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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年03月20日

余談 流速チューンって?

COMBAT DOLL の店主です。

余談にはなってしまうのですが、当店への問い合わせの中で、「レンジアップチューン」と「流速チューン」の違いについてのお問い合わせが多くあります。

恐らくですが、フィールドやグループによって「流速禁止」をレギュレーションに含めている事があり、レギュレーションへの抵触を懸念されている状況ではないかと思っています。
使用できるBB弾の重量を、0.2g以下に設定してしまえば、そんな文言も必要なくなるとは思うのですが、現在ではBB弾の重量規制を行っている所は少ないのが実情です。

今回は、個人的な「流速チューン」の見解を含めて、ここで紹介させて頂きます。

個人的な見解ですので、ご了承ください。

まず、「流速チューン」というのは、チューニング名であり、商品名と同等だと判断しています。

流速を調整してあるから「流速チューン」というのであれば、初速調整そのものが流速の調整になってしまい、単純にスプリングを交換してのカスタムも「流速チューン」になってしまいます。

流速を上げて、初速を上げているのだからです。

そこで、一般的に流速チューンと呼ばれている状態を考察すると、以下のような条件付けになるのではないかと思います。

HOP回転を強くしての飛距離アップ → 回転が強くなることで、BB弾の浮力が強くなる
                          専用テンショナーを使用したHOPの掛ける量の増加
                          バレルを加工しての距離増加もあり

HOP回転のロスを避ける為のバレル → 短いバレルでの摩擦の軽減
                           ルーズなバレルでの摩擦の低減(現在の主流)

加速不足やエアロスでのパワーダウンの補正 → ・スプリングの強化
                                 ・シリンダー容積の増量
                                 ・吐出ノズルの絞り
                                等での流速(吐出圧)や吐出量のアップ

結果として、
 「スゴイ発射音がする!」・「軽量弾(0.2g以下)では真っ直ぐ飛ばせない!」等
 となりますが、
 「重量弾なら、すごい遠くまで飛ばせる!!」 というメリットを前面に押したカスタムになっている状態です。

あくまでも、個人的な認識です。違う意見もあると思いますが、ここではこうさせて頂きます。

簡単に説明すると、BB弾にHOP回転を強く掛ける事で浮力が増加し、撃ちだされた時の滞空時間が長くなるので、飛距離が延ばせるカスタムです。
ですが欠点として、重量との適正バランス取りの難しい軽量弾(0.2g以下なら通常タイプがベスト)での直進弾道ができなくなり、重量弾(0.25g以上)での射撃を前提としているチューニングになっているのと同時に、加速不足やエアロスによるパワーダウンの分を、パワーソース(メカボックス等)で威力アップしている状態の為、燃費や耐久性に、通常状態との差が大きく出てしまう事です。

飛ばす事を前提に置いてあり、バレルやHOPによる加速不足やエアロスのある状況を基準に、パワーを補う調整(純正よりも強い吐出)が必要とされているカスタムという状態ですね。


当店でのレンジアップチューンとの違いを、上記の定義から説明すると以下のような状況になります。

回転を強く掛けるという「長掛けHOP」が前提なのは同様です。
エアロスや加速不足を好まない主義なので、6.08mm以下の内径のバレルを使用する事を前提として、最低限の負荷で性能が発揮できるように、HOPの掛け具合を個体毎(BB弾の重量やバレル長を考慮)に調整している状況です。
基本は、MS90以上の強さのスプリングの使用を敬遠したいのが本音なのですが、クライアント様のご要望によっては、それ以上のスプリングを使用する場合もあります。メカボックス単体でのパワーアップを好まないやり方です。

基本理念としては、純正レベルのパワーを基準としての、HOP回転バランスを取った上での飛距離アップを行おうとするチューニングカスタムです。ただ、0.2g以下の重量のBB弾は、通常方式のHOP状態が一番バランスが取れているというのが現実ですので、レンジアップチューンが有効なのは、0.25g以上の重量弾になります。0.28g以上の重量での使用を希望される方には、若干のレートアップになるのが前提です。


(画像 関連記事 2013/4/1 リチューン レンジアップ)


(画像 関連記事 2014/7/23 VSR-10 PDIパーツベース チューン)

違いを上げるのであれば、調整基準の違いになります。

パワーソースの状況からの効率化(当店チューニング)



飛距離優先でのパワーロスを含めた流速調整(流速チューン)

ではないかと思います。
メカボックス単体での状況を考えれば、全然別物にはなりますが、実際の効果でいけば、同じ結果を狙っています。
勿論、集弾性や飛距離アップは、エアガンの性能アップの基本的概念になりますので、当然ですね。

