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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年04月20日

時間が・・・

 COMBAT DOLL の店主です。

 きょうは時間が取れなくて、つなぎです。申し訳ないです。

 

 看板犬の四つ葉にブログのアップを頼んだのですが・・・

 やっぱり、無理でした。

 明日は、今日の分のつもりで、しっかり上げますので宜しくです。


 COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00 
  定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
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Posted by コンバットドール  at 22:21Comments(2)コンバットドール

2013年04月19日

故障の原因を見極める ケース2

 COMBAT DOLL の店主です。

 昨日に引き続き、ギア破損の原因解説です。

 マルイのノーマルギアのケースですが、今回は2パターンの紹介です。

 

 まずは、前回と似たパターンですが、ちょっと違います。
 今回の物も3枚分欠けているのですが、中央の歯は根本から折り取られています。

 このパターンは、軸受けには問題が無いか、オイルレスメタルなどの丈夫なパーツに交換されている場合の破損状態です。
 ノーマル軸受けで、破損しているのなら、ギアその物の「ハズレ」の場合が多いのですが、軸受けがメタル製に交換されている場合は、トルク負けが原因の場合が多くなります。
 モーターの強化や、バッテリーの高電圧や大容量の物を使用した場合に起こり易い破損状況ですね。

 前回同様、セクターギアの状態も確認して、ピストンの歯等も確認した方が良いです。
 セクターギアは亜鉛合金ですので、変形が見られたら同時に交換をお勧め致します。

 基本的に、スパーギアが先に壊れるパターンですね。

 次は、セクターギアが先に壊れるパターンです。



 画像のマーキングした場所が変形や破損しています。

 このパターンは、セクターギアが素材の関係で先に変形させられ、それに伴ってスパーギアの小径部分も変形してきます。お互いの変形が限界になった時に柔らかい亜鉛合金でできている、セクターギアの歯が欠けてしまいます。
 消耗での原因の場合と、ピストンの前進スピードが足りずに、ピッチが狂ってしまい、衝撃で破損する場合(モーターやバッテリーが原因)と、スプリングの圧縮負荷が強くて、変形させられる場合(カスタムでスプリングの交換)等があります。



 こちらの画像は、側面から見たものですが、スパーギアの小径部分は斜めに変形していて、セクターギアの方は、根本から折り取られてしまっています。
 斜めに変形したスパーギアの歯に挟まれた、セクターギアの歯がむしり取られた壊れ方ですね。

 軸受けのガタによって起こる場合もありますので、総合的に見て、問題を解決して行く必要があります。
 壊れた部品の交換だけでは、すぐに同じ壊れ方をする場合が多いのです。

 僕も初心者の頃は、良く見落としで失敗したりしました。こんな状態になる原因をハッキリさせる為にも、修理の際は、使用しているバッテリーや、どのくらい使用したかなど、使用状況などをご説明頂けると見積もりも早く、より正確になってきますね。

 複合要因での破損が普通ですので、原因は1つだけだと思っていると、何度も苦労してしまう事もありますので、お気を付けくださいませ。

 みなさんの、参考になれば幸いです。


 COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 22:07Comments(2)故障の原因を見極める

2013年04月18日

故障の原因を見極める ケース1

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、ギア破損の修理品から、原因の解説記事になります。

 電動ガンでは普通の故障ですが、実際の所、原因は様々です。時々こんな記事がアップされてくると思いますので、ご自分で修理される方の参考になればと思います。

 今回の修理品は、マルイ製 M4 です。

 ギアノイズが出たかと思ったら、クラッシュしていたとの事で、修理お預かりです。
 その場でクライアント様にも見て確認頂いています。

 破損はスパーギアの外周のみ。



 画像の通り、3枚分が削られて欠けています。

 このパターンだと、セクターギアの方も変形している場合が多いのですが、この固体は全然変形も見られず、磨耗も少なかったので、交換するギアはスパーギアのみです。

 他のケースはまた改めて紹介しますので、この固体の検証です。

 ギアの先端のみが削り取られているので、単純に噛み合わせが浅くなって、トルクに耐えられなくなった為の破損状況です。

 噛み合わせが足りなくなる理由はここです。



 軸受けが緩くなってしまい、ガタ分の逃げで噛み合わせが浅くなる訳です。
 ガタの発生としては、軸穴が広がってしまう場合と、軸受けが一緒に回転してしまい、軸受けの外径が削られて痩せてガタが出る場合と2通りあります。
 
