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2014年09月10日

VFC Mk.18 Xabier仕様 後編

COMBAT DOLL の店主です。

昨日は、時間ギリギリ一杯になり、中身のチューニングを後編とさせて頂きました。
本体の矯正を含めた、レンジアップチューンが前回記事になります。

本日は続きです。Xabier製のパーツを使用した、サイレントチューンです。



まずは、メカボックスを開封しての中身の確認です。
グリスの塗布量は最低限ですね。

ノズルはエアシールタイプで成型も良し。
シリンダーも内面に問題無く、バレル長との容積バランスも良し。
タペットプレートもバリや成型不良も無し。
ギアも良い状態で、交換の必要も無し。

気になるのは、メカボックス内面の仕上げとオートシムだけです。
レール部分とタペットプレートの溝は、研磨します。



ピストンヘッドは、Xabier製「エアダンパーピストンヘッド」、 スプリングは同じく「コントラスプリング」に交換します。



それに伴い、シリンダーヘッドはマルイ製に変更し、ロッドのヘッドに合わせます。今回は無加工で使用できました。

スプリングガイドは、ウエイトの長さの関係で、交換か加工が必要になります。付属のガイドは通常製品より長いので、ウエイトが入ると突き当たってしまいます。
今回はヘッドのベアリングをWフィードにしたので、純正の加工も交換しての加工も同額になるので、旧製品の樹脂製のガイドシャフトの物に交換して追加工して使用しています。

ピストンヘッドのロッド長は、初速とサイクル、静音効果に合わせて調整した結果、スプリングワッシャーを抜いたサイズで落ち着きました。



オートシムを殺して、シム調整をタイトにし、各部グリスアップを行い、組み上げになります。
今回のグリスアップは、Xabier製イエローグリスを主体にしてあり、ホワイトグリスが必要は箇所は、スプリングに付属していた分でまかなっています。

モーターは付属の純正品でも、十分静かでしたので、交換をしておりません。
静音性を追求するなら、マルイ製の700モーターがお勧めになりますが、極端な差は出ないくらいでした。

個人的な評価としては、VFCのグリップの良さだと思います。あくまで、個人的な評価です。



肉厚も増え、補強されたロアフレームに組み込み、アッパー無しでの試運転の時に、スプリングへのグリスアップを行います。
この時に、モーターの位置調整も行います。アッパーでの共振で、完成体の方が、音が大きくなりますので、この状態の方が的確な位置出しがやり易いですね。

完了後、本体を組み上げて完成です。

初速は0.2g時95m/s以下・0.25g時85m/s以下に調整しておりますが、測定器の個体差やBB弾のムラで数値の違いが出てしまうと思いますが、ご了承ください。
ASGKの簡易弾速器で、最終確認をしておりますので、安心してご使用頂けます。

HOP調整の目安として、画像のようにマーキングを入れさせて頂いております。
HOPシートの馴染みや、BB弾のブランドによって微調整が必要になると思いますので、参考位置としてご活用頂ければと思います。



サイト調整も、画像の位置で行っております。
アイアンサイトも、ダットサイトの調整後に合わせてありますので、問題無いと思います。

昨日の記事の通り、最終チェックでの問題解決もしておりますので、サイティングの癖による微調整をして頂ければと思います。

一つだけ、問題点として、この本体はマルイ製のマガジンとの相性が悪かったです。
ロアフレームのマガジンハウジング部分の内寸が大きく取られているようで、マルイ製の多弾数マガジンは、ガタも大きく、はまりも浅い状態でした。
その為、マガジンのストッパーにリップと装弾テンションのムラで、チャンバーに2発送り込まれる症状が出てしまいます。
同送頂いた、メーカー付属のマガジンや、樹脂製のマガジンは問題無く給弾と発射がされていました。
恐らく、フレームの改修にあわせて、この部分も寸法変更があったようです。

ご使用の際は、マガジンとの相性をご確認してからお願い致します。

付属品の入れ忘れ、誠に申し訳ありませんでした。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です 
  返信はHPのメールサーバーよりさせて頂きます

  
  


Posted by コンバットドール  at 23:48Comments(0)VFCXabier

2014年09月09日

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

COMBAT DOLL の店主です。

ここのところ、ブログの更新ができておらず、申し訳ありませんでした。

久しぶりのまともな記事ですね。

クライアント様への報告も含めたチューニング記事になります。

VFC Mk.18 です。



フォアグリップは、初期仕様の物ではありません。

クライアント様は、遠方からわざわざご来店されて、直接、説明を伺って頂きました。
ありがたいお話です。

ご希望としては、飛距離のアップが基本でしたが、説明をさせて頂いている状況でのグレードアップ仕様となりました。
ちょうど、その時に 「V.S.S.」 の受け渡しがあり、モーターの変更の前と後での違いを聞いて頂き、今回のXabier仕様となりました。

ご予算もありましたので、金額を調整しながらのチューニングを行っております。

0.2~0.25gでのバイオ弾を使用前提としたチューニングを行います。

今回は本体矯正もありましたので、レンジアップチャンバーからの作業を行っています。



ノーマル状況のパッキンのグリスをチェック。 やっぱり・・・ と言う状況です。
パッキンは交換して加工します。



フィールドレギュレーション等を確認させて頂き、0.2~0.25gで使用できるレンジアップに調整です。
0.2gの時はHOPが強過ぎる嫌いはありますが、通常HOPの8割くらいの性能は確保できます。
インドアフィールド等でのレギュレーションクリアの状態で、30m位までなら直進弾道で行けます。
0.25gの際に、レンジアップの効果が発揮される仕様です。

そして、本体の矯正作業です。



初期状態では、画像のようにレールの合わせと、チャンバーの位置(こちらは画像の撮り忘れ)にズレがあり、性能に影響が出てしまうので、補正が必要な状況でした。



アウターバレルの取り付けのセンター出しと、レールハンドガードの位置出しが必要になります。
アウターバレルの遊びは僅かなので、アルミテープで十分でした。チャンバーが傾かない位置で固定できるように調整です。
バレルナットは、次世代用のツールのリア用がちょうど使用できるサイズでした。



ハンドガードの取り付け基部は空間が大きく、スペーサーが必要でした。
画像では見難いかもしれませんが、水道用のパッキンを使用して空間を埋め、バレルナットの締め付けでの位置固定をします。



この部分は、納品直前に気が付いて補正し直した部分です。最初はガタが無く、真っ直ぐ付いているように見えたので、取り外して確認しただけで、スペーサー(アルミテープ)は無しの状況でした。体調不良での見落としです・・・
最終のサイト調整の際、オープンサイトの前後がそれぞれセンターに来ない状況になり、確認して発覚した補正箇所です。

出荷直前に補正して、無事調整できたのですが、発送の際に、レールカバーを入れ忘れてしまうというミスをやってしまいました。
クライアント様、ご迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした。
後日、郵送させて頂きました。 無事に到着していますでしょうか? 不安があり出荷を送らせて頂いたのに、ミスを出してしまった事を深くお詫び申し上げます。



完成済みのチャンバーを差し込んで、チャンバー位置の確認です。
チャンバーのスペーサーは、交換したシステマ製パッキンに付属している物の方が、フィットサイズですので、そちらに交換されています。
バレル先端は、アウターバレル部分で、しっかりパーツが埋め込まれていますので、それでベストな状態です。



チャンバー位置も確定できましたので、レールハンドガードの取り付けです。画像のように、ピッタリ合わせます。
これで、ハンドガード部分にダットが移動しても問題ありません。



サイレンサー用のハイダーが、2回転半位しか効かない状況になりますので、ハイダー固定リングは取り外した状況にします。
これで、5回転分はネジの締め込みができますので、安心です。サイレンサーのロックバーツの位置も真下に来てスッキリです。

