2012年11月19日

HOPパッキン あれこれ

 COMBAT DOLL の店主です。

 前回にHOPパッキンの話でしたので、今回は手持ちの一部のメーカーを比較してみましょう。

HOPパッキン あれこれ
 左から、LAYLAX PDI KM(旧型) A+

 まず、ノズルが当たる入り口部分の比較です。
  LAYLAX  は、ノーマルと同じ長さですが、縁の厚みが厚くなっています。
         (硬さのバリエーションがあります)
  PDI    は、ノーマルと同様の長さと厚みです。
         (パッキンの外側にリブを作って機密性の保持を高くしています)
  KM(旧型)は、ノーマルよりも短くなっています。
         (硬さのバリエーションが出ていました)
  A+    は、ノーマルと同様の長さと厚みです。
         (硬さのバリエーションが出ています)

HOPパッキン あれこれ
 左上LAYLAX  左下PDI  右上KM  右下A+

 と、前回の画像のパッキンのHOPのでっぱり部分で比較します。
  LAYLAX  は、ノーマルと同じ形状になっています。
  PDI    は、V字のカットが入っています。
         (このカットで、2点支持になる様に工夫されています)
  KM(旧型)は、U字のカットが入っています。
         (このカットで、2点支持になる様に工夫されています)
  A+    は、円形に合わせたカットになっています。
         (BB弾との接触面積を増やしてあります)

 それぞれ、理由があって工夫されている訳ですね。

 吐出側(メカボックスの仕様)の圧縮容積や圧縮比と、使用するバレルの内径やHOP部分のカッティング形状でも左右されてくる訳です。

HOPパッキン あれこれ
 上から、KM PDI マルイ純正 カット部分の比較

 画像を比較してみると、HOPのでっぱりが収まるカット部分の違いが解かると思います。

 バレルの形状が違っている場合は、確実に相性があります。同じメーカーで合わせて使用するのがベストですね。その組み合わせで、一番良い性能が発揮できる様に設計されている筈だからです。

 ちなみに、LAYLAXでもバレルを製造していますが、HOP部分はマルイと同寸ですので、いわゆるノーマル互換に造られているという事です。

 HOPの押しゴム部分も、KMで硬さの違う物や、LAYLAXやFIREFLYでブロックタイプの物が出ています。
 KMは、従来品対応部品であり、LAYLAXやFIREFLYの物は、長掛けHOP対応品ですので専用のパッキンか、従来品を加工して使用する必要が出てきます。

 HOPアップの機能を一つとっても様々な部品が出ています。
 機種によっても相性がありますので、ご自分の銃に合った物を使ってくださいね。高額な部品ではありませんので、いくつかを比較検討してみるのが、一番だと思いますよ。


 COMBAT DOLL 店主 中根

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  定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり  
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 HOPパッキン あれこれ 




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Posted by コンバットドール  at 20:00 │Comments(0)電動修理メンテナンス

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