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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年10月29日

キングアームス製(?) M4系 調整カスタマイズ

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、クライアント様から、新品購入の銃が、おかしいので直して欲しいとの悲痛なお願いのアイテムです。

タイトルにも?マークを入れてありますが、以前に見た事のあるKA製とは別物に見える状態でした。

本体の全体画像は、あえて掲載致しませんが、お察しください・・・



メカボックスには、ちゃんとネームが入っておりました・・・

まず、症状として、作動しているが弾が出ない。マガジンを抑えていれば発射されるが、初速も低く、真っ直ぐ飛ばない。

購入金額を伺ったところ、相場より3割くらい安かったので、まあ、残念仕様なのだと判断させて頂きました。
購入先も微妙でしたので、仕方が無いといった状況です。

まずは、マガジンの部分の改善ですが、キャッチを外したところ・・・



派手に、削り込んであります!? なんでこうしたのかは理解できませんが、組み立ての工程での余分な調整だと思います。
付属のマガジンなら、きつく入り、弾が出る時もある と言った状況だったようです。他社のマガジンは、一切受け付けませんでした。
2mm近く、削ってありますので、緩過ぎて給弾できないのは間違いありません。

新品購入の為、なるべく安く上げたいという、切望でしたので、補修して解決します。



切削面を慣らして、アルミ板を貼り付けますが、剥がれないように、ピンを打ち込んで追加固定します。
後々、削れてくると思いますが、その時は、新しい部品を購入頂きます。

その次は、チャンバーの合わせと、レンジアップ(予算が高くなるので、一つくらいカスタム部分を!)チャンバーへの変更です。



分解の際、チャンバーが抜けて来ず、どうしてやろうか悩んだくらいきつかったです。
アウターバレルの溝部分の入り口が狭く変形(だと思われます)していた為、チャンバーの抜き差しができない状態でした。
アッパーフレームから、アウターバレルを引き抜いて、何とか外れた次第です。固くても無理やり組み立てていた状態です。



ヤスリで、必要な幅を確保し、組み上げても抜き差しできる状況にします。
この時、丁寧にはまる時を考えて、必要方向を減らさなければなりませんので、ただ広くしたり細くするだけでは、チャンバーが傾きますので、要注意です。

アウターバレルも、フレームとの位置関係を補正しながら取り付けられるように、シムを入れて調整します。



デルタリングの構造が独特になっていますので、バレルナットの締め付けは、専用ツールが必要になります。通常とは違うタイプの・・・(涙)

それと、この分割方法のせいで、ハンドガードレールの根元は固定しきれず、多少のガタが出ますが、解消は接着かネジ固定しかありません。そこは、クライアント様に妥協して頂きました。



チャンバーの作りは、問題無いのですが、パッキンに塗布されているグリスは問題有りですね。
大半の中華製は、ゴムを犯してしまうオイルが使われています。中華製の銃の購入時は、真っ先にチャンバーの洗浄をお勧め致します。
この製品も、ゴムが溶け始めて、インナーバレルに付着しています。



パッキンは、交換して、レンジアップに変更します。
チャンバーを組み直したら、再度、アッパーフレームとのセンターを確認して組み上げます。

M4系の場合、ハズレ個体は、この位置矯正が必ず必要になると思ってください。
この作業だけで、スペックが相当上がる場合が多いです。

でも、この個体は更に補正が必要でした・・・(大粒の涙)



正直、メカボックスは、怪しいグリスと、ピストンヘッドの穴数と重量以外は、あまり酷い状態とはいえないレベルでした。
軽量ピストンで、ヘッドの穴数が多い場合は、圧縮抵抗が大きくなってしまい。スプリングを強めに設定しなければいけません。
当店のコンセプトから行けば、最低限の負荷で楽々ドライブが基本ですので、一部交換します。

メカボックス自体の内側も、仕上げは良い方だと思いましたので、研磨も必要最低限で済みました。



ピストンヘッドは、マルイ純正品と交換し、重量バランスと圧縮比の確保をします。穴は1.5mmで4つ穴にしています。
シリンダーも仕上げ良好で、シリンダーヘッド共々、オリジナル品を使用します。ノズルも同様です。
スプリングは、付属の物が強くなってしまうので、マルイ次世代電動ガン対応のスプリングを、ベアリング付のスプリングガイドとの併用で、取り付けします。

配線が細いのが気になる所ですが、モーターの交換も予定していましたので、そのままにしました。コストダウンです。



使えるパーツは流用し、最低限で組み上げたメカボックスです。かなりリーズナブルな中身です。



モーターも、クライアント様のお手持ちの中古1000モーターを組み込みします。

ここで、ロアフレーム側の問題が大きく影響してきました。



ピン位置と、メカボックスの収まり位置が合っておらず、メカボックスが浮き上がった状態になります。
トリガーピンを基準にシーソーになってしまう為、メカボックスが、上にズレた状況で固定されてしまいます。

チャンバーとの位置補正がギリギリ行けたので、ピン位置を基準に固定できるように、ラバーシートにて隙間を埋めて取り付けにしました。

その結果、VFCと同様のダミーボルトカバーははまらず、G&P製のカバーに変更しています。
ですが、元々ロック機構のパーツが組まれておらず、HOP調整に不便な状況だったので、実質改善となっています。

初期の初速は70m/sくらいでしたが、95m/sまで上がり、レンジアップで射程も延ばせたので、ホッと一安心です。
クライアント様にも納得頂き、実射で確認して満足頂けた状況です。

この個体は何とかなった部類ですが、やはり、「安い物には理由がある」という部分を納得頂けたようです。
組み付けの粗さが目立った固体でした・・・

みなさんも、お気を付けくださいね。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です 
  返信はHPのメールサーバーよりさせて頂きます

    


Posted by コンバットドール  at 23:59Comments(0)KA