2013年01月21日
A2Z製 ドラグノフ エアコッキングガン その後・・・
2日ほど空いてしまいましたが、 A2Z製 ドラグノフ エアコッキングガン のチューニングです。
実は、まだ完了していません。 HOPパッキンの気密関係で格闘中なんですが、中間報告としてアップ致します。
まずは、レンジアップチャンバーですが、加工途中ではありますが9割は決まっています。

チャンバーの下側に加工用の穴を開けて、面押しできるように板ゴムをセットできる空間をリューターにて加工し、板ゴムをセットします。
チャンバーパッキンは、フチの厚い物(LaylaxやG&P等)の物に変更して、ブルーのパッキンの上に乗っているように、追加はめ込みをして装着します。もちろんHOPの突起はカットして、板ゴムを増設し、レンジアップ仕様です。
ただ、このチャンバー、押される位置と押す位置がシビアで、マルイの純正品以上の切り欠きでないと駄目ですので、KMタイプやPDIの幅狭くした切り欠きの物は不向きです。純正に付いていたバレルはKMタイプでしたので、切り欠きは手作業(ヤスリ)にて、マルイの純正品サイズに拡張しました。
そして、シリンダーヘッドのノズルの延長です。KM製のシリンダーセット(旧商品)を用意してありましたので、そちらを使用しましたが、ノズルは0.7㎜延長されていたものの、まだ足りなかったので1㎜をさらに延長しましたが、これがまだ不足でして、もう1.5㎜延長する必要がありました。これからやり直しです。
結局、気密は取れるものの、パッキンの絞りがきつくて、BB弾をくわえ込んだところで詰まってしまう症状が出る時があり、そこの補正で格闘中です。取り付けの際の遊びによる位置ズレでも変化がでてしまいますので、その辺を完璧にしたいですね。
A&Kの物と決定的に違うのは、インナーバレルの固定方法で、こいつは銃身基部でネジ固定されるので、安心なのですが、A&Kの物は銃身のはめ込みで前から押さえる形なのですが、遊びが大きいのと回転止めがチャンバーのはまり込みだけなので、インナーバレルのブレ止めが困難な状況です。
全体のパーツ精度の不安を逃がせるようにしてあるので、仕方の無い部分なのでしょうが、修正しながらの組み上げになると、かなり大変な作業になるでしょう。やはり、コピーの廉価版ですね。
圧縮系はほぼ完成しています。

ピストンには最初は画像のようにシリコンチューブをはめ込んで、シリンダー内でピストンの振れを解消しようとしたのと、重量アップをついでにと思ったのですが、時間が経つと伸ばされたシリコンチューブが縮んでしまい、抵抗になってしまったので取り外しました。
今回、ブレーキロッドはワンオフ品なので画像補正無しで公開ですが、詳細説明は致しません。素材はスチールで製作してあります。効能は想像にお任せ致します。
シリンダーとシリンダーヘッドですが、純正品(真鍮製の方)はかしめで取り付けられているので加工に不向きな為、パーツの入れ替えです。ただ、KMの物はシリンダー容積がPSG-1より少なくなるので、バレル長との合わせが大変になります。給排気で細工を施します。理屈は1月15日のVSRの記事を参考にしてください。
スプリングは電動ガンで言うと、150%程度の物を仕様し、スプリングガイドに増圧兼クッションダンパーでパワー調整していきます。
エアロスが無ければ、0.2g~0.3gのBB弾での初速の落ち幅は10~15m/sで収まってしまいます。エアロスがあると、ロスの状態によりけりですが20m/s以上になります。ちなみに、純正状態では30m/sぐらいでしたが、HOPを適正位置だろうと思える調整位置だと50m/sくらい差がでました。
あと、もうちょっとで完成ですが、少し時間が掛かりそうです・・・。
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