2014年12月05日

MACPULL MASADA DE 修理調整

COMBAT DOLL の店主です。

前回とは、別個体のMASADAの修理調整です。

元記事はこちらです。

MASADA ノーマルチャンバーチューン 前編 本体
MASADA ノーマルチャンバー チューニング 後編 内部

クライアント様のお話では、3万発以上は撃っていると言う事ですが、伺った症状からはピストンクラッシュしている状態だと思われました。
正直、3万発程度で消耗してしまうようなチューニングはしていないと思っておりますので、原因を追究しての再調整となります。

MACPULL MASADA DE 修理調整

お預かりして内部を確認すると、やはり、ピストンのクラッシュです。

MACPULL MASADA DE 修理調整

ピストンは新しい物と交換します。

この個体は、初速を90m/sくらいに抑えている為、スプリングのレートは、マルイSTD電動ガンの純正品と同等のレートのスプリングを使用していました。

前回のMASADAと同様に、バッテリーの特性も影響があったと思います。

ピストンの損耗・破損具合から、前進スピードが足りていないのがハッキリ解ります。

スプリングのレートを上げ、シリンダー容積の調整が必要になります。

MACPULL MASADA DE 修理調整

今回は、使用していたシリンダーを少しずつ容積変更して調整確認しています。
最終的に画像のような状態になっています。

拡張した穴をタペットプレート側にして組上げてあります。

MACPULL MASADA DE 修理調整

スプリングのレートは、あまり上げたくなかったので、次世代対応の細めのスプリングと、テンション調整のカーラーでサイクル調整を行いました。
初速を90m/sくらいに維持しての調整はやはり、バランスが重要ですね。なるべく、必要最低限の負荷状態を狙ってのセッティングになりますので、上記のような対処で行ってあります。

バッテリーは、Li-Po7.4V 30C 3000mA までは大丈夫な状態を確認しております。
弾詰まり等のイレギュラーがなければ、10万発くらいは余裕で撃てる仕様です。

35Cの2000mA以上や40Cのバッテリーは、なるべく避けて頂ければと思います。セミオートの際のダブルタップや、再度のピストンクラッシュになる可能性があります。

トラブルが出ても、原則ピストンのみの交換対応になるようセッティングしてありますので、維持費は控え目にしてあるつもりです。

もし、40C辺りのバッテリーでの運用をされるようでしたら、ご相談頂ければと思います。

クライアント様、早期のトラブル発生をさせてしまい、申し訳ありませんでした。


     COMBAT DOLL 店主 中根

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  MACPULL MASADA DE 修理調整




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Posted by コンバットドール  at 20:00 │Comments(0)MAGPULL PTS MASADA故障の原因を見極める

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