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2015年04月09日

マルイ 電動93R ストック取り付け

COMBAT DOLL の店主です。

小ネタです。

電動ハンドガンの93Rに、ストックの取り付けですが・・・



ストックは、恐らくマルゼン製だと思われます・・・



片持ちではなく、カニバサミでグリップの両サイドから挟み込むタイプになっています。
リアルタイプは片持ちです。

正直、記憶が定かでありません。
MGCの物・タイトー時代・KSC製品ではないと思います。
MGC・タイトーは、マガジンの逃しのあるタイプと銃に装着すると畳めないタイプのABS製のみだったと思いますし、KSC製品は金属製の銃に装着時は畳めないタイプですが、4つ穴は開いていません。

残っているのはマルゼン製しかないので、そうではないかと思います。

MGCのG-18(アフターシュートでガスブロの金字塔)に、93Rのストックを取り付けるアダプターが販売されている時期がありましたが、ストックは流用だったと思います。加工取り付けでした。対応機種は記憶違いかもしれませんが、自分が使っていた記憶が残っています(笑)

ストックのバットエンド部に4つのホールがあり、グリップ側面にはまり込むダボ位置が、僅かに短い状況です。
電動ハンドガンに取り付けるには加工が必要です。



グリップエンドのホール部分を6.5mmに拡張します。
ストック側のベース部分が干渉しましたので、角部分を丸く削り落としてあります。



グリップ側面にある、ホゾ部分が、ストックのダボ位置とズレがありましたので、ダボ部分を加工して対応させています。
グリップ背面のロックは、無加工でした。

台湾製(TFC)のマガジン部分の逃しがある製品もあるようですので、装着したまま折り畳みをしたい方は、そちらの方が良いでしょう。どの程度の調整加工が必要かも、現在の流通状況も把握していませんので、ご了承ください。



装着状態です。レールマウントを付けてありますが、サイレンサーやサイトはお好みになりますね。

ただ、93Rも欠点があるのですが・・・



ノズルのリターンスプリングのテンション負荷で、画像の部分が逃げてきます・・・

変形してしまうパターンと、固定ネジの緩みのパターンがありますので、時々ご確認ください。

ちなみに、以前紹介したキャンティーンケースにギリギリ入るサイズです・・・





     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  次回未定

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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(3)電動ハンドガン

2015年03月31日

電動ハンドガン チューニング例

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、クライアント様へのチューニング効果の検証モデルとして使用した銃のご紹介です。

ベースはG-18Cですが、初期生産のアイテムであり、相当年季が入っています。

用途目的に徹したチューニングを行った一例になりますが、かなり特殊な仕様ですので、お目汚し程度です。

スナイパーのサイドアームとしてとにかく静かにしてみるという発想からの使用例です。



内部も勿論ですが、外側からも音を消す方法として、米軍のキャンテーンケースを利用しています。
発想的には、昔のスパイドラマでは、寝室に居るターゲットに対して、フェザーの枕で音を殺して暗殺すると言うシーンが多々あります。
フィールドに枕を持ち込んでは、寝てしまうといけませんので、銃その物にカバーを付ける事にしました。

ガスブロではできない芸当ですので、固定式のガスガンと電動ガンならではの方法です。
画像に「卑怯仕様」としてあるのは、本当に音が消せます。その上、銃が見えなくなるので、カモフラ的要素も強く、気配を消して潜んでいると、オモシロイように、ヒットが取れる上に、同じ所にターゲットが入り込んでくれます。
勿論、他からの攻撃音に合わせて撃ちますので、撃たれた方はどこから撃たれたかが判っていても、後続にはわかりません。

僕自身のゲームキャラのせいもありますが、本当に「ずるい!」と言われてました・・・
(褒め言葉として受け取っていました)

気がついたら、ライフルそっちのけで、メインアームです。ブッシュ戦やインドアでは、かなり重宝しています。



中身は、電動G-18Cです。カバーに合わせての付属装備です。







画像のような状態ですので、夏場は汗でベタベタになってしまうので、カバーは使えません。
バッテリーが、ニッカドやニッスイの時は、冬場でも保温が効いたので、作動良好にできました。

内部のチューニングは、最新の物に変更して、当時より静音性を上げていますが、ゲームの投入を避けているのが現状です。
初心者の方々に向けて撃ち込むのは気が引けます・・・ 
キャリア組の悔しがる顔が見たいからです(笑)



ダンパーロッドは、4mmと4.8mmでの試験運用で、それぞれの特色があります。
スプリングレートが強いセッティングの場合は、エアダンパー効果を高める為に、小径の4mmの選択が良いでしょう。
先に紹介した画像の物は、4.8mmの仕様にしています。
ダンパーロッドは耐久性の向上と、上下にシェイクされる手ブレの軽減を考慮した精度アップとなっています。



