます。

 20cmのインナーバレルでセクターカット2枚の仕様のため、強めのスプリングが装着されています。

 ちなみに、 MK18 Mod1 は、インナー28.5cmで、
   30- 9・36-21・32 となっていて、減速率は 0.525となり、102%のハイスピードタイプでした。
 スプリングのレートも違っていました。巻きピッチに違いがあったので、レートの違いは間違いないと思うのですが、どのくらい違うのかが、比較していないので解りません。

 今回のカスタムはベベルギアの小径を10枚の物と交換し、マルイ純正より88%にまで抑えます。
 バッテリーもLi-Po7.4V1300mAhで、モーターもG&PのM120なので、マルイのノーマルにはひけを取りませんし、スプリングも負荷を最低限にする為に、弱い物(140%)に交換です。

 シム調整を行い、各所確認。タペットプレートも問題無し。ノズルも先端を面取り加工済みのアイテムだったのでそのまま。シリンダーヘッドは、内径が4㎜しかなかったので、マルイ純正サイズのカスタム品と交換。ピストンのウエイト調整と、スプリングガイドのカーラー等の追加。二次加速ロッドの取り付け加工をして、組み上げて完成。

 チャンバーは、もちろんレンジアップ仕様で、重量弾遠距離射撃仕様です。

 G&Pのコンプリートガンは、バレル長や仕様で、内部設定が異なる事が確認できました。
 チューニングの際は、確認した上でパーツ交換をした方が良いでしょう。

 以上、カスタムレビューでした。

 COMBAT DOLL 店主 中根

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2013年02月20日

穴埋め投稿ごめんなさい! 

 COMBAT DOLL の店主です。

 ちょっと、忙しかったのでこんな時間になってしまいました。

 穴を空けるのが嫌だったので、サラッと流させて下さいませ!

 

 以前紹介したG&PのM4ラインの電動ガン(画像)ですが、今回は取り寄せで「V.S.B.R.」をカスタムする事になり、入荷した商品を見ると、最近のロットは、アッパーとロアのフレームの合わせのガタはデフォのようです。

 ショートバレルの仕様の為、メカボックスは同様のセクター2枚カットタイプの8㎜ベアリング仕様でした。一部違う部分もありますが、今回のカスタムは、レンジアップで14.5インチバレルへの換装にする為、バランス設定が違ってきます。

 詳細は、明日のミリブロにて報告致しますので、今日は穴埋め投稿で失礼させて頂きます。

 定期的に閲覧して下さっている方々には、申し訳ありませんでした。

 明日、宜しくお願い致します。

 COMBAT DOLL 店主 中根

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2013年02月09日

G&P  MK18 Mod1  カスタム

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、普通に電動ガンのカスタムなのですが、内部仕様が初のパターンだったので、ご紹介です。



 G&P  MK18 Mod1  なのですが、微妙なハイサイと言うか、ハイボルトバッテリー対応と言うか、セクターギアが2枚カットの仕様でした。
 0.2g弾での計測では、最大92m/sでした。但し、HOPを掛けて行くと、ピストンの圧縮負けの音が酷くて、適正と思える所にすると、初速は8m/sも落ちてしまいました。

 取り合えず、順を追って説明して行きます。


 上は初期状態、下は矯正後です。

 まず、フレームの合わせですが、アッパーとロアで隙間ができていて、しなりがあったので、内部チューンが完了してから、後方リブにシムを貼り付ける事で、矯正し、固定をガッチリさせます。

 そして、問題点が2つ・・・


 チャンバーのリテンションスプリングの欠品と、ハイダーが固着してしまって、外せない状況です。

 チャンバーのリテンションスプリングが無かったので、気密が取れているチャンバーがHOP過多になってしまい、適正時の初速ダウンと安定性に問題が出ていました。スプリングは補填して解決です。

 ハイダーの方は・・・ 頑張ってみたのですが、外すことができませんでした。過去のもいくつかこの状況の製品を見たことがあるのですが、ハイダーの角度の合わせで、相当強く締め付けられていて、ピクリとも動きません。ロック剤の使用の考えられたので、加熱も試みましたがダメでした。諦めて頂くしかなさそうです。

 そして、メカボックスを取り出して、チャンバーとノズルの相性と、グラつきを確認。



 ノズルのグラつきも大きいので、マルイの純正品と交換です。カスタムパーツを使用しても良いのですが、予算の都合もあり、安い方を選択です。パーツに合わせて調整しますので、性能は問題ありません。

