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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年07月10日

よくある、AKシリーズのトラブル

 CONBAT DOLL の店主です。

 パソコンが使えるって、いいですね。日常が戻って来ました。

 今回はメンテナンス関係ですが、マルイ純正タイプのセレクタープレートでの「よくあるトラブル」です。

 トリガーを引いても動かない、でも動く時もある。撃っている最中に止まってしまう等、接触不良でのトラブルのご紹介です。

 当店のPC環境がそうだったから、このネタと言う訳ではありません。たまたま、タイミング良く修理依頼を頂いただけでなんです(笑)

 さて、実際のケースとしては、コネクター(本体、バッテリー)・ヒューズ・モーター・スイッチ・セレクターの順で疑います。

 今回、症状としては「フルオートで撃っている最中に止まってしまう」と言うお話でしたので、真っ先にヒューズを疑い、モーター・スイッチ・セレクターの順でチェックしました。

 ヒューズは問題無し、モーターもブラシやコミュレーターをチェックしましたが、綺麗なもんでした。

 スイッチは、感触的には問題無しだったのですが、カーボンの付着も考えられるので、分解整備に入ります。

 スイッチのカーボンの付着がわずかだったので、残ったセレクターしかありません。



 セレクタープレートを外してみると、案の定でした。

 端子の接触タイミングが揃っていないと、遅れて接触する端子側でスパークが発生してしまい、カーボンの付着と共に溶けて(スパークの元)しまう状況になります。

 本来、交換が望ましいのですが、タイミングを合わせないと同じ事になってしまうので、現状のパーツで調整します。


 (画像がボケ気味で、申し訳ありません)

 調整は2箇所。
 セレクタープレート側の端子部分は、付着したカーボンを落として、端子の上下を反転させて付け直しです。これで、綺麗な部分が接触位置になってくれるので、当分は問題ありません。
 もう一つは、スイッチブロック側の端子で、こちらもカーボンを落としますが、反転はできません。接触が早くなるように、変形させて位置調整します。酷く消耗してしまっているようなら、交換しかありませんが、まだ行けるので、クリーニングと変形での対応で十分です。
 それぞれ、ハンダを使って補修する場合もありますが、その時はステンレス用の物を使うのをお勧め致します。



 補修後の画像ですが、上側の端子が弓なりになっているのが解ると思います。
 実際に、スライドさせて、接触のタイミングを見て、変形の度合いを調整します。

 これで、調整が完了します。スイッチの接触部分が減ってしまい、隙間ができて、接触不良になっていた訳ですね。
 他の機種でも起こる場合もありますが、AKシリーズでは良く見られます。コードの取り回しの関係で端子部分にねじれが出やすい為に、位置がズレやすくなります。クルツもなり易いですね。
 Ver2はスイッチブロックがネジ止めされるのと、コードの逃がしに無理が無いのでなり難いという状態です。

 ゴテゴテしたカスタム記事ではありませんが、意外と直面し易いトラブルですので、参考になればと思います。


 COMBAT DOLL 店主 中根

  7月21日 奥山デイズにて定例会レギュレーション)あり
  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 
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Posted by コンバットドール  at 21:27Comments(2)電動修理メンテナンスSTD