2013年03月23日
次世代 G36 C Li-Po 11.1V仕様
COMBAT DOLL の店主です。
今回は次世代電動ガンのG36Cです。

ピストンクラッシュ状態での持ち込みでした。
クライアント様の要望は、Li-Po 11.1V のバッテリーでも壊れないようにする事と、射程を伸ばすレンジアップカスタムです。リコイルギミックもカットして欲しいとの事でした。
早速、分解です。

従来型と違って、モナカのボディーを分解しないとメカボックスが出ないのが面倒なんですよね。
1箇所、Eリングが跳んでしまっている所があったのですが、リコイルギミックのカットもしますので補修は最後にしておきます。

中身を開けると、ピストンは見事な状態になっています。11.1Vの電圧でのドライブでは仕方ありませんね。100Vの電化製品に200Vの電源をつなげるようなものです。壊れて当然の結果です。
対処としては、セクターカットで対応する形をとりますので、Laylax製のピストンとピストンヘッドを使用します。前回の記事でも書きましたが、ピストンヘッドは分解可能な状態に加工します。今回は二次加速ロッドも取り付けますので、その辺を兼ねた細工をしてありますので画像を参考にして下さい。

二次加速ロッドの状態です。シリンダーヘッドも合わせて加工してあります。
そしてセクターカットですが、Laylax製のギアが組み込まれていましたので、ギアを分解して、セクターギアを2枚落としてあります。

次世代のギアなら2枚カットで十分ですね。
スプリングは昔のLaylax製のグリーン(MS120)をカットした物が組まれていましたので、そのまま流用します。スプリングガイドはノーマルにダンパーを追加してあります。

大体のセッティングが済みましたので、組み立てます。
ここで、リコイルギミックのカットですが、元に戻せるように加工はしません。組み換えです。
リコイルウエイトを後ろに下がった状態にはめ込みます。内蔵のスプリングの位置を変えます。
そして、ダミーボルトに連結される部分を、組み付けずに本体に組み込みます。これで、チャージングハンドルは可動させてHOP調整ができる状態になります。
機関部はこんな状況です。
バレルとチャンバーは、レンジアップ仕様です。

バレル長は363㎜にして、HOPは0.25g以上に合わせて調整してあります。
サイレンサーを常時装着しているとの事で、この長さにしてあります。
次世代のG36のチャンバーは、HOPテンションの調整の押しゴム部分が狭く作られていて、従来の「なまず」タイプの押しゴムは使用できません。バレルを加工してまでのロングレンジは使えません。
当店の方式では影響はありませんので、集弾性も良く、レンジアップされています。
初速も規定内をクリアしていますので、安心してご使用下さい。
COMBAT DOLL 店主 中根
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日
年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です
今回は次世代電動ガンのG36Cです。
ピストンクラッシュ状態での持ち込みでした。
クライアント様の要望は、Li-Po 11.1V のバッテリーでも壊れないようにする事と、射程を伸ばすレンジアップカスタムです。リコイルギミックもカットして欲しいとの事でした。
早速、分解です。
従来型と違って、モナカのボディーを分解しないとメカボックスが出ないのが面倒なんですよね。
1箇所、Eリングが跳んでしまっている所があったのですが、リコイルギミックのカットもしますので補修は最後にしておきます。
中身を開けると、ピストンは見事な状態になっています。11.1Vの電圧でのドライブでは仕方ありませんね。100Vの電化製品に200Vの電源をつなげるようなものです。壊れて当然の結果です。
対処としては、セクターカットで対応する形をとりますので、Laylax製のピストンとピストンヘッドを使用します。前回の記事でも書きましたが、ピストンヘッドは分解可能な状態に加工します。今回は二次加速ロッドも取り付けますので、その辺を兼ねた細工をしてありますので画像を参考にして下さい。
二次加速ロッドの状態です。シリンダーヘッドも合わせて加工してあります。
そしてセクターカットですが、Laylax製のギアが組み込まれていましたので、ギアを分解して、セクターギアを2枚落としてあります。
次世代のギアなら2枚カットで十分ですね。
スプリングは昔のLaylax製のグリーン(MS120)をカットした物が組まれていましたので、そのまま流用します。スプリングガイドはノーマルにダンパーを追加してあります。
大体のセッティングが済みましたので、組み立てます。
ここで、リコイルギミックのカットですが、元に戻せるように加工はしません。組み換えです。
リコイルウエイトを後ろに下がった状態にはめ込みます。内蔵のスプリングの位置を変えます。
そして、ダミーボルトに連結される部分を、組み付けずに本体に組み込みます。これで、チャージングハンドルは可動させてHOP調整ができる状態になります。
機関部はこんな状況です。
バレルとチャンバーは、レンジアップ仕様です。
バレル長は363㎜にして、HOPは0.25g以上に合わせて調整してあります。
サイレンサーを常時装着しているとの事で、この長さにしてあります。
次世代のG36のチャンバーは、HOPテンションの調整の押しゴム部分が狭く作られていて、従来の「なまず」タイプの押しゴムは使用できません。バレルを加工してまでのロングレンジは使えません。
当店の方式では影響はありませんので、集弾性も良く、レンジアップされています。
初速も規定内をクリアしていますので、安心してご使用下さい。
COMBAT DOLL 店主 中根
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
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この記事へのコメント
初めまして。11.1vでのハイサイクル化について、私はファーストというエアーガンショップでアームドという11.1vに耐えるカスタムをしてますが、ピストンクラッシュを繰り返し1ゲームすら保ちません。ショップからは限界かも⁉️と言われてます。どうしたら良いでしょうか?サバゲでの使用を前提にハードに使用しても壊れない(壊れにくい)ようにしたいです。あなたに修理・製作依頼する事で安心して使えるようになりますでしょうか?ご意見お願いします。
Posted by 合田誠 at 2017年01月30日 08:36