本体の矯正は、これで終了です。ロアとアッパーの相性は、バッチリでしたので、ご安心ください。



ロアフレームで、以前には記憶が無い改良点が見られました。
メカボックスを取り出す際、かなりきつい状況で、成型不良でもあるのかと思ったくらいでしたが、フレームに一部の肉厚が増加していました。
メタル軸受けタイプですので、問題ありませんが、ベアリングタイプだと、出し入れが困難になってしまうかもしれません。

ロア・アッパー共、ガッシリメカボックスを保持してくれるので、Xabier(静穏化)仕様にするには良い素材でした。

この続きは、時間の都合で、明日にさせて頂きます。

中身のチューニングになりますので、宜しくお願い致します。


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2014年07月05日

Xabier エアダンパーピストンヘッド アフターパーツ

COMBAT DOLL の店主です。

本日は、小ネタで失礼します。

地元のパーツメーカーである、Xabierブランドから、ピストンヘッドに使用されているパーツの一部が、アフターパーツとして発売されたようです。



写真左:ピストンロッド  材質:真鍮製  重量:約0.5g

写真右:ウェイト  材質:ステンレス製  重量:約10g  ※旧世代用

となっております。

両方とも、メーカー希望小売価格は 1200円 (税別) ですね。 HPに跳ぶと、価格が確認できます。


ロッドに関しては、磨耗する可能性も高いですので、メンテナンスパーツとしての要素も大きいですね。



当店でも、ピストン重量の調整を行いますが、ウエイトの別売りはありがたいです。

従来のカスタムヘッドに追加できますので、取り付けのネジを10mm長い物に交換すれば、使用可能です。
リコイル感もアップしますし、圧縮比も高められます。

Xabierエアダンパーピストンヘッドが高額で、手が出し難いと思っている方で、カスタム済みのガンに追加装着したい方にも、重宝されるのではないでしょうか?


現行製品に追加装着も可能な製品がありますね。

ロッドの寸法は、全長 9mm  ボールヘッド外径 4.8mm  ナット部M3用 厚み1mm  閉鎖部(ボールヘッド外周)まで 約7mm

ウエイトの寸法は、外周 15mm  長さ 10mm

となっていますので、


(Laylax HP より転載)

Laylax製 ハイスピードピストン (メーカー希望小売価格 3000円税別) なら、ネジを15mm長い物に交換すれば、ロッドもウエイトも取り付けられますね。
(現在、メーカーサイトによると欠品中となっています。)

但し、ロッドのナット部分の厚みがありますので、合わせて使用しなければならないのは、


(製品画像 Laylax HP より転載 比較画像 Xabier 業者向けマニュアル より転載)

Laylax製 エアロシリンダーヘッド (メーカー希望小売価格 2400円税別 より)ですね。ピストンヘッドの当たり面は、中央部がすり鉢状になっておりますので、ロッドのナット部分は干渉しません。
また、ノズルの閉鎖ポイントになる入り口までの距離が、若干遠くなっていますので、ロッドのそのままの長さで使用可能です。
勿論、シムやワッシャーで延長も可能でした。

取り合えず、性能を試してみたい方には、良いかと思います。


現状では、Xabierさんの製品は、スプリングもLaylax製品の追加装着が必要になります。


(製品画像 Laylax HP より転載 比較画像 Xabier 業者向けマニュアル より転載)

Laylax製 EZスプリングガイド/スムーサー シリーズ (メーカー希望小売価格 2000円税別 より)
スプリングガイドのシャフトが細い物でないと、使用できない状況です。
自社製品の開発もされているようですが、現行では他社製品との併用か、既存品の加工での対応が必要なので、上級者向けのパーツになりますね。

地元メーカーの応援と、関連商品のご紹介、及び、当店コンセプトでは一番人気のダンパー効果の宣伝をさせて頂きました。


     COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 22:18Comments(0)Xabier

2014年07月04日

PDR-C 「林の壱式」 本体調整編

COMBAT DOLL の店主です。

昨日の続編になる、PDRのカスタマイズです。

正直な話、PDRに関しては、ここが一番重要なポイントになります。

一番バラつきがあり、個体差が出てしまう部分ですので、過去の状況としても、同じになってくれた事の無い部分です。

このブログを参考にして下さっている皆様には、お手持ちの個体との比較をした上で、個体毎の調整をお願い致します。


さて、本題に入りましょう。

今回は、サイレンサーを基準とした、バレルの位置を優先した調整になっています。

サイレンサーを交換した途端に飛びがおかしくなってしまったと言う事例も伺っていますので、それに合わせて調整が必要な部分です。



今回使用されるサイレンサーは、マルイ製品なのですが、工夫がされていました。
市販のプロサイレンサーミニでは、根元の部分の外径が大きく、装着できません。お持込の物は、フィクスドガスガンのHKソーコムMk23のサイレンサー基部に交換されていて、16mmのネジから14mmの逆ネジに変換するパーツが使用されています。



外周のチェッカリングの部分が、コリコリ当たるくらいの状況で装着できる状態でした。
専用品のような状況です。
この状況ですので、銃口部は確実にセンター位置になるように調整しなければなりません。傾かないように、バレル基部とのマッチングが必要になります。

かなり、ハードルが高い状況ですね。フレームの個体差によっては、妥協したパワー調整になってしまう場合もあります。
組み込みによって、ダウンしてしまったパワーの分を、メカボックスのオーバースペックで補う事に・・・(汗)
そんな事にならないよう、がんばりました!



まずは、実際にサイレンサーの装着状況を確認します。
バレルのネジ部に合わせて締めこんで行くと、フレームの外周の絞られた部分で当たってしまい、フレームをたわませるというか、バレルを引っ張る状況になってしまっています。
画像の通り、ネジ部分に隙間ができる状況で接触し、締め込むとフレームの内側に傷跡が残っているのが確認できました。



フレームの肉厚の関係もありますので、最低限に削り込んで、ねじ込みのストロークを確保してあります。



先に、トリガーブロックに前回より覚えた、マガジンキャッチのスムース作動の補助になるカーラーを仕込んでおきます。

そして、バレルの交換です。



今回、当店在庫最後の1本のLaylax製アッシュバレル285mmに交換です。

HOPチャンバーもAGW製のテンショナーに交換して、ゴムチューブでのテンションに変更しますので、HOPパッキンをシステマ製の物に交換しています。

ただ、この個体に使用されていたパッキンはシリコンゴム製の柔らかい素材では無く、二トリル製の物のように見えたのですが、確実性を取って交換しています。

クライアント様の希望初速設定が90m/s前後でしたので、インナーバレルの出口テーパーの追加加工は行っていません。
吐出を最低限にしたメカボックスの設定にしてありましたので、追加テーパー加工は必要の無い状態になっています。

アッセンブルを組上げる際、固定用の割りピン(スプリングピン)は、若干短く加工し、押さえのパーツに干渉しないようにしています。

いよいよ、位置補正の段階に入ります。作業としては、ここが一番時間が掛かってしまいます。



アウターバレルがフレームと平行位置を出さなければならず、若干下方へ押さえる必要があった為、受けとしてラバーシートの積層した物を挟み込んでおきます。接着してしまうと、トリガーブロックのメンテができなくなってしまいますので、挟むだけです。



メカボックス部でのシムの貼り付けも、行ってはみましたが、最終的には、バレル基部の樹脂パーツを加工し、バレル基部に高さを約1mmほど下げた状況で、位置出しはクリアできました。
メカボックスとの位置関係もキレイに直線状になってくれました。

画像では解り難いかもしれませんが、比較画像として、



左側の画像は今回の個体です。
右側の画像は、以前チューニングした別個体の調整前の物です。

画像の撮影角度のズレもあるのですが、解り易い部分として、HOPダイヤル前方部分の空間の上部と下部の広さの違いが解るのではないかと思います。
それと、アウターバレルに対して、挿入されているチャンバーブロックが、下方に沈み込んでいる状況なのですが、こちらは判断し辛いと思います。
状況としては、チャンバーが無理やり斜めに取り付けられた状態がデフォルトとなっており、これを矯正するのが、最重要ポイントになってくる訳です。うっかりすると、ここを補正するだけで、初速が大幅にアップしてしまう危険性がありますので、参考にされて、実行される方はご注意ください。





