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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年03月31日

曇り時々雨? 昨日は晴れマークだったのに・・・

 COMBAT DOLL の店主です。

 今日は、試射に天竜川へ行ったのですが、お昼には雨で撤収でした。

 昨日の天気予報では、曇り時々晴れだったのに、今朝見たら曇り時々雨になって・・・。

 そして、本当にちゃんと降ってきたりして・・・。当たって欲しくない時には当たってしまうんですね。


 僕の良く行く試射ポイントの一つなんですが、どうやら他の方も来られているようですね。

 前回の場所も、お客様から、「僕も良くあそこで調整してますよ」って教えて頂きました。

 

 最初は、切り株が置いてあったのですが、今年に入ってからすぐだったでしょうか?

 今日はフライパンが取り付けられていました。

 

 ひと月ほど前から、ちょうど良い距離に小柄な切り株がおいてあるなぁ、と思っていたら、

 今日は距離が記入してありました。

 他の方々もいて、調整で利用させて頂きましたので、この場でお礼を申し上げさせて頂きます。

 「ありごとうございました」

 切り株が増えてから、どなたかきてるんだなぁと思っていましたが、本日、エアガンの調整用に設置されたのだと核心がもてました。

 現場でお会いする事があれば宜しくお願い致します。

 
 (オーナーさんもご一緒で、若干の濡れは了承済み。)

 今回はレベルの確認がメインでしたが、こいつだけなんとかできたかな?って状況でした。

 今日はあいにくの雨で、ノルマがこなせなかったので、また、試射確認に行かないとダメですねぇ。

 しかし、世の中狭いものですね。それだけ場所が限られてきたのも現実です。寂しい限りです。

 森を・・・ 林を・・・ 自然よ帰ってきてぇ~!! 

 サバゲ用に・・・(笑)

 COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00 
  定休日 日曜日 
  年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)共通メンテ・カスタム

2013年03月30日

マルイ ガスBLK M1911

 COMBAT DOLL の店主です。

 寒さも抜けて、随分暖かくなってきました。そろそろガスガンが動き出しますね。

 今回はガスBLKのガバメントのライトチューンと、メンテナンスです。



 私物のGMですので、個人的好みのチューンです。

 命中精度や動きに不安はないのですが、物足りなさを補います。



 まずは、試験使用目的でA+エアソフトのパッキンを使用してみます。
 GMは画像の通り、切欠き部が広くとられているので、遊んでいたG17のノーマルバレルを使ってパッキンを使える物に交換です。
 長さに関しては、別の目的があったので、短い方が都合が良いのでこのサイズを選んであります。
 理屈から行けば、ブローバックの銃はスライドが下がり始める前にBB弾が発射されるのが理想ですが、構造的にはありえません。そこで、干渉を避ける為に短めのバレルを使用するのですが、交換するパッキンが「長掛けHOP」に相当するので、相乗効果を狙っています。
 バレル出口はテーパー加工を施して、整流効果と流速調整での弾道の安定化を狙います。

 実質、この使用であれば0.25gくらいの重量のBB弾が一番良いのでしょうが、ゲーム使用目的なので、0.2gでの至近距離用としての運用です。夏場で0.25gだと、至近距離では電動ガンより痛いです。



 他の内部パーツは純正のままでいきます。特に交換する必要性はありません。ミリタリーモデルですので、外装も変更無しですね。
 メンテナンスとしては、電動ガン用で発売されているグリスを使用します。
 レール等の可動部に少量塗布して、組み上げ、多少動かしてから簡単にふき取ります。いろいろ使ってみましたが、このグリスが一番良かったです。



 個人的な好みの仕様として、リコイルスプリングガイドにカーラーをはめ込んで、スライドの戻りを早くします。キックバックが早くなり、小気味良い動きになるのと、ブローバックのスタートを遅くさせ、命中率のアップにつなげようとした小細工です。

 バレルを短い物にした最大の理由がここですが、インナーバレルが奥に引っ込むことで、銃口内部のライフリングが見えるようになり、雰囲気が良くなります。インナーバレルの先端もマジックで黒塗りして、覗いても見え難くなりますので、銃口側からの見た目に迫力がでます。
 カットして加工でも良かったのですが、チャンバーパッキンの関係から、別の銃からの流用になりました。勿論カスタムパーツを使用しても良いですね。



 フロン134aを使用しての状況での初速は、気温19℃で、0.2g時74m/s前後、0.25gで70m/s前後と言った具合です。

 本体の加工は上記の通りですが、マガジンの気化室に小細工がしてあります。バルブはノーマルで、ガスルートの加工もしていません。マガジン内部に気化効率を上げる為の細工をしてあるのですが、高温時の安全性を確認していない仕様ですので、まだ、公表できません。
 その辺は夏場に検証して、公表できればと思っています。

 そろそろ、ガスガンも使える陽気になってきていますので、そちらのメンテナンスもお忘れ無く!


