2014年09月09日

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

COMBAT DOLL の店主です。

ここのところ、ブログの更新ができておらず、申し訳ありませんでした。

久しぶりのまともな記事ですね。

クライアント様への報告も含めたチューニング記事になります。

VFC Mk.18 です。

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

フォアグリップは、初期仕様の物ではありません。

クライアント様は、遠方からわざわざご来店されて、直接、説明を伺って頂きました。
ありがたいお話です。

ご希望としては、飛距離のアップが基本でしたが、説明をさせて頂いている状況でのグレードアップ仕様となりました。
ちょうど、その時に 「V.S.S.」 の受け渡しがあり、モーターの変更の前と後での違いを聞いて頂き、今回のXabier仕様となりました。

ご予算もありましたので、金額を調整しながらのチューニングを行っております。

0.2~0.25gでのバイオ弾を使用前提としたチューニングを行います。

今回は本体矯正もありましたので、レンジアップチャンバーからの作業を行っています。

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

ノーマル状況のパッキンのグリスをチェック。 やっぱり・・・ と言う状況です。
パッキンは交換して加工します。

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

フィールドレギュレーション等を確認させて頂き、0.2~0.25gで使用できるレンジアップに調整です。
0.2gの時はHOPが強過ぎる嫌いはありますが、通常HOPの8割くらいの性能は確保できます。
インドアフィールド等でのレギュレーションクリアの状態で、30m位までなら直進弾道で行けます。
0.25gの際に、レンジアップの効果が発揮される仕様です。

そして、本体の矯正作業です。

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

初期状態では、画像のようにレールの合わせと、チャンバーの位置(こちらは画像の撮り忘れ)にズレがあり、性能に影響が出てしまうので、補正が必要な状況でした。

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

アウターバレルの取り付けのセンター出しと、レールハンドガードの位置出しが必要になります。
アウターバレルの遊びは僅かなので、アルミテープで十分でした。チャンバーが傾かない位置で固定できるように調整です。
バレルナットは、次世代用のツールのリア用がちょうど使用できるサイズでした。

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

ハンドガードの取り付け基部は空間が大きく、スペーサーが必要でした。
画像では見難いかもしれませんが、水道用のパッキンを使用して空間を埋め、バレルナットの締め付けでの位置固定をします。

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

この部分は、納品直前に気が付いて補正し直した部分です。最初はガタが無く、真っ直ぐ付いているように見えたので、取り外して確認しただけで、スペーサー(アルミテープ)は無しの状況でした。体調不良での見落としです・・・
最終のサイト調整の際、オープンサイトの前後がそれぞれセンターに来ない状況になり、確認して発覚した補正箇所です。

出荷直前に補正して、無事調整できたのですが、発送の際に、レールカバーを入れ忘れてしまうというミスをやってしまいました。
クライアント様、ご迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした。
後日、郵送させて頂きました。 無事に到着していますでしょうか? 不安があり出荷を送らせて頂いたのに、ミスを出してしまった事を深くお詫び申し上げます。

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

完成済みのチャンバーを差し込んで、チャンバー位置の確認です。
チャンバーのスペーサーは、交換したシステマ製パッキンに付属している物の方が、フィットサイズですので、そちらに交換されています。
バレル先端は、アウターバレル部分で、しっかりパーツが埋め込まれていますので、それでベストな状態です。

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

チャンバー位置も確定できましたので、レールハンドガードの取り付けです。画像のように、ピッタリ合わせます。
これで、ハンドガード部分にダットが移動しても問題ありません。

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

サイレンサー用のハイダーが、2回転半位しか効かない状況になりますので、ハイダー固定リングは取り外した状況にします。
これで、5回転分はネジの締め込みができますので、安心です。サイレンサーのロックバーツの位置も真下に来てスッキリです。

本体の矯正は、これで終了です。ロアとアッパーの相性は、バッチリでしたので、ご安心ください。

VFC Mk.18 Xabier仕様 前編

ロアフレームで、以前には記憶が無い改良点が見られました。
メカボックスを取り出す際、かなりきつい状況で、成型不良でもあるのかと思ったくらいでしたが、フレームに一部の肉厚が増加していました。
メタル軸受けタイプですので、問題ありませんが、ベアリングタイプだと、出し入れが困難になってしまうかもしれません。

ロア・アッパー共、ガッシリメカボックスを保持してくれるので、Xabier(静穏化)仕様にするには良い素材でした。

この続きは、時間の都合で、明日にさせて頂きます。

中身のチューニングになりますので、宜しくお願い致します。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
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  VFC Mk.18 Xabier仕様 前編





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Posted by コンバットドール  at 23:58 │Comments(0)XabierVFC

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