位置が補正された時点で、気持ちばかりの吸音材を、フレームのデッドスペースに挿入していきます。
ロアフレーム部には、ウレタン素材で、アッパーの上部隙間には、ラバーシートを貼り付けてあります。



オリジナルハイダーもバッチリセンターに来てくれて、上手く補正ができた状態でした。

パワーチェックを最終的に行いましたが、サイレンサーの装着状況と、無しの状況での初速差は失くす事ができ、サイレンサー装着における干渉はクリアできています。

ただ、初速の若干のダウンは避けられない状況でした。

先の記述の通り、メカボックスのスペックとしては95m/sになっているのですが、最終的に93m/sになってしまている状況です。
それと、BB弾のブランドによって、給弾不良が発生してしまう状況で、比較的粒の大きなブランドの物は、閉鎖不良が発生して発射されない事があります。
マルイとエクセルのBB弾は問題がありませんでしたが、イーグルやオプションNo.1のBB弾では、時々給弾不良が出てしまう状況でした。
これは、ノズルが、チャンバーの内壁に干渉して、動きが悪くなってしまっている状態の表れです。

アウターバレルの位置からの調整となっている為、クリアしきれない部分でした。
クライアント様、力及ばずで申し訳ありません。

ですが、問題の無いBB弾の使用であれば、弾道の素直さと飛距離はクリアされていますので、ご安心ください。
ノズルとチャンバーの当たりが出れば、他のブランドのBB弾でも問題は出なくなると思われます。

打撃緩和や負荷低減で耐久性をアップし、パワーや精度を向上させたチューニングとなっておりますので、宜しくお願い致します。

しかし、本当に同じ処理で終わらせられない機種ですが、最終的に性能が保障できるという手間の掛かる銃ですね。
逆に、趣味性の高いアイテムとして、好感が持てるおもちゃだと思います(笑)

「One of the thousand 」とは、この銃の事でしょうか・・・


     COMBAT DOLL 店主 中根

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2014年07月03日

PDR-C 「林の壱式」 内部編

COMBAT DOLL の店主です。

本日は、昨日の予告通り、PDR-Cのカスタマイズ記事ですが、2回に分けさせて頂きます。

今回は内部編、次回はバレル及び本体調整編になります。

メカボックスだけ見れば、個体差も少なく、安定している機種ですので、BOXのチューニングは難しくありません。

参考までに、今回のチューニングでのスペックは、バレルとチャンバーが正位置に収まれば、95m/s(マルイ・バイオ0.2g)になる仕様です。

クライアント様の要望として、マルイ純正品レベルのパワー(0.2g90m/s前後)で、直進性(集弾性)の安定と飛距離のアップ、及び静音性の向上で、サイレンサーの常用が前提となっています。

では、解説に入ります。



まず、今回の個体は、ロットナンバーが2ケタという、極初期生産品でした。
クライアント様は、中古入手という事でしたが、状態はかなり良好で、一部破損はあったものの、作動期間が極めて短い状態でした。

バレルの固定ピンも、割りピン(スプリングピン)のタイプで、2000番台までの物は、このタイプのようです。
フレームの歪みも少なく、良い状態だと判断できました。

一部破損していたのは・・・



ピストンのラックギア(金属歯の部分)が折れてしまっています。
ピストンの樹脂部分の状態とラックギアの破断面から推測すると、たまたま強度の足りない部品だったようで、不運としか言い様がありません。

相当早い時期に破損してしまい、初速も出ず、作動音もおかしいので、最初のオーナーさんは手放してしまったのでしょう。
樹脂部分の歯も、若干削れているものの、問題無く、ラックギアの溝部分も折れてしまった所が変形してしまってはいますが、パーツの組み合わせによって、再利用可能状態でした。

本来は、マルイの純正ピストンに交換すれば良いのですが、この時点ではメーカー欠品中であった為、元のパーツを生かしました。
品質的に不安な、安価なピストンは使用したくなく、高額なカスタムピストンを使用するまでもなかったので、強度に問題が無い状況が作れたので、流用としています。

消耗品となる部分ですので、寿命が来たら、マルイ製のピストンに交換で対応できます。



強度の根拠として、上記画像の状態でのパーツ組みの為です。
Xabier製のコントラスプリングを使用する為、Wフィードのスラストベアリングと、ウエイト調整のブロックは、マルイ純正ピストンのパーツで組み合わせている為、スラストベリングのカラー部分が、ちょうどラックギアの真下に来る位置に調整してあります。
0.1mmの隙間ができる計算ですが、ラックギアの逃げとしては、許容範囲内になっています。また、スラストの回転に影響が出ますが、スプリングガイド側にもスラストベアリングがありますので、問題ありません。

ピストンの適正重量を維持し、ラックギアの強度を増して、安心のセッティングです。

このまま、ピストン関連です。



ピストンヘッドは、マルイ純正品を使用し、打撃振動を吸収させる弾力のある素材とし、二次加速及びエアダンパー効果を得る為のロッドを取り付けます。今回は回転止めは2mmのピンを使用してあります。圧入ですが、抜けてくる心配はありません。

今回、ピストンヘッドは2mmの4つ穴にしてありますが、気密性を高めて前進スピードを抑え、初速を安定して抑えられるようにしています。
正直、90m/s前後で安定させた性能を発揮させる方が、困難だったりしますので、微妙なバランス取りが重要になります。

ロッドの位置や、ボールヘッドの直径等、毎回、現物合わせで行っておりますので、個体差があっても問題無く取り付けられています。

スプリングガイドは、Xabierコントラスプリングに合わせて、外径の調整加工を行っています。



シリンダーヘッドも、ロッドのナット部分の受け入れができるように加工してあります。
ズレがないか、ロッドの径に問題がないか確認して、ダメならやり直しで、再度作成です。今回は1発OKでした!

さて、順序が入れ替わってしまいましたが、メカボックスの加工です。



タペットプレートのスプリングの交換用の加工・給弾ルートの研磨・タペットプレートレール部分の研磨・ピストンのレール部分の研磨をおこなっておりますが、今回は比較用に、加工前(下)と後(上)で画像を撮ってみました。
ご覧の通り、純正のままでは、梨地に近い状態ですので、各部パーツの磨耗の恐れがあります。BB弾も、コーティングを削り取りながら給弾されてしまい、弾道にも影響が出る可能性が高い状態です。
カスタムの最低限として、やっておきたい部分ですね。



セクターギアのタペットプレート用のカム部分の研磨も、磨耗を抑える為の加工です。
スイッチは安心のオムロン製に交換し、消耗軽減の為のSBDを取り付けます。



タペットプレートのスプリングは、マルイ純正品と交換して、負担を減らす訳ですが、バレルとメカボックスの位置関係がクリアされていない個体では給弾不良が発生します。
チャンバーが斜めにはまり込む状態になっている製品がほとんどであり、ノズルの前進が阻害され、強いスプリングでないとBB弾をチャンバーの定位置まで押し込めなくなってしまうからです。位置関係の調整ありきの仕様です。そこの部分は明日の記事にて解説になります。
タペットプレートが専用品である為、ここを消耗させるのが一番問題が出てしまうので、大事な部分を最大限に保護します。

モーターはクライアント様の要望で、マルイの1000モーターへ換装です。Xabierのスプリングは低圧縮、高反発に優れたスプリングで、圧縮に関してはマルイ純正のスプリングより若干弱いくらいです。その分負荷が減って、サイクルが上がりますので、1000モーターで十分なサイクルで回ってくれます。
ピニオンギアはPDR純正の物を差し替えて使用しました。



