2014年02月21日
PDR-C カスタム解説
COMBAT DOLL の店主です。
今回は、クライアント様の要望での、カスタム解説記事になります。
機種 PDR-C サイレントカスタム「林の零式」
希望初速 マルイ0.2gBB弾にて90m/s以下
モーターを燃費向上の為、マルイ1000モーターに換装
スイッチ交換及びSBD取り付け
サイレントカスタム「林」にて、精度アップを前提
インナーバレルは面一の285mmに変更
と言う基本メニューです。予算以内にする為の、提案見積もりから選択して頂きました。

今回のロットナンバーは500番台とかなり若いロットです。フレームの歪みは、やはり個体差ですが、この個体は前方の歪みが目に付く状態でした。勿論矯正が入ります。

画像では分かり難いと思いますが、わずかに「へ」の字になっています。

交換するインナーバレルの出口テーパー加工を先にやっておきます。テーパー角6度のシャーシリーマーで加工です。

HOPチャンバーパッキンは、純正のシリコンタイプはメンテナンス頻度が大変なので、システマ製のHOPパッキンに変更します。
HOPテンションもマルイ方式のゴムチューブでのソフトテンションがかけられるように加工します。

角度や深さのチェックは、画像のように確認しながら加工していきます。

HOPダイヤルもそのままでは緩すぎて、射撃振動で動いてしまうので、Oリングを太い物に交換します。水道用のパッキンですので、ホームセンター等で購入できる物です。
バレルのアッセンブルは、これで完了です。

メカボックスとバレルの取り付け位置のズレを確認する為に、ノズルの擦れがどこに有るのか、老眼鏡を架けて(笑)チェックします。
当方、だいぶ老眼が進んでいるので、細かい作業には必須アイテムになってしまいました(苦笑)
基本、ノズルの先端上部とチャンバー内上部が擦れている状況でした。

そして、メカボックスに取り掛かります。画像は開封した直後の物です。

各部研磨 1・ピストン用レール部分 2・タペットプレート用レール部分 3・給弾ルート 4・タペット用スプリングの容積確保加工 となっています。
スイッチもこの時点で、オムロン製(V-15-1A5)に交換取り付けします。端子を既存品に合わせてカットが必要になります。

サイレントカスタム「林」用のロッドを取り付けです。
今回の個体は、シリンダーヘッドのダンパーゴムがズレて接着されていたので、はがして貼り直ししてあります。
シリンダーヘッドのノズル内径は4.5mmですので、ロッドの外形も調整加工されています。
既存のピストンヘッドで使用されているスラストベアリングは流用し。マルイ製のピストンヘッドとウエイトをベースに加工取り付けされています。

セクターギアのカム部分の研磨をします。この個体のギアは仕上げはきれいな方でしたので、研磨も容易でした。
ただ、タペットプレートの変形は、今まで見た中では一番大きい感じです。スプリングをソフトな物と交換になっていますので、今後は安心してご使用頂けます。

シムの追加調整を行い、モーターもマルイの1000モーターと交換します。
SBDは組上げてからの取り付けになっています。半田付けの為、メカボックスの分解の際には、半田ごてが必要になります。

先にチェックしておいた、位置補正のズレにあわせて、取り付けネジの受け側に、画像のようにシムを貼り付けます。
アウターバレルの固定ネジの部分(画像無し)は、4ヶ所それぞれ0.5mmのシムを噛ませてあります。

交換したスプリングに合わせて、ダンパーを仕込んで初速調整を容易にしておきます。
フィールドレギュレーションだと思うのですが、90m/s以下の設定とシビアな為、計測器の誤差対応で、初速ダウンを容易にできるようにしてあります。
スプリングに塗布してあるグリスは、地元のパーツメーカー「Xabier」の新製品「シリコングリスホワイト」です。1500円売りの商品ですが、地元のよしみで、真っ先に分けて頂きました。維持性が高く、長期間の潤滑と振動を抑える効果の高いグリスです。当店ではお気に入りの製品です。ただ・・・、分量の割りには若干お高めですが、今まで当店で使用していたグリスは1kgで28000円もするもので、これより少ない容量の物が無いので、助かります。
使用量が増えれば、また、1kg缶での購入にしますが、同レベルのグリスになっている分、安心して使用できます。

画像の数字をご参考にして下さい。フレームピンを2本はずしてのテイクダウンで、スプリングガイドが取り外せるようになりますので、計測値が90m/sを超えてしまうようでしたら、調整願います。
これで、完成です。

今回、交換したパーツ群です。
クライアント様、カスタムオーダーありがとうございました。
お問い合わせがありましたら、遠慮無く連絡を頂きたいと思います。
COMBAT DOLL 店主 中根
奥山デイズにて定例会(レギュレーション)次回未定
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
2月24・25日を臨時休業させて頂きます。
2月23日は夜間(19:00~21:00)を臨時営業致します。
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です

