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2014年06月14日

PDR-C ハイサイクル リチューン 後編 バレル・本体

COMBAT DOLL の店主です。

昨日の続きになります。

バレル周りですが、レンジアップを希望されましたので、それに伴った加工になります。

インナーバレルは、内径6.08mmのマルイ製で、長さは270mmにします。
今回残念だったのは、HOPのテンション部分をマルイ同様のチューブゴム仕様に加工されていたのですが、傾いていました。



細かい箇所ですので、ズレに気が付かなかったようですね。ここが傾いてしまいますと、発射された弾道は曲がってしまいます。
飛びに合わせて、傾いて構えてしまう癖が付いてしまっているかもしれませんので、ご注意ください。
僕もやってしまいそうな箇所ではありますので、画像のように、丸棒で確かめる事をお勧めいたします。

レンジアップの場合は平面押しですので、プラ棒で埋めてから適度の柔らかさのラバーを貼り付けます。
勿論、傾いてしまわないように、強めの老眼鏡をかけて作業するのですが、湾曲して見える部分もあるので要注意です(笑)!
ストロークの関係もありますが、長さはちょうど良くなっていましたので、作業は楽でした。



チャンバーパッキンとインナーバレルの根元の画像を撮り忘れてしまいましたが、他の記事でご参照ください。

基本的に0.25g~0.28gの重量でのレンジアップです。
HOPダイヤルの可動制限・ダイヤル部分の固さ調整用の平ゴムで、シビアなHOP調整が動いてしまわないようにします。

インナーバレルは、アウターバレルと面一(270mm)で、出口テーパー加工となっています。

続いて、本体での位置調整ですね。これは個体差がある部分になります。



メカボックスの固定ネジ部分は上記の様に。前0.3mm・後0.5mmのシム厚になっています。



バレル基部は、キー溝に0.2mmのシム板の貼り付けが必要でした。押さえのプレート部分に関しては、0.3mmのシムを挟んで、プレートの変形が出ないようにしてあります。

ここまで来たら、やっと、トリガーやマガジンキャッチ部分の調整です。位置が決まっていないと、またズレてしまう可能性があるので、この順番になります。


(画像撮り忘れにて、別個体の画像です)

今回のトリガーや、マガジンキャッチの動作不良ですが、メカボックスの塗装の厚みにも原因がありました。
確かに、塗装にポッテリ感があり、塗装膜が厚くみえました。
上記画像の3つのプレートですが、取り付けネジを締め込むと動かなくなりました。緩めてしまうと、浮いてしまってガタが出てしまい、スイッチの不完全な押しにもつながり、FETにとっては非常に危険です。マガジンキャッチも動きが渋くなってしまいます。

プレートの裏面を削って対応しました。亜鉛のパーツだと思っていましたが、スチールだったのに驚きました(笑)
少しずつ削って、作動を確認し、ガタも無く、滑りも良くなるところまで、チョビチョビ削ります。

トリガーでのセミとフルの使い分けの不備は、スイッチの交換とこの作業で解決です。



マガジンキャッチの部分は、右側からの操作に関しては、確かに親指で押さないとロックが外れない状況だったのが、プレートの調整でマシにはなったのですが、納得できず、トリガーブロックの再確認で、問題に気が付きました。

上記画像のように、右側からの操作(矢印)の場合、押される方向に空間があり、そちらに逃げてワイヤーの押しが足りなくなる状況でした。
フタ側のシャフトにカーラーをはめ込んで、逃げを無くしてみたら、人差し指でサックリ操作できるようになりました。
今回初めて行った部分ですが、通常のチューンとしてやっておくと良い工作でした。

結構、数をこなしたつもりだったのですが、新たな発見があるものですね。ひとつ賢くなりました(笑)

これで作動は完璧です。



シムの調整にも若干補正が必要な感じでしたので、パワー調整のスプリングを決定後、もう一度バラして再調整と共に、メカボックスの内部に減音用のウレタンを仕込みます。
スプリングにはジャダー防止のグリス(Xabierホワイト)を塗布して組上げて、本体は完成です。

最後に同送されてきた、電動マガジンの調整です。



2つあったのですが、作動タイプが違っていて、音感センサー付きと無しのそれぞれでした。
このマガジン、マルイやG&Pのボディーにははまりませんでした(涙) 前後長が長くて入れられませんでした。当方の知識が薄く、ブランドは不明です。電池は単四電池3本を使用するタイプでした。
海外製品では良くある事例ですので、お気を付けくださいませ。

PDRでは、挿入可能だったのですが、奥まで入らず、キャッチにかかりません。
給弾ルートの位置ズレかとも思ったのですが・・・



BB弾のストッパーが張り出し過ぎて、はさまってしまう状態でした。ストッパーの出具合を調節する為に、制限をかけるプラ板を貼り付けて問題解決です。
この症状、実は結構な割合である事例です。電動マガジンに限らず、通常製品でもありますので、参考にして頂ければと思います。

サイレンサーの調整もあったのですが、画像を撮り忘れていました。申し訳ありません。
外径25mm 長さ60mm のサイレンサーで出口を狭くすることで、サイレンサー効果を高め、長さの短いもので、発射されたBB弾への干渉リスクも最小限になっています。デザイン的に好みに合わないようでしたら、交換してください。


(詳細記事は こちら )

但し、上記説明図のようにならないように、お気を付けくださいませ。

クライアント様、お待たせ致しました。
駆動音に関しましては、サイクル等を考慮して頂きたいと思いますが、発射音は最小になっています。

ご質問、ご不満等ございましたら、またご一報頂けたらと思います。


     COMBAT DOLL 店主 中根

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2014年06月13日

PDR-C ハイサイクル リチューン 前編 メカボックス

COMBAT DOLL の店主です。

なかなか、更新できなくて申し訳ありません。

今回もクライアント様への説明を含めた、記事になります。 前後編となりますので、宜しくお願い致します。

まず、クライアント様の要望ですが、

 可能な限りの消音化と、すでに施工済みハイサイクルの維持、命中精度と飛距離のアップがチューニング希望であり、

 作動の不備の改善と、マガジンキャッチの作動の補修、及び、電動マガジンの調整でした。

一度ご自分でカスタムされているのですが、不具合が出たついでに、さらにバージョンアップの状況です。以前、他の機種を弄らせて頂いてリピート頂いた状況ですので、そちらを基準でのチューニングを行いました。