シリンダーはバレル長に合わせた容積調整として、安価なマルイ純正品を使用しています。穴あきタイプです。

モーターに共振防止のチューブをはめて、各パーツの組み込みをします。

タペットプレートのスプリングもメカボックスへの干渉がないか確認し、潤滑用のグリスを塗布しておきます。
Xabierのスプリングに付属している「ホワイトグリス」を使用しています。このグリスは、なかなかしつこくて、潤滑性が高いです。単品買いでは値段も高いのですが・・・(笑)



ギアは純正ギアを使用しますが、シムは完全に入れ替えです。形状や厚みにバラつきがありますので、安心の国産品でセッティングします。
静音を目指した使用ですので、可能な限りタイトに調整します。
グリスは、スプリング付属の物です。スプリングにも塗布して、ちょうど使い切りぐらいの分量です。

ロッドの位置関係を確認するのに、メカボックスにはめ込み、レール上を滑らせての確認も行います。最終的には、作動させた上で音で確認して完了となりますが、段階的にチェックして、微妙な位置関係をクリアしていきます。

タペットプレートの位置も、セクターギアのシム調整と揃っているか確認します。ギアの位置が悪いと、シムに干渉したり、ギアとの面当たりでタペットプレートの消耗が早くなったり、破損し易い状態になってしまいますので、要チェックです。

吸音材として入れてあるブロックは、正直気休め程度です。入れておくとなんとなく静かになったように聞こえるので入れています。
カットオフレバーの動きに干渉しないように気をつけています。
ハッキリ解る程の違いはありませんが、ゴムブッシュ等で、ガッチリ押さえる寸法の物であれば、効果が期待できるかも知れません。理屈上は効果がある筈ですが、高額の部材になってしまいますので、試した事はありません。



スイッチも交換し、絶縁を確認したら、メカボックスを組上げます。
各部状況を最終チェックし、問題が無ければ、作動状態まで組上げです。



スプリングを挿入し、動作チェックを行います。
作動音、サイクル、バレルブロックを当て込んでの初速チェックを行い、問題なければSBDを取り付けて、メカボックスのチューニングは終了です。

ちなみに、フレームに組み込まず、メカボックスにバレルブロックをはめ込んで、初速チェックを行った状況で、95m/s(マルイバイオ0.2g)です。
HOP切りですが、若干出ており、HOPパッキンの干渉ありで、Laylax製アッシュバレル285mmでの状況です。

このスペックが発揮できるように、フレームに収めた際の、各部位置調整が重要になってきます。

この個体で使用されるサイレンサーは、なかなか優れ物で、その分調整が微妙だったりしましたので、極初期の製造個体でラッキーでした。
続きは、明日の予定になります。

気になる方は、宜しくお願い致します。


     COMBAT DOLL 店主 中根

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2014年05月23日

M4用 NB フレーム&フロント 後編

COMBAT DOLL の店主です。

昨日の続きになります。

カテゴリーが「電動カスタム 海外」となっておりますが、中身はマルイ製です。
作業ウエイトが、フレームの調整による所が大きいので、あえて海外製カスタムのカテゴリーとさせて頂きました。

本来、作業手順的には、中身を先にしているのですが、ロアフレームからご紹介させて頂きます。

まず、ダミーボルト近辺から・・・



こちらは、キングアームスタイプになっていて、フレーム内部にダミーボルトのロックパーツが設置されています。
マルイ製のメカボックスの移植でも、ダミーボルトのロックが可能になる訳ですが・・・

そのままでは取り付けられません。いろいろ補正が必要です(涙)

画像の①ですが、リテンションのスプリングを挿入したくても入りませんでした。穴を2.3mmのキリで広げて挿入可にします。
ロックパーツの可動も確認しておきます。バリ等で動きが悪ければ、仕上げ追加作業が必要です。

②はロックパーツのストッパー用のネジ穴なのですが・・・



画像左のように、位置が合いません!? これでいいのだろうか?
穴位置の変更ができない近さなので、ロックパーツの方を加工して対応します(画像右上)。

イモネジを短く削って、ネジ穴に埋まるサイズにして、ロックパーツを挿入し、六角レンチを入れられるようにした削り込み部分に位置を合わせて、ネジを戻します。
素材表面の状態と塗装膜で動きが悪いので、グリスの塗布が必要です。ボルトストップレバーを仮付けして作動を確認します。



さて、メカボックスとの相性ですが、このフレームは内部空間に余裕が有り過ぎでした。そのままでは、グリップやストックの取り付けネジの締め具合で、その都度変わってしまいます。締め過ぎるとフレームも割れてしまいますね。

良く言えば、調整幅が大きいので、バッチリの位置出しが可能なフレームです。歪んでしまって、調整ができない物よりは良かったと思います。
悪く言うと、気付かずに組上げ、取り付けてみると性能が出せず、変形や破損して廃棄になってしまう可能性の高い状況です。

スペックのハッキリしたメカボックスやバレルアッセンブルの状況での確認しながらの作業で組上げるのが必須です。
性能が引き出せる組み込み状況になってから、カスタムアップをして行きましょう。

という事で⑤ですが、セレクターが、フレームの肉厚と合っておらず、グラグラ・ガタガタだったので、プレート内側に0.5mm厚のラバーを貼り付けて、ガタをとります。組み付けの際には、グリスを多めに塗っておきます。



⑥は、メカボックスとの隙間ができてしまい、メカボックスの先端がお辞儀してしまうのを嫌って、アルミシートを貼り付け、位置調整します。
実質、ここはそのままでも差し支えは無い部分になりますが、次の⑦での位置調整が確実になるので、施工してあります。

で、⑦なのですが、メカボックスのエンド部分とフレームの内壁まで2mm弱の隙間がありました。
ラバーシートでは対応できない空間です。そのままにしておくと、ストックの固定ネジは緩み易くなる上、メカボックスを引っ張り過ぎて、悪い事がてんこ盛りです。
2mmのアルミ板を加工してスペーサーを作り、フレームに接着してあります。

これらの作業が一発で決まれば良いのですが、実際には、組んではバラし、バラしては組んでの繰り返し作業での調整になります。
実際、何度繰り返したか覚えてはいません。20回以上なのは確かですが・・・(涙)
リアのフレームロックピンとトリガーピンだけでは、位置固定がやりきれないのが残念ですね。



メカボックスの位置が出た所で、ボルトストップの調整になります。メカボックスに干渉してしまって、取り付けできない状態になりましたので、メカボックスの干渉してしまう部分を削り込みます。
メカボックスの位置調整から比べれば、簡単に終わってしまう部分ですね。



そして、マガジンキャッチですが、ここも難有りでした。取り付け位置が下がってしまっているようで、給弾不良が出てしまう状況でした。
キャッチ部分も操作すると画像のように乗り上げてしまい、キャッチが効かなくなってしまいます。ボタン側の遊びが大きかったので、気持ち大型の物(ジャンクパーツより)に交換して、かなり改善されたのですが、マガジンによっては、相性が悪い物があります。
ちなみに、マルイ純正の物は問題ありませんでしたが、海外製の物は、ブランドによって違いますので確認が必要です。



フレームの調整に、目処が立った時点で、涙目のマーク部分を化粧直しを簡単にして、気分転換しました。
下地のTANカラーが、シンナーで簡単に落ちてしまいますので、垂れた部分を拭き取っている程度です。


これで、中身のカスタマイズに入れます。

まず、バレル周りです。



レンジアップ仕様です。先のG36と比較すると、HOPテンションの前後長が確保できますので、確実な長掛けHOPにできます。
インナーバレル長は270mmにし、出口テーパー加工を行います。



インナーバレルを若干短く(270mm)したのは、ハイダーが純正だったので、吐出エアのいきなりの拡散を緩和する為、アウターバレル部分でも段階的になるようにした為です。ブレ止めはアルミシートのはめ込みで対応してあります。



お次はメカボックスです。全くのノーマル状態からのチューニングです。ジャンク状態の持ち込みでしたが、中身に状態は良好で、スイッチ部分の消耗も僅かしかありませんでした。
ボックス内部のレール部分の研磨と、軸受けをオイルレスメタルに交換です。



