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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年03月31日

電動ハンドガン チューニング例

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、クライアント様へのチューニング効果の検証モデルとして使用した銃のご紹介です。

ベースはG-18Cですが、初期生産のアイテムであり、相当年季が入っています。

用途目的に徹したチューニングを行った一例になりますが、かなり特殊な仕様ですので、お目汚し程度です。

スナイパーのサイドアームとしてとにかく静かにしてみるという発想からの使用例です。



内部も勿論ですが、外側からも音を消す方法として、米軍のキャンテーンケースを利用しています。
発想的には、昔のスパイドラマでは、寝室に居るターゲットに対して、フェザーの枕で音を殺して暗殺すると言うシーンが多々あります。
フィールドに枕を持ち込んでは、寝てしまうといけませんので、銃その物にカバーを付ける事にしました。

ガスブロではできない芸当ですので、固定式のガスガンと電動ガンならではの方法です。
画像に「卑怯仕様」としてあるのは、本当に音が消せます。その上、銃が見えなくなるので、カモフラ的要素も強く、気配を消して潜んでいると、オモシロイように、ヒットが取れる上に、同じ所にターゲットが入り込んでくれます。
勿論、他からの攻撃音に合わせて撃ちますので、撃たれた方はどこから撃たれたかが判っていても、後続にはわかりません。

僕自身のゲームキャラのせいもありますが、本当に「ずるい!」と言われてました・・・
(褒め言葉として受け取っていました)

気がついたら、ライフルそっちのけで、メインアームです。ブッシュ戦やインドアでは、かなり重宝しています。



中身は、電動G-18Cです。カバーに合わせての付属装備です。







画像のような状態ですので、夏場は汗でベタベタになってしまうので、カバーは使えません。
バッテリーが、ニッカドやニッスイの時は、冬場でも保温が効いたので、作動良好にできました。

内部のチューニングは、最新の物に変更して、当時より静音性を上げていますが、ゲームの投入を避けているのが現状です。
初心者の方々に向けて撃ち込むのは気が引けます・・・ 
キャリア組の悔しがる顔が見たいからです(笑)



ダンパーロッドは、4mmと4.8mmでの試験運用で、それぞれの特色があります。
スプリングレートが強いセッティングの場合は、エアダンパー効果を高める為に、小径の4mmの選択が良いでしょう。
先に紹介した画像の物は、4.8mmの仕様にしています。
ダンパーロッドは耐久性の向上と、上下にシェイクされる手ブレの軽減を考慮した精度アップとなっています。



スプリングは、卑怯仕様に限り、VSR-10の純正スプリングをカットした物にしています。
レートは純正と変わりませんが、グリスアップでの静音性には効果的だったので、この選択としています。

前回の記事の通り、純正嵩上げにするか、スプリングレートアップ交換・交換の上嵩上げ等、選択肢がありますので、希望設定初速に合わせて組み上げます。

ベアリングの軸受けは、スプリングレートのアップ(嵩上げも含む)場合は、必ずお勧めさせて頂いています。
シリンダーも初速アップなら、フルストロークの物が良いでしょう。



卑怯仕様の中身です。
インナーバレルは、PDI製の6.05mmで、昔販売されていたサイレンサーアタッチメントとのセット物を使用していますので、バレル長は130mmくらいの物ですので、インナーバレルでの加速アップをしています。
初速は70~75m/sの設定です。あまり上げると音が大きくなるのもあるのですが、相手が遠くても撃ちたくなってしまいますので、抑えてあるのが実情です。



4mmのロッドでの中身です。
こちらは、スプリングレートアップ(15%程度)と嵩上げ、インナーバレルは内径6.05mmで135mm長のPDI製のバレルを組んだ本体にセットされます。

実験機はこちらですが・・・ 
ちょっと変わった形ですが、ご了承ください。



昔のMGC(既に廃業したメーカー)で発売された、限定品のヘビーコンプです。本来はストレートフレームのモデルなのですが、電動ではそうもできないので、コンプとリアサイトの移植の為の取り付け加工をした実装例です。
最近の方は、知らないでしょうが、こんなのが流行った時期があったんですよ。