   


Posted by コンバットドール  at 23:18Comments(0)ハンドガン BLK

2013年03月29日

ガンケース ノンブランド イーグルタイプ

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はチョイネタで申し訳ないです。

 お客様のオーダーで取り寄せしたのですが、

 「イーグルタイプ ガンケース」35 なのですが、長さは95cmくらいあるのですが・・・

 

 幅は23cmだったので、かなりスマートなサイズでした。

 家の看板犬はビックサイズなので、余計に小さくみえるのですが、イメージより一回り小さかったので、思わずご紹介です。

 高額サイトの付いた状態では収納できそうにないですね。


 COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)商品ご紹介

2013年03月28日

ICS M1ガーランド 

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は以前紹介した ICS M1ガーランド の内部レビューです。

 結局、調子がイマイチだったとのことで、内部も確認調整です。

 一番のネックは「2発同時発射」になってしまう症状だそうです。

 チャンバー系の調整を念頭に入れて、作業開始です。分解手順は過去記事を参考にして下さい。



 メカボックスを取り出す際に、見落としそうになったマガジンキャッチ部分です。



 スプリングがメカボックスのホゾにはまってますので、忘れずに外しましょう。

 アッパーフレームとバレル部分です。



 チャンパーは樹脂製で成型は若干粗い状態です。



 インナーバレルはアルミ製でアルマイト仕上げ(?)で、長さが610㎜ありました。
 シリンダー容積から考えると、長過ぎですね。今回はそのまま組み上げになりますが、適切なサイズに変更をするのがお勧めです。その際はブレ止めなど追加加工が必要になります。

 今回の2発発射の主原因は、パッキン入り口部分でBB弾がホールドできず、2発流入してまってそのまま発射される状態でしたので、G&Pのフチの厚いパッキンに変更して対応します。

 次はメカボックス内部です。



 こんな状態でした。グリスはいたって普通で、シムもマルイのノーマル程度に調整されていました。



 各パーツの検証ですが、スプリングはマルイのノーマルから換算すると150%程度だと思います。

 ピストンは、工夫されていますが、内部空洞が大きいので、スプリングジャダーが起き易くなっているのと、ヘッドの穴が2㎜の8つ穴なので、圧縮負荷が大きい状態です。

 シリンダーサイズ(長さ)は、マルイの汎用タイプと同サイズで、シリンダーヘッドはM14の物と同様でした。
 タペットプレートとノズルはサイズがマルイ製品とは違っているので、流用は利きません。

 気密に問題は無かったので、そのまま使用します。



 ギアは純正ギア比でした。シムが塗装品だったので、シムを交換して再調整します。
 スイッチ部分はマルイのスライドタイプでした。トリガーストロークを調整したかったのですが、カットオフの関係で、変更はできませんでした。
 FETが組まれていますので、立ち上がりは上々です。

 結局、中身はスプリングガイドにダンパーを組み、スプリングのジャダを嫌って、ピストンを内径の狭い物(システマ)に交換しました。

 初速は若干上がりましたが、規制内に収まっています。

 レンジアップにする場合は、450㎜くらいのバレルに変更が必要ですね。
 切れを良くするなら、モーターの交換が必要な感じです。

 2発発射とスプリングジャダーは解消されましたので、目的は果たせています。

 メカボックスの品質も良く、価格の割には良い製品だと思いました。


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Posted by コンバットドール  at 20:35Comments(2)ICS