シリンダーは、Laylax製のタイプC に交換です。
ピストンはXabier製のウエイト・ロッド付きを使用します。圧縮比の向上と二次加速の効果でレンジアップに最適仕様になります。
今回、シリンダーヘッドはロッド部分の調整加工は必要ありませんでした。消音効果の追及は必要無い仕様でしたので、ロッドは最短位置になるように、シムとワッシャーは使用しません。



ギアは、G&Pの製品を使用しますが、ベベルギアのみ次世代G36から外した物に交換します。G&Pのベベルも、付属の純正ベベルも、逆転防止ラッチのかかりが2箇所しかないタイプでしたので、モーター換装に対応した仕様にしておきます。

スプリングは、劣化の少ない、等ピッチの細目巻きの物を使用します。



各所グリスアップをしながら組上げていきます。



ギアのグリスアップは、今回のチューニングに関しては、Xabierイエローグリスを使用しています。
通常ギア比でのサイクル優先で、低粘度のグリスにした状況です。消音目的でないと言う事でもありますので、この選択にしています。

フレーム調整で、アッパーのラバーシートや、ロアでの位置出しがガチガチにしてありますので、共振も少ない状況です。

スプリングガイドには、ダンパーを追加して調整を行っています。



モーターはマルイのHC30000を使用するのですが、お持込みの物は、ピニオンが消耗していましたので、純正付属の1000モーターより、交換取り付けとしてあります。

等ピッチスプリングの欠点としてのスプリングジャダーは、グリスアップで対応です。ピストン内部での潤滑と、余剰振動の低減になります。
画像分くらいを側面窓より両側に塗り付け、セミオートで数回動かし、もう一度同一量を付けるくらいが適量です。グリスはXabierホワイトを使用しています。



組上げて、配線を外部ケースのバッテリーに対応したコネクターを取り付けて完成になります。

随分、長い内容になってしまいましたが、こんな状況でした。

クライアント様、大変お待たせ致しました!


正直、久しぶりにフレーム矯正ありきのチューニングをさせて頂きましたが、調整費のウエイトの方が、予算が必要になります。
これから、製品を手に入れようと言う方は、確実な商品の方をお買い求めください。
場合によっては、新品を改めて購入した方が安上がりになります。

モデルの選択肢が無い場合は仕方ありませんが、物によっては調整不可能な物もありますので、ご了承ください。
今回のケースは、当たりのケースです! 上手くできる方が少ないと思います。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)次回未定

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2014年05月22日

M4用 NB フレーム&フロント 前編

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、マルイ製旧型M4をベースにしたカスタムを、前後編にてご紹介です。

本日は、中身まで行きません。外装のみです。しかもロアフレームは後編に続く・・・ になりますので、ご了承ください。



ノベスケタイプになります。NB(ノンブランド)にあたる製品(にしておいてください!)ですね。

正直なお話ですが、問題はてんこ盛りです。 

ですが、もったいないお化けに来られては、怖くて眠れなくなってしまいますので、調整組上げして行きましょう!



まずは、アッパーフレームとハンドガードの取り付け状況の確認です。

アウターバレルの取り付け基部のみ使って確認します。 ネジOK・ガタ調整範囲・位置・・・あれ?

隙間が大きいですね。このままでも使用できますが、本家はピッタリつながるはずなので、確認します。



フレームの雄ネジと、ハンドガードレール取り付けのナット部分のネジ代を確認してみると・・・

隙間が空いて当然の寸法でした(涙)  どうしましょう・・・!?



バレル基部が挟まらなければ、ピッタリ付きますね。ナットとレール部分も、長穴のネジ穴で若干の調整はできますが、それでは、フローティングのアウターバレルでは、固定に不安が出てしまいます。



フレームは、VFCタイプになっており、バレル基部の取り付けホールにはテーパーが付いている形状です。

アウターバレルを、VFCの物をはめようとしてみても、奥まで入らなかったりします・・・(涙)

アウターを交換しても、加工取り付けになるのは必至です。クライアント様にお伺いを立てて、純正バレルでの加工取り付けとなったのが幸いでした。

で、どうするかと言うと・・・



バレル基部のリブの部分を、薄くします。 フレームとハンドガードの隙間が3mmくらいありますので、1mmの厚さに削り込みます。強度の関係で、それ以上薄くするのに抵抗(心配)がありますので、わずかな隙間は妥協する方向です。

バレル長もレンジアップ効果を出し易い、30cm以下になるように、10.5インチサイズ相当に加工します。

旧型の利点として、ジョイントのパイプをカットする事で、ショート化が可能ですので、フロントサイトの位置をズラして取り付ける方法を選択しました。



先ほども触れましたが、フローティングバレルになりますので、取り付け基部の強度は重要です。テーパーの付いた、受け口になりますので、センター出しと固定には、調整時間をたっぷり取りました。最終的に、アルミシートでの補正が一番となり、ガイドリブのスペーサーが、一番重要な要となりました。かなりの圧入状態で固定されています。



ナット部分を取り付けると、パイプジョイントの部分はすっぽり隠れて、ハンドガードの隙間から見えるアウターバレルも誤魔化しが効いてくれています。

フロントサイトを取り付けると、こんな状態です。アウターバレルの任意の位置に、ロックピン用の溝を彫って取り付けです。
段差が隠れる位置になりますので、違和感は無いと思います。



フレームとの隙間も1mmくらいになりましたので、さほど目立たなくなりました。
フロントサイトの位置も、この通りです。



アッパーフレームの小物も取り付けましょう。

ダミーボルトカバーの取り付け位置(ダストポート)も、たわみがあり、作動に影響しますので、後で強制します。

チャージングハンドルも一部バリが酷かったので、削ってパーツを取り付けます。

この段階で、チャンバーの位置確認をしますので、チャンバーを用意します。

フレームには付属品としては付いていませんでしたので、Laylax製のプレーンタイプ(ダイヤル等無し)を使用します。



この個体は、HOPテンションをかける窓部分にバリがあったので、キレイに落とします。



マルイの純正チャンバーから、ダイヤル類を移植します。この時、前方に来るダイヤルを薄く削っておかなければいけません。
そのままだと、チャンバーが奥まで入りませんので、ご注意ください。

レンジアップ仕様ですので、HOPダイヤルには可動制限のピンが打ち込んであります。こちらの詳細は、明日にご紹介致します。

チャンバーの取り付けが、画像のような位置に来るまで、調整を行います(結構時間がかかっています)。
命中精度に関わる部分ですので、ピッタリになるように、試射しながら再調整が必要になる部分ですね。
レンジアップ(長掛けHOP)の場合は、傾いてしまうと真っ直ぐ飛ばせない状態が極端になりますので、最重要ポイントです。



位置が出ましたら、ナット部分もレールに合わせて、固定ネジを追加して、ガチガチに止められるようにします。

メカボックスとの位置矯正とガタ防止、及び、共振対策でラバーシートを接着してあります。


と、言うところまでが、本日の分になります。
画像の枚数が多いので、この辺で前編終了とさせて頂きたいと思います。

もしかしたら、明日は後編では無く、中編になってしまうかも?・・・ です。
明日に、また、続きをアップしますので、宜しくお願い致します。


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2014年04月11日

MASADA Xabier チューン

COMBAT DOLL の店主です。

今回もMASADAですが、Xabierのヘッドとスプリングを使用したチューニングです。

前回ご紹介のチャンバーを装着した仕様になります。

クライアント様のオーダーで、0.25g標準使用のセッティングとしてあります。



DEカラーの14.5incバレルモデルですね。

早速、チャンバー周りからいきましょう・・・



その前の個体と同様で、チャンバーブロックが無ければ、ノズルとパッキンの気密は取れている状態です。
チャンバーブロックのホゾ部分も拡張加工されています。



Raptors airsoft製のチャンバーを仮付けしてみます。
ポン付けでは、まだ僅かに隙間があります。



パーツ細部の確認です。ホップのアジャスターとパッキンは交換します。
パッキンはフチが短いタイプで、このチャンバー専用品になっていました。



当店オリジナルのレンジアップHOP仕様に変更です。インナーバレルはLaylax製アッシュバレル455mmを395mmにカットして使用しています。
0.2gなら。25m前後の直進性は確保できます。最大30mくらいまで調整できますので、ショートレンジのフィールドなら、0.2gBB弾でのゲーム使用に差し支えありません。それ以上は浮き上がりの弾道になりますので、ご了承ください。
0.25gなら、40mくらいまでの直進性を求めたHOP弱めの精度重視と、60m前後までの飛距離優先でのHOP調整との使い分けをして頂けるチャンバーの状況です。勿論、0.28gでの使用も可能です。

