スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年06月30日

トンプソン スイッチ

COMBAT DOLL の店主です。

大変、ご無沙汰してしまいました m(_ _)m

泊りがけでの出稼ぎで、臨時休業を頂いてから、全然アップできませんでした。申し訳ない!

予想以上の老朽化した本体(本人)と、正味、6日間ほどの作業停滞で、てんてこ舞いになってました。

チューニングをお待ち頂いている、クライアントの皆様、大変申し訳ありません!!

順次、作業をしておりますので、もうしばらくお待ちください。体調も戻りましたので、通常ペースで行っております。


と、言う訳で、ブログは小ネタの連発になりますが、ご了承ください。


本日は、修理品からですが、マルイ製トンプソンのスイッチ不備です。

頻繁にトリガーが効かなくなる(作動しない)状況になると言う事で、持ち込み修理の個体です。

木製ストックに変わっていましたので、ストック内で端子が腐食して、導通不良になっているかと思ったのですが、そうでは無い・・・

それでは、スイッチ接点のカーボンかな? と分解してみると・・・



パッと見、そうでもなさそうで・・・



分解する時に違和感はあったのですが、端子の確認。

接触面も通電不良が出そうな感じではなかったのですが、取り合えずメンテ、クリーニングします。



片方の半田付け部分が剥がれかかっていたので、付け直しします。

組上げて、(違和感は有り)作動確認するも同じ症状で、トリガーが戻りきらない状態が確認できたのですが・・・

各部、変形や傷、バリは見られない状態です。



症状の原因としては、画像の部分がきつくて、接触した端子が、リテンションのスプリングの強さでは引っ張りきれない事が確認。

違和感は、このパーツのはまりが硬かった症状だったのです。

   確認はできたのですが・・・   
   変形もバリも傷も無く、どうしてそうなってしまったのかは、解らない・・・?  状況です・・・(涙)

う~ん、納得できん!? 変わってしまった理由が不明。 最初から硬めだったのだろうか?

結局、画像右側の、端子オス部分のピンにあたる部分の下側を、カッターで少しずつ削って、ガタが出ない程度にサイズダウン。

動きがスムーズになって、問題は解決しました・・・。 でも、スッキリしません・・・。

稀に、微妙な成型不良があるのだろう、と言う事で、渋々納得しておきます。


トリガーの問題が、クリアされた所で、もう一つの問題が発覚。

作動時のピストンの圧縮音にムラがあり、弾詰まりのような音がするのに気が付きましたので、分解してみると・・・



画像の様に、カスタムパーツに変更されていた、シリンダーヘッドのダンパーラバーが剥がれて、ピストンヘッドの方に貼り付いている状態でした。

剥がれたラバーの穴位置が悪いと、圧縮エアの出口を塞いで、弾詰まりと同じになってしまうと言う、危険な状況でした。

ラバーを張り直して、各部確認の上、グリスアップを行い、修理完了できました。

トリガーがおかしくなってなければ、ピストンやギアなど、他の部分をクラッシュさせてしまう可能性の高い状態でしたので、ラッキーな修理タイミングだったと思います。

スイッチ部分が、本体の危険を教えてくれたのだろう、と、発生原因の不明だった部分をこじつけて、納得して終了させて頂きました。


疲れの取りきれない状態での、不思議な状況の修理品は、気疲れしてしまいました(笑)

順次、片付けていますので、他のオーダーを頂いている、クライアントの皆様、もう、少々お待ち頂ければと思います・・・ m(_ _)m


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション) 7月に開催します。

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です 
  返信はHPのメールサーバーよりさせて頂きます

  
  


Posted by コンバットドール  at 23:45Comments(0)故障の原因を見極める