重量弾の方が飛ばせるならそれを使いたくなるのが人情でしょう。
販売側も単価が高い方がありがたいでしょうし、それにともなったカスタム料も発生し易いです。
(当店のようなチューニングショップの発言としては、不適切なのでしょうが・・・笑)
言い方を換えれば、ユーザーの需要と販売側の供給がマッチングしてるとも言えるのですが・・・(苦笑)

20年位前のASGKでは、組合での販売している銃を以下のカテゴリーで分けていた事があります。

 遊戯銃
  軽量弾(時期によって異なり、最後は0.2g)を使って撃ち合いでの使用に適している安全な玩具銃

 競技銃
  重量弾(0.2gを超える重量のBB弾)の使用に適した威力を持ち、的撃ちで楽しめるスポーツ銃

としていた頃がありますが、当時の電動ガンには「競技銃」の表記がされていて、サバイバルゲームのメインウエポンであったアイテムとしてはナンセンスでしたが、組合の自主規制値である「0.8J」前後の威力を持つエアガンとしては、正当な表記でした。
業界側としては、所持しているエアガンの性能を認識してもらい、安全性を重視して使用して欲しいという注意喚起だったと思います。

ここでもう一つ余談があります。

 現行のエアガンの規制値は以下の通りです。

 2007年2月の改定銃刀法に伴い、エアガンの威力は「3.5J/㎠」以下と規定されております。
 (銃口より1m、前後25cmまでの区間)
 弾頭から3mmの断面積で、掛かってくるエネルギー量を規定しています。

ここで、なぜ弾頭から3mmなのか?という事なのですが、理由があります。

医学的に、人間の皮膚は、表面から3mmが表皮であり、そこから下は皮下組織になっているとされ、
「皮下組織にダメージを与える威力に達する物を、準空気銃」とする訳です。
殺傷能力の是非な訳ですが、「傷」を与える物は、玩具とは認定できないと言う事です。

現行の測定方法で、
  このエネルギー測定から漏れている「力」があるのです。


それは、 『回転力(HOP回転)』と言う運動エネルギーです。

重量とスピードで換算している現在のデジタルタイプの測定器では、測定換算されません。
衝突エネルギーを測定するような測定器でなければ、数字として認識する事ができないエネルギー量です。

人体にBB弾が当たった時に、回転で皮膚をえぐられれば、それだけダメージは大きくなります。
質量と回転速度でエネルギーは大きくなる訳ですから、重量弾での高速回転(強いHOP)では、現状のデジタルタイプの計測器では測定できていないエネルギー(J)が隠されている訳です。

銃刀法でも、測定方法には一切触れておりませんが、衝撃試験を行うような測定器が用意され、規制している機関がそれで測定するとなれば、どんな数字がでるのか見当がつきません。
物理が得意な方なら、HOP時の回転数が計測できれば、簡単に計算できるのでしょうが、僕には無理です。

ですが、ASGKで販売されている簡易測定器は、測定紙を貫通させて目安を知るタイプですので、当然、回転力も貫通の要素に加わっています。残念なのは、0.2g時での測定が原則となっているので、重量弾でのチェックはできないということです。
ですが、重量弾でのHOPが掛かっている状態で、0.2gでの貫通テストをした場合に、デジタル計測器では多少の余裕がある筈なのに、貫通してしまう場合もあります。これが回転による運動エネルギーなのか、デジタル測定器の誤差なのかは証明できません。
教養が足りませんので、ご容赦頂ければと思います。

当店では、「ASGK簡易弾速器」の最終チェックをさせて頂いていますので、そこを誤差対策とさせて頂いています。

「流速禁止」をレギュレーションに盛り込んでいる方々は、こういった懸念に気が付いているのかもしれませんね。

当方での「レンジアップチューン」が、「流速チューン」に含まれるかどうかは、受け取り側の判断に委ねさせて頂く事になりますが、チューニング方法の違いをご理解頂ければ幸いです。

流速チューンとの違いを確認したい方に参考になればと思います。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  次回未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)銃刀法 規制

2014年10月30日

お願いだから、やめてぇ~!

