2013年10月26日
PDR-C 再調整
COMBAT DOLL の店主です。
PDR-Cの再調整レポートです。 シリンダー容積の変更に伴う、再調整になります。
昨日、BB弾の検証を行いました。
今回の調整終了の結果、5.95mmと5.94mmのBB弾での初速差は2m/s以内に収まっています。
さて、本体とトレーサーの検証もしています。

最初のレポートの時に掲載を忘れた、ノーマルハイダーの状態です。
インナーバレルは面一です。センターズレもほとんどありません。

トレーサーの装着状態を確認致します。インナーバレルとの位置関係が微妙にズレているようでした。
トレーサーの内部にあるアクリルパイプの内径は8mm弱になりますので、センターのズレは、弾道に影響が出ます。
トレーサー内部でのセンターズレ、アタッチメントでのズレを確認します。
旧型のトレーサーは、センターがズレ易く、結構、矯正が必要だったのですが、新型になってからは必要無いレベルです。
ネジ部分の遊びを確認してみると、ネジの規格としての許容範囲内のガタが確認できますが、アタッチメントに工夫がしてあり、オスメス共にネジ中間にOリングパッキンがはめ込まれていて、緩みとガタの防止をしてくれています。
ギュッと締め込んであげれば、センターは確保されていました。

インナーバレルとの位置矯正用にアルミテープを巻き付けます。無くても良い気もするのですが、やっておけば安心なので貼り付けてあります。ただ、機種や状況によっては、インナーバレルを反らせてしまいますので、状況をみてから行って下さい。
アタッチメント内部のインナーバレル用のブレ止めOリングは、内部への張り出しムラがある様なので、外します。
これで、アタッチメントまでの矯正は終了です。

トレーサーを取り付けて確認をします。アタッチメントに付いていたOリングは、勿体無いので、トレーサーに付属しているプラのカーラーのセンター出しに使います。性能には関係ありませんが、紛失防止と言ったところです。
影も出なくなり、センターが矯正されたと思いますが、単純にOリングの張り出しムラだけだったのかもしれません。
アタッチメントの加工精度も良いようでしたので、実際には、トレーサーでの弾道干渉は少なかったかもしれませんね。
出口を調整したところで、本体側の調整になります。

バレルのアッセンブルへの、追加補正です。NONHOPでの初速測定の際、BB弾が転がり落ちてしまうのが気になったので、HOP調整ダイヤルの可動範囲を限定しました。
厚手で硬質のラバーを、ダイヤル内に貼り付けて、回せる範囲を狭くします。
0.2g時での適正HOP位置を確認しておき、そこを基準に制限します。実質のストロークは2/5と言った感じになっています。
長掛けHOPの為、0.2gから0.25gでの調整も微妙な調整量でしかありませんので、十分な調整範囲になっています。
適正HOPの位置が解るように、ピンバイスにてマーキングしてあります。

ただ、この状況だと取り外しができないように見えますので、方法を説明しておきます。
ダイヤル部分をインサートしてからの回転方向を、HOPが最大の方から回してはめ込んでやります。
HOPの押し部分の設定を、変更してあるので、できる方法です。
ノーマルの状態では、パッキンを破ってしまう危険性が高いですので、参考に見られている方はお気を付け下さい。
そして、内部の変更です。

シリンダーストロークの変更で、交換致します。過去記事に掲載していた、44mm(実質36mm)の物を使います。
ただ、換えただけでは、初速がオーバーしてしまいますので、ロッドの長さも延長して、スプリングも交換します。
その際、ダンパー効果のストロークも増大してしまいますので、画像右のように、ピストンの歯のカットも変更します。
厚手のカッターで削ぎ落とすだけですので、サイクルが上がってしまっての対応策として、お試し頂ければと思います。
シリンダー容積の増加と、ロッドの延長で静寂性は増しています。
現状、初速が90±2m/s(5.95と5.94)となっていますので、もう少々、微調整をやらせて頂きます。
クライアント様のご使用になるフィールドレギュレーションに遵守したいと思いますので、もう少々、調整のお時間を頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。
総合的なカスタム詳細を確認されたい方は、
PDR-C カスタムレポート 低初速 前編
PDR-C カスタムレポート 低初速 後編
を、ご覧下さい。
COMBAT DOLL 店主 中根
11月17日 奥山デイズにて定例会(レギュレーション)あり
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日
年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です
PDR-Cの再調整レポートです。 シリンダー容積の変更に伴う、再調整になります。
昨日、BB弾の検証を行いました。
今回の調整終了の結果、5.95mmと5.94mmのBB弾での初速差は2m/s以内に収まっています。
さて、本体とトレーサーの検証もしています。

