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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年02月26日

タペットプレートの消耗

COMBAT DOLL の店主です。

2日間、ご迷惑をお掛け致しました。

今回は、簡単なネタにさせて頂きます。

タペットプレートの消耗ですが、変形や破断以外にも、こんな場合があります。



ギアボックスを開けると、大体この向きで視認する訳ですが、上記の画像の通り、ちょっと分かり難いです。

実際には、グリスも付着していますので、見落とす場合もあると思います。

裏返すと・・・



このように、磨耗というか変形圧縮されてしまっています。

このタペットプレートは、P-90の物でしたが、10年選手くらいの経過年数とのことで、この変形も仕方なし(寿命)の状態です。

持ち込まれたの理由は、
   「初速も上がらず、ムラがあり、給弾も上手くされない。」

と言う事で、修理メンテナンスだったのですが、チャンバーやバレルの固定など状態を、一つずつ潰していき、メカボックスを分解して主要因として発覚した、消耗部分です。

実際の、初速のムラは別のところに原因があったのですが、それは別の機会にでも紹介させて頂きます。

タペットプレートのこの部分が減ってしまうと、ノズルの後退量が足りなくなり、せり出したノズルに阻害されて、BB弾がチャンバーに入らなくなってしまいます。

長く使用している銃での給弾不良の場合は、この辺の可能性も高い要因ですので、確認をしておくと良いと思います。

今回の画像の様に、ギアのシム調整位置によっては薄皮1枚残して削られている場合もあると思います。うっかりしていると見落としてしまいそうな減り具合でしたので、参考にアップしてみました。

素材によっての変形や磨耗の違いはあると思いますが、分解した時に状態のチェックはしておくと、交換時期やパーツの強度が判断できると思います。

簡単な小ネタで失礼致しました!


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)次回未定
  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です 

  



  


Posted by コンバットドール  at 22:15Comments(0)故障の原因を見極める