一部は後編になりますので、ご了承ください。今回はメカボックス部分の解説になります。



画像の様に、いつもの内部研磨です。グリスが純正状況の物だと思うのですが、残っています。このグリスはがなり粘度が高く、作動抵抗になりますので、しっかり拭き取っておきます。
ピストンレール・タペットプレートガイド・給弾ルートを研磨します。



タペットプレートのスプリングをマルイ製に交換する為の加工をします。
給弾ルートの研磨は、やり過ぎると内径が広がり過ぎて、逆に給弾不良が発生する危険がありますので、ほどほどになっています。



半年くらいの使用のようで、タペットプレートは圧縮変形が見られます。
リテンションのスプリングがかなり強いので、消耗は激しいですね。これ以上減ってしまうと給弾不良が出るかもしれません。



適正の強さである、マルイ製のタペットプレートスプリングに交換しますが、直径が大きくなって内部干渉をしてしまうので、メカボックスの一部を削り込む訳です。はめ込んでみて干渉しない事を確認します。



スイッチはオムロン製に交換します。いつものV-15-1A5です。
今回の修理対象部分でもあるのですが、トリガーを引いても作動しなかったり、フルオートになってしまったりと接触か作動の不良が見られたので交換です。内部も見てみましたが、接点部分に若干の不安がありました。
FETも搭載されていましたので、安心できる物に交換です。



モーターも社外品に交換されていましたが、空回しでの比較で、マルイHC30000の方が静かに回っていましたので交換です。

消音化のチューニングを重視されていましたので、相談の上、差の出る部分は交換させて頂く事になり、換装です。ロングの市販品をカットして使用しています。
ピニオンギアは、マルイ製品を使用します。ギアは「ハイプロテクションギア・スーパーハイサイクル」を使用しますので、ピニオンはマルイを選択した次第です。元々16:1のギア比でセクター3枚カットでしたので、駆動音の低減目的で、ギア交換になりました。

シリンダーも社外品に交換されていて、容積も適正、品質も問題無しでしたので、流用します。



シリンダーヘッドは、ダンパーパッドの貼り付けがズレていたので、貼り直しです。この時に二次加速及びエアブレーキ兼用のロッドに合わせた加工をしておきます。ロットの根元部分の逃しの確保です。



ピストンはカスタム品を流用しています。ラックギアは3枚カット状態のまま使用します。
ピストンヘッドは、マルイ純正品をベースにロッド取り付けの加工をします。材質による打撃音の低減と、偏芯したロッド取り付け位置での加工に適しているので、マルイ製の選択となっています。
スラストベアリングは純正品から流用し、通常ウエイトはマルイ製、追加ウエイトはナットを使用しています。
ロットは、見ての通りです。ボールヘッドの外径は4.5mm弱です。上部に見えるネジ穴は、回転止め用のネジの穴です。



ピストン内部はウエイトやスラストベアリングの追加でストロークが短くなっておりますので、画像の位置までしか入りませんが、セクターギアは4枚減のギアですので問題ありません。
シリンダー内のグリスアップは、Xabierイエロー、ノズル部分はXabierホワイトを使用しています。
メカボックス内部のグリスアップは、ギアはXabierホワイト、ピストンレール、タペットプレート部分はXabierイエローです。
低粘度と高粘度の使い分けになっています。



ハイプロテクションギアは、スプリング付属のオートシムタイプなのですが、個人的に好きではないので、きっちりシム調整をして、遊びを最低限にします。このギアは、セクターギアに仕込まれたダンパーラバーで、ピストンを引き下げる際の衝撃を減らし、耐久性を上げる構造になっています。カスタムギアの中では、最高峰の製品だと思います。
セクターチップを追加取り付けしています。カム用のピンが太くなっていますので、チップ側の穴を広げて取り付けています。
ただ、シムの調整幅が少ないので、ピニオンギアのはめ位置まで含めた調整が必要になります。モーターの固定ネジの緩みを嫌って、最小位置になるように調整しました。

以上がメカボックス内部になります。

スプリングは、本体を組上げて、位置補正をした状態で、パワー調整も兼ねて最終決定になります。

明日、バレル周りや位置補正等の後編をアップします。
本日同様、予約投稿にて、20時にアップされますので、宜しくお願い致します。


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2014年06月02日

G36 次世代 カスタム品 メンテナンス修理

COMBAT DOLL の店主です。

先週末は時間が取れずに、ブログの更新ができませんでした。

今回は、以前カスタムした物の修理メンテナンスです。

最近アップした物とは別の、 「次世代 G36 C Li-Po 11.1V仕様」 昨年3/23にアップした個体です。

こちらは、1年ちょいでの修理ですが、仕様から行けば妥当な感じです。

状態としては、ピストンの消耗で、トルクに耐えられなくなった状況ですね。



画像がちょっと見難いと思いますが、ピストンのギア部分の中央が磨耗してしまっています。
細いイエローラインで山の具合を補足してみました。

セクターギアとの掛かり始めの部分の減りは少なく、中央部が圧縮変形の限界を超えて、削り取られてしまった状況ですので、ピストンの消耗でしかありません。
他パーツの損傷はありませんので、ピストンを消耗交換対応パーツとしてのセッティングでの結果です。

削れてしまったピストンの樹脂が散乱していますので、クリーニングを含めたオーバーホールでのメンテナンスになります。



この個体は、リコイルギミックをカットしてのセッティングだったのですが、今回の作業で、復帰させて欲しいと要望がありましたので若干の調整が必要でした。

①セクターギアの歯を2枚カットにしてあり、約5枚分のストロークしか動かないウエイトの40%がデットストロークになっています。
 リテンションのスプリングの前進スピードが足りなくなりますので、樹脂製の軸受けを使用して、ギア2枚分の増圧をします。

②ストロークが減っている分、リコイルがマイルドになってしまう部分を妥協して頂きます。

③11.1Vの電圧のままの使用では、ピストンへの衝撃による負荷が大きくなり、早めにピストンクラッシュしてしまいます。
 バッテリーを7.4Vでの使用を前提として頂き、サイクルのダウンを了承して頂きます。

飛距離や初速に影響が出難い部分ですので、クライアント様には納得頂きました。
セクターギアをカットしていない物に交換すれば、通常のリコイルに戻せるのですが、改めてギアの入れ替えをしてしまうと、高額になってしまいますので、了承して頂けたのだと思います。

