スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年08月12日

NB製  VSS チューニング 分解編

COMBAT DOLL の店主です。

追記
コメントにて、みなさまからブランド違いを教えて頂き、現在ブランド確認中です。
ご指摘頂いたみなさん、ありがとうございます。
後日、正確なメーカーを記載致します。当方の思い違いで、誤った情報になりました事をお詫び申し上げます。
8月12日 22:45

NB製でした。みなさま、お騒がせいたしました。
8月13日 23:05


2日ほど、ブログをサボってしまいました。昨日は、この投稿が間に合わず、1日遅らせてしまいました。

今回は、難物のNB製 VSS です。

実は、お預かり期間が非常に長くなってしまった1丁です。



クライアント様お待たせしておりまして申し訳ありません m(_ _)m

正直に申し上げますが、分解をするのに躊躇していて、時間が掛かっておりましたが、ようやく分解できました!

はまりはキツイは、ピンは固いは、変形させないと外れないはで、壊さないように慎重に(臆病に)やっておりました。

ようやく・・・ほんとに何とか分解できました。部品図があれば、もう少し思い切れたのもあったのですが・・・

折れそうだし・・・ 割れそうだし・・・  で、随分時間を掛けてしまいました(涙)

本日は分解までのプロセスを解説させて頂きます。



バッテリーの収納は、ストック内の下部に収納されています。

インナーバレルは、かなり前まで来ており、サイレンサー構造にはなっていません。



ジャケットを外すとこの通りで、アウターバレルのジャケットになっているサイレンサー部分です。
(ここまでは普通)

フロントブロックを外したかったのに、ネジを緩めても、全然動きません。
ダミーボルト部分を外して確認したくても、そこも外れない・・・(涙)

シゲシゲ見回しても、バレル根元は樹脂のハンドガードにはめ込んであるだけに見える・・・

カッターの刃を差し込んでみるも、ズレが確認できず・・・
思い切って、細身のマイナスドライバーを射し込みますが、樹脂部に極端な跡が残らないように慎重にやってみるも、なかなか動かない。

スクレーパー(刃の厚みを頼りに)を使って、ようやくズレ始めて、ハンドガードが外せました。1週間悩んでの作業です。



ハンドガードが外れれば、フロントブロックは簡単に外せます。

インナーバレル長は約428mmでした。

ただ、HOPパッキンに使用されているグリスが悪く、ゴムを侵してしまっており、インナーバレルに溶けたゴムが付着してしまっています。
パッキンは交換の必要ありですね。



フロントブロックが外れると、ダミーボルト部分が外せます。

ノズル位置は下方に偏芯されていて、P-90とも位置関係が違います。



ストックを外したいのですが、ここも強敵でした。

とにかくピンが固い! 軽く叩くくらいではビクともせず、ある程度の力でも動かない・・・(涙)
分解図も無く、構造が不明だったので、プラのストックを広げて外すのかとも思いましたが・・・ 広がらない。
組み込み時に接着されているのかも? とも思ってしまいましたが、そんなことは無いだろう・・・と。

結局、ピンのフチを観察して下側のピンにはローレットが刻まれているのが解りましたので、そちらは力技を発動して、まず1本。
丈夫のデッキロックを外すと見えるプラスネジを外して、残り1本のピンを・・・ 1週間悩んで、力技勝負に出ました。
下側のピンのローレットの方向で判断して叩き出して、ようやく抜く事ができました・・・



ストックからコードを抜く際は、コネクターピン抜きを使用しないと、ストック内の仕切りが邪魔してコネクターが通らない状況になっています。
ストックからコードを抜いて、レシーバーとメカボックスの状況にはなりました。

ここまでの作業で2週間使ってしまっています。 ただ・・・



ここまでするのに、1ヶ月の時間を掛けてしまいました(涙)
セレクターのパーツ構成が解らず、ネットで調べたり、少しテンションを掛けたりと、他のチューニングの合間作業とさせて頂き、そのうちレビューが出ないかと期待していたのですが、見つけられませんでした。

思い切るしかない!?  
でも、フレーム広げて割れたらどうしよう・・・ 
パッキン交換とバレルクリーニングでマシにはなるけど、シリンダーをフルストロークにはしたいし、シム調整も必要だし・・・
と、悩みながら、様子を見ている状況でした。

ピンの部分は他の2箇所以上に固く、位置が微妙だったので、思い切りを付けるのに無茶苦茶悩んでしまいました。
両端の太さが違っているので、叩く方向は決まっているのですが、その分、何かロックがあるのでは?と思わされてしまっていましたので・・・(涙)

結局、フレームを広げるしか方法が無にのだろうか・・・ でも、そんな手間な組み立て方法の製品なんてありえないだろうし・・・



セレクターの軸の部分はかなりの圧入になっていて、かなり抜くのが大変でした。
いろんな方向からテンションを掛けている内に、少し動いたのを確認して、ようやく別パーツなのが確認できて、それなりに力を加えて分離できました。
但し、あまり無理をすると、セレクターレバーの取り付け部の割れや変形を招きます。
お手持ちの方は、ご注意してくださいね。 まあ、個体差もありますので、すべてがこうじゃないかもしれません。



構造が解っていれば1日で終わる状況だったのですが、結局1ヶ月半以上かけて、やっと分解できた次第です・・・
勉強不足と、資料の探し下手で、申し訳ありませんでした m(_ _)m

本当に、悩まされる1丁でした・・・(涙)

明日に中身を解説致します。
基本、最低限のチューニングで、耐久性重視になっています。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です 
  返信はHPのメールサーバーよりさせて頂きます

  

  


Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(9)電動カスタム 海外電動修理メンテナンス