HOP調整のストローク幅もありますので、任意での調整をして頂く状況ですね。調整がシビアですので、加減は少しずつ行って頂きたいと思います。



過去記事の 「スコープ調整」 で使用した画像ですが、弾道の参考にして頂ければと思います。



インナーバレルは、ハイダーの内部段差の影響を受け難いように、ハイダー内部のテーパー部分と位置合わせをした長さにしてあります。
乱流を起こり難くする対処にして、長距離弾道の安定化を図ってあります。

アウターバレルブロックとチャンバーブロックのガタ補正も行います。ほんとに、同じ厚みになった事の無い箇所です。
チャンバーブロックとの合わせは、純正品より少し狭い程度です。



位置補正の加工も行っています。テイクダウン機能に影響の無い程度に抑えます。
チャンバーパッキンは、通常タイプにしてありますので、張り出しは画像の通りです。

引き続き、内部になります。



Xabierのダンパーロッドは、マルイ製品対応の為、ボールヘッドの外径が大きくて使用できません。
真鍮のポリゴン材から、削り出して新規作成です。シリンダーヘッドとの合わせも確認します。

スラストベアリングはピストン側にWフィードで装着させ、重量とストロークを稼いだセッティングにします。
安定した圧縮比の確保になります。

ピストンのラックギアも、回転ピッチのバランスズレに対応できるように一部カットしてあります。



スプリングガイドは交換ができませんので、コントラスプリング用のシャフト外径調整加工と、Wフィードしたスラストベアリングの厚み分のショート加工をします。
このネジ穴は、個体差も有ると思うのですが、センターがズレていた為に、加工は大変でした・・・(汗)



画像の様にサイズダウンで、Xabierコントラスプリングを使用可能になります。

シリンダーは、内部メッキが剥がれてしまっていて、使い物になりません。交換になります。



ノズルもチャンバーに合わせて、同社の方を使用します。
チャンバーパッキンのフチが張り出していますので、その分給弾ルート確保の加工を、タペットプレートとノズルに行います。



モーターは、マルイHC30000に交換ですが、コントラスプリングの特性上、容量の大きいバッテリーではセミオートのセレクター位置で、Wタップになってしまう場合があります。Li-Poの7.4V 2200mA 25Cクラスで微妙になります。SBDも装着してあります。

シリンダーは、Laylax製ステンCに交換し、シム調整を行います。

で、今回、軸受けにトラブルが・・・  シリンダーと言い、微妙にハズレ個体だった感じです。



2種類のベアリング軸受け(6つ玉4箇所と8つ玉2箇所)が混在して、合わせもバラバラだったのと、フランジが割れてしまっていた物がはまっていました。国産の規格品は、フランジを含めた厚みが大きいので、ベベルギアの位置でしか使用できません。
6つ玉(従来型)のフランジが割れていたので、対で交換です。セクターに6つ玉、スパーに8つ玉(新型?)、ベベルに国産品として、セット、シム調整してあります。
ギアノイズは、かなり小さくなりました。「ひょうたんからこま」と言うか、「怪我の功名」と言った状態です。



コントラスプリングにグリスアップして装着です。バネの音は聞こえなくなります。
テイクダウン状況も確認して、初速ムラが出ないかを確かめてあります。


0.2gで95m/s未満、0.25gの精度重視HOPなら85m/s・飛距離重視なら80m/sのセッティングで完了致しました。
各パーツの特性を最大限に生かしたつもりですので、不明な点があれば、お問い合わせください。

また、ちょっと撃ち応えの違う仕様のMASADAになりました。
風の影響が少ない時なら、精度を確保した長射程となっています。0.25gでの安定性は、他と比較して頂いても差がハッキリわかると思います。ダットサイトより、スコープでのスナイピングが面白くなるかもしれませんので、換装の時はレベル出しにご注意くださいませ。


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2014年04月08日

G36C 「林の壱式」 サイレントチューン Xabier仕様

COMBAT DOLL の店主です。

本日はアップが遅くなってしまいました。

内容もサラッとになってしまいますが、肝になるメカボックス部分のみになってます。

インナーバレルはKM TNバレルの旧型(HOP切り欠きの違い)が装着された、スタンダードタイプの電動ガンです。

今回は地元ブランドのXabierパーツを使用したチューニングです。


(Xabier コントラスプリング と エアダンパーピストンヘッド)



メカボックスの内部自体は最低限のパーツ交換で抑えます。

軸受けはガタがきていたので、システマ製オイルレスメタルへの交換。ギアは純正でシム調整のみ。
ギアへのグリスアップは、スプリングに付属しているものを使用しています。

シリンダーも純正品の穴あきをクリーニング及び、グリスアップ。シリンダーグリスはXabier製イエローグリス。



ピストンも純正品からヘッドを交換して使用です。

Xabierエアダンパーピストンヘッドは、スラストベアリングを、ピストン側へWフィードして使用します。
重量増加の圧縮比の安定した確保が目的です。

余談ですが、昔に軽量化が流行った頃があったのですが、スプリングのレートを上げないと圧縮比が安定せず、初速が不安定になるという欠点がありましたので、当店はピストンの重量バランスには拘りがあります。あまり軽いと、圧縮エアに跳ね返されてしまいますので、高レートのスプリングを使用するハイサイクルなら、軽量化メリットもあるのですが、やはりバランスが重要になりますね。
余談でした・・・

で、重量増加による、ピストンスピードの減速と、エアダンパー効果による減速とで、ギアとピストンの噛み合せが狂っても対処できるように、ピストンのラックギアの一部を低くカットして、前進の遅れたピストンにギアが噛み合わさるように加工調整しています。



今回のG36Cのシリンダーヘッドのノズル内径は、ちょっと小さ目で、バリ落し程度では、ロッドが入りきりませんでした。ロッドのボールヘッド部分は4.8mmで、製品ムラは無かったのですが、ノズル内径が4.7mmしかなかったので、必要サイズと奥行きに加工調整が必要でした。

マルイ純正品ですが、許容内径誤差は大きく取られている部分だと思いますので、仕方が無い部分でしょう。カスタムヘッドに交換するのも勿体無いので、加工して使用しています。
加工する環境の無い方は、Laylax製のシリンダーヘッドへの交換で対処できますので、そちらをご使用ください。その際は、同社のノズルに交換してくださいね。

そして、今回は試しにやってみたのが・・・



純正スプリングガイドを、シャフト径を細くして、使用することです。

スラストベアリングをWフィードする事を優先に考えてやっていた所、ショート加工するのに都合の良いVer3用のガイドが、手持ちで無かったこともあり、物は試しと言う事で加工してみました。

方法はお見せできませんが、ボール盤とカッターで加工してあります。良い子は真似をしてはいけない使い方をしておりますので、ご了承ください(笑)

実際には、樹脂製の方が、振動の伝達も少なくなりますので、消音化には貢献できます。
メカボックスでの動作音も、シム調整とガイドの素材、エアダンパーによる振動の軽減で、かなり静かになっています。