COMBAT DOLL の店主です。

チューニング記事の予定でしたが、また、こんな事件の報道がありました・・・(涙)

※お説教的な内容になりますので、不快な気分を与えてしまうかも知れません。
 興味の無い方は、スルーでお願い致します。


誰にも見られていないと思ったのでしょう・・・

10才以上用の低威力のおもちゃだし、怪我することはないだろうからいいじゃん とでも思っているのでしょう・・・


(FNN news .com より転載)

ほんの悪戯心かも知れませんが、行為自体は重過失ではなく故意による行動ですので、大問題です。

動画の後半に、千葉の有名店さんのコメントにもありますが、おもちゃを使っているといえ、行為自体に問題がある事をお話されています。
「反社会的行為」という表現をされていますが、本当にその通りだと思います。

銃刀法に定められた法令文をご紹介しておきます。

銃砲刀剣類所持等取締法(発射の禁止)
第三条の十三  何人も、道路、公園、駅、劇場、百貨店その他の不特定若しくは多数の者の用に供される場所若しくは電車、乗合自動車その他の不特定若しくは多数の者の用に供される乗物に向かつて、又はこれらの場所(銃砲で射撃を行う施設(以下「射撃場」という。)であつて内閣府令で定めるものを除く。)若しくはこれらの乗物においてけん銃等を発射してはならない。ただし、法令に基づき職務のためけん銃等を所持する者がその職務を遂行するに当たつて当該けん銃等を発射する場合は、この限りでない。

第三十一条  第三条の十三の規定に違反した者は、無期又は三年以上の有期懲役に処する。

但し、

第二条  この法律において「銃砲」とは、けん銃、小銃、機関銃、砲、猟銃その他金属性弾丸を発射する機能を有する装薬銃砲及び空気銃(圧縮した気体を使用して弾丸を発射する機能を有する銃のうち、内閣府令で定めるところにより測定した弾丸の運動エネルギーの値が、人の生命に危険を及ぼし得るものとして内閣府令で定める値以上となるものをいう。以下同じ。)をいう。

とありますので、玩具銃は含まれてはおりませんが、今後の課題とされる事は間違いありません。

安全なおもちゃであっても、その特性から使用者のモラルが、必要以上に問われるのは現実です。

皆様にも、新規参入の方や、譲渡の際の相手へ等、使用における注意事項をお伝え頂ければと思います。

子供の悪戯なら、「ごめんなさい」で済むかも知れませんが、自動車運転免許を取得できる年齢では通用致しません。

僕自身の世代は、子供の頃に悪さをして、こっ酷く怒られる事で 「やってはいけない事がある」 事を学びました。
今の若い方達は、その時代に、おもちゃを取り上げられてしまい、良し悪しの判別が付けられなくなっているのかも知れませんね。

まあ、いい歳でも、やってしまう方もいますので、年齢は関係無いかも知れませんが、そういったチャンスを減らされてしまっているのが現代の若い世代なのは確かだと思います。

どこまで行っても、販売側の指導が不可欠だと思っています。

お小言的な投稿記事で申し訳ありませんが、ご理解頂ければ幸いです。

最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
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2014年10月18日

再認識 エアソフトガンとサバイバルゲーム

COMBAT DOLL の店主です。

 昨日に引き続きの内容になりますが、個人的な見解で、エアガンやサバゲについて、再認識したいと思います。

 あくまでも個人的な見解ですので、ご了承ください。
 この記事を読んで不快感を感じる方も多いと思いますが、ひとつの見方としてご理解頂ければ幸いです。

 まず、僕自身がエアガン好きな大きい子供です。



 ゲーム中に怪我をしても、続行してしまうお馬鹿さんです。

 おもちゃとしていろいろな形のものが発売されていて嬉しい限りです。
 世界各国の兵器である、拳銃や小銃、機関銃がモデルアップされています。

 そうなんです、「兵器を模したおもちゃ」であり、人体に危害を加える為の原型をトレースしている模型になっています。

 幸いな事に、我々の生活している日本では、直接目にする機会も少なく、認知度が低い物がモデルとなっているので、その威圧感を感じる方が多くないというのが現状です。
 ですが、そう言った状態の製品を、毛嫌いする方が少なくないのも現実です。

 特に、サバイバルゲームにいたっては、実物の使われ方を模倣した遊びであり、疑似体験に近い感覚の遊びになってしまう訳です。

 正直に言って、その緊張感が面白く、非日常の緊張感が味わえるのが、サバゲの醍醐味でしょう。僕は大好きです。
 安全に配慮された威力で製造されたおもちゃで遊ぶだけなのですから、行為自体は問題無いのです。

 ここで、理不尽とも感じてしまう矛盾が発生してしまいます。
 なぜ、エアガンが使われた事件は、こうも派手に取り上げられてしまうのか?