スプリングは、卑怯仕様に限り、VSR-10の純正スプリングをカットした物にしています。
レートは純正と変わりませんが、グリスアップでの静音性には効果的だったので、この選択としています。

前回の記事の通り、純正嵩上げにするか、スプリングレートアップ交換・交換の上嵩上げ等、選択肢がありますので、希望設定初速に合わせて組み上げます。

ベアリングの軸受けは、スプリングレートのアップ(嵩上げも含む)場合は、必ずお勧めさせて頂いています。
シリンダーも初速アップなら、フルストロークの物が良いでしょう。



卑怯仕様の中身です。
インナーバレルは、PDI製の6.05mmで、昔販売されていたサイレンサーアタッチメントとのセット物を使用していますので、バレル長は130mmくらいの物ですので、インナーバレルでの加速アップをしています。
初速は70~75m/sの設定です。あまり上げると音が大きくなるのもあるのですが、相手が遠くても撃ちたくなってしまいますので、抑えてあるのが実情です。



4mmのロッドでの中身です。
こちらは、スプリングレートアップ(15%程度)と嵩上げ、インナーバレルは内径6.05mmで135mm長のPDI製のバレルを組んだ本体にセットされます。

実験機はこちらですが・・・ 
ちょっと変わった形ですが、ご了承ください。



昔のMGC(既に廃業したメーカー)で発売された、限定品のヘビーコンプです。本来はストレートフレームのモデルなのですが、電動ではそうもできないので、コンプとリアサイトの移植の為の取り付け加工をした実装例です。
最近の方は、知らないでしょうが、こんなのが流行った時期があったんですよ。









一応、画像で簡単に様子をご紹介です。現状、こんな部品は手に入りませんので、同じ形へのカスタマイズはできませんので、ご了承ください。
ただ、このコンペの取り付け方法の利点として、チャンバーでの気密ロスが変形により発生してしまうG-18Cですが、押さえ込まれて解消できている事です。
アンダーレールを取り付け、コンプで抑えるような取り付け方法にすれば、フレームの劣化がカバーできる状況でした。

初速は80m/s前後で設定しています。耐久性を考慮すると、この位が無難です。

劣化を考慮した、給弾不良の対策としては、



ノズルの先端の削り込みです。
ノズルとチャンバーの合わせが開いてしまうと、エアロスが発生し易くなってしまい、パワーダウンげ顕著になってしまいますが、パワーダウンで、メンテナンス時を判断します。

チャンバーのレンジアップ化については、0.2gでの性能アップは望めないので割愛させて頂きます。
0.25gのBB弾では、パワー不足が明白で、それを補うチューンアップは、耐久性を著しく下げてしまいます。
やはり、0.2gの運用が無難ですね。



従来のバッテリーを持て余しているのなら、そのバッテリーからアダプターを作成します。
ご希望があれば、お知らせください。

それと、G-18C・M93R・USPの3機種の場合は、マガジンの改良が必要です(画像右)。



リップ部分の通りが悪く、給弾でも発射でもBB弾に傷を付け易い状態になっていますので、チューニングのご依頼の際は、お手持ちのマガジンを同送頂くか、画像を参考に、ご自身で施工して頂くかになります。

M9A1やハイキャパは改良されていますので、そんなに心配はありませんが、最近のバイオ弾は、コーティングが柔らかくて削れ易い製品ですので、マガジンの調整は重要な要素の一つになっています。

インナーバレルの端面での削れがあると・・・



こんな状態になっています。

インナーバレルの内面仕上げが悪いと、インナーバレル内でこのカスが付着してしまい、布でのクリーニングでは、除去不可能になってしまう場合もあります。

メカボックス内部だけでは、スペックの評価ができない電動ハンドガンですが、上記の例を参考にして頂けると、チューニングの方向性が決められるのではないか?と思います。

ちょうど、問い合わせが集中したので、自信のアイテムも含めたご紹介をさせて頂きました。

電動ハンドガンのチューニングを希望されているクライアント様方への参考になればと思います。

金額などの詳細問い合わせは、ホームページの問い合わせメールより、お願いしたいと思います。


     COMBAT DOLL 店主 中根

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2015年03月30日

マルイ 電動 G-18C ライトチューン

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、電動ハンドガン G-18C のライトチューンです。



クライアント様からの性能アップのご依頼がありましたが、電動G-18Cには、後々の劣化が避けられない部分がありますので、費用対効果を考慮して、ライトチューンをお勧めさせて頂きました。
昨年末の施工でしたが、解説記事が遅くなりました事をお詫び申し上げます。