基本、上記のみの作業で終了です。

おまけなのですが、こちらのG36も、M4用マガジンへの換装マガジンハウジングが取り付けられていました。
この前の記事にさせて頂いた物とは、別のメーカーの物ですが、ブランドを確認できておりません。仕上げが違いますので、ブランド違いは間違いありません。





こちらは、無加工取り付けできており、給弾も問題ありませんでした。ブランドでの品質の違いが顕著なパーツですね。
樹脂の成型品に関しては、日本製が安心なのですが、レジンキャスト品の多い国産製品でもありますので、加工のし易い素材であれば、海外製品の方がマシな場合も多いです。

金型を使用した成型品であれば、日本製が1番ですので、その辺を考慮して、選択購入が必要ですね。

今回もライトなネタになってしまいましたが、ご勘弁を!(苦笑)


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2014年04月17日

MG42 セクターカット チューニング

COMBAT DOLL の店主です。

本日はMG42の純正ギアのセクターカットによるサイクルアップチューニングの紹介になります。

悲喜交々の個体でしたので、画像がたくさんあります。



まずは、メカボックスとチャンバーの外観チェックですが、メカボックスには合わせの隙間が大きな個体でした。
そのまま使う方には  ですが、メンテナンスやチューニングをされる方には  です。

チャンバーも変形もなく、良い状態ですので  です。



グリップ部分を固定するピンは、異常に固く、少し傾く状態でした。これは  ですね。

ノズルは、若干、整形が必要な程度でしたので、そのまま使用される方は  であり、弄る方は  レベルです。



タペットプレートは純正品でも  の状態だったのですが、昨日の記事の通り、破損してしまってます。

シリンダーに干渉していますが、みな同じレベルですので  になります。



隙間の開いたメカボックスのアッパーを  にしたのは、画像の通り、リブの変形や破損が無かったからです。
隙間が開くと言う事は、無理やり押し込まれた状況ではなく、仕方なく緩めてから挿入して、ネジを締め込んでいる筈だからです。

ノズルも画像では、ほとんど解らないレベルでの整形ですので、良い方だったと思います。



相変わらずオーバーサイズのドラム部分は、みな同じですので  ですね。絶対に加工が必要です。
スプリングガイドも締め込み過ぎで、若干曲がっています。 レベルとしては  ですね。



当店では月並みな。ドラムの寸法調整と、スプリングガイドの入れ替えです。
スプリングガイドは、Laylax製のV3を加工して取り付けます。今回はワッシャーを足して、段差をクリアしています。



シリンダーヘッドはクリーニングのみでそのまま使用し、グリスアップしてノズルを取り付けます。
シリンダーはLaylax製のステンシリンダーCを使用します。グリスアップは、Xabier製の物です。



シリンダーは、純正品とはサイズが2mmくらい長くなっていますので、余分をカットします。現物合わせでの調整になりますが、穴あきの後端部分をカットします。今、思えば前側をカットしても良かったかな?と思います。低初速での調整でしたので、400mmのインナーバレルでも十分だったような気がします。



ピストンはセクターカットに対応する為、Laylax製のハードピストンを使用し。ピストンヘッドも同社ハイサイクル用の物にしてあります。
ウエイト調整用のブロックを追加して、圧縮比の安定と、スプリングテンションの増圧に貢献する調整です。



各パーツを揃え、メカボックス内のクリーニングと研磨、グリスアップを行い、アッパーを組上げます。

ここで、トラブル1として、不備が発覚です。



ピストンの横幅が大きく、レール噛み合せのガイドリブの部分が締め付けられて、ピストンが動かなくなりました。
仕方なく、両サイド0.5mmずつ、削り込んで使える様にします。正直、キレイに削るのは手間がかかかります。
気が付かずに組上げて作動させてしまうと、ピストンクラッシュをさせてしまう恐れのある状況です。確認する癖が付いていて助かりました。

タペットプレートはやってしまいましたが・・・(汗) マルイ製のM16用に交換されています。



次はグリップ部分のギア周りです。マガジンの動作不良も伺っていましたので、スイッチ部分から確認します。

本体のスイッチが先に接触して作動を始め、マガジンの給弾スイッチは、引き切った状況でやっと作動する状態でした。これは  ですね。



画像のように、2mmの皿ビスを埋め込んで、給弾と作動が同時か、給弾が僅かに先に作動するストロークにします。今回はほぼ同時にしてあります。ネジの締め具合での調整が可能になりますので、これで  になりました。

配線の挟み込みも無く  です。



ただ、ギアを外してみたら、軸受けのフランジが割れている物が3つありました。穴位置とフランジ部分がズレている為におきてしまった  になります。軸間の距離も若干バラついてしまっているようで、多少ギアノイズも気になります。



フランジの割れてしまった軸受けは、2個は諦めて、1個は使用します。手持ちに薄いタイプの物が無かったのもありますが、1個はそのまま使用しても問題なさそうだったので、そうさせて頂きました。
国産の既成サイズの軸受けは、厚みも有り、ベベルギアの部分でしか使用できませんので、2個は交換します。



セクターギアは、最終的には5枚カットになります。配線類もスリングスイベルの取り付けを考慮して、上段の溝にまとめます。



モーターは、マルイのHC30000のシャフトをカットして使用します。モーターでの位置調整機能がありませんので、厚みが増えてシムの調整幅が狭くなったベベルギアとピニオンギアの噛み合せ調整を、ピニオンギアの差し込み位置でも調整します。

2次ロットの個体では、シム調整をしても静かになる割合が低い状況の物しか見ていません。グリップ部分のケースは  と言った感じです。

ギアグリスにはXabier製を使用しました。

そして、チャンバーとバレル関係です。



チャンバーブロックの仕上げも良く、パッキンもワックスのような匂いはしていませんでした。ただ、純正品のパッキンは固めのせいか、HOPのせり出しが、システマ製の物と比べると少なくなります。HOP調整の可能なBB弾の重量としては、0.25gまでが上限だと思います。パッキンに関しては  ですね。



インナーバレルは400mmにして、出口のテーパー加工をしてあります。曲がりも無く、内面研磨もソコソコの良い状態でした。これは  です。アルミテープを使って、ブレ止めとしてあります。

昨日も解説致しましたが、



この状態なら、システマ製のパッキンでも大丈夫だったのですが、本体に組み込むと初速20m/s前後のダウンになり、純正パッキンで調整をし直し、フチの長さの分、多少のズレはカバーできるので、本体に組み込んでも変わらずの状態にできます。