一応、画像で簡単に様子をご紹介です。現状、こんな部品は手に入りませんので、同じ形へのカスタマイズはできませんので、ご了承ください。
ただ、このコンペの取り付け方法の利点として、チャンバーでの気密ロスが変形により発生してしまうG-18Cですが、押さえ込まれて解消できている事です。
アンダーレールを取り付け、コンプで抑えるような取り付け方法にすれば、フレームの劣化がカバーできる状況でした。

初速は80m/s前後で設定しています。耐久性を考慮すると、この位が無難です。

劣化を考慮した、給弾不良の対策としては、



ノズルの先端の削り込みです。
ノズルとチャンバーの合わせが開いてしまうと、エアロスが発生し易くなってしまい、パワーダウンげ顕著になってしまいますが、パワーダウンで、メンテナンス時を判断します。

チャンバーのレンジアップ化については、0.2gでの性能アップは望めないので割愛させて頂きます。
0.25gのBB弾では、パワー不足が明白で、それを補うチューンアップは、耐久性を著しく下げてしまいます。
やはり、0.2gの運用が無難ですね。



従来のバッテリーを持て余しているのなら、そのバッテリーからアダプターを作成します。
ご希望があれば、お知らせください。

それと、G-18C・M93R・USPの3機種の場合は、マガジンの改良が必要です(画像右)。



リップ部分の通りが悪く、給弾でも発射でもBB弾に傷を付け易い状態になっていますので、チューニングのご依頼の際は、お手持ちのマガジンを同送頂くか、画像を参考に、ご自身で施工して頂くかになります。

M9A1やハイキャパは改良されていますので、そんなに心配はありませんが、最近のバイオ弾は、コーティングが柔らかくて削れ易い製品ですので、マガジンの調整は重要な要素の一つになっています。

インナーバレルの端面での削れがあると・・・



こんな状態になっています。

インナーバレルの内面仕上げが悪いと、インナーバレル内でこのカスが付着してしまい、布でのクリーニングでは、除去不可能になってしまう場合もあります。

メカボックス内部だけでは、スペックの評価ができない電動ハンドガンですが、上記の例を参考にして頂けると、チューニングの方向性が決められるのではないか?と思います。

ちょうど、問い合わせが集中したので、自信のアイテムも含めたご紹介をさせて頂きました。

電動ハンドガンのチューニングを希望されているクライアント様方への参考になればと思います。

金額などの詳細問い合わせは、ホームページの問い合わせメールより、お願いしたいと思います。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  次回未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です 
  返信はHPのメールサーバーよりさせて頂きます

    


Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)電動ハンドガンDOLLカスタム

2014年11月01日

マルイ ハイサイクル MP5 レンジアップ「山」

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、マルイハイサイクルMP5のレンジアップ化と初速アップのチューニングです。

クライアント様の要望で、なるべく低コストでのチューニングを前提とした物です。



基本的に0.2g時に80m/sくらいなのが、ハイサイクルシリーズの基本スペックになっています。

95m/s位まで上げるには、スプリングのレートが上がるので、サイクルが多少犠牲になります。
対応策として、イーグル製の40Cのミニタイプ7.4V2250mAのバッテリーをお勧めさせて頂きました。
バッテリーの部分は最後に説明させて頂きます。

さて、本体のチューニングですが、まずは、レンジアップ「山」仕様です。



インナーバレルは、純正の加工と仕上げ直しを行います。
これだけでも、精度の違いが出てきます。



当店、お馴染みのレンジアップ仕様です。
BB弾の重量に合わせて、個体ごとにセッティング致しますが、今回は0.2~0.25gとしてあります。
パワーとのバランスもありますので、最低限のスプリングレートに合わせてのセッティングです。



メカボックスに関しては、低コストでの調整としておりますので、必要最低限の交換と調整です。

レール部分の研磨で、ピストンの作動抵抗を減らします。タペットプレートの溝も同様です。
軸受けは、そのまま純正のメタル軸受けを使用します。



ピストンとシリンダーも純正品で、ヘッドのみ、アルミ製の8つ穴の物に交換し、ダンパーロッドを取り付けて、圧縮比が高まるように調整しています。シリンダーヘッドはロッド対応の加工をしてあります。
打撃の緩和も考慮し、フロントの華奢なMP5の欠点をカバーします。



