2013年06月16日
Snow wolf製 M24 その1 本体レビュー
COMBAT DOLL の店主です。
今回は、海外製品のエアライフルのチューニング記事です。
Snow wolf製のM24になります。 記事を2日に分けてアップさせて頂きます。

本体は購入時から、若干の手が入ったものだそうで、VSR用のカスタムスプリングが組み込まれ、ピストンヘッドに細工がしてありました。当店の手法とはそぐわないヘッド細工でしたので、変更させて頂きます。
クライアント様の要望は、現状の性能をアップさせたい。飛距離と安定性の向上が目的になります。
本体はサイレンサーアタッチメントが付けられて、サイレンサーの使用を前提としたチョイスになっています。逆ネジ仕様ですね。
トリガーブロックは、マルゼンAPS2そのままのコピーでした。
チャンバーはマルゼンタイプ96を調整のみVSR方式に変更したものです。

マガジンは、APS2の物かと思っていたのですが、違っていました!
外側は、確かにAPS2の物ですが、給弾部分のルートの幅が違っていて、M24にAPS2のマガジンははまりません!! 合わせてみて、初めて気が付きました。
無理に使用できるようにするのであれば、チャンバーブロックの加工が必要です。

シリンダー部分は微妙な組み合わせですね。
シリンダーボアはAPS2ですが、長さが数ミリ短くなっています。
シリンダーヘッドもAPS2ですが、少し長めのノズル長で、ノズル内径は4.5㎜。
エンドボスのシャフト部分はVSRになっています。
シリンダーの素材はアルミで、変形し易い素材です。操作にはお気を付け下さい。
この画像の個体は、ストックにレシーバーを固定する為のネジを、前後間違えて締め込んだ痕があり、シリンダーの変形が見られます。致命的ではありませんが、精度に影響が出てしまうレベルです。

シリンダーの内部パーツの検証です。
スプリングはオリジナル状態ではありませんので、ご了承ください。
ピストンは、APS2の物と比較してみると、外径は小さく、内径は大きくなっています。おそらく、VSR用のスプリングを基準にしたサイズにしてあると思われます。ただ、外径が小さいとシアとの関係で、不都合があるように思ってしまうのですが、成型の精度の問題で、小さめにしてあるような気がしてしまいます。
スプリングガイドもエンド部分が、小さめになっているのと、シャフト部分はAPS用のスプリングにあわせた細めの径になっています。
シリンダーでの圧縮時に不安定になってしまう寸法ですが、現状のシリンダーの状況を考えると、怪我の巧妙と言ったところでしょうか? 変形後の安全マージンが取れている状態です。

スプリングガイドの安定を得る為に、トリガーブロックのホールドピン用の穴を、本来の目的に合わせて使用するようにすれば、それだけで、違ってきます。
ちょうど良いピンがありませんでしたので、M3のイモネジの15㎜の長さの物をはめるようにしておきます。ストック内で外れてしまう事は無い構造ですので、安心です。
余談ですが、マウントベースは、セパレートのリングタイプの物しか付けられない成型になっていますのでご注意下さい。
チューニングは、予算を抑えた現状のパーツを最大限に生かす方法で行います。
レンジアップチャンバーへの加工と、シリンダーの機密性をアップさせます。
シア関係は、手を入れません。
チューニング内容は、明日のアップとさせて頂きます。
COMBAT DOLL 店主 中根
7月21日 奥山デイズにて定例会(レギュレーション)あり
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日
年末年始 他 臨時休業あり(7月6日土曜日)
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です
今回は、海外製品のエアライフルのチューニング記事です。
Snow wolf製のM24になります。 記事を2日に分けてアップさせて頂きます。
本体は購入時から、若干の手が入ったものだそうで、VSR用のカスタムスプリングが組み込まれ、ピストンヘッドに細工がしてありました。当店の手法とはそぐわないヘッド細工でしたので、変更させて頂きます。
クライアント様の要望は、現状の性能をアップさせたい。飛距離と安定性の向上が目的になります。
本体はサイレンサーアタッチメントが付けられて、サイレンサーの使用を前提としたチョイスになっています。逆ネジ仕様ですね。
トリガーブロックは、マルゼンAPS2そのままのコピーでした。
チャンバーはマルゼンタイプ96を調整のみVSR方式に変更したものです。
マガジンは、APS2の物かと思っていたのですが、違っていました!
外側は、確かにAPS2の物ですが、給弾部分のルートの幅が違っていて、M24にAPS2のマガジンははまりません!! 合わせてみて、初めて気が付きました。
無理に使用できるようにするのであれば、チャンバーブロックの加工が必要です。
シリンダー部分は微妙な組み合わせですね。
シリンダーボアはAPS2ですが、長さが数ミリ短くなっています。
シリンダーヘッドもAPS2ですが、少し長めのノズル長で、ノズル内径は4.5㎜。
エンドボスのシャフト部分はVSRになっています。
シリンダーの素材はアルミで、変形し易い素材です。操作にはお気を付け下さい。
この画像の個体は、ストックにレシーバーを固定する為のネジを、前後間違えて締め込んだ痕があり、シリンダーの変形が見られます。致命的ではありませんが、精度に影響が出てしまうレベルです。
シリンダーの内部パーツの検証です。
スプリングはオリジナル状態ではありませんので、ご了承ください。
ピストンは、APS2の物と比較してみると、外径は小さく、内径は大きくなっています。おそらく、VSR用のスプリングを基準にしたサイズにしてあると思われます。ただ、外径が小さいとシアとの関係で、不都合があるように思ってしまうのですが、成型の精度の問題で、小さめにしてあるような気がしてしまいます。
スプリングガイドもエンド部分が、小さめになっているのと、シャフト部分はAPS用のスプリングにあわせた細めの径になっています。
シリンダーでの圧縮時に不安定になってしまう寸法ですが、現状のシリンダーの状況を考えると、怪我の巧妙と言ったところでしょうか? 変形後の安全マージンが取れている状態です。
スプリングガイドの安定を得る為に、トリガーブロックのホールドピン用の穴を、本来の目的に合わせて使用するようにすれば、それだけで、違ってきます。
ちょうど良いピンがありませんでしたので、M3のイモネジの15㎜の長さの物をはめるようにしておきます。ストック内で外れてしまう事は無い構造ですので、安心です。
余談ですが、マウントベースは、セパレートのリングタイプの物しか付けられない成型になっていますのでご注意下さい。
チューニングは、予算を抑えた現状のパーツを最大限に生かす方法で行います。
レンジアップチャンバーへの加工と、シリンダーの機密性をアップさせます。
シア関係は、手を入れません。
チューニング内容は、明日のアップとさせて頂きます。
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営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日
年末年始 他 臨時休業あり(7月6日土曜日)
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
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