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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年03月23日

電動ガン「メカボックス」の消耗部分

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、スタンダード電動ガンでの通常修理です。

ピストンや、ギアの消耗具合と、スイッチ接点の消耗具合のご紹介です。



ピストンの最初のラックギアの磨耗で、ギアの噛み合いが浅くなってしまっています。
これは、トラブルが発生している状態ですので、寿命です。



それに合わせて、セクターギアの最初ラックも、同様に磨耗してしまっています。
小径ギアの部分も、ピストンの引き始めと抜け際の変形が確認できます。
ここまで来ると、交換が必要です。



スパーギアも同様に、衝撃の強い引き始めと、スプリングの負荷が最大になる抜け際の負担の為に数箇所が変形してしまっています。
このギアでも動かせますが、変形している部分がセクターギアも傷めてしまいますので、同時に交換になります。

そして、前回の記事とも関連のあるスイッチ部分の消耗です・・・





やっぱり、焼け具合が解るレベルです。

ニッカドやニッスイのバッテリーの頃は、8.4Vの規定アンペア数で使用している限りは、ここまでならないのが普通だったのですが、バッテリーの進化により、Li-Poでの起電圧の高さと、アンペア数の増大と、吐出特性の良さで、接点の消耗が早くなっているのは間違い無いですね。





接触タイミングの調整をして、減ってしまったオス端子の部分を前後反転して、寿命を延ばします。
ですが、今までと同じでは、時間的に半分も保たないと思います。



こちらの方は予算の都合で、安価なSBDの取り付けとなっておりますが、今までと比べれば耐久性は上がります。

ですが、今後の事を思えば、スイッチの交換になった時には、高性能なSBDに交換するのがお勧めですね。

やはり、ダーティワークスさんの「バリカタ」辺りが良いと思います。
実証検分と、製造工程でも拘ってらっしゃるとのことで、安心感が違うと思います。

PCでも、散々苦労したのですが、接続時の工程がしっかりしていないと、接触不良でのトラブルや、実際には焼けて破損しているような回路も多いのが、電子部品の品質の良し悪しです。
実際、アレだけ小さな回路を手でハンダ付けするのは、僕には不可能な作業ですので、手間賃を考えれば、妥当な金額の製品だと思います。



ご自身で、回路を組まれる方は、十分にご注意ください。

単純な修理案件なのですが、最近はSBDの追加装備を、お勧めさせて頂いています。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  次回未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
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  返信はHPのメールサーバーよりさせて頂きます

    


Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)電動修理メンテナンス故障の原因を見極める