スプリングは、強めの物をカットしていき、パワーと負荷のバランスを取るように調整します。
ガイドは、ベアリング付の物に交換してあります。

ギアは、純正品を使用し、シムを再調整します。
グリスアップはXabier製イエローグリスで行っています。

メカボックス内部とチャンバーの加工は以上です。モーターも純正のHC30000モーターです。
サクッとできているように感じるでしょうが、調整の繰り返しになっておりますので、手間暇は掛かっています。

初速は0.2g時93m/s前後 0.25g時85m/s未満となっています。



本体に組み込み、作動確認をしたところ・・・

40CのLi-Poバッテリーは、半端無いです。サイクルが秒間30発近くまであがってしまいました。
セクターチップも付いておらず、給弾も微妙です。純正の200連マガジンでギリギリ追い付く感じです。
古くなった物や、低品質のマガジンではきつそうです。
40Cの吐出で、ここまで上がってしまうとは思いませんせんでした。

この状態で、お渡ししたのですが・・・



純正のスパーギアがトルクに耐えられず、こんな状況に・・・
2・3ゲーム遊んで、こうなってしまったそうです・・・ 

クライアント様、こちらの読み違いで、ご迷惑をお掛け致しました。

STDハイサイクルタイプの中古カスタムギアを使用し、セクターカットにて修理対応をさせて頂きました。
ギア比が若干落ちますので、サイクルも抑えられ、セクターチップも標準装備の製品でしたので、給弾も問題ありません。

Li-Po7.4V3000mA25Cのバッテリーで、秒間24発前後でしたので、40Cのバッテリーでも追従可能なのと、ギアも強化された形になりましたので、安心してお使い頂けます。

こちらのセッテイングミスが原因でしたので、勿論、追加料金も発生致しませんのでご安心くださいませ。

しかし・・・ 40Cになるだけで、ここまで違う物なんですね。
マルイ製品のノーマル状態なら、確実に逝ってしまうスペックでした。
今回は、良い勉強をさせて頂きました。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

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2014年08月04日

マルイ MP7 レンジアップ 0.2~0.25g

COMBAT DOLL の店主です。

今回はマルイのMP7のチューニングです。



カテゴリーの整理の時に気が付いたのですが、ミリブロを始めてから、記事の投稿が初めての機種だったんですよね。

発売当初は、電動ハンドガンからの派生機種として散々弄くり倒していたのですが、ブログ投稿は今回が初めてのカテゴリーになります。

今回はこちらから、クライアント様にお願いして、投稿許可を頂きました。

クライアント様の要望としては、

 インドアでの使用頻度が高くなる予定なので、通常の電動ガンの箱出し並みの初速にしたい。
 0.23gのBB弾を主力で使用しているので、0.2~0.23gで安定した長射程にしたい。
 外付けで、Li-Po7.4Vミニサイズバッテリーを使用できるようにしたい。

とのご要望でした。

 初速の差でのタイムラグは、一触即発のインドアでは優位性が違ってしまうのは大きいですね。
 15mくらいの距離の場合、初速差が20m/sあると、1テンポの動きくらいの差が出ます。
 銃声が聞こえて、そちらを向いた時に既に被弾しているのと、目の前にBB弾が見える状況になり、反射神経の良い方ならかわしてしまえるくらいの差がでます。
 軽量弾を使用して、初速を稼ぐ方が有利だったりするんですよね(笑)
 個人的には、0.15gのBB弾で、110m/s(約0.91J)くらいで遊ぶのが好みだったりします。