 パーツを用意して、メカボックスを開けると、「何か違う・・・」



 ピストンもギアが2枚少なく、セクターギアも最初から2枚少ない物になっていました。
 この、中途半端な使用は初めて見たので、今回のレポート記事にアップしました。
 画像下のスプリングガイドは、ダンパーの取り付け後、スプリングとガイドのサイズ調整の為のガイドカーラーで、スプリングの伸縮を安定させてやります。

 パワー調整が、予定と変わってしまうので、再確認が必要だった為、先にチャンバーシステムの加工をやることにしました。



 インナーバレル長が、約270㎜でしたので、出口部分のテーパー加工を追加します。整流効果を上げ、短いバレルでも集弾性を良くさせる為です。もちろん、先端側でブレ止めをインサートしてありますが、ハイダーが外れなかったので厄介でした。
 チャンバー内部は、もちろんレンジアップ仕様で、美味しいとこ取り調整タイプに設定です。0.2gだとHOP強過ぎ仕様なので、0.25gや0.28gの重量帯での限定使用です。
 今回、チャンバーの個体差のせいか、マルイのM4ノズルとの相性が悪く、給弾不良が出た為、KMのセパレートチャンバー(フチの短めの商品)を加工使用しました。

 チャンバー系の細工が終了後、メカボックス内部の調整交換です。



 ノズルは先の記述の通り交換、シリンダーのムラのあるテーパー加工品の為、マルイ純正品ですが、バレル長が短いので穴あきタイプに交換。シリンダーヘッドもノズルとの相性と、アルミ素材の変形するリスクのある既製品から、マルイ純正品に交換です。
 ピストンヘッドは、既製品では圧縮バランスが悪い(強過ぎ)なのと、ブレーキ兼二次加速ロッドの取り付けの為、システマのジュラコン製のアイテムに交換です。今回はセクターカットが2枚の仕様なので、ロッドの長さを調整します。
 スプリングは、若干レート不足と判断し、150%前後の物と換装です。
 チャンバーパッキンは、先の記述の通り、給弾不良が出ましたので交換です。既製品ベースでは弾詰まり気味になり、マルイタイプではフチ部分が張り出し過ぎて、給弾ルートを阻害してしまった為です。
 今回、組み込み済みの画像を取り忘れてしまい、画像は以上です。
 軸受けも8㎜ベアリングでしたが、シムの調整がイマイチで、再調整してあります。多少サイクルが上がりました。

 完成後、屋外での試射も行い、HOPの掛かりも確認して、作業終了です。

 パワーアベレージは、最高で、0.2g時96m/s・0.25g時87m/s・0.28g時83m/s・0.3g時78m/sとなり、問題ありません。ただ、HOP調整のダイヤルストロークが従来の1/4くらいになっていますので、HOP調整はシビアですね。僅かな動きでHOPが変動します。その分、ダイヤルをきつめにしてあります。

 通常のカスタムではあったのですが、メカボックスの仕様が初めて見るパターンでしたので、今回は記事としてアップさせて頂きました。G&Pでも内部仕様はチョコチョコ変わったりするのですね。

 
 COMBAT DOLL 店主 中根

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2013年01月25日

G&P ストーナー Mk.23 メンテナンス修理

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、G&P製のストーナーMk.23のメンテナンス修理です。

 初速が70m/s弱しか出ておらず、給弾も良くないと言う事で持ち込まれました。



 小柄なLMGとして使い易い部類に入ると思います。個人的には好きな銃ですね。

 ストックとグリップ、バレルを外して、メカボックスを取り出します。



 先に、パッキンを確認して、問題が無いかチェックしてあります。マルイのチャンバーパッキンに変更しても、状態が変わらずでしたので、メカボックスに原因があるとふんで、バラシに掛かります。



 開けたとたんに、異常を発見!

 割れたBB弾が、メカボックスの中に・・・。 それと、ベベルギアの軸が折れています。



 メカボックスの窓(画像赤矢印)から侵入したとみられます。みなさん、お気を付け下さい。
 割れた半分は見当たらず、外へ出てくれた様ですが、ベベルギアに干渉した際に軸が折れてしまったようです。良く動いていたなぁ~と感心してしまいます。8㎜ベアリングの軸受けが功を奏したようですね。

 初速の落ちの改修ですので、給排気系のチェックです。



 ノズルとタペットプレートですが、ノズルは従来型のAKサイズでアルミ製です。シーリングされていますが、気密が今一つな感じです。
 タペットプレートは内側の変形させられており、交換が必要な状態です。マルイの純正品との交換です。