実際のスペックとしては、
 初速75~80m/s(0.2g時) スプリングレート増強の負荷をベアリング軸受けで相殺 という状況です。
 元々、60m/s位しか出ていない物が普通ですので、クルツやハイサイレベルの初速にに引き上げるといった感じですね。

後々の劣化は、こちらをご参照ください。
 電動G18C トラブル!? (2013/4/30)

フレームの変形が原因だと思われる、劣化状況です。これは、経年変化なのだと思うのですが、必ずなってしまっています。
早くでてしまう物は1年でなっています。夏場の高温での熱変形かもしれませんし、トリガー操作による圧縮変形かもしれません。
とにかく、必ず症状がでます。時間が経った物のメンテナンスの際には必ず隙間が広がっています。

G-18Cのチューニング依頼があった場合は、予算を掛けても良いと言うクライアント様には、必ずお話させて頂いております。
大金を掛けても、実用期間が短いのでは、費用対効果の低さが気になってしまうからです。

本体価格を基準に、それ以上になる場合を敬遠している状況です。

そんな訳で、ライトチューンになります。





分解していきます。

インナーバレルは、Laylax製 で内径は6.03mmでの初速アップを目的に交換です。



ほとんど、未使用に近い状態ですので、メカボックスの中もキレイです。



軸受けは、負荷低減での効率アップが目的ですが、樹脂の軸受けよりも耐久性が上がります。
シムは、軸が2.5mmですので、それに合わせて「YOKOMO」製のシムを使用します。
以前、廃盤になってしまったのではないかと記述した事がありましたが、現在も生産されていました。
ただ、入手できるショップが少なくなっているのが現状です。ラジコンショップなら購入可能なお店があります。



シリンダーやピストンは、純正のままです。グリスの引き直しでは「Xabier」製のイエローグリスを使用します。
低抵抗で、初速アップにつながります。

スプリングは交換ではなく、増圧として、スプリングガイドにテンションカーラーを挿入しています。
弾性のあるソフトタイプではなく、金属製のハードタイプにしています。



見ての通りで、軸受けとスプリングガイドのカーラーのみの内部変更です。
ギアのグリスもシリンダーと同様のグリスです。



メカボックスを組み上げ、Li-Poバッテリー用に配線の変更をおこなっています。
配線の取り回しは、こちらの記事をご参照ください。(シムの品番等もわかります)
 マルイ 電動G18C カスタム (2013/2/8)



G-18Cは、スライド内部の空間が狭くなっていますので、配線やコネクターの収納には、お気を付けください。

シンプルなライトチューンですが、費用に見合ったスペックアップになっております。

クライアント様、内部はこのようになっていますので、ご確認頂ければと思います。
ご質問等ありましたら、遠慮無くご連絡頂ければと思います。


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2015年03月29日

電動ハンドガン ハイキャパ 配線変更

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、電動ハンドガンのハイキャパの配線変更です。



クライアント様からは、バッテリーをLi-Poで運用したいと言うのと、簡単な初速アップのご希望でした。

初速をチェックしてみると、0.2gで75m/sの初速をマークしていましたので、チューニングは無くて良いという事になり、配線の変更のみになっています。

他の個体も70m/s以上でていましたので、インナーバレル長が長めなのと、チャンバー等の改良で、気密も上がっているようで、しっかりと進化しているようです。



アウターバレルと、フロントの固定パーツは、亜鉛合金製になっていて、バレル部分の固定に安心感があります。



配線の追加接続という状態にしますので、ここまでの分解で作業に入れます。
メカボックスから来る配線と、バッテリーのコネクター部が別ピースになっているので、作業はやり易い構成です。



純正のバッテリーの使用予定は無いとの事ですので、本来のコネクター部分から配線が直接でる形を取らせて頂きました。

コネクターは、オプションNo,1さんのバッテリーには付属していますので、そちらのバッテリーを購入頂き、そちらの付属品を接続しています。



配線やコネクターの逃し空間があるのは助かります。コネクターの位置関係を考慮した長さにしてあります。

チャンバーは、HOPダイヤルや、位置決めのキー溝など、固定強化が図られていて安心感があります。
初速が出ているのも、この新型のチャンバーと固定がしっかりされているからだと思われます。



コードを挟み込まないように、気を付けてスライドを装着します。

Li-Poバッテリーを使えるようにして、低気温時期の対策で十分な状況でしたので、ある程度使用してからのメンテナンスに合わせて、内部チューンを検討すれば十分と言った印象でした。

純正のバッテリーでは、冬場の10℃を下回る気温の環境では、バッテリースペックがダウンしてしまい、バッテリーの発射実用範囲が非常に狭いのが難点です。0℃近いと1マガジンも撃てない場合もあります。
夏場は問題ありませんが、冬場の対策としては、やっぱりLi-Po化が必要に思います。

それに合わせると、やっぱり「SBD」も欲しくなるのでしょうねぇ・・・
今回は、装着しておりませんが、スプリングレートを上げる場合は、セミオートの使用頻度が高いハンドガンは、付けた方が良いと思います。
ダーティワークスさんの、 「バリカタ 電動ハンドガン用」 が欲しくなりますね!