 指で押さえ付けて確認してみると、カタカタ動きますので、軸受けの外径が痩せてガタが出てしまい、軸間の距離が広がって、ギア破損のパターンですね。

 なぜ、軸受けごと回転してしまうのかと言うのは、下の画像をご覧下さい。



 左側がガタの大きい軸受けですが、接触面に丸い傷が入っています。これは、シムによって付けられた傷です。意外と気付かない方も多いのですが、シムには裏表があります(画像参照)。
 裏表での仕上げの違いと、プレスで抜かれる際にできるバリのようなカット面です。画像のシムは解り易く0.5㎜の厚めの物ですが、ちゃんと見ると違いが解ります。表面が半光沢でバリがある方を裏(画像左)とした場合、そちら面を軸受け側に組み付けると画像のように、軸受けに傷が付きます。
 ようは、軸受けに食い付く形でセットされると、タイトなシム調整をした場合には、軸受けをシムで押さえるのがきつくなり、摩擦抵抗の少ない部分が回転し易くなります。
 軸受けとメカボックスのはまっている穴を確認してもらうと、わずかな厚みにはまりこんでいるのがわかります。しかも、仕上げ処理はされていません。

 モーターの回転方向を変換するベベルギアの部分は斜めに押さえ付けられ、軸受けのガタを発生させ易い場所です。スパーギアもギアの配置から、決まった方向に逃がされます。セクターギアも同様です。
 シムの裏表の違いだけでも耐久性に差がでる訳です。

 かと言って、シムの裏表の違いだけで、軸受けごとの回転が無くなる訳ではありません。あくまでも、「回転させる原因を減らす」と言うことです。マルイさんの製品が、すべて考慮されて組んである訳ではないのです。違いとしてはわずかなのかも知れませんが・・・。

 軸は回転させられる時には、側面から力が掛かって押さえ付けられ、ギアと一緒にシムも回転させられます。軸穴も軸と面接触しているので、軸受けごと回そうとしてしまう訳です。
 余談ですが、この現象の為にベアリングの軸受けがカスタムパーツとして存在している訳ですね。

 この銃の使用環境としては、ミニセルNi-cd 9.6V 600mA セパレートタイプです。
 9.6Vのバッテリーの為、立ち上がりが良く、起動時のトルクが大きくなる使用状況です。
 修理には、オイルレスメタルと6㎜ベアリング軸受けのコンビネーションで行いますが、トリガーを引いている時間が長い方は、オイルレスメタルのみか、大径のベアリング軸受けへの加工取り付けをお勧めします。

 いろいろ修理をやっていると、様々なケースがありますが、故障の原因をハッキリさせないと、また同じ様に壊れてしまいますので、ご自身で修理やパーツ交換をされる方は、原因を見極めてから作業されれば間違いありません。原因を確認して対処すれば故障は減りますので・・・。

 原因が解らないような場合もありますが、いろいろ考えてみるのも楽しいものですよ。

 
 COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 21:42Comments(0)故障の原因を見極める

2013年04月17日

スコープの調整

 COMBAT DOLL の店主です。

 最近はアップが遅くて申し訳ありません。

 今回は予告通り、スコープの調整です。

 下の図をご覧下さい。



 基本はドットサイトと同じなのですが、飛距離の扱いが変わってきますので、微妙な部分があります。
 直線で飛び、失速して落ちていく弾道であれば、上の図で十分なのですが、そうすると、30mくらいのの直進で、その後落下弾道になり、飛距離は30mちょっとの設定になるのと、HOPの掛かりが弱くなってしまうため、上下ブレも発生してしまいます。