あとちょっとなのでしょうが、あまり板金作業として叩いていると、取り返しの付かないことになりそうでしたので、純正パッキンを使用した状態の完璧で妥協させて頂きました。



ちなみに、純正付属スプリングで、セクターカットを5枚になっているのにも関わらず、98m/sギリギリの初速が出るようになっています。
スプリングガイドにはめ込んだダンパーと、ウエイト調整と気密バランスで、ここまでになっています。最初がコッキングハンドガン並みにしかパワーが出せなかったのが信じられません、ギャップが大き過ぎました。

歪みが酷かったものの、結果から考えれば、最終トータルで  の本体だったようです。

スプリングの交換も、本体の分解をしなくてもできますので、フィールドレギュレーションに合わせて、使い分けて頂ければと思います。

最終スペックとして、0.2g時85~88m/s(基準サイズによる変動)で、サイクルは秒間約20発と、実銃くらいのサイクルになっています。

クライアント様の運が良かったのか悪かったのか、なんとも判断はできませんが、最終的な結果としては  だったと思います。まさに悲喜交々の状況でした。

セクター5枚カットで、これだけ低負荷でまとめられたのは、珍しいと思います。

この辺が、中華銃の怖いところでもあり、面白いところでもありますね。

クライアント様 お待たせ致しました、性能の違いを堪能してくださいませ!


     COMBAT DOLL 店主 中根

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2014年04月16日

MG42 補正作業 (個体差有り)

COMBAT DOLL の店主です。

昨日は、記事を書く時間が無く、予告の通りにできませんでした。申し訳ありません。

それと言うのも・・・ 今回のMG42は、「機関銃」では無く、「利かん棒」でした(涙)

この銃もハズレ個体が存在するのですね。先のチューニングした2本は、そんな状況も無く、マルイ製ハイサイの中身を移植して、同等のスペックでしたし、修理品だった1本も、特に怪しい状況は無く、システマ製のパッキンへの交換で問題ありませんでした。

初期状態でも、初速は70m/s代で上下幅も有り安定せずだったので、試射もほどほどにして分解確認をしていきました。

メカボックスの基本スペックが解らなかったので、内部作業(バレル、メカボックスのカスタマイズ)をして、状況を判断していきます。

カスタマイズの詳細は、後日に改めさせて頂きます。何しろ画像の枚数が多くなってしまったので、分割した記事になります。



内部系を上の画像まで組上げ、この状態で、初速90m/sくらいに仕上げます。給弾は手で1発ずつ入れて初速計測しています。

パッと見、ルガーや南部に見えてしまいますね。



この時点では、システマ製のパッキンに交換して、セクターギアは4枚カット、スプリングはオリジナル品です。

本体に組み込んで、初速を測ってみると70m/s弱で、コッキングハンドガンと同じようなレベルに・・・(涙)

部分的に補正の為ネジ穴の拡張や、膨らんで位置ズレしてる部分をちょっと補正して、メカボックスのはまりが楽になる程度に調整して再度試射・・・

そうこうしている内に、弾が発射されなくなる始末・・・ ノズルが動かなくなってしまったのですが、下がりっぱなしに・・・?


(トラブル2となっていますが、1は次回にご紹介します)

タペットプレートのすごい所が折れてます・・・

どうやら、メカボックスが横斜めに付いてしまっていて、タペットにも力が加わり、メカボックス内の仕切りの段差で引っかかってしまっていたようです。ノズルも気になる所があって、補正はしてあったのですが、、こんな所が折れるのは、初めて見ました。

改めて、フレームの変形というか歪みを確認してみると・・・



オー! マイガッ!? えらい歪みだったんですわ! これが!!

グリップのピンが、えらく固かったので、一部の穴位置の補正はしていたのですが、それ所ではございません。

インナーバレルを後退させて、フレーム後部での左右の空間を比較してみるとこの通りでした。

下側の画像は、とりあえず左右の歪みを補正した状態です。上下はこの後になります。

板金屋さんのように、ちょっとずつ叩いたり曲げたりと言った感じに矯正していきます。



力技で、反り直しが必要だった、バレル基部部分。思っていたより柔らかくて、簡単に曲がってしまいます。バイポットの重みでも、少しずつ変形してしまいそうな不安感がありました。バイポットで立てた状態で、上から体重をかけて押さえたりすると、確実に変形してしまいます。



ネジの通る穴の拡張や、締め込み位置の調整が必要だった、グリップ固定用のリブ。高さや角度の調整での本体の板金作業も行い、メカボックスの並行が出るように調整しました。スペーサーにはM6用のワッシャーを挟んであります。



メカボックス固定用のネジ穴位置の補正ももちろん、左右位置の調整の為に1.5mmのABS板を挟み込んで、締め付けによるたわみも極力無くします。

いろいろ、微調整を繰り返しながら、煮つめた結果、完璧までにはできませんでした。最大80m/sまでしか行かず、これ以上の調整を断念しました。素体で90m/sでていたので、10m/s分エアロスが発生してしまっている計算です。HOPを切ると、もう少し下がってしまいます。

システマ製のパッキンは、純正品よりフチが短くなっている為に、傾きがあるとエアロスする隙間ができてしまいます。
品質的に不安もあるのですが、純正品のフチの長い物に戻してみた所、98m/sギリギリになってしまいました。20m/s近くも初速が上がります。典型的な閉鎖不良の状況が発生していた訳です。数字も安定しておりますが、何かの拍子に超えてしまってはいけません。

クライアント様も85m/sを希望されていましたので、サイクルを優先した初速の再調整の為にセクターギアをもう一枚カットします。全部で5枚カットです。サイクルは毎秒約20発(Li-Po7.4V2200mA25C)になっています。
初速は90m/s弱で安定しました。本体の剛性を考えると、落ちる事はあっても、上がってしまう心配は無いと思います。
BB弾のブランドの違いや、測定器の個体差もあると思いますが、当店測定器の誤差読みも含めて90±2m/sの範囲が実測値になると思います。ご希望の85m/sより若干高くなっておりますが、しばらくして矯正された分が戻される可能性があり、初速が落ちる可能性が高い為、若干上げてあるのと、サイクルが早くなっている関係上、スプリングの前進スピードを落としたくない部分もありますので、現状は、このセッティングとさせて頂いております。


