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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年12月24日

VSR10 フルカスタム その1

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はマルイVSR10のフルカスタムの紹介です。

 とりあえず、シリンダーのアッセンブルです。

 Laylax製のゼロトリガーを使用しますので、ピストンは専用の物になりますが、クライアント様の用意してあったパーツで、PDI製のショートストロークシリンダーヘッドを使用しますので、いろいろと細工致します。



 まずはシリンダーヘッドです。

 ツインスプリングに変更しますので、スプリングレートが上がる為、ノズルの内径を絞ります。画像は2.5㎜まで絞り込んであり、この後調整しながら広げていきます。ちなみに最終的に3㎜になりました。

 そして、エアブレーキロッドに更に、ダンパースプリングを増設します。ピストンの打撃によるブレを最小限にするのが目的です。



 ピストンに、ショートストロークピストンに合わせたダンパーロッドを増設します。

 画像をみてもらうと、ロッドとスプリングがスムーズに入り込む様になっているのが解かると思います。
 実際には、エアシール用のOリングを、スプリングレートとのバランスを取って、増設致します(画像は次回に)。



 そして、ツインスプリングです。スプリングの巻き方向が内側と外側で違いますので、いわゆる「二重反動スプリング」になり、伸縮時にヨレがなくなり、ピストンの直進性が向上すると共に、お互いの振動を相殺します。スラストベアリング付きのガイドですが、ベアリングの効果は殺されてしまいます。
 Laylax製のVSR用のガイドですが、シャフトの径が合わなくなりますので、APS用の細径のシャフトと交換して、ツインスプリングが使用できるように致します。
 ツインスプリングにする最大の理由は、ピストンの内径が、VSR用のスプリングではピストン内部との隙間が大きくて、スプリングのヨレを発生させてしまいます。ピストン内径の変更ができない為、ピストンにあわせたスプリングに変更した場合、スプリングガイドの太さも変更しなければなりません。
 PDI製の太径用のスプリングガイドにするか、Laylax製のスプリングガイドならば、シャフトをAPS用の太径の物に交換するか、今回の用にするかの三択になります。PDIさんでは、ガイドの単品販売がなくなってしまいましたので、すでにシリンダーやピストンが用意されていましたのでそちらは却下。シャフトを太径に交換するのは手持ちが無いのと、オリジナリティーを出したいというクライアント様の意向に合わせて却下。という訳でツインスプリング仕様になった訳です。

 レンジアップチャンバーへの変更もしますので、高レートになるようスプリングも選択し、ボルトの引きが、ちょっと重くなる仕様ですね。

 今回はここまでです。次回はトリガーやレシバー等の記事の予定です。

 COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00 
  定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です

   


Posted by コンバットドール  at 21:03Comments(0)VSR-10DOLLカスタム