 飛距離優先にした場合には浮き上がりの弾道が発生し、その辺を読み取る必要があるので変わってきてしまいます。

 ですが、その前にスコープのレベル調整が必要です。

 画像はマルイ製ステアーAUGです。



 銃を固定し、マウントベース部分で、本体のレベルを取ります。

 そして、スコープの傾きを確認すると・・・



 やっぱりズレてますね。正直、感覚だけでは偶然の一致でしか合いません。レベルを確認しながら位置調整です。



 ビシッと決まると気持ちが良いですね。ここで確認です。「スコープレベルトラブル」でもご紹介しましたが、中身と外見が同期していない場合がありますのでチェックしておきましょう。



 このスコープもわずかにズレてました。これはどうするか、クライアント様と相談ですね。
 実射調整は後回しになってしまいました。

 以後、理論の説明です。

 まずは、通常HOPの場合です。



 普通は、飛距離を出す為に、若干浮き上がっていく弾道でHOP調整している方がほとんどだと思います。
 その場合に、実際に直線で飛んでいく距離と浮き始める距離ポイントを把握しておかなくてはいけません。
 僕の経験上、ノーマル電動ガンのノーマルHOPだと、上の図のような弾道が、綺麗に飛んで見えるベスト調整だと思っています。
 図のような弾道だとした場合、当てになる直線弾道は30m強ですので、少し余裕を持たせて、30mジャストのつもりで調整します。
 この銃の場合は、バレルセンターとスコープセンターの距離は約80㎜あります。
 10mなら54㎜下に、15mなら40㎜下に、20mなら27㎜下に当たるように調整すれば、30mでど真ん中の計算です。その先は浮き上がりが来ますので、スコープの中心より上に行く訳ですが、距離が遠くなればズレが解り難くなるのと、風や手振れ等の影響も有りブレて見えてしまうので、アバウトな状態でも我慢できるからです。

 次はレンジアップ等の重量弾で飛距離を伸ばすチューニングの場合です。
 実射調整の場合は、屋外で飛びの一番良いHOP調整をしておき、屋内のショートレンジでの再調整では下の画像のようにセッティングします。



 銃の水平を取り、高さを確認して、ターゲットの高さも合わせてから試射して、初期のスライダー気味の浮き上がり部分と高さを把握します。
 正直、当店のレンジアップチューンでは、この初期浮き上がりが出る状態で適正飛距離となり、最大飛距離の場合でもほぼ同程度に上がります。その後100%水平飛翔かと言われれば、計測実績がありませんので確証はありませんが、屋外でのターゲットでの試射状況を考慮する限りは、下の図のような飛び方をしていると判断しています。



 実質、10m付近で10cmくらい浮き上がり、その後40mを越えた辺りで再浮上して行きます。
 この飛び方を踏まえると、この銃の場合はポイントが交差する位置が20mくらいで一度交差し、その後下に行ってしまいます。そして、40mを超えた上昇ポイントでもう一度交差して大きく上がって行くように見えます。上下に平均して移動する調整ですね。基本スコープのセンターを狙って撃てば良い訳です。
 バレルとスコープの高低差が80㎜なのに対し、スライダー気味の上がりの方が大きい為になってしまう状況です。
 逆に、銃身の延長線とスコープのセンター視線を平行に調整すれば、常に中心より上をBB弾が飛んでいきますので、上下の偏差で解り難くなると思えば、並行に調整するのがお勧めです。
 但し、ズーム倍率を高くしていると、その後の上昇が大きくなってしまう時に、スコープの視野から外れてしまう場合がありますので、使用するスコープの倍率も考慮に入れてください。

 流速チューン等の飛距離アップの銃の場合は、正確な弾道を把握してから、スコープの調整を行ってくださいね。

 今回は実射が後回しになってしまって、理念だけの説明になってしまいましたが、参考にして頂ければと思います。

 2日連ちゃんで、堅苦しい記事でしたが、お読み頂いて、ありがとうございました。


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Posted by コンバットドール  at 23:36Comments(2)サイト調整