それと、マガジンの接続状況ですが、以下のようになっています。



マガジンを本体に取り付けてから、先にコネクターを接続します。本体側は画像左側のように、コイルを1巻き分引っ掛ける状態にし、コネクターの接続方向は画像右側のようにします。



アダプターを、ルートスプリングにはめ込みます。奥までしっかりとはめ込んでください。はめ込みが浅いと、段差部分でBB弾が引っかかって給弾不良を起こす可能性がありますのでご注意ください。皮脂チューブがはまり込んでしっかり固定ができますので、簡単には外れないと思います。

本体にはめ込む際には、給弾ルートの部分で、コネクターを押し退けるようにはめてもらうとスムースにはめ込めます。(画像右側)



フィードカバー(フタ)を閉じる前に、コードがアダプターの溝にはまっている事を確認してから、閉じてください。アダプターにはガタ防止用のラバーシートが貼り付けてありますので、フィードカバーを閉じた際には、アダプターがフィードトレーとピッタリ付きますので、浮いている場合は、ルートにはめ込んだチューブの変形や、コードの位置ズレをしているかもしれませんので、確認してください。

本体のサイクルとマガジンの給弾ペースは問題無く、途切れたり(給弾不足)、スプリングパイプが外れてしまったり(給弾過多)することはありませんでした。ただ、残弾が少なくなると、マガジン内の給弾用のカムに弾かれてしまうようになり、給弾不良がでますので、満タンから2000発くらいまでは安心して連続発射できる状態です。

長過ぎるバレルをカットした分、集弾性も向上しておりますので、お手元に届いた際にご確認ください。

次回は、内部のチューニングの予定です。明日のアップに間に合わないかもしれませんが、ご容赦くださいませ。


     COMBAT DOLL 店主 中根

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2014年03月14日

MG42 初期ロット(恐らく・・・)

COMBAT DOLL の店主です。

昨日と一昨日は時間が取れず、記事を書けませんでした。申し訳ありません。
昨日深夜書き上げた物を、予約投稿にしてあります。

今日もくどい感じはするのですが、MG42の記事になります。

ただ、生産ロットが異なるようで、メカボックスの内部仕上げが全然違っていました。



アッパーの内部も塗装されていて、仕上げの良い状態です。塗装前に下地処理が行われているのではないかと思います。



リブの部分も変形が見られません。かと言って、ガイドは抜けないのは同じなのですが・・・

計ってみると、ボックス側 内径21.8mm ガイドブロック 外径22.0mm で、前回の物と比較しても塗膜が薄いのがわかります。



マルイハイサイクルクルツの中身を移植するのですが、バレル長を380mmにしますので、シリンダーはM4系の穴あきに交換します。

ただ、今回気が付いたのですが、シリンダーの長さが2mm短いので、カットが必要です。2mmのカットは難しいので、ボール盤を使って削りこみました。



シリンダーヘッドのノズル部分も、先端の面取り加工がされていたりと、少しずつ仕上げが違っています。

ピストンヘッドは、1.5mmの穴を4つ開けて使用します。(右の画像は、シリンダーの加工前で、この時に気が付きました)



スプリングガイドは、システマ製の旧型の物を使用しています。最初の物はLaylax製のV3を使用したのですが、システマ製のガイドピンのタイプなら、段差を無加工でいけるので、こちらを使用しています。

ドラム部分の削り込みは、現物合わせで削り込んでいます。



短く加工したシリンダーは、ピストンのギア部分の見える範囲(①)が多くなっています。

②部分が、タペットプレートの接触して、擦れ跡がつきますので、ここのグリスアップも忘れずに行います。



ギアブロック(グリップ内部)も塗装の具合が違っています。スイッチの一部パーツの素材も違っていますね。

マルイのHC30000モーターのロングシャフトの物をカットして取り付けですが、このギアボックスは、モーターの前後の遊びが僅かにあります。
スプリングを入れて、モーターの固定を行います。逆転防止ラッチやモーターの固定スプリングが跳ね上がってしまい、手が離せなかったので、オープンの状態の画像が撮影できていませんので、ご了承ください。



セクターチップは移植して使用します。ギアボックスを閉じて、アッセンブルの完成です。

この個体で、唯一残念だったチャンバーブロックです。



上から、押し潰されたように変形していました(画像左)。 矯正できる範囲だったので良かったのですが、レバーは凹みの部分までしか動かせず。0.25gでのHOPは調整できない状況でした。

亜鉛製品ですので、矯正の際は割ってしまわないように注意します。



380mmにカットしたインナーバレルは、先端テーパー加工を行い、ブレ止めのアルミテープを巻いて仕上げです。



今回、交換したパーツ群です。カットしたバレルを本体にあてがってみると、これだけ短くなったのがわかります。

サイクルも初速も問題ありません。給弾も追い付きます。

0.2gにて、初速85m/s前後 サイクルは毎秒25発と言ったところです。

最初にチューニングした固体は、バレル長を450mmにしたのですが、アウターバレル内部の空間の違いで、発射音が若干違っています。
初速もこちらの方が僅かに速いので、シリンダー容量とバレル長のバランスは、こちらの方が良さそうな感じですね。

比較用過去記事です。
 電動 MG42 ハイサイクル化 その1 分解
 電動 MG42 ハイサイクル化 その2 アッパー
 電動 MG42 ハイサイクル化 ギアボックス(グリップ)

 S&T MG42 メンテナンス

3本だけですが、結構な個体差がありますね。入手先もバラバラですので、当たりハズレは時の運だと思います。


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2014年02月18日

電動 MG42 ハイサイクル化 ギアボックス(グリップ)

COMBAT DOLL の店主です。

MG42の最終回になります。



グリップを解体すると、中身はこんな状態です。

BIGOUT製と同様のセクターチップが取り付けられたセクターギアです。
ギア比は、マルイ純正と同じですね。

モーターも磁力の強い、トルク優先タイプのモーターです。

一部配線の皮膜を噛み込んだ状態でした。マガジン用のスイッチは、マイクスイッチに、樹脂のロッドが付いている状態の物で、ストロークがかせげません。
その為、メインスイッチの接触ストロークがわずかしかないので、そのままだと早めに接触不良で、通電しなくなってしまいそうです。
2つのスイッチの位置関係が、微妙なバランスで成り立っていますので、メインスイッチの端子部分の矯正のみやっておきます。

