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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年03月13日

KTW 三八年式自動小銃 メンテナンス

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、KTW 三八年式自動小銃のメンテナンスです。

 マガジンに相当する、給弾ブロックのヒモが切れてしまったのと、HOPのかかりの調整のご要望です。



 かなり年季の入った固体で、ゲームでの活躍をしているのでしょう。
 使用感があって良い感じになっています。



 肝心の給弾ブロックですが、固めのミズヒキ糸が使われていますので、交換の際は柔らかい物と交換します。パラコードの切れ端から、内部のナイロン糸を引き抜き使用しました。ただ、昔の物で、繊維の色は茶色になっています。
 分解して、ヒモの張替えですね。今回はスプリングも交換しました。使わなくなったコッキングガンのマガジンからスプリングを抜いて使用しています。デットスペースの残弾は2発になりました。



 射撃後のスプリングの「バイーン」というジャダーが気になるので、グリスを塗布しておきますが、この銃はピストンの外側にスプリングがはまり込むので、中粘度のシリコングリスを使用しています。

 HOPのかかりについては、チャンバーパッキンを疑ったのですが、状態は悪くなかったので本体側でのガタ取りや位置調整を行って確認したところ、クリアできました。
 実際、あちこちのネジが緩んできていたので各所増し締めと位置補正をしてあります。
 (画像を撮り忘れてしまいありません)
 ただ、調整用のイモネジが緩くなってしまっているので、ネジロック剤などを使って頂き、好みのBB弾に合わせて調整された位置で固定して使ってもらう状態でした。ここはクライアント様での調整をお願いする部分になってしまいます。

 僕の九九年式と比べると、ほとんど同様の構造なのですが、チャンバーのはまり込み部分は、こちらの方がきれいに仕上がっていました。個体差だと思いますが、当たりとハズレの差は大きい様です。


 COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00 
  定休日 日曜日 
  年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です

   


Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)エアガンメンテナンス