2013年04月16日

ドットサイトの調整

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、ドットサイトの調整の紹介です。

 比較的よく頼まれる作業ですが、意外と勘違いされる方が多いのも現実ですので、挿絵を使ってご説明致します。



 基本的に近距離用のサイトですので、意外と近い距離で調整する場合が多いと思います。
 当店でもシューティングレンジは最大15mです。

 サイトと銃口の高さの差を把握しておきます。この銃はMP5Kで、マルイの純正ハイマウントで取り付けられていて、高さの差は約85㎜あります。
 上の図の様に、10mで、ドットを合わせてしまうと、BB弾が直進弾道だった場合に、20m先では85㎜上のポイントに当たり、30m先だと170㎜ズレる計算です。このズレを大きいと見るか、小さいと判断するかは個人差になりますが、人の頭の大きさを考えた時に、ど真ん中を狙った時には30m先で頭上を越えて行くズレになります。
 特に、MP5Kは銃身も短く、安定した直線弾道は20mくらいになり、その先は散らばる傾向が強くなります。初速も箱出しで0.2gBB弾で80m/s未満が普通ですので、飛距離も短い部類に入ります。
 大概の方は、HOPを若干強めにして、浮き上がる弾道で飛距離を稼ぐHOP調整をされていると思います。
 そうすると、ドットサイトの調整位置のズレは拡大して、長距離では更に上を飛んで行ってしまいます。

 今、流行のロングレンジや流速チューンではサイト調整が難しくなってしまう訳です。
 見ているラインは直線なのに対し、弾道が浮き上がりの山なりの弾道になるので、交差点は1点のみです。落下弾道に入る頃には風に流されたり、視点の移動でまず交差しない状況になります。

 その辺を考慮して、直線弾道が維持できる必中距離でサイト調整し、それ以上の不安定要素が増えていく距離分は、プラスαとして状況に応じて変化する部分だと把握してサイティングするようしておくと、サイティングし易くなります。

 そのことを踏まえて、現実的にサイト調整をします。

 現物の調整の銃です。珍しい訳では無いのですが、こんな状態の物も比較的目にします。



 カバーレンズと、ドットを反射させるレンズの傾きがズレ過ぎて、ドットが二重に映し出されてしまう物です。



 拡大した画像で確認してもらうと解り易いと思います。
 銃口から13mの距離で、マルイのターゲットペーパーの真ん中付近に小さい乱反射したドットと、ペーパーの上縁辺りに大きい本来のドットが写し出されています。ちなみに、ペーパーのポイントの距離は約95㎜あります。
 10mで調整しましたが、光点はもう少し内側に寄り、約85㎜のズレに変わります。



 調整してみたところ、ほぼ真下に乱反射ドットがあるので、本来のドットを長距離(30m)用と、乱反射ドットを近距離(10~20m)用として使い分けができるので、運の良い故障品です。
 あくまでも、直線でサイトポイントを示しているのは、明るく大きい方のドットです。下に移し出される乱反射のドットは斜め下に向かって伸びていきます。上の図を参考にしてもらえると解り易いと思います。
縮尺は適当ですので、基本を捉えてもらえるとありがたいですね。

 タスコ製のアイテムでしたので、初期不良と言うよりは、使用中に大きな衝撃でズレてしまったのではないかと思われます。

 欠点を、巧く利点として活用できる状態でしたので、安心してお使い頂ければと思います。

 サイト調整できる場所が無く、自宅で近距離で調整しなければならない場合は、直線で飛んでいるのを確認して、三角形の定理を思い出しながら、サイトと銃身の高さを測って、この距離でここなら、これだけになればここくらい?という概算の元調整しておき、屋外でそれなりの距離でHOP調整と、サイトの微調整を行うのがベストだと思います。
 HOPも弾道も、風の影響で変わってしまいますので、その辺の誤差読みもお忘れなく。


 基本的な考え方はスコープの場合も同等です。距離と倍率があるだけシビアになりますね。
 明日は、スコープ編の予定です。


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Posted by コンバットドール  at 23:08Comments(2)サイト調整