 ペンやお箸も、事故や事件はあります。
 間違って目を突いてしまったり、人体に刺さってしまったりと、危険な側面も持ち合わせています。
 15年ほど前には、綿菓子の割張りが転んだ拍子に喉に刺さってしまい、無くなったお子さんもいました。
 このような事件でも、ペンやお箸がバッシングを受けることはありません。
 不運な偶発的事故であり、本来ならば危険な物ではないという認知がされているからです。

 自動車事故も同様です。日本では、人体や器物に対して最も危害を加えている生活用品ですが、車が欠陥以外でバッシングを受けることはありません。
 それは、自動車にぶつかられては、ただでは済まないという認知も当然ですが、自動車を使って危害を加えようとする行為自体が非常識という認識が浸透しているからです。

 話を戻しますが、なぜ、エアガンがバッシングを受け易いのか?

 やはり、根本は、人体に危害を加える道具がモデルになっているという事で、おもちゃとして不適切に見られる事が要因の一つです。
 そして、それを好んで所持し、疑似体験で遊ぶ人間は、危険視されてしまう傾向が強いという現実だと思っています。
 製品の特性から、ある程度の破壊的欲求を満たせるのも事実です。ストレス発散で遊ばれる方もいらっしゃるでしょう。


 経験のある方も多いと思うのですが、興味の無い方から「戦争になったら、真っ先に志願するんだろ?」と言うような事を言われた事があると思います。
 僕は、「BB弾が当たっても痛いのに、本物の弾が当たる所なんて絶対行きたくないですよ!」と返答していました。
 戦争が好きなのではなく、どこまで行っても「戦争ごっこが楽しい」だけなのですから・・・。

 こういった事件があると、エアガンの安全性を強調し、製品の肯定を前面に押し出そうとしてしまう傾向が強いのですが、それこそ規制に拍車をかける要因になってしまうと思います。
 今回の事件では、2歳児に全治4週間の傷を与えているのは現実です。対象年齢が18才以上用の威力ですので、当然の結果なのですが、それだけのポテンシャルがあるという結果が出てしまっています。

 元々、法規制に則った法律遵守品ですので、安全性の強調ではなく、間違った使い方をさせないように、周知徹底してもらえるように努力しなければいけないのだと思います。
 対象年齢も同様で、撃つ方も撃たれる方も対象年齢を合わせなくてはいけません。18才以上用の銃で、18才未満の相手を撃つのは対象年齢外だという認識を持たなくてはいけません。ここは、各地域の条例に関わってくる部分ではありますが、事件の当該地域では該当するはずです。


 サバゲについても同様で、周囲に対しての配慮を怠らず、周りの方々に精神的苦痛を与えるような情況の無い所で、安全に遊んで頂ければ幸いだと思います。
 最近のニュースでも、「イスラム国勢力」関連で、武装兵力集団の映像が流れますが、悪者のイメージであり、凶悪な兵力です。


(AFP BB NEWS 7月14 ボコ・ハラム、連続爆破で犯行声明 「イスラム国」への支持表明も より転載)

 サバゲーマーの格好との違いは理解されず、同列視されても仕方がありません。
 周囲からの目も把握し、威圧感を与えないよう配慮する事も、同様に必要な事だと思っています。

 
 この事件から来てしまう影響を鑑み、自分の立場を再認識して、周りへの影響も配慮した上で、自身の安全にご注意頂いて、楽しく遊んで頂ければと思います。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

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Posted by コンバットドール  at 23:59Comments(2)関連ご紹介銃刀法 規制

2014年10月17日

一言、物申す!

COMBAT DOLL の店主です。

伊達に歳を取ってしまっている、じじぃからの 「一言、物申す!」 とさせて頂きます。
うるさいじじぃのお小言ですので、面白くない内容です。

今回は、心無い一部の人間による、非人道的な事件が全国ニュースで報道されています。


(MSN.com より)

画像で判断する限りは、サバゲ仕様の電動ガンだと思います。譲渡品かもしれませんが、サバゲーマーだったと追加記事もあります。

サバゲをしていたなら、撃たれた時の痛みが解っているはずです。
子供への愛情は、いろいろな親子関係がありますので、深くは問いませんが、2歳の無防備な子供に対して、至近距離で(しかもフルオート?)で撃ち込むなんて、言語道断です!
怪我をしてしまうのは当たり前です!!

