2013年06月19日
マグプル PDR その2 フルチューン バレル編
COMBAT DOLL の店主です。

今日は マグプル PDR フルチューン の前編
「インナーバレルのチューニングです。」
今回のクライアント様の希望は、「フルチューンで高額予算あり!」と言う事で、可能な限りの性能アップがご要望になっていました。
0.2gBB弾の基本使用が前提の為、レンジアップをするのにどうすれば良いかが課題になったチューニングです。
重量弾前提のレンジアップは使えません。一工夫が必要です。
順を追って説明していきましょう。
このPDR、2丁しか見ていませんが、2丁ともHOPパッキンはクリアレッドでしたが、内部形状が違っていました。

画像の物はロットNo.2200番代で、フチの内側の突起が3箇所だったのですが、先にチューンした1900番代のロットは下側に2箇所の突起になっていました。
型成型のパーツが仕様が違うと言うのは驚きでした。正直、性能差が出そうな箇所ではありませんのであまり深い意味はありませんが、気が付いたのでご報告です。

HOPのダイヤルが緩いので、Oリングを変更する事で解消します。水道用の平パッキンを使用しています。

HOPのかかりが、0.2gのBB弾では若干浮き気味になってしまうので、HOPテンショナーの前後向きを変えて、緩い方に移動範囲が増えるように組み替えです。

インナーバレルはステンのとっておきの物(2006年PDI製05高品質ロット)の285㎜の長さの物を使用します。ハイダーを付けると、面一の長さです。
ただ、今回このステンバレルを加工しました!

画像のように、長掛けHOPの一般的方法でのやり方と同じ様に、窓枠を広げますが、少し抑え目です。
パッキンは通常のままで、一部HOPシートの追加とします。
ハイブリッドと言うか、コンビネーションと言った状態です。
ゴムシートはバレル内面よりはみ出さないように設置します。
理屈は図を参考にして頂いて、解説をお読み下さい。

0.2gのBB弾の重量バランスの限界で、HOP回転の強さを強くできないのが今までの状況だったのですが、必要な時だけHOPのストロークが変更できればと思い、試してみた物です。
実は、先のPDRでもマルイ純正バレルを使って、試しています。HOPのかかり量が巧く制限されている様で、命中精度(弾道安定性)と飛距離が飛躍的に向上されました。
偶然の産物の場合がありましたので、2丁で比較するまで公言しませんでしたが、同じ結果がでましたので、理屈が合っていたようです。0.2gでの飛距離もアップし、0.25gまでならレンジアップ(当店仕様)と差がありません。それ以上の重量では伸びが足りない感じでした。
但し、バレル長の関係が立証されていませんので、長いバレルの場合にどうなるかはこれからの確認になります。近い内に試してみます。
安全面から、0.2gBB弾の使用を推奨している当店としては、嬉しい結果が出せました。
ただ、チャンバーの内側の加工精度に大きく作用されるシステムですので、調整も大変で、精度の良くない機種では微調整ができない場合があります。
ご自分で試される方は、根気良くバランス出しを頑張ってみてください。僕は納得するのに、2日以上掛かってしまっています。
クライアント様は飛距離を気にされていたので、安心してお渡しできる仕上がりにできました。
明日は内部編です。ありきたりかもしれませんが、宜しくお願い致します。
COMBAT DOLL 店主 中根
7月21日 奥山デイズにて定例会(レギュレーション)あり
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日
年末年始 他 臨時休業あり(7月6日土曜日)
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です
今日は マグプル PDR フルチューン の前編
「インナーバレルのチューニングです。」
今回のクライアント様の希望は、「フルチューンで高額予算あり!」と言う事で、可能な限りの性能アップがご要望になっていました。
0.2gBB弾の基本使用が前提の為、レンジアップをするのにどうすれば良いかが課題になったチューニングです。
重量弾前提のレンジアップは使えません。一工夫が必要です。
順を追って説明していきましょう。
このPDR、2丁しか見ていませんが、2丁ともHOPパッキンはクリアレッドでしたが、内部形状が違っていました。
画像の物はロットNo.2200番代で、フチの内側の突起が3箇所だったのですが、先にチューンした1900番代のロットは下側に2箇所の突起になっていました。
型成型のパーツが仕様が違うと言うのは驚きでした。正直、性能差が出そうな箇所ではありませんのであまり深い意味はありませんが、気が付いたのでご報告です。
HOPのダイヤルが緩いので、Oリングを変更する事で解消します。水道用の平パッキンを使用しています。
HOPのかかりが、0.2gのBB弾では若干浮き気味になってしまうので、HOPテンショナーの前後向きを変えて、緩い方に移動範囲が増えるように組み替えです。
インナーバレルはステンのとっておきの物(2006年PDI製05高品質ロット)の285㎜の長さの物を使用します。ハイダーを付けると、面一の長さです。
ただ、今回このステンバレルを加工しました!
画像のように、長掛けHOPの一般的方法でのやり方と同じ様に、窓枠を広げますが、少し抑え目です。
パッキンは通常のままで、一部HOPシートの追加とします。
ハイブリッドと言うか、コンビネーションと言った状態です。
ゴムシートはバレル内面よりはみ出さないように設置します。
理屈は図を参考にして頂いて、解説をお読み下さい。
0.2gのBB弾の重量バランスの限界で、HOP回転の強さを強くできないのが今までの状況だったのですが、必要な時だけHOPのストロークが変更できればと思い、試してみた物です。
実は、先のPDRでもマルイ純正バレルを使って、試しています。HOPのかかり量が巧く制限されている様で、命中精度(弾道安定性)と飛距離が飛躍的に向上されました。
偶然の産物の場合がありましたので、2丁で比較するまで公言しませんでしたが、同じ結果がでましたので、理屈が合っていたようです。0.2gでの飛距離もアップし、0.25gまでならレンジアップ(当店仕様)と差がありません。それ以上の重量では伸びが足りない感じでした。
但し、バレル長の関係が立証されていませんので、長いバレルの場合にどうなるかはこれからの確認になります。近い内に試してみます。
安全面から、0.2gBB弾の使用を推奨している当店としては、嬉しい結果が出せました。
ただ、チャンバーの内側の加工精度に大きく作用されるシステムですので、調整も大変で、精度の良くない機種では微調整ができない場合があります。
ご自分で試される方は、根気良くバランス出しを頑張ってみてください。僕は納得するのに、2日以上掛かってしまっています。
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明日は内部編です。ありきたりかもしれませんが、宜しくお願い致します。
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詳細ありがとうございます。いい感じになりそうでうれしいです。
明日のアップも期待しています。
大変お待たせ致しました。
本日より再開致しますので、宜しくお願い致します。