(ダーティワークスさん ホームページより転載)


メインアームでの使用頻度が高い方は必須だと思います・・・


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2014年07月09日

マルイ 電動ハンドガン M9A1 カスタマイズ

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、電動ハンドガンの「M9A1」のカスタマイズです。



以前行った個体とは、仕様とコンセプトが異なりますので、興味のある方は、そちらも参考にして下さい。

今回のクライアント様の使用条件として、0.2gまでのBB弾の仕様が限定ですので、レンジアップチャンバーへの加工はやっておりません。
予算負担軽減の意味合いもあわせて、0.2gBB弾仕様の純正バレルでのパワーバランス取りとなっています。

まずは、バレル関係からやって行きましょう。



ほぼ、新品の状況ですので不安要素はありませんが、前回の記事の通り、HOPテンションのパーツに不安がありますので、カスタマイズします。



インナーバレルはいつものようにテーパー加工と、入り口の仕上げ直しをしています。

HOPパーツの加工理由に関しては、前回記事を参考にしてください。



画像左側のノーマル状態から、右側画像のように加工します。
HOPテンションのラバーを取り付けるので、平行がちゃんと出るように注意して加工します。
電動ハンドガンは、上下のストロークが短くなっていますので、加減に注意です。



最初は普通にチューブをはめるつもりでやっていたのですが、パーツの肉厚を残すと、チューブは使えない状況になっていました・・・ 残念っ!!

結局、大きめのOリングから切り出した、半カットのテンションラバーとなっています。
平行に押される形に切り出すのが難しく、何度も切り直ししています。



前回の個体は、レンジアップ仕様で、影響が出難い部分だったのでさわっていませんが、今回は、バレルの位置補正と固定補助の為にアルミシートを巻き付けて、遊びを減らしてあります。

バレル周りのセッティングはこんな状況ですね。
インナーバレルは純正の内径6.08mmで、0.2gまでのBB弾の使用なので、吐出がオーバースペックにならないように注意して、メカボックス側のセッティングに移ります。



スプリングは、約15%程度強めの等ピッチ、当店オリジナル製品を使用します。
ダンパーにウレタン製の弾力のある素材を使用することで、不等ピッチ同様の圧縮負担の軽減と、スプリングの共振を緩和させます。
予定初速の設定値は75m/sです。



今回のダンパーロッドは、3.8mmのボールヘッドの物を使用します。
圧縮比を高めるのと、エアダンパー効果を上げる為にルートを絞ります。
ピストンヘッドの穴も6つ穴として、前進スピードの緩和も図っています。



シリンダーヘッド部分は、5mmの真鍮パイプを拡張してインサートしてあります。内径は4.1mmになっています。
返しを付けたフレアー状にして、脱落防止とし、安全の為接着しています。
シリンダーに合わせて、位置ズレがないかの確認はしっかり行います。



シリンダーはフルストロークにしますが、手頃な製品が無かったので、クライアント様の了解の下、コンパクトSMGの純正シリンダーを加工して取り付けています。

軸受けは、勿論ベアリング軸受けを使用します。



シムは「ヨコモ製」の2.5mm軸用の物を使用して調整してあります。
現行発売品ですが、取り扱っている所が少ないですね。大手ショップじゃないと、見付かけません。

ノズルの絞りと、ロッドの先端が、右側の画像のように確認できます。



動作環境を確認した上で組み上げていきます。ギアへのグリスアップが、画像のような段階で塗布します。

ちなみに、シリンダー内とスプリング、ピストンレール部分はXabierイエロー、ギアにはXabierホワイトのグリスを塗布しています。

配線をLi-Po用にコネクターを追加して、作業は終了です。

エアダンパーによる効果で、打撃振動が低減され、手応えと作動音がかなり違います。

初速も予定通り、マルイバイオBB弾の0.2gで75m/s付近となり、バランスの取れた、安定弾道に仕上がりました。

電動ハンドガンの欠点の一つとして挙げられるのが、本体のブレにより命中率が悪くなります。

ガスブロのハンドガンは、BB弾が発射されてからスライドが動くので、BB弾が発射されるまでに手振れさえ抑えれば良いのです。
電動ハンドガンの場合は、ピストンの打撃によるフリクションが発生してからBB弾が発射されるので、本体の振動と手振れの要素が2つあり、しっかり構えないと、ブレ易く命中精度が落ちてしまうのです。