ただ、発射音に関しては、短いインナーバレル(G36C 247mm)ですので、圧縮されたエアの膨張音が「パチンッ!」と聞こえるようになります。サイレンサー等の追加装備で、高音域は消されてくれますので、実際のゲーム使用状況(サイレンサー装備)ではかなり静かになりました。

隠密行動の好きなクライアント様に、十分満足頂いたチューニングになりました。

メンテナンスとして、劣化したHOPチャンバーパッキンを、システマ製のHOPパッキンに交換したのが、追加装備と言った状況です。

KM製のバレルと、今回のチューニングで、93m/s(適正HOP)くらいになってますので、ちょうど使い易いあたりになっています。

クライアント様、キャラクターに合ったチューニングにできましたので、宜しくご活用くださいませ!(笑)


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2014年03月08日

Xabier 仕様 LCT 74U

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、引き続き「Xabier」パーツを組み込んだチューニングの紹介です。

こちらのクライアント様もブログを見て、試験装着を名乗り出て頂きました。
ありがとうございます。

要望は特に無く、どうなるのか試してみたいと言う事で、ベーシックに組み付けて行きます。



LCT製の74Uです。

ショートバレルと独特のハイダー形状で、発射音に個性のある個体ですので、変化の具合が楽しみです。



まずは、分解してメカボックスを引っ張り出し、中身を確認です。

シリンダーヘッドに違和感があるので、よく見てみると・・・



V2の形状になっています。試しにLCTのヘッドをV3のメカボックスにはめてみたのですが、やはり穴のサイズと位置が違ってガタが出ます。
V3用のヘッドは、はめ込めません。
当方、初めて気が付きました。



ピストンはそのまま使用しますので、ヘッドのみ交換します。
ピストンの内径は、ウエイトブロックが入る、ギリギリのサイズでした。
ピストンヘッドのスラストベアリングは、インナースプリング用の物と入れ替えでの装着です。
ロッドのワッシャー類も付属の状態で使用します。



組上げた後に、シリンダーヘッドのノズル内に、ロッドが素直に入ってくれるか確認です。
シリンダーヘッドは、マルイ純正に交換です。LCTの物は内径が細くなっているので使用できません。
今回のシリンダーヘッドは、バリ取りの必要は、ありませんでした。



シリンダーはそのまま使用します。ホール部分にバリが出ていたので、仕上げ直しをします。
シリンダーのグリスは、Xabier製のイエローグリス(シリンダー用)を使用します。こちら、パッケージの変更があって、実質の発売は本日からになっていたようですね。



タペットプレートもそのまま使用。これは、製品の仕上がりはきれいな状態で、国産品と遜色がありません。
ノズルもエアシールタイプとなっており、仕上げも同上です。



スプリングガイドは、マルイ製のコピーでしたので、コントラスプリングが使用できない為、Laylax製(旧型)のスプリングガイドに交換です。



レール部分等の研磨をして、各所、グリスアップして組上げて終了です。



インナーバレルは、約10mmほどカットして、出口をテーパー加工しました。独特のハイダー内で、音の反響をよくするのと。サイレンサー素材を入れた時の効果を高くして、音のギャップを楽しめるようにしました。

実際、インナーバレルは265mmサイズになるので、銃口からの発射音の減少は少なく感じます。
ハイダー内部にスポンジを入れたサイレンサーにすると、かなり小さい音になります。スポンジ無しだと、甲高い小気味良い音になりますので、気分で仕様変更してもらえればと思います。

初速は86m/s±1m/sで、初速も安定しています。ロッドのシムワッシャーを抜くと、90m/s前後になりますので、このバレルサイズだと、上々と言った所だと思います。

クライアント様、お待たせ致しました。


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2014年03月07日

Xabier 仕様 M4系

COMBAT DOLL の店主です。

2日ほどサボってしまってすいません。
作業に煮詰まってしまって、記事を書く時間が取れませんでした(汗)

本日未明に書き上げた記事です。予約投稿でアップされています。

基本的チューニングは、当店メニューの「林」カスタムなのですが、ここは新メーカーさんの応援という事で、

「Xabier 仕様」 とさせて頂きます。

以前のミリブロ 「Xabier エアダンパーピストンヘッド」 と 「Xabier コントラスプリング」 を紹介させて頂いたところ、

クライアント様から、オーダーのお声がかかりました。

「地元のメーカーさんに頑張ってもらいたいので、是非お願いします!」と、暖かいお言葉を頂きました!!

クライアント様の要望は、
 初速は85m/s以下、0.2g弾使用。
 安定した弾道と、静寂性の追及、及び、トリガーレスポンスの向上。     でした。

なかなか、高いハードルなのですが、クライアント様のゲームスタイルも熟知しておりますので、最大限の性能を目指しましょう。



本体に関しては、ジャンク品の寄せ集めと言う事ですが、特に問題ありません。

メカボックスはマルイ製、ギアノーマルで流速チューン仕様の状態。モーターは、マルイEG1000です。
FET(メーカー・スペック不明)が組み込まれています。
インナーバレルは300mmのマルイ純正品で、チャンバーはシステマ製。
ボディは、久しぶりに見させてもらった、ZEKE製の初期物です。

必要なパーツを揃えて、作業開始です。 ステッカーは性能に含まれないパーツですので、ご了承ください(笑)。
銃本体に貼るようなタイプのクライアント様ではありませんので、小物に貼ってもらえればと思います。



今回、ピストンヘッドは、重量確保の為に、スラストベアリングをタンデムにヘッド側に取り付ける事にしました。
付属のネジでは長さが足りないので、40mmの長さに交換します。
ピストンの重量を上げる事で、圧縮の安定と、軽いリコイルアップが目的です。



スラストベアリングには、「Xabier製シリコングリスイエロー(シリンダー用)」を塗布しておきます。
以外と、ここへのグリスアップはされていない場合が多いのですが、耐久性と動作性の向上にはグリスアップをしておいた方が良いです。



付属のワッシャーを使用したロッドの有効長は6.5mmで、ピストンの総重量は38gにもなりました・・・。
ちょっと、重過ぎた感もするのですが、このまま様子をみます。
ロッド長に関しては、サイクルと初速のバランスもありますので、不都合があれば変更します。
実際には修正無しで、良い状況でした。



次に、スプリングガイドの変更です。
「コントラスプリング」は、インナースプリングの内径が小さくなるので、マルイの純正品や、システマ製の旧型のスプリングガイドでは使用できません。
それに。今回はスラストベアリングをピストン内部に納めましたので、全長にも問題があります。
追加装備される、インナー用のスラストベアリングの厚み分、7mmをカットする必要があります。
G&P製のコンプリートガンに付属していたガイドを加工して使用します。ガイドにベアリングが付いた製品では、スプリングが縮みきった時の長さが合わない危険があったので、上記画像のように致しました。



勿論、加工したガイドと、スプリング・ピストンの状況を確認します。
右側の画像は、圧縮の確認ですが、ダブルスプリングの効果が体感できます。シングルのスプリングのようにツイストの力の逃げが無い分、すんなり縮められます。ちょっと弱過ぎる感じがしてしまいますが、実際には問題ありません。
負荷の低減で、燃費向上と立ち上がりの良さが実現されます。



シリンダーとシリンダーヘッドは純正品を使用します。シリンダーヘッドはロッドの入りが悪かったので、バリ取り加工が必要でした。
ノズルは「パカ山クラフト」製のエアシールノズルが付いていましたので、初速ダウンの調整にもなる為、そのまま使用します。
ノズルの吐出口の面積で判断すると、当方の目算では初速5m/sのダウンをしてくれる筈です。



ノズル部分には、「Xabier製ホワイトグリス(ギア用)」 を塗布して気密性を高めます。
シリンダーには、イエローグリスとホワイトグリスを2:1の割合で、ブレンドして使用します。
グリスの硬さ調整で、ブレンドして使えるのはありがたい製品ですね。



スイッチの接点部分を小細工しておきます。端子の広がりを狭くしておく事で、接触するタイミングが早くなります。
動き始めるトリガー位置が近くなりますので、立ち上がりが早く感じられる訳です。
セミオートを多用されるクライアント様ですので、ここは必須項目になります。