2013年03月27日

マガジン クリーニング 電動G18C

 COMBAT DOLL の店主です。

 コネタですが、今回は汚れやすい、電動ハンドガンのマガジンのメンテナンスです。



 とにかく、ゴミが入りやすく、溜まりやすいので、定期的なクリーニングがお勧めです。

 画像のマガジンも、枯葉が入り込んでいます。



 分解すると、こんなパーツ構成です。



 ルートの中も汚れていますね。砂粒というか埃というか、付着しています。



 BB弾のストッパー部分ですが、傷跡がありますので、バリを落としておきます。
 給弾の際の入りが楽になりますので、やっておくと良いですよ。



 内部もバリがあるので、研磨しておきます。フォロワーの動きがスムーズになりますので、違いもハッキリわかります。

 通り一辺の作業が終われば、組み上げて終了です。

 もう一つ、社外品のマガジンです。メーカーを忘れてしまって申し訳ありません。お手持ちで同型のものがある方は参考にして下さい。



 こちらの方が手入れが楽ですね。



 マガジン内部のクリーニングや研磨が確実にできます。



 汚れて、動きの悪くなる所は同じですので、同様のメンテナンスを行います。

 給弾不良の8割は、マガジンの汚れが原因です。メンテナンスで解決する場合がほとんどですので、お試し下さい。

 それでも、給弾不良が出る場合は、本体内のノズルが原因でしょう。ノズルを交換して対処すれば大概クリアされると思います。


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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)共通メンテ・カスタム電動ハンドガン

2013年03月26日

βスペッツナズ レンジアップ 

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はβスペッツナズをレンジアップ「山」へのカスタムです。



 数年前にプチハイサイにカスタム済みの固体です。

 今回、レンジアップに変更ですが、後の事も考えハイサイ対応の内部チューンもしておきます。



 以前はノーマル品を使用していたピストンはG&Pの物を使用します。金属歯が5枚のタイプです。

 前回、ピストンの重量にも触れましたので計量画像のアップです。ハイサイなのを配慮して若干軽めにしてあります。30gですね。

 二次加速ロッドを取り付け、吐き出し圧をサポートです。
 (ロッドの形状は、ご想像でお楽しみ下さい。)



 ギアはシステマ製のハイサイクルタイプを使用してありましたので、ベベルギアだけ逆転防止ラッチの枚数の関係でマルイの現行ノーマル品に交換します。古いタイプの物は2枚歯だったので、その頃の生産品でした。

 セクターギアは3枚の削り落としと抑え気味にして、通常の多弾数マガジンでも給弾する、秒間30発以下にセーブします。モーターも純正の700モーターですので、12Vまでのバッテリーなら許容範囲内です。

 スプリングは当時のPDI製の120%が組まれていましたので、Laylax製のブルー(100)と交換しました。
 セクターカット3枚なら、このくらいのレートで良い所がでますが、調整は間違い無くやっておきましょう。

 シリンダーはPDWサイズのシステマ製を使用していましたが、今回はノーマルサイズの容量が必要になりますので、同じくシステマ製の物で交換します。

 ベアリング付きのスプリングガイドはそのまま使用します。

 モーターをハイサイ用に交換すれば、そのままハイサイクルAKになりますので、ご希望があれば、またお申し付け下さい。

 メカボックスはこんな状況です。

 次は、レンジアップチャンバーへの加工調整になります。



 いつもパッキン付近の画像を見せませんが、今回はチラリとお見せ致します。
 チューブパッキンを手前で止めていますので、BB弾を押す部分のゴムシートが1/3くらい見えています。
 ゴム質の質感の違いがお解かりでしょうか?

 バレル出口は、229㎜のショートサイズですのでテーパーは深めに取ってあります。

 あとは、パッキンの押しゴムの厚みとストロークの調整をして終了です。

 初速は各重量で規制内、飛びも上々です。


 余談ですが、このAKのフレームはKingarms製の74タイプなのですが、Laylax製のマウントベースを付けようとするとフレームサイドのリベットが邪魔になります。



 マウントベース側に、リベットの逃がし空間を削りこんで、取り付けられるようにしてあります。


 クライアント様、大変お待たせ致しました。お預かりしたレンジアップ「山」チューンのガンが仕上がりましたので、宜しくお願い致します。


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2013年03月25日

修理品の中身・・・

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は修理依頼があった、電動ガンの中身をご紹介ですが、久しぶりに強烈なヤツでした。



 いわゆる、「流速チューン」が施してあったSIG552なのですが、通電しなくなっての持ち込みでした。

 スプリング 線径1.52㎜(140)
 ピストンヘッド ステンレス製 21g
 ギア マルイ純正 フルストローク
 インナーバレル マルイ純正カット 約118㎜
 Hホップ ブラック 使用