シムは、各ギアに1枚ずつ入れてあるだけで、調整されているとは言えない状態です。やはり、オーバーホールが必要なアイテムだと判断致します。



マルイハイサイクルシリーズのギアを移植しますが、今回のクライアント様のお持ち込みのギアは、セクターチップにあたる樹脂パーツが無くなっていましたので、セクターチップを移植します。

それと、ベベルギアはハイサイクルの物が使用できませんでした。逆転防止ラッチが届かなかった為、ベベルギアのみ、付属していた物を使用しています。歯の枚数は同じでしたので、サイクルが落ちる心配はありません。



軸間の距離は、マルイの製品と比べると、僅かに遠くなっているような気がします。ギアブロックでの作動確認の際の空回しでは、結構甲高いギア鳴りがしてしまいます。



モーターは、位置調整の機能が付いていませんので、モーターに合わせたシム調整か、ギアを優先してのピニオンギアの位置調整で行うかの2択になります。
今回は、市販のマルイハイサイクルモーターのロングシャフトの物を、軸をカットして使用していますので、ピニオンギアの位置を調整する、後者を選択しています。

配線も細めではありますが、無理に交換するほどでもないと判断致しましたので、そのまま使用しています。

逆転防止ラッチの落ち着きが悪く、閉めるのが面倒な状態のグリップですので、配線の挟み込みに気をつけて作業を行います。

実際、本体はこの程度で終了です。



マガジンの配線が中に隠れるように。取り回しを変更し、給弾用のアダプター部分の一部を削って、コネクターが隠れるようにしてあります。

このマガジンは、給弾用のゼンマイが無い構造のマガジンで、モーターの回転で直接給弾するようになっています。その為、発射サイクルが早過ぎると給弾が追い付かなくなる恐れがあります。

実質的なサイクルは、7.4V 1400mA 40C (イーグル製)のバッテリーで、毎秒27発前後です。ベアリングの軸受けと、モーターの固定がしっかりしているので、口承上のスペックより、若干早い感じがする程度です。

スプリングも、ハイサイクル純正品ですので、初速は85m/s弱と、おとなしめの設定です。
クライアント様は、遠慮無く撃ち捲くりたいので、弱めの方がお好みとの事でした。

初速を上げたい場合は、スプリングの交換が必要ですね。3枚分のギアストロークが短くなっていますので、それに合わせたレートの物を用意する必要があります。

試射した状況では、マガジンの給弾も問題無く追い付いていますが、BB弾の残量が少なくなると、BB弾が給弾用の仕切りに弾かれてしまうようで、時々空撃ちになる症状が出始め、残り僅かになると、症状が酷くなりますが、マガジンの構造上仕方の無い部分になります。
残弾が少なくなりましたら、追加補充を早めにしてもらってご使用頂く状況です。

でも、MG42はこうじゃなくっちゃいけないな! って感じに仕上がりましたので、クライアント様にもご満足頂けました。

結果的に。交換したパーツは、
  マルイ ハイサイクル用ピストン
  マルイ ハイサイクル用スプリング
  マルイ ハイサイクル用セクターギア
  マルイ ハイサイクル用スパーギア
  マルイ ハイサイクル用モーター(ショート)
  Laylax ベアリング付スプリングガイドV3用(要加工)
  Laylax シム (追加調整)
  インナーバレル 200mmカット
です。
追加補正加工としてのスプリングガイド固定用のドラムの加工が、一番面倒な状況でした。

分解までの道のりが長かったのですが、解ってしまえば、比較的メンテナンスフリーな優秀な部類だと思います。
メカボックスのアッパー側の肉厚を、どうにかしてもらえれば、完璧ですね!


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2014年02月17日

電動 MG42 ハイサイクル化 その2 アッパー

COMBAT DOLL の店主です。

引き続き、MG42 の記事になります。

今回は時間の都合で短めになりますが、ご了承ください。

昨日の記事で、スプリングガイドを説明していますので、アッパー側の各部詳細から行きます。



まず、ピストンがはまり込むガイドレール部分ですが、とにかく浅い印象が強いです。組上げる時にピストンのはまりを確認する癖をつけておかないと、後でガッカリしてしまいます。



タペットプレートに干渉してしまうバリが、所々残っていますので、確認して仕上げ直しです。画像のように、結構食い付いてしまうバリもありますので、各部分確認して下さい。



ピストンのレールに対して、タペットプレートのガイド部分は結構しっかりはまり込みます。
タペットプレートも強度的にもサイクル的にも、そのままで良いと判断しましたので、成型バリやエッジを落として使用しています。
シリンダーは問題無さそうなので、グリスを引きなおして使用します。
ピストンもマルイハイサイクルの物を使用しますので、前進位置の違いがあるか等の確認が必要です。実際には問題ありませんでした。
ピストンのOリングもマルイの純正の物を使用しています。
シリンダーヘッドとノズルも、クリーニングしてからグリスを塗り直して使用しています。

アッパー側は、部品点数も少ないので、スプリングガイドの処理さえしてしまえば、後は簡単なチューニングと言った具合ですので、難しい部分はありませんでした。

そして、チャンバーとバレル周りです。



チャンバーとインナーバレルの取り外しは、メカボックスさえ外れていれば、後方に引き抜くだけです。

チャンバーは、AKタイプのようなスライド式になっていて、ネジの締め込みが弱く、スルスルの状態でした。
ただ、このネジをちゃんと締めてしまうと、レバーが固定されてしまい動かなくなってしまいます。
HOPの調整が済んだら、ネジを締めて固定すると思って頂くのが良いでしょう。

但し・・・ インナーバレルは、他の電動ガンとの互換性がありません。チャンバーへの固定用のキー溝の位置が違っていて、交換はできませんでした(画像参照)

当初は650mmあるインナーバレルをAKの純正品と交換の予定でしたが、使えなかったのでカットになりました。
20cm短くして、450mmの長さにしてあります。



短くなった分のブレ止めですが、アウターバレル内部の仕上げが良好だったので、インナーバレルの先の方にアルミテープを巻きつけてのブレ止めとしてあります。内部でカタカタ音がしない程度で、抜き差し可能な厚みに巻きつけます。この個体は2周でちょうどでした。

HOPパッキンは、素材的には問題無さそうな感じだったのですが、使用されているグリス(ワックス?)の臭いが気になるので、クライアント様と相談の上、システマ製の物と交換になりました。
臭いを例えるならば、車やバイクの新品のタイヤの臭いと同じような気がします。なんとなく滑ってしまって、HOPがバラついてしまう気がしたので、交換となっています。

本体が大きくて、本体側の画像をほとんど撮影していなかったので、内部系の部分画像ばかりになってしまっていますが、ご了承ください。

本日は、このくらいで切り上げさせて頂きます。

明日は、ギアブロック(グリップ部分)の記事で、最後になりますので、宜しくお願い致します。


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2014年02月16日

電動 MG42 ハイサイクル化 その1 分解

COMBAT DOLL の店主です。

今回は予告通り、MG42のチューニング記事になります。

が、かなり刻んだ状況でアップさせて頂きます。



分解には、とにかく、コツがいります!