普段から、すぐに撃てる状態でおいてあるのもどうか?と思いますが、近所でも把握されていたようですので、管理状況も問題ありそうです。

銃刀法と内閣府令で、玩具銃(エアソフトガン)の威力が規制されてはおりますが、規制の根本は 「怪我をさせない威力」 に抑えることが目的です。

医学的見地から、 「3.5J/c㎡」 と規制されていますが、その根拠は以下の通りです。

 人間の皮膚の厚みは、概ね3mmほどであり、その皮膚越しに、皮下組織にダメージを与えない威力であるという概念からの計算になっています。
 本来の目的は、怪我をさせる事の無い、おもちゃとしての枠を越えない物にしなければいけないのです。


この定義は、おそらくですが、成人男性を基準にされていると思われます。
少なくとも、成長途中の子供や、女性を基準にしている事は無いはずです。

サバイバルゲームは、撃たれる事が前提で、必要最低限の防具を身に付けて撃ち合う遊びです。
ルールとマナーの元に成立する、お互いが同意した上での、エアガンで撃ち合う遊びなのです。
その為の、道具としてのおもちゃになっています。

こんな、間違った使い方をしてしまう悲しい輩が、全国ニュースになってしまったのは、全く持って遺憾です!
2月の女児児童の時もそうでしたが、どこまで行っても、それを行う人間の悪行です。

今年だけでも、数件の事件があります。あえて地域は記載しておりません。

 9月25日 強盗予備:容疑で逮捕 郵便局前で覆面姿 エアガンも所持 25歳男性
 8月27日 わいせつ行為をする為に、脅しで使用 33歳男性
 7月14日 銃刀法違反品の不法所持多数 公園で発砲 ガンマニア34歳男性
 6月23日 海外より殺傷能力のあるエアガンを購入所持
        オークション転売  4容疑者 37歳男性 56歳男性 44歳男性 50歳男性 
 5月20日 銃刀法違反 空気銃所持で逮捕 33丁押収 70歳男性
 5月 8日 3Dプリンターで・・・
 4月18日 対向車に向けエアガン発射 窓ガラス割る 43歳男性
 2月 1日 2歳女児変死 エアガン押収 撃たれたアザか!? 33歳男性


 ※当方での把握しているだけの情報です。他にも事案はあると思います。
 

エアガンに馴染みのある方から見れば、ただのおもちゃでしかありませんが、その知識の無い方から見れば、「危険な物」にされてしまいます。

今一度、世間一般からの視線をご理解頂き、モラルの再認識が必要な時期になって来ているようです。
販売競争が激化している現在、初心者への必要な説明がされ切れていないのが実情でしょう。
また、ブームになりつつある今、集団意識から、軽く見てしまわれているのも現実だと思います。

お仲間同士の啓発や、新しく参入される方への十分なご指導を、再確認頂ければと思います。

お恥ずかしい話ですが、当店の所在する「浜松市」は、銃刀法改正にもつながった事件にも絡みを持つ「前科持ち」地域となっています。
関係していたいろいろな方々に、行政指導が入ったのも事実です。
それだけに、今回のような事件が起こって欲しくないというのが本音になります。

近辺への配慮や、不慮の違反未遂者(知識や認識の不足)への啓発、自身の再認識を、改めて強化して頂ければと思います。

周りに迷惑を掛けず、怪我の無い様に、遊んで頂ければ幸いです。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

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Posted by コンバットドール  at 21:57Comments(4)関連ご紹介銃刀法 規制

2014年09月16日

フロンガスについて ガスガンチューニングの参考資料

COMBAT DOLL の店主です。

9月に入って、急に気温が下がり、いきなり秋になってしまいましたね。

ガスガンには、シビアな状況になってきました。



最近、ご質問が多くなってきましたので、こちらで解説させて頂こうという次第です。

フロンガスは、元々、冷却の為の媒体です。冷える事に重点を置いて開発された物です。

洗浄剤としての用途もあります。油分を落とす為に使用される用途もあります。

日本のフロンガスのメーカーである、 「ダイキン工業株式会社」 のホームページにある資料より、説明させて頂きます。

但し、当方は専門家ではありませんので、間違った解釈や、判断もあると思いますので、参考意見としてご覧ください。



資料元 http://www.daikin.co.jp/chm/products/pdf/fluorocarbon/hfc_hcfc.pdf

まず、各種フロンの表です。

現行販売品である、「134a」と「152」と、前時代の「12」・海外製品の主成分と言われている「22」を比較しています。

「HCFC-22」は、ガスとしての分類上は、低圧ガスですが、ガスガンに使用するのは、国内の銃刀法では違法になります。
表の数値(飽和蒸気圧)の通り、圧力が高い分だけ規制威力をオーバーしてしまいます。
間違っても、使用しないでください。絶対です!