長距離を狙おうと思うと、射撃技術を多分に要求されます。実際にガスブロの方が当て易いです。
今回のエアダンパー機能で、相当ブレを減らせていますので、使い易さも向上しています。
弾道の安定感と、撃ち易さを堪能頂ければと思います。

予算の関係で、思い切って頂いたクライアント様でしたので、ハッキリと違いの分かる仕様にさせて頂きました。


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2014年02月14日

マルイ 電動M9A1 その2 カスタム

COMBAT DOLL の店主です。

今日は、各地の大雪で大変なことになってしまっていますね。 みなさま、悪天候時の移動はお気を付けくださいませ!

こちらは、雨と風だけなので、まだマシな状況ですが、さすがにお客様はみえられませんね。その分、ブログを早い時間に更新できました(笑)


昨日の続きになります。

インナーバレルの違いで、カスタムバレルに交換予定だったチャンバーを見つめながら、悩みました・・・

分解が手間なので、次回に改めて装着では、工賃の二重取りになってしまう事を考慮し、比較したGBB用のバレルを転用します。



長さの違いは約1mmしかないので、バレルを短くしてしまいます。ここは、他機種の流用でも同様のつもりでしたので問題ありません。

チャンバーパッキンは、固定用のダボを切り取る事で使用できますので、画像のようにカットしました。

使用したバレルは、Laylax製 ハイキャパ5.1用 内径6.03mm です。

タイトバレルですので、HOPは通常タイプでチューニングです。

そして、メカボックス内部のチューニングですね。



メカボックスを開けると、セクターギアとタペット用のカム受けが、メッキされたパーツになっていました。
強化仕様になっています。



それとシリンダーヘッドのノズル部分にシーリングのOリングが追加されています。中身もマイナーチェンジされていました。




カスタム内容と致しましては、

 ベアリング軸受けへの交換
 2.5mm軸用のシムへ交換
 フルストロークシリンダーへの交換(内面追加研磨済み)
 レール部分の研磨 等
 スプリングの交換
 スプリングガイドダンパーの追加装着
 エアダンパーロッドの増設



 を行っています。

画像では2パターンを見せておりますが、ギアボックスの画像にて、ノーマルスプリングでのチューニングは低レートの初速70m/s前後用の仕様になります。燃費と耐久性重視の場合は、これで抑えておきます。

不当ピッチのスプリングの方は、そのままでは1シーズン遊べれば良いと言う方向けのスプリングですが、エアダンパーロッドの併用により、メカボックスの耐久性はノーマルと同等まで引き上げられます。

エアダンパーロッドも、青と黒の2種類を掲載していますが、
「青」はダンパー効果最大で、不当ピッチスプリングでも70m/s前後までしか初速があがりません。初速を求める場合は長過ぎます。
「黒」は不当ピッチスプリングに合わせて調整したロッドで、初速80m/s以上の仕様です。

純正バッテリーの使用ならば、純正スプリングでのチューニングがお勧めになりますが、Li-Poバッテリー仕様でのカスタムですので、高レートのスプリングで、黒ロッドの組み合わせでカスタマイズしてあります。

発射音は、ノーマルより小さくなっていて、駆動音は変わらない状態です。
軸受けの変更で、動きもスムーズになっていますので、立ち上がりも悪くありません。

箱だしのライフル系電動ガンと同等の初速にまでなっていますので、飛距離の差が大きく感じられます。

二次出荷までお待ち頂いた商品でしたので、気合を入れて調整させて頂きました!

クライアント様、冬場でも良く飛ぶハンドガンをご堪能くださいませ!


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2014年02月13日

マルイ 電動M9A1 その1 レビュー

COMBAT DOLL の店主です。

今日もなんと記事をアップさせて頂きます! と言っても、本日は一部のレビューだけなんですが・・・

時間の調整がし易い職場に移動したので、ブログを書く時間を作れるようになりました。

決して暇人になった訳ではありません(笑)

カスタムオーダーを頂いている皆様、順次作業しておりますので、お待ちくださいね!


さて、本題です。

昨年末にマルイから発売された、電動ハンドガン第4弾 「M9A1」です。



今回のオーダーは以前、電動G18Cをカスタムさせて頂いた方からのオーダーです。

以前の物と同等以上にカスタムを希望とのこと・・・ 初速の設定値を80m/s以上としたカスタムになります。

新品からのカスタムだったのですが、慌てていてノーマル状態のレビューを忘れてしまいました。 ゴメンナサイ!