2013年04月15日

もう、こんな時間に・・・

 COMBAT DOLL の店主です。

 ごそごそやっていたらこんな時間になってしまいました。

 と、言う訳でつなぎの投稿になってしまいますが、以前紹介した吸盤タイプのヘッドセットですが、この銃で試してみる事にしました。



 バレル長の関係や、うまく行かなくても惜しげの無いところでやってみます。

 早ければ、今週中の投稿になるかもしれません。

 修理やチューニングの合間になりますので、おもしろい結果が出たら即座にアップ致します。

 今日の所は、お茶濁しになってしまいましたが、失礼致しました。


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2013年04月14日

もしかしたらと思いつつ・・・

 COMBAT DOLL の店主です。

 本日は書店巡りをしてきました。

 明日の日付で発売予定の「最新軍用銃事典」がもう店頭にならんでいるかも?と、近隣のメジャー処を一通り回ってきましたがやっぱり無かったです。

 15日出荷で、16日店頭のパターンだろうと思うので、火曜日にありそうなお店に寄って、無ければ取り寄せをお願いする予定です。

 思わず、違う本を買いそうになった自分が怖かったです。

 やっぱり、マニアは資料本のコーナーを目的無しに見るのは危険だと、再認識してしまいました・・・(笑)


 余談ですが、本日、地元の空には、こんなのが舞っておりました。



 北の国からの便りが来る確立が高まっているのでしょうか・・・


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2013年04月13日

床井雅美氏の資料本

 COMBAT DOLL の店主です。

 床井雅美氏の最新軍用銃事典が気になってしょうがありません。

 明日、本屋さん巡りになるかと思います。

 気になってしょうがないので、過去の出版物を再チェックしてたりします。



 2005年6月に並木書房から出版された、初代の軍用銃事典です。
 中国製の63式が出ると良いなぁ~と思ってたりします。



 左から、
  月刊モデルグラフィックス1988年2月号別冊 ガンズオブザエリート(翻訳・監修) 大日本絵画
  「M16&ストーナーズライフル」 1991年 5月 大日本絵画
  「AK47&カラニシコフ・バリエーション」 1992年 1月 大日本絵画
  「アンダーグラウンドウエポン」非公然兵器のすべて 1993年 3月 (株)日本出版社

 で、銃のページは「M1カービンのサイレンサー仕様」で、今でも作りたい1丁です。

 日曜日は本屋巡りで探してきます・・・。


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2013年04月12日

VSR-10 グルーピングテスト

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はVSR-10 カスタム のグルーピングレポートです。

 以前から紹介していたカスタム品で、当店で飛距離は集弾性の指標にしていました。

 お客様のお預かり品でしたが、行き先が決まってしまったので、最終メンテナンスと性能チェックです。

 まずは結果から・・・



 ターゲットまでの距離は、銃口より12mで、BB弾はマルイ製0.28gバイオ弾です。
 スコープ倍率は6倍で検証、水平レベルも装備です。もちろん同じ銃です。



 ターゲットペーパーが2枚ありますが、射撃環境が違っています。



 ガンスタンドの固定しての射撃とクッションでの保持での射撃の違いです。

 カスタム内容は、レンジアップカスタムで、ピストンの重量アップと、バレルは長さ455㎜で6.03㎜内径の精密バレル仕様でエアブレーキにて静音チューニングです。
 仕様内容は過去記事を参考にして下さい。
   VSR-10 フルカスタム その2 本体ガタ取り・チャンバーバレル
   マルイ VSR 再調整 シリンダー関連・レンジアップHOP調整・仕様一覧

 集弾性があきらかに違っています。
 理由はシンプルなのですが、発射の際の振動が原因です。
 固定スタンドやバイポットを使用しての射撃の場合、ピストンが前進する際の反作用や、ピストンの打撃による振動が、スタンドやバイポットから跳ね返ってきてしまう為に、ブレが増幅されて集弾性に影響が出てしまうのです。

 過去記事の「VSR-10Gスペック レンジアップ」でもターゲットペーパーでの結果を掲載していますが、その時もスタンド固定です。

 ソフトクッションでの保持だと集弾性が良くなるのは、クッションが、銃から発生した振動を吸収してくれるからです。見ての通り、全然変わってきます。
 僕のAPSにバイポットを付けていないのは、これが理由だったりします。バレル長も関係してきますが、僕のレベルでは40cmの長さが限界でした。長くするとブレを拾い易くなってしまい、ゲームでの使用がイマイチでした。VSR-10の基本43cmのバレルはベストだと思います。さすがマルイさんです。