本題に戻ります。

現在の 「ASGK」 のホームページのTOPにもなっていますが、「134a」は、温暖化係数が高め(表の赤枠下段参照)の為、今後の生産及び使用が制限されるフロンガスです。
自動車エアコン用の冷媒としての主用途だったのですが、そちらでも変更が検討されており、国際的にも全廃(完全使用禁止)になる状況です。参考資料 「日本自動車工業会・カーエアコン冷媒WG」

「12」は、オゾンの破壊係数も高く、状況が発覚して早々に全廃されたフロンガスです。比較してみるとなるほど・・・となりますね。

では、「152」ですが、低温時のパワー不足と、洗浄性能の高さが懸念されているガスになります。



資料元 http://www.daikin.co.jp/chm/products/pdf/fluorocarbon/vapor1.pdf

グラフを見てもらうと、大して性能差が無いように見えますが、冷却の効率が大きく違っています。
表に戻って、「蒸発潜熱」と「熱伝導率」を見ると、数字でしかありませんが、結構、差があります。

蒸発潜熱と言うのは、気化する時の冷え具合の目安です。
「134a」は217kJ/kgに対して、「152」は335kJ/kgですので、約1.5倍の冷え方をします。
要は、撃つ度にドンドン冷えていくスピードが1.5倍の状態になります。
(実際の液温が、気温や内圧での環境で、具体的にどうなるかまでの算出はしていませんので、ご容赦ください。)

そして、熱伝導率ですが、冷えるのにも暖めるのにも影響が出ます。
「134a」は82W/m・Kに対して、「152」は105W/m・Kですので、約1.3倍の冷え方をします。
ここは、暖めるのも1.3倍になるのですが、気化して冷えた時の液温の差もありますので、追い付かないと言う状況です。

数値の単位も難しいので、数字の対比だけで簡単に説明すると、

「134a」が最初の液温から発射(ガス放出)で、25℃の時に5℃冷えるとします。
(あくまで、仮定ですので、現実とは異なります。感覚としての参考資料としてください。)

          「134a」        「152」
 初期       25℃         25℃
 発射       20℃         17.5℃   ガスの放出による気化冷却
 上記での圧力 0.52MPa       0.4MPa  液温から表よりのおよその数値
                               (仮定の数値・現実と異なる)
 液温回復    25℃         24℃    「134a」が25℃になった時点での「152」の液温

実際に、このようになるのかは定かではありませんが、数字からの対比では、このように考えられます。

気温毎の気化率と気化ガスの圧力は、液温が低いほど冷却効率は上がり、回復効率は下がります。

連続して発射すれば、液温の差は大きくなる訳です。

「152」の方が低温に弱いのは、こう言う特性の違いがあるからです。

旧製品である「12」の方が作動が良かったのは、この特性の違いで冷却の度合いが低いからです。
(「12」と「134a」の違いが解る方は、もう良いお歳を召された方だけだと思いますが・・・)

ガスガンのチューニングで、気温差での性能差が大きくなるこの特性が原因であり、この差が不安定要素になってしまいます。
放出量を上げるカスタムバルブ等は、低気温時は仇になってしまいます。気化冷却が大きくなってしまうからです。

吐出ムラを少なくするチューニングを行い、効率良くBB弾に圧力を掛けるようにしないと、これからの時期のカスタマイズには合いませんので、ガスの特性を説明させて頂きました。

気温によって、圧力が変わり、撃つ度に低下するパワーソースですので、空気を圧縮してパワーソースとしている電動ガンと同様のスペックは維持できません。

20℃以下での変動(パワー不足)は、特に大きくなりますので、カスタムと言えども性能ダウンしてしまう事を、妥協しなければいけない物であると認識頂ければと思います。

寒い時期だけ、パワーを上げると言うのは、違法行為になりますので、絶対に行わないでください!