まずは、グリップパネルを外すと、飛ばしてしまいそうなスプリングが沢山付いています。
実際、油断して2箇所を飛ばしてしまいました(涙) 勿論、回収してちゃんと組み込んであります!



ノズル部分を取り出すのに、ここまで分解が必要です。
ノズルは、タペットのカムで引っ張られる部分に補強リブが入っています。変形も少なくなるのでありがたい部分ですね。
いつの頃からか、マイナーチェンジされていた部分ですが、僕のG18Cは初期ロットの為、古いままです(涙)



そして、バレルアッセンブル取り出して分解します。スライドの形状から、側面ダイヤルのHOP調整から変更されていますね。

それと・・・



インナーバレルの基部は、今までの物と変更されてしまっています! マイナーチェンジです!!

チャンバーに固定する為の、側面のキー溝の位置が、画像のようにガスブロのハイキャパ系と同様の位置になっています!?

パッキン固定のキー溝(ダボ)は、従来品同様に上部(HOP側)に位置しています。これでは、他の電動ハンドガン用カスタムバレルの流用ができません。

位置の変更は、チャンバーのストッパーパーツに合わせて、変更されたようですね。 構造上仕方ありません・・・。

それと、画像を撮り忘れてしまったのですが、マガジンのリップストッパーも改良されていました。
従来の製品と違って、BB弾を装填する際に、スムースに給弾できるようになっていました。押し込む時の抵抗が少なく、BB弾に傷が付く心配が激減しています。
今までのように、マガジンのチューニングが不要になりました。ありがたい改良です。

本日はノーマル部分のレビューだけに留めさせて頂いて、明日にカスタム部分の記事をアップさせて頂きたいと思います・・・


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2013年10月02日

電動 USP レンジアップ カスタム

 COMBAT DOLL の店主です。

 昨日も時間が取れず、投稿できませんでした。申し訳ありません。

 今日は久しぶりのカスタムネタです。

 電動ハンドガンのスペックアップです。クライアント様からの要望では、信頼できるサイドアームにして欲しいとの事でした。

 飛距離を前提にカスタムしていきます。

 
 基本使用BB弾重量は0.2g  飛距離はクルツ以上  耐久性を落とさず、できれば向上させる

 をコンセプトにチューニングです。

 初速を80m/s以上にし、短いバレルを生かした0.2gでのレンジアップと耐久性の両立です。

 HOP部分は



 通常の電動ガンと同様のシステムとし、長掛けHOPによるレンジアップです。
 吐出が弱いとHOP回転が効き過ぎてしまうので、これだけではバランスが取れません。
 ちなみに、ノーマル時の初速は60m/sチョイです。シリンダー容積とエアのルートのシステム上、妥当な数字です。


 (ピンボケで申し訳ありません)

 メカボックスのチューニングですが、単純にスプリングを強くするだけでは、ボックスの強度が耐えられず、破損が早くなってしまいます。
 エアダンパー効果を生ませるやり方で、打撃を緩和して耐久性を上げ、ベアリングに軸受けを使用する事で、スプリング圧縮時の負荷を減らします。


 (ダンパーロッドの形状は、いつもの通り暈させて頂いてあります)

 ピストンとヘッドは純正品からの加工です。強度は十分ですので、ダンパーロッドを取り付けます。二次加速の効果は、バレル長とエアルートの関係で、機能しない状況です。
 ダンパー効果の調整セッティングで悩みましたが、初速を80m/s以上をキープできる状態に設定してあります。
 補助効果として、ノズルの内径も調整してあります。



 シリンダーはフルストロークの物に変更ですが、内面の仕上げが気に入らず、金属磨きのコンパウンドで仕上げ直しをしてあります。
 軸受けはベアリングに交換し、負荷を最低限にします。シムは2.5mm用の物を使用して、ベアリングの効果を損なわないようにしてあります。画像のシムの比較を見てもらうと、大きさの違いが一目両全ですね。

 スプリングは当店でのオリジナルで用意した物ですが、結果的には他社の製品と変わらないくらいのレートになっています。ダンパーが無いと、メカボックスが早めに粉砕されてしまう強さですね。カスタムバレルやカスタムシリンダーの併用で最大、98m/sまで出せるスプリングですが、その状態では直にメカボックスが破損してしまいます・・・。

 ダンパー効果で、純正と変わらない作動感覚で飛距離と精度のアップグレードをしてあります。

 燃費としては、Li-Po 7.4V 500mA で500発弱くらいの状況です。セミオンリーなら400発くらいにですが、フル多用なら600発くらいでした。

 静かさを追求すれば、初速65m/sくらいに押さえて、ダンパー効果とスプリングのレート調整で燃費は2倍くらいになりますが、飛距離に合わせた精度のバランスで、80m/s前後の設定として、耐久性も含めたバランス取りをした状態です。