 40m先でのヘッドショットを決めようと思えば、こんな些細な違いも大きく影響します。
 特に、精密バレルで高レートスプリングでの調整を行っていれば、当然、大きく響きます。
 いわゆる、銃の性能では無く、人間の性能が物を言う部分ですね。
 当店では、スナイパー希望のお客様には、スナイパーをやるのに、8割は人間の性能での要素が要求されますよと説明しています。風も読まなくてはいけないし、地形や相手の動きも読まなくてはいけません。そして射撃技術です。銃の性能が上がっても、それを活かすのが大変な訳ですね。サバイバルゲームでは、敵からの攻撃があるので、その対応も含まれますから、的撃ちのようにじっくり構えてはいられません。

 性能の検証も済んで、これで安心してお客様にお返しできます。



 飛距離もあり、精度も出してありますので、難しさを堪能して頂くのには持って来いのおもちゃになりました。
 長距離の試射検証は「カスタムガンの試射 奥山デイズ」をご覧下さい。

 長い間、お借りしていてありがとうございました。十二分に利用させて頂きましたので、水平儀と0.28gBB弾はサービスとさせて頂きました。

 この銃の活躍が楽しみですね。


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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(2)エアガンメンテナンス

2013年04月11日

VFC製 HK416D Ver.2 サイレントカスタム「林」

 COMBAT DOLL の店主です。

 昨日に引き続き、サイレントカスタム「林」ですが、今回は海外製品です。

 VFC製のHK416D Ver.2 がベースです。



 製品の個人的評価としては、優良ですね。
 初期型からグリップが変わり、それに合わせて部分改良されていました。
 初速も安定しており、クオリティーはマルイ製品と変わらないくらいでしょう。
 良い銃だと思います。

 さて、クライアント様の要望としては、基本スペックはマルイ製電動M4と同等で、そこに静かさを加えたいと言う事でした。

 HK416Dのインナーバレル長は約275㎜、短めのバレルですので、若干厳しい要望ですが、そこは頑張ります。



 アッパーフレームを外したところ、メカボックス側に擦り傷がいっぱいです。外装はすばらしかったのですが、見えない所で減点対象がありました。メカボックスの位置関係にも影響がでますので、仕上げ処理をやっておきます。ちなみに補正作業はこれだけでしたので、許容範囲ですね。
 前回の記事でも上げましたが、チャージングハンドルのリテンションスプリングにグリスを塗っておくと良いですよ。異音が減ります。



 チャンバー周りは、成型もまあまあですので、クリーニングだけでも十分です。
 ただ、最近のこのチャンバーは、HOPを最弱にしても、0.2gBB弾だと若干強めの設定になっています。HOPの出っ張りが下がり切らない設定になっているのと、HOPの押しゴムがやや固めになっています。
 マルイ純正レベルの柔らかい物に交換すると、気持ち弱くなるので、水平弾道の調整が可能になります。
 インナーバレルの先端も、深めのテーパー加工になっていますので、根本のエッジ落としだけやっておけば問題ありませんでした。



 アウターバレル側のブレ止めもタイトなサイズになっていたので、追加加工の必要はありませんでした。
 ただ、このハイダーは内部がラッパ状になっており、発射音がいい音になるように仕上げられています。
 サイレント仕様だと、仇になってしまうんですよねぇ~、これが!ってところです。最後に解説します。

 アッパー側はこのくらいです。引き続きメカボックスです。



 グリップを外す訳ですが、このグリップ、なかなか工夫されています。先日見た417とは別物でした。
 デザイン的に若干起き上がった角度で取り付けられていますが、中の空間を最大限に使ってモーターの角度を合わせています。画像のように目一杯後ろ寄りです。その為ネジ止めも前後に1本ずつではなく、前側に2本で底板を固定しています。キャップロックも固定の補助にしているようです。
 モーターそのものも、後方に押し付けて位置決めされていて、ブレ自体はかなり抑えられています。
 もう気持ち角度が付けられれば完璧なのですが、どうしても足りないようです。若干甲高いギアノイズになっています。モーターの取り出しも大変で、ペンチで掴まないと引っ張り出せません。でも、かなり良い状態だと思います。