 ちょっと話が逸れてしまいましたが・・・

 要望に合わせてのチューニングを行います。

 最初の画像右側で、管ヒューズが10Aと記載していますが、バッテリーのスペックが変更され、スプリングレートも上がりますので、15Aの物に交換します。

 分解する時に、レール部分のネジが1箇所だけ、モールドのダミーになっていますので、お気を付けください。



 メカボックスを引っ張り出して、分解します。

 今回のカスタマイズは、ダンパーロッドとノズルの絞りで、スプリングレートの上がった打撃力を緩和し、耐久性と命中精度を上げるのが目的です。



ノズルの絞りは5mm外径の真鍮パイプで、内径4mmに絞り、ダンパーロッドでのエアダンパー効果の有効ストロークが1.5mmくらいしかない状況のサポートと流速のアップでの効率化を目指しています。
ピストンヘッドの穴は、1.5mmで4つ穴にしてあります。元の3つ穴の位置を生かしてありますので、変則的な穴位置になっています。
ロッドの位置も偏芯していますので、慎重に位置決めして、取り付けを行います。
失敗してしまうと、替えが高く付いてしまいますので、大変です(笑)
ましてや、ワークスとしての沽券にかかわってくるのですが、老眼とのせめぎ合いで格闘している部分です・・・(苦笑)



軸受けは、ベアリング軸受けに交換して、スプリングのレートアップの負荷を軽減させます。

スプリングは約20%程度のレートアップとし、等ピッチスプリングですので、スプリングガイドにソフトタイプのダンパーベースを使用する事で、スプリングの圧縮初動の緩和ができるようにしてあります。

外部バッテリーも2200mA以上になりますので、レートアップのスプリングがちょうど良い状態です。



シリンダーも純正品を使用しています。カスタム品への変更でも良いのですが、コストダウンと必要性の度合いで、純正品の選択となっています。
シリンダーグリスはXabier製イエローグリスを使用し、ピストンのOリングへの塗布も行います。

ギアのシム調整はヨコモ製2.5mm軸用のシムにて行います。ベアリング軸受けの場合は必須です。
フランジに干渉してしまって、折角のベアリングの効果が半減してしまいます。

ギアやレール部分への塗布グリスは、Xabier製ホワイトグリスを使用しています。



メカボックスのチューニングは、こんな状況です。
組み上げの際のグリスアップとして、スプリングガイドの溝部分にグリスを充填しておくと、長期間安心できる状態ですね。

ただ、メカボックスのネジは細く、振動での緩みが心配な為、定期的なメンテナンスと増し締めを必要とします。
ネジロックの付け方を間違えると、ネジが緩まなくなり(本来ならそれで良いのですが・・・)、分解ができなくなってしまう恐れがあります。
過去にそんな事例を何度か見ていますので、要注意事項になります。



お次は、チャンバー周りでHOP部分のチューニングです。
今回は0.2~0.23g(0.25gまで可)の重量帯でのセッティングをしますので、硬めで表面が滑らかなタイプのレンジアップシートを使用します。
(レンジアップシートの画像を撮り忘れてしまっています、申し訳ありません! 他の投稿記事でご参照くださいm(_ _)m)
ノーマルパッキンのHOP突起が邪魔になりますので、カットします。



インナーバレルは純正品を加工しています。毎度お馴染みのテーパー加工をしてあります。
初速アップ優先であれば、カスタムバレルへの変更が良いと思います。今回のチューニングの初速希望ではそこまで必要ありません。
飛距離の差も、さほど出ないはずですので、純正品で十分です。
クライアント様、後々欲張りたくなるようでしたらご相談ください。



今回の使用BB弾の重量設定では、HOPテンションのパーツの加工は不向きでしたので、純正状態を生かしてあります。
0.23gのBB弾は、実銃の拳銃弾で例えると10mmオートのような存在になりますので、微妙なHOPテンションが必要でした。
HOPので具合を、Vカットパッキンに近くなるように再現して対応してあります。
逆に、0.25gでの調整の方がシビアなパターンとなっていますので、ご注意ください。
0.15gの軽量弾でも20m前後なら直進可能ですので、フィールドによって使い分けて頂ければ幸いです。