今回は、クライアント様の要望での、カスタム解説記事になります。
機種 PDR-C サイレントカスタム「林の零式」
希望初速 マルイ0.2gBB弾にて90m/s以下
モーターを燃費向上の為、マルイ1000モーターに換装
スイッチ交換及びSBD取り付け
サイレントカスタム「林」にて、精度アップを前提
インナーバレルは面一の285mmに変更
と言う基本メニューです。予算以内にする為の、提案見積もりから選択して頂きました。

今回のロットナンバーは500番台とかなり若いロットです。フレームの歪みは、やはり個体差ですが、この個体は前方の歪みが目に付く状態でした。勿論矯正が入ります。

画像では分かり難いと思いますが、わずかに「へ」の字になっています。

交換するインナーバレルの出口テーパー加工を先にやっておきます。テーパー角6度のシャーシリーマーで加工です。

HOPチャンバーパッキンは、純正のシリコンタイプはメンテナンス頻度が大変なので、システマ製のHOPパッキンに変更します。
HOPテンションもマルイ方式のゴムチューブでのソフトテンションがかけられるように加工します。

角度や深さのチェックは、画像のように確認しながら加工していきます。

HOPダイヤルもそのままでは緩すぎて、射撃振動で動いてしまうので、Oリングを太い物に交換します。水道用のパッキンですので、ホームセンター等で購入できる物です。
バレルのアッセンブルは、これで完了です。

メカボックスとバレルの取り付け位置のズレを確認する為に、ノズルの擦れがどこに有るのか、老眼鏡を架けて(笑)チェックします。
当方、だいぶ老眼が進んでいるので、細かい作業には必須アイテムになってしまいました(苦笑)
基本、ノズルの先端上部とチャンバー内上部が擦れている状況でした。

そして、メカボックスに取り掛かります。画像は開封した直後の物です。

各部研磨 1・ピストン用レール部分 2・タペットプレート用レール部分 3・給弾ルート 4・タペット用スプリングの容積確保加工 となっています。
スイッチもこの時点で、オムロン製(V-15-1A5)に交換取り付けします。端子を既存品に合わせてカットが必要になります。

サイレントカスタム「林」用のロッドを取り付けです。
今回の個体は、シリンダーヘッドのダンパーゴムがズレて接着されていたので、はがして貼り直ししてあります。
シリンダーヘッドのノズル内径は4.5mmですので、ロッドの外形も調整加工されています。
既存のピストンヘッドで使用されているスラストベアリングは流用し。マルイ製のピストンヘッドとウエイトをベースに加工取り付けされています。

セクターギアのカム部分の研磨をします。この個体のギアは仕上げはきれいな方でしたので、研磨も容易でした。
ただ、タペットプレートの変形は、今まで見た中では一番大きい感じです。スプリングをソフトな物と交換になっていますので、今後は安心してご使用頂けます。

シムの追加調整を行い、モーターもマルイの1000モーターと交換します。
SBDは組上げてからの取り付けになっています。半田付けの為、メカボックスの分解の際には、半田ごてが必要になります。

先にチェックしておいた、位置補正のズレにあわせて、取り付けネジの受け側に、画像のようにシムを貼り付けます。
アウターバレルの固定ネジの部分(画像無し)は、4ヶ所それぞれ0.5mmのシムを噛ませてあります。

交換したスプリングに合わせて、ダンパーを仕込んで初速調整を容易にしておきます。
フィールドレギュレーションだと思うのですが、90m/s以下の設定とシビアな為、計測器の誤差対応で、初速ダウンを容易にできるようにしてあります。
スプリングに塗布してあるグリスは、地元のパーツメーカー「Xabier」の新製品「シリコングリスホワイト」です。1500円売りの商品ですが、地元のよしみで、真っ先に分けて頂きました。維持性が高く、長期間の潤滑と振動を抑える効果の高いグリスです。当店ではお気に入りの製品です。ただ・・・、分量の割りには若干お高めですが、今まで当店で使用していたグリスは1kgで28000円もするもので、これより少ない容量の物が無いので、助かります。
使用量が増えれば、また、1kg缶での購入にしますが、同レベルのグリスになっている分、安心して使用できます。

画像の数字をご参考にして下さい。フレームピンを2本はずしてのテイクダウンで、スプリングガイドが取り外せるようになりますので、計測値が90m/sを超えてしまうようでしたら、調整願います。
これで、完成です。

今回、交換したパーツ群です。
クライアント様、カスタムオーダーありがとうございました。
お問い合わせがありましたら、遠慮無く連絡を頂きたいと思います。
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営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
2月24・25日を臨時休業させて頂きます。
2月23日は夜間(19:00~21:00)を臨時営業致します。
TEL 053-450-3308 FAX 同番
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