 画像にはありませんが、シリンダーヘッドもマルイ純正品と交換しました。内径がマルイの物の方が僅かに大きいので、吐出を優先します。それに伴い、ノズルも交換ですが、純正のAKのノズルは先端のテーパー部分で気密ロスがあったので、従来型のMP5タイプの物を使用しました。フチの厚いパッキン入り口を面押さえで、機密保持させるチャンバー構造になっていたからです。
形はP90の物とソックリに見えるのですが、内部寸法が若干違っているようです。



 シリンダーもテーパーに削り込んだタイプの物が使われているのですが、削りにムラがあるので、マルイ純正の穴あきタイプに変更します。

 ピストンもマルイの物に変更して、ウエイトを足し、重量調整をしておきます(画像撮り忘れ)。
 ピストンヘッドも楕円穴タイプの樹脂製の物から、アルミ製の八つ穴(A&K)の物に交換しました(画像撮り忘れ)。

 初速は95m/sくらいになり、修理と言うよりはカスタムっぽくなってしまいましたが、アルミノズルの磨耗やタペットプレートの変形を考慮してのパーツ交換になりました。

 そして給弾不良ですが、中身も確認しましたが異常は見られません。
 但し・・・



 上の画像を参考に見て頂きたいのですが、黄色のラインがマガジンの底仕切りのラインですが、マガジンの寝かしが大きく、水平に近い状態になっているので、BB弾が赤いラインくらいまで減ってしまうと、給弾不良になります。
 上からの押さえが足りなくなり、BB弾を巻き取っていく筈のギアにBB弾がはじかれる状態になってしまいます。容積の1/4は、デットスペースといった状況です。
 ここは、改善のしようがありませんので、弾が少なくなったら補充して頂くしかなさそうです。

 取り合えずは、初速をクリアしましたので、作業は完了です。


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2012年12月12日

またもやクラッシュ!?

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、割り込みの記事になります。

 モーターの焼き付き、ベベルギアのクラッシュ(G&PではなくSHSでした)の後にまた入院!?

 ギアが駄目になったような音がして持ち込まれました。3回目です。
 (当店でのチューニングガンではありません)

 開けて見ると・・・



 なんと、セクターギアの軸がポッキリと折れていました。

 SHSの13:1のハイスピードギアで、セクターの歯を4枚カットした仕様です。

 今回は11.1Vのトルクのせいではありません。高レートのスプリングの影響も大でしょうが、単純に品質でしょう・・・

 Laylaxのギアセットに交換しました。

 過去に軸が折れていたと言う例は15年ほど遡っても、10件未満ですが、そのうちの7割は海外製のパーツです。
 マルイの純正では1度、Laylax製で1度、他は、チャイナ製のコンプリートガンで6回(今回含まず)ですね。

 やっぱり、安心なブランドのパーツを使用する事がお勧めです。

 日本の工業技術は世界一です!

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2012年12月08日

トルク負けしたベベルギア(SHS)

 COMBAT DOLL の店主です。

 追記 タイトルでブランドが間違っていましたので訂正です。

     G&Pではなく、「SHS」でした。申し訳ありません。

 抗生物質を飲んでいますが、体調も改善されず、まだまだ時間がかかりそうです。

 今回はコネタです。修理依頼のG&P製品より。

 以前、モーターの焼き付いた10月20日の記事の本体だったのですが、今度はベベルギアが大破です。



 小径のギアの方が、3枚しか残っていません。

 破片でギアロックされていて、動かなくなっていたのが幸いでした。

 マルイ純正のベベルギアに交換して、他のパーツの状態もチェックしましたが異常無し。

 起動時のトルク負けで、歯が連続して折られてしまったようです。破片も7枚分確認して修理完了です。

 Li-poの11.1Vのトルクは、恐るべしです。

 昨日も触れていますが、マルイ純正のベベルギアは、他のカスタム品と比較しても強度的には問題ありませんし、マルイのモーターを使用するのであれば、ピニオンギアとの相性を考えると、こちらの方が耐久性が上がります。

 個人的には、メイドインジャパンのクオリティーが1番だと思っています。

 
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2012年12月07日

G&P SR25 ハイサイクルレンジアップ

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、カスタムのネタで行きますね。しばらくちゃんと更新しておりませんでしたので、ちょっと濃くいきます。

 G&P SR25 コンプリートガンがベースです。



 クライアント様からレンジアップと、11.1Vのバッテリーを使える仕様にしたいと依頼がありました。

 レンジアップはともかく、バッテリーのスペックからすると、セクターカットのハイサイ仕様にする訳ですが、コンプリートガン(中身もG&Pのアッセンブル)だったので、ギアやモーターの交換をしなくても良い分だけ価格が抑えられる仕様です。