チャンバー、メカボックス等、主要チューニングは以上です。



後は、外部バッテリー用の配線の追加です。
シリコンコードの16ゲージにて、外出し配線を追加してあります。バッテリーケースはマルイ製のPEQ-16を使用しますので、それに合わせた長さにしてあります。
コードを左側から出しているのは、純正バッテリーの使用も可能な状態にしてあるからです。新品購入の状態で、生きているバッテリーを無視する事ができない性分でしたので、そうさせて頂きました。
純正バッテリーと外部バッテリーの性能差も確認できますので、比較して楽しんで頂ければとも思います。

0.2g時初速85m/sになっていますので、通常の電動ガンの箱出しレベルとなりました。
HOPに関しては、純正状態と比べると、調整がシビアになっていますので、ダイヤル調整は少しずつ動かして頂きたい状況です。
0.2gの時より、0.23gの方が飛距離が出る状態ですので、BB弾の変更時の有効射程の変化にご注意くださいませ。

クライアント様、大変お待たせ致しました。


     COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 22:08Comments(0)コンパクトSMG

2014年07月09日

マルイ 電動ハンドガン M9A1 カスタマイズ

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、電動ハンドガンの「M9A1」のカスタマイズです。



以前行った個体とは、仕様とコンセプトが異なりますので、興味のある方は、そちらも参考にして下さい。

今回のクライアント様の使用条件として、0.2gまでのBB弾の仕様が限定ですので、レンジアップチャンバーへの加工はやっておりません。
予算負担軽減の意味合いもあわせて、0.2gBB弾仕様の純正バレルでのパワーバランス取りとなっています。

まずは、バレル関係からやって行きましょう。



ほぼ、新品の状況ですので不安要素はありませんが、前回の記事の通り、HOPテンションのパーツに不安がありますので、カスタマイズします。



インナーバレルはいつものようにテーパー加工と、入り口の仕上げ直しをしています。

HOPパーツの加工理由に関しては、前回記事を参考にしてください。



画像左側のノーマル状態から、右側画像のように加工します。
HOPテンションのラバーを取り付けるので、平行がちゃんと出るように注意して加工します。
電動ハンドガンは、上下のストロークが短くなっていますので、加減に注意です。



最初は普通にチューブをはめるつもりでやっていたのですが、パーツの肉厚を残すと、チューブは使えない状況になっていました・・・ 残念っ!!

結局、大きめのOリングから切り出した、半カットのテンションラバーとなっています。
平行に押される形に切り出すのが難しく、何度も切り直ししています。



前回の個体は、レンジアップ仕様で、影響が出難い部分だったのでさわっていませんが、今回は、バレルの位置補正と固定補助の為にアルミシートを巻き付けて、遊びを減らしてあります。

バレル周りのセッティングはこんな状況ですね。
インナーバレルは純正の内径6.08mmで、0.2gまでのBB弾の使用なので、吐出がオーバースペックにならないように注意して、メカボックス側のセッティングに移ります。



スプリングは、約15%程度強めの等ピッチ、当店オリジナル製品を使用します。
ダンパーにウレタン製の弾力のある素材を使用することで、不等ピッチ同様の圧縮負担の軽減と、スプリングの共振を緩和させます。
予定初速の設定値は75m/sです。



今回のダンパーロッドは、3.8mmのボールヘッドの物を使用します。
圧縮比を高めるのと、エアダンパー効果を上げる為にルートを絞ります。
ピストンヘッドの穴も6つ穴として、前進スピードの緩和も図っています。



シリンダーヘッド部分は、5mmの真鍮パイプを拡張してインサートしてあります。内径は4.1mmになっています。
返しを付けたフレアー状にして、脱落防止とし、安全の為接着しています。
シリンダーに合わせて、位置ズレがないかの確認はしっかり行います。