最初のレポートの時に掲載を忘れた、ノーマルハイダーの状態です。
インナーバレルは面一です。センターズレもほとんどありません。

トレーサーの装着状態を確認致します。インナーバレルとの位置関係が微妙にズレているようでした。
トレーサーの内部にあるアクリルパイプの内径は8mm弱になりますので、センターのズレは、弾道に影響が出ます。
トレーサー内部でのセンターズレ、アタッチメントでのズレを確認します。
旧型のトレーサーは、センターがズレ易く、結構、矯正が必要だったのですが、新型になってからは必要無いレベルです。
ネジ部分の遊びを確認してみると、ネジの規格としての許容範囲内のガタが確認できますが、アタッチメントに工夫がしてあり、オスメス共にネジ中間にOリングパッキンがはめ込まれていて、緩みとガタの防止をしてくれています。
ギュッと締め込んであげれば、センターは確保されていました。

インナーバレルとの位置矯正用にアルミテープを巻き付けます。無くても良い気もするのですが、やっておけば安心なので貼り付けてあります。ただ、機種や状況によっては、インナーバレルを反らせてしまいますので、状況をみてから行って下さい。
アタッチメント内部のインナーバレル用のブレ止めOリングは、内部への張り出しムラがある様なので、外します。
これで、アタッチメントまでの矯正は終了です。

トレーサーを取り付けて確認をします。アタッチメントに付いていたOリングは、勿体無いので、トレーサーに付属しているプラのカーラーのセンター出しに使います。性能には関係ありませんが、紛失防止と言ったところです。
影も出なくなり、センターが矯正されたと思いますが、単純にOリングの張り出しムラだけだったのかもしれません。
アタッチメントの加工精度も良いようでしたので、実際には、トレーサーでの弾道干渉は少なかったかもしれませんね。
出口を調整したところで、本体側の調整になります。

バレルのアッセンブルへの、追加補正です。NONHOPでの初速測定の際、BB弾が転がり落ちてしまうのが気になったので、HOP調整ダイヤルの可動範囲を限定しました。
厚手で硬質のラバーを、ダイヤル内に貼り付けて、回せる範囲を狭くします。
0.2g時での適正HOP位置を確認しておき、そこを基準に制限します。実質のストロークは2/5と言った感じになっています。
長掛けHOPの為、0.2gから0.25gでの調整も微妙な調整量でしかありませんので、十分な調整範囲になっています。
適正HOPの位置が解るように、ピンバイスにてマーキングしてあります。

ただ、この状況だと取り外しができないように見えますので、方法を説明しておきます。
ダイヤル部分をインサートしてからの回転方向を、HOPが最大の方から回してはめ込んでやります。
HOPの押し部分の設定を、変更してあるので、できる方法です。
ノーマルの状態では、パッキンを破ってしまう危険性が高いですので、参考に見られている方はお気を付け下さい。
そして、内部の変更です。

シリンダーストロークの変更で、交換致します。過去記事に掲載していた、44mm(実質36mm)の物を使います。
ただ、換えただけでは、初速がオーバーしてしまいますので、ロッドの長さも延長して、スプリングも交換します。
その際、ダンパー効果のストロークも増大してしまいますので、画像右のように、ピストンの歯のカットも変更します。
厚手のカッターで削ぎ落とすだけですので、サイクルが上がってしまっての対応策として、お試し頂ければと思います。
シリンダー容積の増加と、ロッドの延長で静寂性は増しています。
現状、初速が90±2m/s(5.95と5.94)となっていますので、もう少々、微調整をやらせて頂きます。
クライアント様のご使用になるフィールドレギュレーションに遵守したいと思いますので、もう少々、調整のお時間を頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。
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