2014年10月18日

再認識 エアソフトガンとサバイバルゲーム

COMBAT DOLL の店主です。

 昨日に引き続きの内容になりますが、個人的な見解で、エアガンやサバゲについて、再認識したいと思います。

 あくまでも個人的な見解ですので、ご了承ください。
 この記事を読んで不快感を感じる方も多いと思いますが、ひとつの見方としてご理解頂ければ幸いです。

 まず、僕自身がエアガン好きな大きい子供です。

再認識 エアソフトガンとサバイバルゲーム

 ゲーム中に怪我をしても、続行してしまうお馬鹿さんです。

 おもちゃとしていろいろな形のものが発売されていて嬉しい限りです。
 世界各国の兵器である、拳銃や小銃、機関銃がモデルアップされています。

 そうなんです、「兵器を模したおもちゃ」であり、人体に危害を加える為の原型をトレースしている模型になっています。

 幸いな事に、我々の生活している日本では、直接目にする機会も少なく、認知度が低い物がモデルとなっているので、その威圧感を感じる方が多くないというのが現状です。
 ですが、そう言った状態の製品を、毛嫌いする方が少なくないのも現実です。

 特に、サバイバルゲームにいたっては、実物の使われ方を模倣した遊びであり、疑似体験に近い感覚の遊びになってしまう訳です。

 正直に言って、その緊張感が面白く、非日常の緊張感が味わえるのが、サバゲの醍醐味でしょう。僕は大好きです。
 安全に配慮された威力で製造されたおもちゃで遊ぶだけなのですから、行為自体は問題無いのです。

 ここで、理不尽とも感じてしまう矛盾が発生してしまいます。
 なぜ、エアガンが使われた事件は、こうも派手に取り上げられてしまうのか?


 ペンやお箸も、事故や事件はあります。
 間違って目を突いてしまったり、人体に刺さってしまったりと、危険な側面も持ち合わせています。
 15年ほど前には、綿菓子の割張りが転んだ拍子に喉に刺さってしまい、無くなったお子さんもいました。
 このような事件でも、ペンやお箸がバッシングを受けることはありません。
 不運な偶発的事故であり、本来ならば危険な物ではないという認知がされているからです。

 自動車事故も同様です。日本では、人体や器物に対して最も危害を加えている生活用品ですが、車が欠陥以外でバッシングを受けることはありません。
 それは、自動車にぶつかられては、ただでは済まないという認知も当然ですが、自動車を使って危害を加えようとする行為自体が非常識という認識が浸透しているからです。

 話を戻しますが、なぜ、エアガンがバッシングを受け易いのか?

 やはり、根本は、人体に危害を加える道具がモデルになっているという事で、おもちゃとして不適切に見られる事が要因の一つです。
 そして、それを好んで所持し、疑似体験で遊ぶ人間は、危険視されてしまう傾向が強いという現実だと思っています。
 製品の特性から、ある程度の破壊的欲求を満たせるのも事実です。ストレス発散で遊ばれる方もいらっしゃるでしょう。


 経験のある方も多いと思うのですが、興味の無い方から「戦争になったら、真っ先に志願するんだろ?」と言うような事を言われた事があると思います。
 僕は、「BB弾が当たっても痛いのに、本物の弾が当たる所なんて絶対行きたくないですよ!」と返答していました。
 戦争が好きなのではなく、どこまで行っても「戦争ごっこが楽しい」だけなのですから・・・。

 こういった事件があると、エアガンの安全性を強調し、製品の肯定を前面に押し出そうとしてしまう傾向が強いのですが、それこそ規制に拍車をかける要因になってしまうと思います。
 今回の事件では、2歳児に全治4週間の傷を与えているのは現実です。対象年齢が18才以上用の威力ですので、当然の結果なのですが、それだけのポテンシャルがあるという結果が出てしまっています。

 元々、法規制に則った法律遵守品ですので、安全性の強調ではなく、間違った使い方をさせないように、周知徹底してもらえるように努力しなければいけないのだと思います。
 対象年齢も同様で、撃つ方も撃たれる方も対象年齢を合わせなくてはいけません。18才以上用の銃で、18才未満の相手を撃つのは対象年齢外だという認識を持たなくてはいけません。ここは、各地域の条例に関わってくる部分ではありますが、事件の当該地域では該当するはずです。


 サバゲについても同様で、周囲に対しての配慮を怠らず、周りの方々に精神的苦痛を与えるような情況の無い所で、安全に遊んで頂ければ幸いだと思います。
 最近のニュースでも、「イスラム国勢力」関連で、武装兵力集団の映像が流れますが、悪者のイメージであり、凶悪な兵力です。

再認識 エアソフトガンとサバイバルゲーム
(AFP BB NEWS 7月14 ボコ・ハラム、連続爆破で犯行声明 「イスラム国」への支持表明も より転載)

 サバゲーマーの格好との違いは理解されず、同列視されても仕方がありません。
 周囲からの目も把握し、威圧感を与えないよう配慮する事も、同様に必要な事だと思っています。

 
 この事件から来てしまう影響を鑑み、自分の立場を再認識して、周りへの影響も配慮した上で、自身の安全にご注意頂いて、楽しく遊んで頂ければと思います。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)  未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
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  再認識 エアソフトガンとサバイバルゲーム



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Posted by コンバットドール  at 23:59 │Comments(2)銃刀法 規制関連ご紹介

この記事へのコメント
そうですねー。
愛好者一同、周囲からどんな風に見られているかは、注意が必要でしょうね。
中学生の時にサバゲを始めたのは、エアガンが好きな事に加えて、そのゲーム性(スリル、作戦、チーム戦など)に魅力を感じたからなんですが、どうしても自分達が意図しない見られ方をしてしまうことも痛感しています。
愛好者としての主張とかも有りつつ、やはり無用の摩擦を避けることは日本式の知恵でしょうか。
一方で、今後また規制論ばかりが先行するのも心配です。
自動車の例を挙げておられますが、自動車業界はお上に車両認証を頂く"従"の立場でありつつ、一定の政治的影響力もつけながら、今日に至ります。
エアソフト業界に至っては、甚だ心細く、過剰な規制論が出た時に交渉の場くらいはあるものなのか・・・・
Posted by タケダです。 at 2014年10月19日 23:59
タケダです。 さん
 コメントありがとうございます。
 10日間ほど、放置してしまっていた為に、レスが遅くなってしまいました。
 ゴメンナサイ!

 共感コメントありがとうございます。
 やはり、生活必需品と違い、失くなってしまっても何の問題の無いアイテムですので、立場的には弱いのが現実だと思います。
 イメージと言うのは「十人十色」な訳ですが、良い評価をしてくれる方が少ないと思います。そう云う環境の元、ポジションを安定させるには並大抵の努力では足りないというのが、このおもちゃの宿命だと考えています。

 昔は、戦争映画も多く、ごっこ遊びとしての認知度が高かったような気がしますね。現状の世論の影響も大きいですね。上手に世の中に溶け込んで欲しいと思っています。

 
Posted by コンバットドールコンバットドール at 2014年10月28日 23:17
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