 のパーツが組まれていたのでしたが、電気的負荷も大きく、セレクタープレートとスイッチ端子がスパークで損耗して、端子が接触できない状態になり、通電せず作動しない状況でした。

 スイッチを直せば、動かすのは可能でしょうが、バッテリーは11.1V以上のものが必要でしょう。
 それに、パーツの状態を確認すると、不都合が多々見受けられます。



 メカボックスにはクラック(分離しかかっている)が入り、もう限界です。ノーマルギアが壊れていませんので、さほど撃ててはいないと思います。

 ピストンの最終ラックも曲がって折れかかっていて、ピストン自体も損耗の為使えません。

 ピストンヘッドはステンレス製のヘビー級ですので、真鍮製のノーマルシリンダーの内側を削ってしまっています。シリンダーヘッドの裏側には、削れた真鍮の粉が付着し、シリンダーの内側は薄皮を剥ぐように削られています。
 仮に、このピストンヘッドを活かすのであれば、ピストンヘッドのエッジを丸め、側面を鏡面研磨して、シリンダーをステンレス製に換え、十分にグリスアップされた状態で使用しなければいけません。グリスアップも1000発に1度くらいやった方が良いでしょう。手間が掛り過ぎますね。
 スプリングレートと合わせれば、セクターカットして、ギアもピストンも対応したカスタム品に交換するべきでしょう。



 ピストン重量をノーマルと比較して見ました。ノーマルピストンアッセンブルで24gなのに対して、このカスタムピストンは35g。実際に組み込みは更に10gのウエイトが追加してあり、実装45gの重量でした。
 このピストン重量とスプリングレートでは、メカボックスが打撃負けして割れてしまっても仕方ありません。Ver.2のメカボックスなら瞬殺だったでしょうね。

 カスタムはバランスです。負荷が増える時はそれを逃がすなり殺すなりの追加アイテムや加工が必要です。個人でやられる場合は、十分に調べてから施工した方がリスクが少なくなりますよ。
 ウッカリすると、新品の銃がもう一丁買えてしまうくらいに・・・。

 しかし、Ver.3のメカボックスを割るなんて、すごいパワーです。ヘッド重量の上げ過ぎにはお気を付けくださいませ。


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2013年03月24日

試射用 NEWアイテム

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はチョイネタです。

 本日は川原に試射に行ってきました。

 レンジアップのガンの場合、垂直の基準が無く判り辛かったので、廃材を使って簡単なターゲットを持参していきました。



 ミズヒキ糸を使って距離を測り、適当な位置にお手製ターゲットを据え置きます。

 金物差しをぶら下げて、地面に傾斜があっても垂直が判る様にしてみました。

 スコープ付きの銃であれば、50m先でも参考になります。オープンサイトなら30mくらいですね。

 円形プレートの直径は14cmですので、20mくらいで精度を確認するサイズです。


 僕がゴソゴソやっている間の、看板犬の四つ葉は・・・



 頂き物のチェアで、VIP待遇でした。


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2013年03月23日

次世代 G36 C Li-Po 11.1V仕様

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は次世代電動ガンのG36Cです。



 ピストンクラッシュ状態での持ち込みでした。

 クライアント様の要望は、Li-Po 11.1V のバッテリーでも壊れないようにする事と、射程を伸ばすレンジアップカスタムです。リコイルギミックもカットして欲しいとの事でした。

 早速、分解です。



 従来型と違って、モナカのボディーを分解しないとメカボックスが出ないのが面倒なんですよね。

 1箇所、Eリングが跳んでしまっている所があったのですが、リコイルギミックのカットもしますので補修は最後にしておきます。



 中身を開けると、ピストンは見事な状態になっています。11.1Vの電圧でのドライブでは仕方ありませんね。100Vの電化製品に200Vの電源をつなげるようなものです。壊れて当然の結果です。

 対処としては、セクターカットで対応する形をとりますので、Laylax製のピストンとピストンヘッドを使用します。前回の記事でも書きましたが、ピストンヘッドは分解可能な状態に加工します。今回は二次加速ロッドも取り付けますので、その辺を兼ねた細工をしてありますので画像を参考にして下さい。



 二次加速ロッドの状態です。シリンダーヘッドも合わせて加工してあります。

 そしてセクターカットですが、Laylax製のギアが組み込まれていましたので、ギアを分解して、セクターギアを2枚落としてあります。



 次世代のギアなら2枚カットで十分ですね。
 スプリングは昔のLaylax製のグリーン(MS120)をカットした物が組まれていましたので、そのまま流用します。スプリングガイドはノーマルにダンパーを追加してあります。