 クライアント様には、随分お時間を頂き、微調整を繰り返してセッティングした一品です。

 画像の状態から変更した箇所もあるのですが、画像を取り忘れていましたので、詳細部分は企業秘密という事でお願いしたいと思います。ちなみに、画像の段階では、初速70m/sくらいの段階の物です。

 それと・・・



 ついてまわるのが、マガジンの整備ですが、結構、弾上がりが悪い個体で、内部研磨とリップの加工をして、BB弾にも傷を付け難くして、命中精度に貢献できる仕上げを施工してあります。

 耐久性は純正と同等か、やや上。射速と飛距離は30%以上向上。燃費は少々ダウンですが、弾数以外は、通常サイズの電動ガンの純正状態には引けを取らない性能になりました。

 クライアント様の信頼できるサイドアームになれていれば、幸いです。


 10月13日 奥山デイズにて定例会レギュレーション)あり
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2013年04月30日

電動G18C トラブル!? (4月28日分)

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、原因不明のトラブルで、正直、困惑してしまった事例です。

 マルイ電動ハンドガンのG18Cなのですが・・・



 上の画像は、実際の固体とは違うのですが、症状の説明の為の画像です。

 左の画像の様に、チャンバーとシリンダーヘッド部分の合わせに隙間ができてしまうのです。

 組み方がおかしかったのかとも思い、分解し直しても見たのですが、メカボックスもOK、ピン位置もOK、で組み違えはなさそうなのですが、画像の様に、1㎜くらいの隙間ができてしまう・・・

 フレームの歪みかと思いますが、見た目にはほとんど問題無く見えるフレーム部分でした。

 メカボックスは、ベアリング軸受けや、強化スプリング等でカスタムされてはいますが、それが影響してるとは思えません。

 この状態の症状としては、ノズルの閉鎖位置のズレによる、気密不良による、パワーのバラつきと給弾不良です。2発送り込まれたり、BB弾がこぼれるように発射(?)されたりになってしまいます。

 原因が究明できなかったので、対処加工をします。


 (削りこみ直後の画像 この後引っ掛かりを確認してクリーニング)

 BB弾が、マガジンより送り込まれた時に、ストップさせて、ノズルで押し込む為にホールドする窪みがあるのですが、そこをわずかに深くしておきます。
 原因が解って、元に戻った時に影響が出ない程度の加工に留めます。

 一応、この対処で発射も正常化され、パワーも安定化はしているのですが、原因が解らないのがスッキリしません。

 ちょっと、時間を置いて、もう一度確認する必要がある状況です。

 他の固体と比較しながら、原因を突き止められる時にもう一度、お預かりしたいと思います。


 劣化コピーの粗悪品のメンテでは、良くある事なんですが、天下のマルイさんのスタンダードナンバーなのに・・・。
 確かに初期ロットの古い個体ではあるのですが・・・、うーん、久しぶりにスッキリしない状況で、お渡ししてしまった銃になってしまいました・・・(涙)

 クライアント様、また、やらせてくださいね!?