 まずは、内部の確認ですが、べベルギアの逆転防止ラッチが2箇所しかなかったので、マルイ純正の4枚ラッチのものと交換します。モーターへの端子もネジ止め仕様ですので、モーターの焼き付きやトラブルでの交換がし易い様にギボシタイプに交換します。スプリングもセクターギアのカットに合わせて、強い物と交換になります(画像下はG&P純正)。

 ここで、ノズルが偏磨耗している事に注目します。実際、ノズルはグラグラの状態で、メカボックスとチャンバーのセンターが出ていない様で、フレームのアッパーとロアの合わせもグラつきが大きくなっていました。フレームに小細工をしてグラつきを解消し、メカボックスの固定位置もセンターが出るようにします。ノズル部分は下の画像を参考にして下さい。



 シリンダーヘッドのノズル部分を、拡張と延長をして、ノズルのグラつきを殺します。これで、安定した吐出が望めます。
 シリンダーヘッドとピストンヘッドはシステマの旧型のサイレントヘッドセットです。真鍮製のヘッドの方が加工し易く、耐久性もあるので、とっておきのパーツを組み込んでしまいました。
 インナーバレルも50cmありますので、エアブレーキ件二次加速ロッドを取り付け、圧縮圧の安定化もはかります。



 ノズルの動きを確認する際に、ひとつ異常に気が付きました。タペットプレートがセクターギアとの合わせで前進しきっていない状態でした。軸に当たる部分がストレートカットになっていたので、加工してアールを付けてやり、ノズルが完全に前進するようにしてやります。



 セクターギアのカットは給弾も考え、昔のエンゼルのレシピと同じ、4枚・1枚の計5枚の切り落としです。
 レール部分も研磨して抵抗を少なくして、スプリングの性能を100%引き出してやれる様にします。
 チャンバーは、レンジアップに加工済みですが、メカボックスへのアダプターがガタ付かないように固定してやります。
 画像を取り忘れていますが、スプリングガイドもベアリング付きの物と交換しています。


 今回、使用しなかった純正部品

 ピストンは、多少カジリがあったのと、金属歯が5枚しかなかったので、Laylaxのハードピストンに交換
 シリンダーは、テーパータイプでしたが、テーパーにムラがあるので、Laylaxのステンシリンダーの穴無しに交換
 シリンダーヘッドはノズル径が細く、グラつきが大きかったので、システマのサイレントヘッドセットに交換及び加工
 ベベルギアは、逆転防止ラッチのかかりの関係でマルイ純正に交換(耐久性は高いですよ!マルイ純正!!)
 スプリングガイドは、スプリングのレートを考えてスラストベアリング付きのシステマの物に交換ですが、システマの商品を選んだのは、ガイドの太さがスプリングにマッチしたサイズになっているからです。

 各重量のBB弾でパワーチェックも行い、安全性も確認。但し、ギリギリにしてしまいましたので、ちょっと心配な面もありますが、落ちることはあっても、上がることはないと思います。

 当店のサイクルカウンターが破損しているので、サイクルチェックはされていませんが、通常のゼンマイマガジンである程度の給弾が追いつきますので、秒間30発くらいかと思われます。

 久しぶりに凶悪な仕様のカスタム品でしたが、やっぱり、敵に回したくないと思ってしまう1丁でした。


 COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00 
  定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です


   


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2012年10月20日

G&P M120 モーター

 COMBAT DOLL の店主です。

 今日はちょいネタです。

 前回の定例会でお預かりした、トラブルガンのモーターの中身です。



 コイルが焼き切れて、ロック状態でした。

 旧120SPを使ったハイサイ仕様を新品購入で、11.1V 1100mA のリポバッテリー使用でしたが、お話では6000発ぐらいしか撃ってないとの事でした。

 モーターの当たりが悪かったのか、負荷が大きくてこうなったのか、微妙な所でした。

 個人的には、はずれだったと思いましたので、マルイのHC3000に換装して頂き、様子を見てもらう事に致しました。

 コミュレーターのカーボンの付着具合を見ると、確かにスパークがすごい様で、負荷も大きいのは間違いありません。

 また、焼けてしまうようであれば、バッテリーの電圧を落とした上で、ギア比も落として壊れ難いように、チューニングし直しを、お薦めさせて頂きました。

 しかし、久しぶりにコイルの切れた、新品使用のモーターを見ましたねぇ・・・。

 みなさん、無茶なチューニングガンは、妥協して使ってくださいね。

 COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 20:43Comments(0)電動修理メンテナンスG&P