説明書の部品図を見ると、簡単にフックで引っかかっているだけに見えますが、実際にその通りになっています(?)

実際に弄ってみても、なかなか外れません。

チャンバーの固定ネジを外す・・・   グリップ後方のフレームとの連結シャフトを外す・・・

スプリングガイドを外して、スプリングテンションをフリーにする・・・? んっ!? 外れない・・・

ピクリとも動きません・・・ どういうこと? 構造的には上部のラッチを解除すればスポンと抜けてくるはずなのに・・・?

メカボックスのシリンダーアッセンブルの組まれているアッパー側を割らないと無理そうなのですが、出さないと無理です。

仕方なく、そのままやろうとするのですが、ピストンが前進し切った位置になるように、作動させて外そうとしてみますが、動きません。

分解図に無いピンでも入っているのではないかと、じっくり見てみますが、何もありません!?

そうです、タペットプレート(ノズル)が後退していると、スライドさせて後退できない状態になっている訳です。

正直、この作業を、僕とオーナー様と、数人のお客様で2時間くらいかけて、やっていました(涙)
ご協力して下さった、皆様、ありがとうございました。

バッテリーをつなげて、作動させ、わずかに限定されたポイントで停止していないと、分解できない状況でした。
ピストンが前進し切っていて、タペットプレートがフリーになっていないと外れないのです・・・ これには参りました。



やっとの思いで分解すると、こういう状態が確認できるようになります。

シムはぜんぜん足りません・・・  アッパー側も問題を確認します・・・



これは、つらい! の一言ですね。

個体差が必ずあるはずですが、アッパー側の内側のリブが変形してしまっています・・・(涙)
薄い・・・ 薄過ぎます・・・ 強度が心配な、アッパーフレームです。

原因は、左の画像の通り、スプリングガイドの取り付けられているドラム部分の太さが、メカボックスのアッパーフレームの内寸より太くなっているので、組上げてから、無理やり圧入された為に変形してしまった状況です!

このドラム部分は、切削加工では無く、キャスティング(型による成型)で、真円も出ていません(涙)
要加工の部分です。今後のメンテナンスだけではなく、放置状態ではピストンレールの脱線もありえますので、必ず修理が必要な場所です。
同型の銃をお持ちで、スプリングガイドの脱着ができない物は、お近くの専門店に駆け込む事をお勧め致します!



とにかく、サイズが合うまで削るしかありません。

それと、スプリングガイドの位置固定の溝は、V3のサイズですので、組まれているスプリングガイドでは真っ直ぐ取り付けられない状況です。

ですが、固定の為のM5のネジ穴が加工されていなければ取り付けられません。Laylax製のV3用のスプリングガイドを、加工しての取り付けになります。
ネジ穴の追加加工と、プレート部分の長さ調整です。

ドラム側も、内側の円形部分が1段掘り下げられた状態ですので、ガイドプレートのはまる部分の段差を削り落とさなければいけません。



一通り加工して、組み込める状態まで持って行きます。結構手間がかかってしまいます。



スプリングガイドのドラムがスムーズに出し入れできるか確認して、問題が無ければ一安心です。補正チューニングの終了です。
やっと、カスタムチューニングに進めます。

今回のハイサイクル化は、マルイ電動ガンのハイサイクルタイプの中身を移植するチューニングですので、スプリングガイドとピストンの相性も確認が必要です。

マルイのハイサイクル用のピストンは内径が狭くなっているので、カスタムピストンヘッドに付いてくるベアリングが挿入できないサイズです。スプリングガイドに付属するベアリングが、ちゃんと必要位置まで入り込むかの確認をしておきましょう。画像の通り、大丈夫でした。

それと、付いていたパーツ類の確認です。
本来は、こちらが先だったのですが、事の重大さで、順序が逆転してしまいました(苦笑)!



シリンダーは、コーティングタイプで、マルイ製品と同等の仕上げでした。

ノズルは専用サイズですので、流用は効きません。比較的マシな作りの部類だと思います。

シリンダーヘッドは、ノズル内径が狭い(肉厚が厚い)タイプになっており、強度アップと流速アップ効果を考慮した作りになっています。製品程度は良い方だと思います。

ピストンは今回使用しませんが、取説の部品図の構成の通りの、既存品とはちょっと違ったパーツ構成になっています。
素材は中華製の平均的に使われているタイプでした。



タペットプレートは、V2との兼用が効く形状をしていますが、セクターギアのカムピンの当たる部分が大型化されていて、ハイサイクル向けの仕様になっています。

基本、実銃は、毎分1200発のサイクル(毎秒20発)ですので、そういう仕様になるようにパーツ構成されているようです。
セクターギアには、BIGOUT製と同タイプのセクターチップがはめ込まれています。

7.4VのLi-Poでは、そこまでサイクルはあがりませんので、今回のようにカスタマイズが必要になりますね。いきなり11.1Vでの使用はお勧めできない状態ですので、お気をつけください・・・

予告通り、続きは次回にさせて頂きます。
良い銃なのですが、持病持ちのようになっていますので、結構やることが発生します・・・(涙)

明日は、アッパーフレーム側とバレル周りの予定です。


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2014年02月15日

電動 MG42 ハイサイクル化 予告

COMBAT DOLL の店主です。

本日は、記事作成の時間が取れないので、明日の予告です。

MG42のハイサイクル化をやりました。





いろいろ苦労をさせられたのが、現実でした。

分割での投稿になりますので、次回以降をご期待ください。


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2013年03月23日

次世代 G36 C Li-Po 11.1V仕様

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は次世代電動ガンのG36Cです。



 ピストンクラッシュ状態での持ち込みでした。

 クライアント様の要望は、Li-Po 11.1V のバッテリーでも壊れないようにする事と、射程を伸ばすレンジアップカスタムです。リコイルギミックもカットして欲しいとの事でした。