シリンダーはフルストロークにしますが、手頃な製品が無かったので、クライアント様の了解の下、コンパクトSMGの純正シリンダーを加工して取り付けています。

軸受けは、勿論ベアリング軸受けを使用します。



シムは「ヨコモ製」の2.5mm軸用の物を使用して調整してあります。
現行発売品ですが、取り扱っている所が少ないですね。大手ショップじゃないと、見付かけません。

ノズルの絞りと、ロッドの先端が、右側の画像のように確認できます。



動作環境を確認した上で組み上げていきます。ギアへのグリスアップが、画像のような段階で塗布します。

ちなみに、シリンダー内とスプリング、ピストンレール部分はXabierイエロー、ギアにはXabierホワイトのグリスを塗布しています。

配線をLi-Po用にコネクターを追加して、作業は終了です。

エアダンパーによる効果で、打撃振動が低減され、手応えと作動音がかなり違います。

初速も予定通り、マルイバイオBB弾の0.2gで75m/s付近となり、バランスの取れた、安定弾道に仕上がりました。

電動ハンドガンの欠点の一つとして挙げられるのが、本体のブレにより命中率が悪くなります。

ガスブロのハンドガンは、BB弾が発射されてからスライドが動くので、BB弾が発射されるまでに手振れさえ抑えれば良いのです。
電動ハンドガンの場合は、ピストンの打撃によるフリクションが発生してからBB弾が発射されるので、本体の振動と手振れの要素が2つあり、しっかり構えないと、ブレ易く命中精度が落ちてしまうのです。

長距離を狙おうと思うと、射撃技術を多分に要求されます。実際にガスブロの方が当て易いです。
今回のエアダンパー機能で、相当ブレを減らせていますので、使い易さも向上しています。
弾道の安定感と、撃ち易さを堪能頂ければと思います。

予算の関係で、思い切って頂いたクライアント様でしたので、ハッキリと違いの分かる仕様にさせて頂きました。


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2014年02月14日

マルイ 電動M9A1 その2 カスタム

COMBAT DOLL の店主です。

今日は、各地の大雪で大変なことになってしまっていますね。 みなさま、悪天候時の移動はお気を付けくださいませ!

こちらは、雨と風だけなので、まだマシな状況ですが、さすがにお客様はみえられませんね。その分、ブログを早い時間に更新できました(笑)


昨日の続きになります。

インナーバレルの違いで、カスタムバレルに交換予定だったチャンバーを見つめながら、悩みました・・・

分解が手間なので、次回に改めて装着では、工賃の二重取りになってしまう事を考慮し、比較したGBB用のバレルを転用します。



長さの違いは約1mmしかないので、バレルを短くしてしまいます。ここは、他機種の流用でも同様のつもりでしたので問題ありません。

チャンバーパッキンは、固定用のダボを切り取る事で使用できますので、画像のようにカットしました。

使用したバレルは、Laylax製 ハイキャパ5.1用 内径6.03mm です。

タイトバレルですので、HOPは通常タイプでチューニングです。

そして、メカボックス内部のチューニングですね。



メカボックスを開けると、セクターギアとタペット用のカム受けが、メッキされたパーツになっていました。
強化仕様になっています。



それとシリンダーヘッドのノズル部分にシーリングのOリングが追加されています。中身もマイナーチェンジされていました。




カスタム内容と致しましては、

 ベアリング軸受けへの交換
 2.5mm軸用のシムへ交換
 フルストロークシリンダーへの交換(内面追加研磨済み)
 レール部分の研磨 等
 スプリングの交換
 スプリングガイドダンパーの追加装着
 エアダンパーロッドの増設



 を行っています。

画像では2パターンを見せておりますが、ギアボックスの画像にて、ノーマルスプリングでのチューニングは低レートの初速70m/s前後用の仕様になります。燃費と耐久性重視の場合は、これで抑えておきます。

不当ピッチのスプリングの方は、そのままでは1シーズン遊べれば良いと言う方向けのスプリングですが、エアダンパーロッドの併用により、メカボックスの耐久性はノーマルと同等まで引き上げられます。

エアダンパーロッドも、青と黒の2種類を掲載していますが、
「青」はダンパー効果最大で、不当ピッチスプリングでも70m/s前後までしか初速があがりません。初速を求める場合は長過ぎます。
「黒」は不当ピッチスプリングに合わせて調整したロッドで、初速80m/s以上の仕様です。

純正バッテリーの使用ならば、純正スプリングでのチューニングがお勧めになりますが、Li-Poバッテリー仕様でのカスタムですので、高レートのスプリングで、黒ロッドの組み合わせでカスタマイズしてあります。

発射音は、ノーマルより小さくなっていて、駆動音は変わらない状態です。
軸受けの変更で、動きもスムーズになっていますので、立ち上がりも悪くありません。

箱だしのライフル系電動ガンと同等の初速にまでなっていますので、飛距離の差が大きく感じられます。

二次出荷までお待ち頂いた商品でしたので、気合を入れて調整させて頂きました!