 頑張って、取り外した後は本題のメカボックスです。



 メカボックスは成型も綺麗で合わせも良好です。
 スプリングはマルイのスタンダード品と比べると20%増し程度ですね。ギアボックスには95と表記があり、日本向け用の組み上げになっていますね。ピストンヘッドが8つ穴の関係で、若干強めのスプリングが組まれている状態です。今回はそこを上手く利用してバランスを取る形です。
 ギアも成型は良く、マルイノーマル品から見れば、カスタムギアが組まれているのと同じですね。セクターチップも樹脂製で、タペットプレートに優しい組み合わせです。カットオフレバーにだけは厳しい仕様ですが、セクターギアがスチール製なので仕方がありません。セミオートが効かなくなったら交換ですね。だいぶ先の話になると思いますけど。

 あと、個人的に好きになれないのが、このオートシムです。押さえのスプリングがさほど強くない為にブレが生じる場合があります。大枠はこれでも良いのですが、やはりきちっとセッティングを出してある方がジャダーが少なくなります。



 グリスが石油系のきつい臭いがするので、クリーニングして塗り変えをします。
 きれいにしてみると、案の定、スパーギアはメカボックスに干渉しているようで、ボックス側面に擦り傷が付いてしまっています。
 こいつはキッチリ、シム調整の必要がある個体ですね。
 レール部分の研磨と仕上げ直しを行ってからシム調整ですね。かなり大量に追加されます。



 サイレントの肝に入りますが、VFCのシリンダーヘッドのノズル内径はマルイの物と比べると僅かに狭くなっています。現在使用しているロッドでは合わない為に、シリンダーヘッドをマルイの純正品と交換です。値段も安いので、合わせ加工の手間賃の方が高くなってしまうので手っ取り早く交換にします。



 今回はインナーバレル長が微妙だったので、ブレーキロッドを2パターンで比較しました。
 使用したのはタイプ0の、レンジアップチューンでも使用するタイプを微調整して使用しました。
 画像右側のロングタイプは整流効果を上げたタイプで、シリンダーヘッドの受け側がすり鉢状に加工されているカスタムシリンダーヘッドに対応させたものです。
 この銃では打撃音は少なくなったのですが、圧縮比が高くなり過ぎ、発射音の「パンパン」いう音が、大きくなってしまったので、今回は止めました。



 一通り、調整も終わって、最終組上げです。
 今回は低コストに抑える「林の零式」でしたので、交換したパーツも画像の2点だけです。



 最後の仕上げとして、ミキシングしたオリジナルグリスをピストン内に充填しますが、最初にある程度フタをする前にも、直接充填しておきます。書き忘れていましたが、ピストン重量は28gです。
 その後は、作動させながらグリスを馴染ませて、窓部分から追加する状態ですね。

 これで、完成です。初速は0.2gBB弾にて初期状態より3m/sほど上がっています。当店測定器では96m/sですが、X3200あたりの弾測計で93m/sぐらになると思います。
 作動音は、かなり絞られ、スプリングジャダーも消えています。
 肝心の発射音なんですが、これが微妙です。途中にも少し触れましたが、ハイダーに難有りでした。

 ハイダー無しの状態では、それなりに静か。
 ハイダーが付くと、「パンパン」甲高い音が響く。
 サイレンサー(マルイショート)を付けると、完全なサイレント仕様。
 
 サイレンサー使用 < ハイダー無し < ハイダー付き と言う状態です。
 14.5インチ用のアタッチメントを使用すると、静かさはハイダー無しとサイレンサー使用の間に入ると思います。

 音の出方の違いを、装備によって使い分けて頂けると、面白いかと思います。

 援護主体の時は、ラッパ状ハイダーで、敵を引き付けるべく「パンパン」言わせて頂き、
 アタッカーの時は、サイレンサー装備で敵の懐へ入り込んだり、ディフェンスの時はアサシンに、
 なんて、シチュエーションで分けて頂けるとよろしいのではないかと思います。

 正直、ハイダーの形状での影響は見落としていました(汗)。

 以上でVFC製 HK416D Ver.2 のチューニングは完了です。


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