 早速、分解です。



 従来型と違って、モナカのボディーを分解しないとメカボックスが出ないのが面倒なんですよね。

 1箇所、Eリングが跳んでしまっている所があったのですが、リコイルギミックのカットもしますので補修は最後にしておきます。



 中身を開けると、ピストンは見事な状態になっています。11.1Vの電圧でのドライブでは仕方ありませんね。100Vの電化製品に200Vの電源をつなげるようなものです。壊れて当然の結果です。

 対処としては、セクターカットで対応する形をとりますので、Laylax製のピストンとピストンヘッドを使用します。前回の記事でも書きましたが、ピストンヘッドは分解可能な状態に加工します。今回は二次加速ロッドも取り付けますので、その辺を兼ねた細工をしてありますので画像を参考にして下さい。



 二次加速ロッドの状態です。シリンダーヘッドも合わせて加工してあります。

 そしてセクターカットですが、Laylax製のギアが組み込まれていましたので、ギアを分解して、セクターギアを2枚落としてあります。



 次世代のギアなら2枚カットで十分ですね。
 スプリングは昔のLaylax製のグリーン(MS120)をカットした物が組まれていましたので、そのまま流用します。スプリングガイドはノーマルにダンパーを追加してあります。



 大体のセッティングが済みましたので、組み立てます。
 ここで、リコイルギミックのカットですが、元に戻せるように加工はしません。組み換えです。
 リコイルウエイトを後ろに下がった状態にはめ込みます。内蔵のスプリングの位置を変えます。
 そして、ダミーボルトに連結される部分を、組み付けずに本体に組み込みます。これで、チャージングハンドルは可動させてHOP調整ができる状態になります。

 機関部はこんな状況です。

 バレルとチャンバーは、レンジアップ仕様です。



 バレル長は363㎜にして、HOPは0.25g以上に合わせて調整してあります。
 サイレンサーを常時装着しているとの事で、この長さにしてあります。

 次世代のG36のチャンバーは、HOPテンションの調整の押しゴム部分が狭く作られていて、従来の「なまず」タイプの押しゴムは使用できません。バレルを加工してまでのロングレンジは使えません。
 当店の方式では影響はありませんので、集弾性も良く、レンジアップされています。

 初速も規定内をクリアしていますので、安心してご使用下さい。


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2012年12月07日

G&P SR25 ハイサイクルレンジアップ

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、カスタムのネタで行きますね。しばらくちゃんと更新しておりませんでしたので、ちょっと濃くいきます。

 G&P SR25 コンプリートガンがベースです。



 クライアント様からレンジアップと、11.1Vのバッテリーを使える仕様にしたいと依頼がありました。

 レンジアップはともかく、バッテリーのスペックからすると、セクターカットのハイサイ仕様にする訳ですが、コンプリートガン(中身もG&Pのアッセンブル)だったので、ギアやモーターの交換をしなくても良い分だけ価格が抑えられる仕様です。



 まずは、内部の確認ですが、べベルギアの逆転防止ラッチが2箇所しかなかったので、マルイ純正の4枚ラッチのものと交換します。モーターへの端子もネジ止め仕様ですので、モーターの焼き付きやトラブルでの交換がし易い様にギボシタイプに交換します。スプリングもセクターギアのカットに合わせて、強い物と交換になります(画像下はG&P純正)。

 ここで、ノズルが偏磨耗している事に注目します。実際、ノズルはグラグラの状態で、メカボックスとチャンバーのセンターが出ていない様で、フレームのアッパーとロアの合わせもグラつきが大きくなっていました。フレームに小細工をしてグラつきを解消し、メカボックスの固定位置もセンターが出るようにします。ノズル部分は下の画像を参考にして下さい。



 シリンダーヘッドのノズル部分を、拡張と延長をして、ノズルのグラつきを殺します。これで、安定した吐出が望めます。
 シリンダーヘッドとピストンヘッドはシステマの旧型のサイレントヘッドセットです。真鍮製のヘッドの方が加工し易く、耐久性もあるので、とっておきのパーツを組み込んでしまいました。
 インナーバレルも50cmありますので、エアブレーキ件二次加速ロッドを取り付け、圧縮圧の安定化もはかります。



 ノズルの動きを確認する際に、ひとつ異常に気が付きました。タペットプレートがセクターギアとの合わせで前進しきっていない状態でした。軸に当たる部分がストレートカットになっていたので、加工してアールを付けてやり、ノズルが完全に前進するようにしてやります。



 セクターギアのカットは給弾も考え、昔のエンゼルのレシピと同じ、4枚・1枚の計5枚の切り落としです。
 レール部分も研磨して抵抗を少なくして、スプリングの性能を100%引き出してやれる様にします。
 チャンバーは、レンジアップに加工済みですが、メカボックスへのアダプターがガタ付かないように固定してやります。
 画像を取り忘れていますが、スプリングガイドもベアリング付きの物と交換しています。


 今回、使用しなかった純正部品

 ピストンは、多少カジリがあったのと、金属歯が5枚しかなかったので、Laylaxのハードピストンに交換
 シリンダーは、テーパータイプでしたが、テーパーにムラがあるので、Laylaxのステンシリンダーの穴無しに交換
 シリンダーヘッドはノズル径が細く、グラつきが大きかったので、システマのサイレントヘッドセットに交換及び加工
 ベベルギアは、逆転防止ラッチのかかりの関係でマルイ純正に交換(耐久性は高いですよ!マルイ純正!!)
 スプリングガイドは、スプリングのレートを考えてスラストベアリング付きのシステマの物に交換ですが、システマの商品を選んだのは、ガイドの太さがスプリングにマッチしたサイズになっているからです。

 各重量のBB弾でパワーチェックも行い、安全性も確認。但し、ギリギリにしてしまいましたので、ちょっと心配な面もありますが、落ちることはあっても、上がることはないと思います。

 当店のサイクルカウンターが破損しているので、サイクルチェックはされていませんが、通常のゼンマイマガジンである程度の給弾が追いつきますので、秒間30発くらいかと思われます。

 久しぶりに凶悪な仕様のカスタム品でしたが、やっぱり、敵に回したくないと思ってしまう1丁でした。


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