クライアント様、冬場でも良く飛ぶハンドガンをご堪能くださいませ!


     COMBAT DOLL 店主 中根

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2013年10月02日

電動 USP レンジアップ カスタム

 COMBAT DOLL の店主です。

 昨日も時間が取れず、投稿できませんでした。申し訳ありません。

 今日は久しぶりのカスタムネタです。

 電動ハンドガンのスペックアップです。クライアント様からの要望では、信頼できるサイドアームにして欲しいとの事でした。

 飛距離を前提にカスタムしていきます。

 
 基本使用BB弾重量は0.2g  飛距離はクルツ以上  耐久性を落とさず、できれば向上させる

 をコンセプトにチューニングです。

 初速を80m/s以上にし、短いバレルを生かした0.2gでのレンジアップと耐久性の両立です。

 HOP部分は



 通常の電動ガンと同様のシステムとし、長掛けHOPによるレンジアップです。
 吐出が弱いとHOP回転が効き過ぎてしまうので、これだけではバランスが取れません。
 ちなみに、ノーマル時の初速は60m/sチョイです。シリンダー容積とエアのルートのシステム上、妥当な数字です。


 (ピンボケで申し訳ありません)

 メカボックスのチューニングですが、単純にスプリングを強くするだけでは、ボックスの強度が耐えられず、破損が早くなってしまいます。
 エアダンパー効果を生ませるやり方で、打撃を緩和して耐久性を上げ、ベアリングに軸受けを使用する事で、スプリング圧縮時の負荷を減らします。


 (ダンパーロッドの形状は、いつもの通り暈させて頂いてあります)

 ピストンとヘッドは純正品からの加工です。強度は十分ですので、ダンパーロッドを取り付けます。二次加速の効果は、バレル長とエアルートの関係で、機能しない状況です。
 ダンパー効果の調整セッティングで悩みましたが、初速を80m/s以上をキープできる状態に設定してあります。
 補助効果として、ノズルの内径も調整してあります。



 シリンダーはフルストロークの物に変更ですが、内面の仕上げが気に入らず、金属磨きのコンパウンドで仕上げ直しをしてあります。
 軸受けはベアリングに交換し、負荷を最低限にします。シムは2.5mm用の物を使用して、ベアリングの効果を損なわないようにしてあります。画像のシムの比較を見てもらうと、大きさの違いが一目両全ですね。

 スプリングは当店でのオリジナルで用意した物ですが、結果的には他社の製品と変わらないくらいのレートになっています。ダンパーが無いと、メカボックスが早めに粉砕されてしまう強さですね。カスタムバレルやカスタムシリンダーの併用で最大、98m/sまで出せるスプリングですが、その状態では直にメカボックスが破損してしまいます・・・。

 ダンパー効果で、純正と変わらない作動感覚で飛距離と精度のアップグレードをしてあります。

 燃費としては、Li-Po 7.4V 500mA で500発弱くらいの状況です。セミオンリーなら400発くらいにですが、フル多用なら600発くらいでした。

 静かさを追求すれば、初速65m/sくらいに押さえて、ダンパー効果とスプリングのレート調整で燃費は2倍くらいになりますが、飛距離に合わせた精度のバランスで、80m/s前後の設定として、耐久性も含めたバランス取りをした状態です。

 クライアント様には、随分お時間を頂き、微調整を繰り返してセッティングした一品です。

 画像の状態から変更した箇所もあるのですが、画像を取り忘れていましたので、詳細部分は企業秘密という事でお願いしたいと思います。ちなみに、画像の段階では、初速70m/sくらいの段階の物です。

 それと・・・



 ついてまわるのが、マガジンの整備ですが、結構、弾上がりが悪い個体で、内部研磨とリップの加工をして、BB弾にも傷を付け難くして、命中精度に貢献できる仕上げを施工してあります。