 大体のセッティングが済みましたので、組み立てます。
 ここで、リコイルギミックのカットですが、元に戻せるように加工はしません。組み換えです。
 リコイルウエイトを後ろに下がった状態にはめ込みます。内蔵のスプリングの位置を変えます。
 そして、ダミーボルトに連結される部分を、組み付けずに本体に組み込みます。これで、チャージングハンドルは可動させてHOP調整ができる状態になります。

 機関部はこんな状況です。

 バレルとチャンバーは、レンジアップ仕様です。



 バレル長は363㎜にして、HOPは0.25g以上に合わせて調整してあります。
 サイレンサーを常時装着しているとの事で、この長さにしてあります。

 次世代のG36のチャンバーは、HOPテンションの調整の押しゴム部分が狭く作られていて、従来の「なまず」タイプの押しゴムは使用できません。バレルを加工してまでのロングレンジは使えません。
 当店の方式では影響はありませんので、集弾性も良く、レンジアップされています。

 初速も規定内をクリアしていますので、安心してご使用下さい。


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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(1)次世代

2013年03月22日

八九式 自動小銃 レンジアップ「山」

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はマルイ 89式 のカスタムです。



 持ち込みの状態としては、他店でカスタムされた長射程カスタムされた物です。

 前回記事の Magpul AK もそうでしたが、既存のパーツを使用した長射程モノは、集弾性が今一つの物が多く、リチューンの依頼が結構きます。
 固体ごとのバランスを取るのが微妙なところですので、その辺が難しいのでしょうね。

 先にチャンバー周辺をいじります。



 HOPレバーも社外品(Laylax製)が付いており、バレルも加工されロングレンジ加工になっています。
 この仕様は、HOPパッキンの筒状部分のスベスベした部分をBB弾に押し当てるようになっているので、摩擦抵抗が少なく、必要な回転を掛けるには距離を長くとらなければなりません。その分不安定要素が増大してしまうので、集弾性の安定感が出ません。押さえ量の調整もシビアになり、シリコンメンテナンスをすると、弾道が全然違ってしまう訳です。



 通常の切り欠き分でまかなえる、当店の方式だと距離を最低限の長掛けHOPにしてありますので、ムラが少なく集弾性が上がります。摩擦抵抗と柔らかさのバランスを取ることで、ロスを最低限にする訳です。
 最低限の負荷で、最大の効率を求めた結果ですね。
 今回も、0.2gからの使用を前提としたセッティングです。

 そして、機関部(メカボックス)です。



 強めのスプリングをカットした物が使用され、ピストンヘッドも重量が増えるようにLaylax製の次世代用に販売されている物が使用されてます。
 ただ、バランスが悪いようで、ピストンが磨耗しています。



 ピストンの前進スピードが足りていないのですが、原因はピストンの重さなのか、スプリングが弱いのか、バッテリーが強すぎるのか、と言ったところですが、検証した結果では、スプリングのレートが足りていないようです。
 ピストンを軽くしても、前進位置でのスプリングの押さえが弱い状態です。カットした分押し込みきれなくなっています。



 シリンダーヘッドはノズル内径を4㎜に絞ってあるので、二次加速ロッドも4㎜の物にします。89式はノズルのセンター位置がずれているので、マルイの純正品のヘッドを加工して使用します。

 その為に、最初に付いていたカスタムピストンヘッドを外すのですが、これが外せない・・・。
 壊してしまうつもりで、無理やりやってみました。



 Laylax製の次世代用の物が使用されているのですが、そのまま付けたら外せない構造です。
 画像のように細工しておくと良いでしょう。



 ピストンヘッドをノーマル品で加工したので、ウエイトをダブルにして、ベアリング付きのスプリングガイドにする事で、マルイノーマルスプリングでも十分に初速が出せるようになります。

 結果、最大初速は0.2g時95m/s・0.25g時87m/s・0.28g時81m/sとなっています。

 HOPもノンHOPからスタートで0.28gまで対応可能なセッティングにしてありますので、インドアフィールドでも安全に遊べる仕様になっています。

 クライアント様へ
  他にお預かりした物もあるのですが、順次やっておりますのでもう少々お待ちくださいませ。


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