新しいパワーソースが、早く開発されてくれるのを、薄い期待で待っている状況です・・・。

「参考になれば幸いです。」 と言う「ウンチク」でした。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

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Posted by コンバットドール  at 23:59Comments(0)ガスガンメンテ・カスタム銃刀法 規制

2013年09月23日

ガスガンの注意点 補足

 COMBAT DOLL の店主です。

 前回はフロンガスについての圧力関連を書きましたが、補足事項があります。


 (フロンの沸点のグラフ)

 実際の気化条件もありますので、参考資料より、低めの圧力設定での記事内容でしたので、完璧な数値ではない事をお断りを入れるのを忘れていました。
 実際の冷媒関係の資料で、数値を調べると、35℃の液体温度なら、約0.9MPa(約9気圧)の圧力が発生するそうです。
 外気温と液体温度では違ってくるのと、気化冷却での減圧を考慮していますので、ご了承下さい。

 それと、フィクスド(固定)ガスガンとブローバックガスガンとのパワーの違いを、もう少し詳しく説明致します。

 固定ガスガンは、バルブを打撃によりガスルートを開放し、バルブがリテンションのスプリングで閉鎖されるまでガスの放出があり、BB弾をバレル内で加速させるのに、すべて消費されます。(ロスは無い物とします)

 単純に言えば、ガスが10出るとすると、10を発射に使用します

 ブローバックガスガンは、2パターンありますが、フィクスドと同じ、バルブの打撃開放とリテンションの閉鎖のみから説明します。
 こちらは、スライドもガス圧で動かす為に、ガスの消費割合があります。正直、正確な割合はわかりません。パワーの出方とシリンダーの断面積から推察すると、多分なのですが・・・

 10のガスの放出は、発射に3・スライドの稼動に7くらいの割合ではないかと思われます。

 実際には、バルブの閉鎖タイミングを、スライドが後退してから閉じるように作られているのが、現状のブローバックガスガンの大半の製品です。WAの製品にはマガジン側にバルブロックのパーツがありますので、わかりやすいと思います。

 バルブの開放時間が長いと言う事は、がすの放出量が増えますので、平均的なガスブローバックガンは

 30のガスの放出で、発射に9・スライドの稼動に21くらいの使用量だと考えられます。

 固定ガスガンの方がパワーが強くなるのは、こう言った構造だからなのです。

 故に、ガスブローバックのハンドガンは、カスタムの仕方で、吐出の消費バランスが崩れると、作動がおかしくなってしまったり、パーツを換えたのに、性能が上がらなかったりする訳です。
 放出量を増やして(バルブのカスタム)も、冷却効果が高くなってしまい、連射性能が落ちてしまったり、ガス量が多過ぎて、発射されたBB弾を乱流で命中率を悪くしてしまったりしてしまいます。

 オーバーパワーを掛けずに、バランスをとってチューニングしなければいけないのが、ガスガンのカスタムになってきます。

 これから気温が下がって、物足りなくなってくるでしょうが、カスタムの際には、十分、配慮をお願い致します。


 COMBAT DOLL 店主 中根

   10月20日 奥山デイズにて定例会レギュレーション)あり
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Posted by コンバットドール  at 23:23Comments(0)ガスガンメンテ・カスタム銃刀法 規制

2013年09月22日

ガスガンの注意点 フロンガス

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、ちょうど問い合わせがあって、気が付きましたのでガスガンのチューニングの際のパワーに付いて触れさせて頂きます。


 (各メーカーHPより)

 基本的なパワーソースとしては、フロン134aや152aが市販されています。
 134aの方が、10%以上気化圧力が高くなりますので、そちらで説明したいと思います。

 フロン134aの場合、35℃で約0.75MPa(約8kg/cm2)の圧力がかかるとされていますので、その圧力でガスガンのパワーを超えないように調整されていなければなりません。

 20℃の場合では約0.48MPa(約5kg/cm2)になります。約35%のダウンですが、BB弾の初速だと50%くらい落ちる仕様のガスガンもあります。ライフル系のガスガンでブローバック機構では無いアイテムはこれくらいになります。

 最近の27℃前後では約0.67MPa(約6kg/cm2)になりますので、0.2gBB弾の初速に換算すると約80m/sが上限くらいになります。0.25gなら70m/s・0.28gなら65m/sくらいが目安になりますが、ガスライフルのフィクスドタイプの目安です。

 バレル長と作動方式や、ガスガン自体の性能で初速の上がり方が変わってきますので、上記の数字はあくまでも、一部機種の目安でしかありませんので、ご注意願います。

 特に、バレル長が長いほど、初速変動も大きくなり、HOPのかかり方も違ってしまうので、命中精度を求める場合は、ガス圧の安定化をさせるのが、絶対条件になってきます。

 故に、リキッドチャージで使用するガスガンは、チューニングが難しいというか、無理に近い状況になってしまうのです。

 使用する気温状況(シーズン)を限定し、多少の温度変化による性能差を妥協しなければなりません。

 本体やインナーバレルの温度状況で、気化効率も変化しますので、寒くなってから、マガジンだけ暖めたガスガンでは性能が発揮できない状態を思い起こしてもらえれば、解り易いと思います。