 土曜の夜の、世にも不思議な物語でした・・・。


 COMBAT DOLL 店主 中根

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2013年03月27日

マガジン クリーニング 電動G18C

 COMBAT DOLL の店主です。

 コネタですが、今回は汚れやすい、電動ハンドガンのマガジンのメンテナンスです。



 とにかく、ゴミが入りやすく、溜まりやすいので、定期的なクリーニングがお勧めです。

 画像のマガジンも、枯葉が入り込んでいます。



 分解すると、こんなパーツ構成です。



 ルートの中も汚れていますね。砂粒というか埃というか、付着しています。



 BB弾のストッパー部分ですが、傷跡がありますので、バリを落としておきます。
 給弾の際の入りが楽になりますので、やっておくと良いですよ。



 内部もバリがあるので、研磨しておきます。フォロワーの動きがスムーズになりますので、違いもハッキリわかります。

 通り一辺の作業が終われば、組み上げて終了です。

 もう一つ、社外品のマガジンです。メーカーを忘れてしまって申し訳ありません。お手持ちで同型のものがある方は参考にして下さい。



 こちらの方が手入れが楽ですね。



 マガジン内部のクリーニングや研磨が確実にできます。



 汚れて、動きの悪くなる所は同じですので、同様のメンテナンスを行います。

 給弾不良の8割は、マガジンの汚れが原因です。メンテナンスで解決する場合がほとんどですので、お試し下さい。

 それでも、給弾不良が出る場合は、本体内のノズルが原因でしょう。ノズルを交換して対処すれば大概クリアされると思います。


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2013年02月08日

マルイ 電動G18C カスタム

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は電動ハンドガンのカスタムです。

 発売当初は、さんざんいじくり倒して、いろいろ小細工をしていた銃です。

 実際、シリンダー容積の少なさとメカボックスの弱さから限界がある為、最近は配線変更ばかりでしたが、久しぶりに内部カスタムのオーダーが入りましたので、ご紹介です。

 クライアント様からは、とにかく使える様にしたいとの事で、事前説明をさせて頂きました。

 1)初速を上げる事は可能ですが、市販のカスタムスプリングを使用した場合は、耐久性が著しく下がってしまう事

 2)燃費も悪くなり、純正のバッテリーではこの時期(低気温)では、まともに弾数が撃てなくなってしまう事

 3)費用対効果を考えた時には、割高感が捨てきれない事

 の上記3点を説明させて頂き、耐久性を落とさないレベルでのチューニングで受付となりました。

 設定初速は80m/s前後で施工開始です。



 本体をバラして、メカボックスを取り出します。

 購入間もない状態ですので、新品ですね。癖が付く前なのでやりやすいです。

 交換するパーツとしては、

  フルストロークシリンダー
  ピストンヘッドの追加穴あけ加工(3穴から6穴へ)
  スプリングを若干強めのショートサイズの物(当店オリジナル)
  ベアリング軸受け
  カスタムインナーバレル
  Li-Po対応配線の追加

 と言った所です。パッキンやピストンなどカスタムパーツも沢山あるのですが、ライフルサイズの電動ガンが買えてしまうくらいかかってしまうので、上記アイテムで効率良くまとめます。



 スプリングをショートサイズにしているのは、圧縮の負担を減らしてスペーサーとダンパーブッシュで補う為です。画像右上は、ベアリング軸受けが取り付けられている画像ですが、スプリングも組み込まれている状態です。
 それと、ベアリング軸受けですが、シムに問題があります。
 マルイの純正品の状態で、2.5㎜の軸に対して3㎜軸用のシムが使われています。ノーマルの軸受けならごまかしが利きますが、ベアリングの軸受けでは、センターがずれてしまった場合、フランジに接触して良くありません。2.5㎜用のシムを用意します。



 ラジコンメーカーのヨコモで発売されていた物ですが、現在では廃盤になってしまった様です。手持ちの残りもわずかなので、別売りできないアイテムになってしまいました。
 シム調整をおこなって、動きを確認。電動ハンドガンの場合はギアがむき出しな為、メカボックスを組み上げた時点で、手動で動きを確認できるのが楽ですね。



 そして、インナーバレルの交換と、配線の追加です。
 インナーバレルはKMの内径6.04㎜のグロック用です。
 配線は、ノーマルのバッテリーと兼用が利く様に、追加方式です。本体のパーツの一部を削りこんで、配線を外へ逃がせるようにしてあります。

 組み上げて試射をします。予定通り、0.2gBB弾で80m/s前後で、適正HOPにすると2m/sぐらいのダウンでした。

 ノーマルバッテリーNi-MH7.2V500mAから、Li-Po7.4V560mAへの換装では、立ち上がりもサイクルも全然変わって、かなり小気味良くなります。バッテリーも本体も購入したばかりですので、両方使える様にしてありますが、しばらく経てばLi-Poの一択になると思います。

 ガスBLK程度にはなりましたので、使える銃になったのではないかと思います。
 フルセットを定価で購入するくらいの金額にはなってしまいますが、耐久性と費用対効果を考えれば、このくらいかなぁ~・・・ っと言った感じではないでしょうか・・・。

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2012年11月13日

マルイ 電動G18C バッテリー変更

 COMBAT DOLL の店主です。

 今日は電動G18CでLI-POバッテリーへの変更です。

 これから、寒くなってくると、さすがにガスガンは厳しい状況です。

 そろそろ、電動ハンドガンがサイドアームとして需要が上がってくる頃ですね。

 当店では、パテントへの抵触を避ける為、配線を追加で行なっています。

 もちろん、従来のバッテリーも使用可にしたいという部分もあります。

 仕上がった状態ですが、こんな状態です。



 それぞれのバッテリーは、この様になってます。



 左が純正バッテリー(ニッカドだったりしますけど)で、右はオプションNO.1のリポバッテリーです。
 余分なコネクターを使いませんので、収納はスッキリしますね。
 もちろん、他の機種でも問題ありません。コンパクトサブマシンガンでも大丈夫です。

 ノーマルのマイクロシリーズのNI-MHやNI-CDのバッテリーを、何個もダメにしてしまった方にはお薦めの仕様変更です。

 専用充電器をお持ちでない方は、充電器の価格も予算に入れてくださいね。


 COMBAT DOLL 店主 中根

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