2013年02月27日

次世代M4 メンテナンス

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は次世代M4のメンテナンスです。

 他店でのロングレンジチューンを0.2gBB弾でも使用できるように、再調整です。

 チャンバー部分はお見せできませんが、部材さえ揃えば簡単なチューニングです。
 固体毎の調整がありますので、基本概念はこちらでご確認をお願い致します。

次世代M4 メンテナンス

 基本的にフルチューンのメカボックスです。
 軸受けは6㎜オイルレスメタルと7㎜ベアリングのコンビネーションで、ギアも国産のカスタムギアが組み込まれ、ピストンも変更されています。シリンダーとシリンダーヘッド、ノズルはノーマル品ですが、シリンダーヘッドは加工されています。
 ストックパイプも、固定ネジを増設することで、グラつきを解消されているので、強度も上がっていますね。加工ツールがあれば、ネジ部にアルミシムを巻き付けるより簡単で効率が良いと思います。若干センターがズレますが、問題無いレベルです。ただ、ネジが固着してしまうと厄介ですので、ネジロック剤などの接着剤の選定は慎重にお願いします。
 この固体は、ネジが外れなかったので、ドリルでネジ部を開け直しての分解となりました。

次世代M4 メンテナンス

 パワーバランスと流速調整で、ピストンヘッドにロッドを追加。シルエットが出ていますので、形状はご想像でお楽しみ下さい。スプリングはLaylax製のMS90ver9 を使用しています。
 試験作動は、画像のようにギボシ端子をはめ込んで、専用バッテリー端子を使わずにやっていますが、通常使用バッテリーを用意して行うのが良いと思います。Ni-MHバッテリーの場合は劣化が早いので、動作不良の原因がバッテリー側にある事も珍しくありません。

 別件で、スイッチ部分のクリーニングも良く行うのですが、電気的に負荷の大きい機種ですので、その辺のメンテナンスも大事ですね。

 BB弾の重量でHOPのセッティングが変わり、パワーバランスを合わせるやり方をしていますが、オーバーパワーの負荷の大きいカスタムよりは、適正パワーの負荷を最小限に抑えたカスタムの方が、耐久性が上がるのは間違いありません。
 ただ、オーバーパワーが産み出す、強烈な衝撃と甲高い音を捨てがたいと思う方も多くいらっしゃいます。結局は好みになってくるのでしょうね。リスクさえ承知していれば、好みの状態で遊ぶのが楽しいと思います。

 カスタム済みの物でも、好みに応じて再チューニングが必要になる時もありますね。
 そんな時は、遠慮無くご相談下さいませ。


 COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00 
  定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
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Posted by コンバットドール  at 20:00 │Comments(0)次世代

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