 ガスブローバックの場合は、マガジンから吐出されたガスは、ブローバック機構と発射機構で二分されるので、上がり幅は少なくなりますが、低温による下がり幅が大きくなってしまいます。自己冷却作用が大きくなってしまうからです。

 エア圧縮タイプと異なり、フロンガスは気温により、大幅に増減してしまいますので、限定使用で考えて頂くしかないのが現状です。

  

 それなので、マルシンさんは、CO2ソースのガスガンを製造しているんですね。
 CO2は高圧なので、生活環境内(一部地域は覗く)の気温変動内では、ガスガンを作動させるには十分な圧力が保てます。減圧ルートを内臓することで、パワー調整された製品となっている訳です。
 液化ガスを使用するガスガンで性能を安定させるには、パワーソースが限定させられてしまうのが現状ですね。

 エア圧縮タイプのエアガンとは、違う次元のアイテムになりますので、それだけ苦労が発生してしまいます。


 ガスガンのカスタムの場合は、気温によっての変動を把握して、法律上で明記されている上限数値である、

     「気温35℃までの状況で3.5J/cm2を超えない威力」

 にしなければなりませんので、十分に気を付けて頂かなければなりません。

 この時期にギリギリでは違法品になってしまう事をご理解下さい。

 市販品は、ギリギリになってしまっているものも多いのが現状です。
 むやみな改造は、犯罪者になってしまう恐れが高くなりますので、十分にご注意願います。

 
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2012年11月23日

パワーアベレージについて

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はエアソフトガンの威力に関して触れさせて頂きます。


 PROクロノ(m/s表示)


 ASGK簡易弾速測定器(0.2g限定使用品)

 現在、改定銃刀法に伴い、エアガンの威力は「3.5J/㎠」以下と規定されております。(銃口より1m、前後25cmまでの区間)
 弾頭から3mmの断面積で、掛かってくるエネルギー量を規定しています。

 ここで、なぜ弾頭から3mmなのか?という事なのですが、理由があります。

 医学的に、人間の皮膚は、表面から3mmが表皮であり、そこから下は皮下組織になっているとされ、
「皮下組織にダメージを与える威力に達する物を、準空気銃」とする訳です。
 殺傷能力の是非な訳ですが、「傷」を与える物は、玩具とは認定できないと言う事です。

 それを、6mmBB弾の0.2g重量で換算した場合は、「0.989J(ジュール)」となり、スピード換算で99m/s未満と計算されます。
 当然、BB弾の重量が増えれば、質量エネルギーが上がり、初速は下げなければなりません。以下の一覧は、6mmBB弾でそれぞれの重量の時に「0.989J」未満になる為の上限です。

     ・ 0.12g 初速128 m/s 以下
     ・ 0.20g 初速 98 m/s 以下
     ・ 0.25g 初速 88 m/s 以下
     ・ 0.28g 初速 84 m/s 以下
     ・ 0.30g 初速 81 m/s 以下

 ここで、補足ですが、エアガンそのもののスペックが問われますので、普段0.2gしか使わないからと言って、0.2gでギリギリのセッティングをしてあった場合、重量の違うBB弾を使用した場合に規制値を超えてしまう場合があります。

 マルイの純正仕様の電動ガンの場合、ASGKの自主規制もあり、通常0.2gBB弾においては初速85m/sぐらいになっており、0.25gBB弾では78m/sくらいになっています。

 お解かりでしょうか? 0.2gから0.25gに移行した際、初速で7m/sしか落ちていません。先の一覧を見て下さい。

 軽量弾でギリギリのセッティングをしてしまうと、重量弾を使用した場合にはオーバーパワーになってしまう危険性が大きくなります。

 この辺を踏まえて、初速の上限をセッティングする場合は、0.2gBB弾で95m/s以下に抑える必要があると言う事ですね。もちろん、チャンバー等の細工で、そうならないようにしてあれば問題はありませんが、みなさん、チューニングの際は、十分にお気を付け下さい。

 そして、補足ですが、金属の弾丸を撃ち出せる物は、実銃です。パワーソースがなんであれ、それはNGです。最近の重量弾を主流にしたチューニングでは、可能性を捨て切れませんので、ここは警鐘を鳴らさせて頂きます。

 弾速器そのものが、どれだけ精密なものなのか? 実質の誤差もありますので、使用環境や個体差で数値があてにならない場合もあると思いますが、相手に怪我をさせないように遊んで頂きたいと思います。

 COMBAT DOLL 店主 中根

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