セレクターのスプリングが変形していましたので交換です。セクターギアも寿命の為、交換されています。



メカボックス内の各所研磨を行い、グリスアップをして完了間近です。



スプリングにグリス(ホワイトグリス・スプリングに付属分)を塗布して、メカボックスは完了です。



チャンバーの位置関係が悪かったので、アウターバレルの組み直しをします。
シムスペーサーや、ガイドピンの位置調整と、ZEKE製のフレームならではの、チャンバーの加工を行って位置補正してあります。



300mmのインナーバレルは、弾道の安定化を目的に、出口のテーパー加工を施します。
ブレ止めにはアルミテープです。

ハンドガードリングカバーのガタがあったので、水道用のパッキンを挟んで、固定です。どうしてもガタが気になってしまったので、クライアント様に確認せずに行いました。申し訳ありません。



配線のフレームを潜りぬける部分が、剥き出しで不安だったので、カバーを追加して補修は完了です。
補正の済んだ、アッパー側と組上げたロア側を組上げれば完成です。

ただ、FETの位置がハンドガードレール内ですので、怪しい天気や夜露の降りる野戦でのご使用は、避けて頂きたいと思います。


試射、確認作業にて。

 初速 84m/s(±1以下) オプションNo.1製 バイオBB弾 0.2g ブラウン 使用時
 (低めの初速調整は大変なのですが、パカ山ノズルのおかげで一発クリアです!)
 動作音は、マルイ純正以下(プラフレームSTD)    予想よりかなり静かでした。
 適度なリコイル感と、立ち上がりの良さは、1000モーターで7.4V使用とは思えないくらいです。
 発射音は、大型のサイレンサーが付いているのと同程度まで下がっています。

正直、予想以上に良くまとまってくれました。
クライアント様に引渡し済みですが、試射して頂いた時の「にんまり顔」に満足感を頂きました。


Xabierのエボルテックさん、応援して頂けるユーザーさんがいますので、頑張ってくださいね!


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2014年02月10日

Xabier コントラスプリング

COMBAT DOLL の店主です。

今日は昨日に引き続き、Xabier製品のご紹介になります。



今回は、「コントラスプリング¥3.200-」です。



スプリングが二重になっていて、内側と外側で巻き方向が異なっています。

当店では、ボルトアクションのチューニングで、この仕様にする場合がありますが、電動ガン用としては初めての製品だと思います。

正直、純正スプリングと比較してみると、レートは同じか弱いくらいに感じます。
スラストベアリングも内側用の径の小さな物が付属していて、カスタムヘッドには、付け替えで使用するようになっています。



マルイ純正のスプリングガイドでは使用不可能なサイズですので、カスタム品に交換の必要がありますね。
上の画像は、海外メーカーから外したスプリングガイドですが、シャフト径が細いので、そのまま使用できますね。
スラストベアリングも画像のように、ダブルで取り付けることも可能ですので、思ったより組み込み易そうです。

ただ、Xabierエアダンパーピストンヘッドとの同時使用がお勧めになっているようですので、その方が良さそうな感じです。
スプリングの強さから言って、テンション増圧をした方が安心な気がします。

頂いている資料には、マルイ純正スプリングのレートと同等のようですが、カスタムバレル(内径6.05mm長さ363mm)やエアダンパーピストンヘッドとの併用で、ちょうど良い初速になってくれるようです。

理屈上では、伸縮が直線になる為、効率良く圧縮して安定した初速が得られるはずですね。

定価が¥3.200-とちょっと高い気がしますが、スプリング2本とスラストベアリングのセットに専用のグリスが付属しているので、このくらいと言えばこのくらいなのでしょうか?

こちらにも、ピストンヘッドと同様にシールが付いていました。ラインナップが増えて、このシールを貼り付けたくなるようになってくれると良いですね。



何はともあれ、オーダーがあれば即、取り付けレポートを行います。
手持ちの電動ガンに組み込んで検証してみたいのですが、カスタムオーダーの受注分をクリアしてからになりますので、少々お待ちください。

メーカーさんの資料から判断する限りは、「お値段はしますが、良い物」ですね。なるべく早く試してみたいです・・・


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)次回未定
  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です 

    


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2014年02月09日

Xabier エアダンパーピストンヘッド

COMBAT DOLL の店主です。

昨日、一昨日と時間が取れず、更新できませんでした。ごめんなさい。

今回は、地元の浜松で、エアガンのパーツを製造し始めた会社があり、そこの商品のレビューをさせてもらいます。

 Xabier コントラスプリング と エアダンパーピストンヘッド の2点が昨年末から発売されています。



地元のしがらみもあり、当店のお客様でもあった方々の製品ですので、ご紹介となります。

今回は「エアダンパーピストンヘッド¥5.800-」の方です。



開封すると、台紙の裏側にも印刷があり、歴史の教科書で見たような感じの絵(笑)のステッカーが入っています。サービス品なんでしょうね。
個人的にはいらないかな?ステッカー・・・ まあ、ブランド的な戦略もあるのでしょうね。こういうのが好きな方も多いと思います。

当店で行っている、エアブレーキ兼二次加速ロッド仕様のピストンヘッドと比較してみます。



左がXabier製品、右が当店のバリエーションの一部です。
実は、今までボカシを入れて公開をしていなかった部分ですが、今回から類似品の発売となりましたので、オープンに致します。



当店では、ノーマルやカスタム品に、チューニングに合わせて加工取り付けをしています。仕様によってサイズを変更して取り付けています。
ピストンヘッドに伴い、ウエイトの調整やシリンダーヘッドのノズル内径の調整も行っています。

Xabierエアダンパーピストンヘッドは、シリンダーヘッド側の加工を要さず、ロッドの長さ調整ができる機構は良いですね。スプリングワッシャーや、電動ガン用のギアの軸に使うシムを使って容易に調整ができます。ロッド取り付けのナット部分がネックになっていたのですが、ピストンヘッドの面を段付きに掘り下げることでクリアされています。
純正スプリングのレートから使用可能なのも、当店のチューニング品と同様ですね。



それと、ウエイトがいいですね。当店でのチューニングの際に一番悩む部分で、流用パーツを用意する手間が省けます。



スラストベアリングも同時装着できるので、ピストン重量の増減の調整が非常に楽になっています。
スプリングガイドの長さとの調整もしてくれてあり、ノーマルのスプリングガイドや国産のカスタムガイドなら問題無く取り付けられる寸法になっています。ただ、一部海外製品には長めの商品もあるので、組み込みの際には確認が必要です。画像の黒い方はG&Pのシンプルな方のガイドだったと思います。

価格は・・・ちょっと高めに感じますが、生産量の関係でだと思います。こう言った物は生産量でのコスト差が大きく反映しますので仕方なしと言った所だと思います。

ちなみに当店のカスタムだと、2000のカスタムヘッドをベースに取り付け加工をした場合にプラス3000ですので合計5000が基準になるくらいです。

ロッドの長さ調整にコツが必要になるのですが、当店の方はケースbyケースです。Xabierは、最短で初速もダンパー効果もバランス良くなる長さになっているので、ダンパー効果を上げる(初速の制限をする)のに、シムを足していけば良いと言う触れ込みで、スプリングのレート調整も楽になるようにしてくれてあります。

とりあえず、シムとワッシャー抜きで組んで、気に入らなければ、追加して行くようにすれば問題無く行けますね。

頂いた組みつけ方法の説明書には、マルイの純正品のシリンダーヘッドのノズルに対応しているようなので、海外製品に組む場合はシリンダーヘッドの交換が必要になると思います。Laylax製のカスタムヘッドには対応できるそうです。

組み込みレビューは、後日、コントラスプリングと合わせてやっていきますので、効果の気になる方は、お楽しみに・・・

明日は、スプリングの方のレビューになります。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)次回未定
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