2014年08月24日

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

COMBAT DOLL の店主です。

ちょっと、「ポカミス」を連発させてしまっており、一部のクライアント様にご迷惑をお掛けしてしまっております。

大変、申し訳ございません。

今回のPDRも。ネジを付け忘れて発送してしまった、不備品でした。クライアント様、大変申し訳ありませんでした。

内部に関しては、しっかりできておりますので、説明と合わせてご確認頂ければと思います。


PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

平行品のPDRでした。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

モーターはシルバーのタイプで、MASADAと同様です。ベアリングのフランジに割れはありません。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

グリスに関しては、いつもの固めのグリスがたっぷりという状況ではなく、最低限の塗布といった状況です。
ボックス内側の成型補正(突起の削り落し)はあるものの、特に問題は無さそうです。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

研磨作業とタペットプレートスプリング交換用の加工を行います。
シム調整は、なるべくタイトになるように調整しました。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

最近、気になるシリンダーヘッドのダンパーラバーパッドの貼り付けのズレは、削り込みによる加工補正がされている状態でした。
軽く、仕上げ直し(リューターにての慣らし)をした程度です。

シリンダーはマルイ純正品に交換。タペットプレートのスプリングも同様。そろそろスプリングも品薄に・・・

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

命中精度向上を前提とした、ダンパーロッドの取り付けです。弾力のあるマルイのヘッドを流用し、1.5mmの6つ穴にて、ダンパー効果を上げておきます。
圧縮比安定の為のウエイトもマルイピストンより、流用です。アセンブルをそのまま入れ替えても良かったのですが、コストダウンで必要が無ければ交換をしない状況でのチューニングになっています。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

スプリングガイドの長さが、増設したウエイトでスラストベアリングに干渉してしまうので、カットして短く加工してあります。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

オリジナルで付いていたスプリングは、等ピッチの比較的おとなしいスプリングで、パワー的にもちょうど良かった(初期80m/s弱)だったのですが、ダンパー効果によるブレーキと、サイクルのバランスが悪かったので、マルイ純正スプリングに交換し、テンション調整カーラーを足してバランスを取ってあります。(初速90~95m/s設定)

画像を撮り忘れてしまっておりますが、スイッチはオムロン製に交換され、SBDも追加装着されております。

メカボックスは、以上のような状況です。


バレル周りの設定変更です。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

ブロックベースは高さが合わないので補正です。今回は過程が解る画像を掲載しております。
接合面も軽く擦り合わせを行っています。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

アウターバレルの高さを確認します。勿論、センター位置を考慮しての位置調整です。

インナーバレルの先端の妙な部分にカスのような物が溜まっていました。
最初はBB弾のコーティングが削れて溜まった物かと思ったのですが、チャンバーに塗布してあったグリスでした。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

0.25g基準(0.2gでの使用もあり)とした、レンジアップ調整を施します。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

グリスの状況も見せたかったので、加工前と加工後の比較画像をこのパターンで撮ってみました。
正直、オリジナル状態のインナーバレルの仕上げは良いとは言えません。かなり粗い状態でした。
レンジアップ用に窓を広げる必要があるサイズでしたので、ちょうど良かった感がありますが、製品としての許容範囲内ギリギリの仕上げだったのでは? と思います。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

出口側も同様ですね。テーパー加工にて仕上げ直しとなっていますが、やはりカット面等を見ると、粗い状況でした。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

HOPダイヤルのテンション調整は、板タイプのパッキンを使用して適度な固さになるようにしています。

今回初の仕様ですが、ノズルの仕上げが気になり、チャンバー内を削って磨耗させてしまわないように、アルミのシムシートを使ってスリーブをはめ込んでみました。ノズル側の加工も考えたのですが、気密が取れなくなっては危険だと思い、安全な方法を選択しています。
上手く機能してくれれば、BB弾の押し上げに対してのノズルへのストレスの軽減にもなるかと思い、装着してみました。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

アウターバレルの固定溝にも若干の遊びがあり、0.1mm厚のアルミシートを貼り付けて調整してあります。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

マガジンキャッチ作動のサポートカーラーを取り付け、チャンバーとメカボックスの位置関係を出します。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

メカボックスの固定は、前方0.2mm厚、後方0.3mm厚のシムにて、位置出しが決まった状態です。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

後方のスペーサーシムの関係で、分解・組み上げの際にピンに入りがきつくなっています。
組み上げの際は、画像のように手で入る所までの挿入をして頂き、ネジの締め込みで引き込んで頂くようにしてもらえれば、穴部分が削られて緩みが出るような状態にはならないと思います。

PDR-C 0.25g 基準 「山 林」チューン

HOPダイヤルに、0.25g時の適正HOP位置の目安をマーキングさせて頂きました。
HOPシートが馴染むと、若干位置が変わってきますので、目安の位置からの微調整を行ってご使用頂ければと思います。

そして、今回のネジの取り付け忘れ、大変失礼致しました。
特殊なネジになっていますので、代替品の無いネジでしたので、大変申し訳ありませんでした。
ネジは紛失していませんでしたので、別途郵送とさせて頂きました。
取り付けのお手を煩わせてしまって、申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です 
  返信はHPのメールサーバーよりさせて頂きます

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Posted by コンバットドール  at 23:18 │Comments(0)MAGPULL PTS PDR-C

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