 耐久性は純正と同等か、やや上。射速と飛距離は30%以上向上。燃費は少々ダウンですが、弾数以外は、通常サイズの電動ガンの純正状態には引けを取らない性能になりました。

 クライアント様の信頼できるサイドアームになれていれば、幸いです。


 10月13日 奥山デイズにて定例会レギュレーション)あり
   営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
   定休日 日曜日 
   年末年始 他 臨時休業あり  
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2013年02月08日

マルイ 電動G18C カスタム

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は電動ハンドガンのカスタムです。

 発売当初は、さんざんいじくり倒して、いろいろ小細工をしていた銃です。

 実際、シリンダー容積の少なさとメカボックスの弱さから限界がある為、最近は配線変更ばかりでしたが、久しぶりに内部カスタムのオーダーが入りましたので、ご紹介です。

 クライアント様からは、とにかく使える様にしたいとの事で、事前説明をさせて頂きました。

 1)初速を上げる事は可能ですが、市販のカスタムスプリングを使用した場合は、耐久性が著しく下がってしまう事

 2)燃費も悪くなり、純正のバッテリーではこの時期(低気温)では、まともに弾数が撃てなくなってしまう事

 3)費用対効果を考えた時には、割高感が捨てきれない事

 の上記3点を説明させて頂き、耐久性を落とさないレベルでのチューニングで受付となりました。

 設定初速は80m/s前後で施工開始です。



 本体をバラして、メカボックスを取り出します。

 購入間もない状態ですので、新品ですね。癖が付く前なのでやりやすいです。

 交換するパーツとしては、

  フルストロークシリンダー
  ピストンヘッドの追加穴あけ加工(3穴から6穴へ)
  スプリングを若干強めのショートサイズの物(当店オリジナル)
  ベアリング軸受け
  カスタムインナーバレル
  Li-Po対応配線の追加

 と言った所です。パッキンやピストンなどカスタムパーツも沢山あるのですが、ライフルサイズの電動ガンが買えてしまうくらいかかってしまうので、上記アイテムで効率良くまとめます。



 スプリングをショートサイズにしているのは、圧縮の負担を減らしてスペーサーとダンパーブッシュで補う為です。画像右上は、ベアリング軸受けが取り付けられている画像ですが、スプリングも組み込まれている状態です。
 それと、ベアリング軸受けですが、シムに問題があります。
 マルイの純正品の状態で、2.5㎜の軸に対して3㎜軸用のシムが使われています。ノーマルの軸受けならごまかしが利きますが、ベアリングの軸受けでは、センターがずれてしまった場合、フランジに接触して良くありません。2.5㎜用のシムを用意します。



 ラジコンメーカーのヨコモで発売されていた物ですが、現在では廃盤になってしまった様です。手持ちの残りもわずかなので、別売りできないアイテムになってしまいました。
 シム調整をおこなって、動きを確認。電動ハンドガンの場合はギアがむき出しな為、メカボックスを組み上げた時点で、手動で動きを確認できるのが楽ですね。



 そして、インナーバレルの交換と、配線の追加です。
 インナーバレルはKMの内径6.04㎜のグロック用です。
 配線は、ノーマルのバッテリーと兼用が利く様に、追加方式です。本体のパーツの一部を削りこんで、配線を外へ逃がせるようにしてあります。

 組み上げて試射をします。予定通り、0.2gBB弾で80m/s前後で、適正HOPにすると2m/sぐらいのダウンでした。

 ノーマルバッテリーNi-MH7.2V500mAから、Li-Po7.4V560mAへの換装では、立ち上がりもサイクルも全然変わって、かなり小気味良くなります。バッテリーも本体も購入したばかりですので、両方使える様にしてありますが、しばらく経てばLi-Poの一択になると思います。

 ガスBLK程度にはなりましたので、使える銃になったのではないかと思います。
 フルセットを定価で購入するくらいの金額にはなってしまいますが、耐久性と費用対効果を考えれば、このくらいかなぁ~・・・ っと言った感じではないでしょうか・・・。

 COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)電動ハンドガン