2012年11月30日

スコープ調整(レベル)

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は良くご相談のある、「弾が曲がって飛んで行くんだけど・・・」について、ご紹介致します。

 最近のエアガンはHOPアップが付いているのが当たり前で、その分飛距離が増大しています。

 HOPアップで飛距離が出るのは、BB弾の縦回転による浮力の増加で成し遂げられます。


 と、言う事は、エアガンを斜めに構えてしまうと弾道は曲がって行ってしまいます。


 下の画像をご覧下さい。

スコープ調整(レベル)
 マルイ製 M14SOCOM です。 マウントベースも純正品です。

 画像のように、3箇所でレベルを確認してみます。

 フロントマウントベースを基準にしているのは、マルイの純正品は、フレームの一部として設計されているので、設計上センターが取られていると仮定できるからです。実際にはチャンバーの位置やインナーバレルのはまり込みを確認して修正を行うのがベストです。かなり、手間の掛かる作業になります。

 で、それぞれのレベルの確認です。

スコープ調整(レベル)

 ご覧の様に、マウントベースはメーカー純正品であるのに傾いて取り付けられています。通常に取り付いてはいるのですが、リアサイト付近の固定の際、微調整がされきれていません。

 そしてスコープも傾いて取り付けられています。

 実際、スコープでレティクルを基準に構えてしまう為、この銃の場合、発射されたBB弾は左に曲がって飛んで行ってしまいます。

 銃を垂直に構えられなければ、傾いた方向に曲がって飛んでしまう訳です。

 今回の例の様に、スコープが付いていると、説明が楽なのですが、オープンサイトの場合は、使用者の癖もありますので、説明をしても、理解し難い状況なんですね。

 サバイバルゲーム中にレベルを確認する方法があるとすれば、地平線や水平線がある場所なら可能かもしれませんが、通常なら、水平儀を使用するしかないでしょう。
 専用品は、なかなか良いお値段で販売されておりますので、実際にお目にかかる機会も少ないと思います。

スコープ調整(レベル)

 僕が使っている物は、お手製の物ですが、部材の金額だけなら3000円くらいです。こいつのおかげで、命中率は大幅アップしたのも確かですね。

 最近のレンジアップされたチューニングの物は、HOPのかかり方での飛距離アップですので、本体の調整や確認をしておくと、実際の飛距離や命中率に大きく差がでます。

 フルオートで撃っている分には、弾道を見て、構えを無意識に調整してしまうのですが、スナイパーとして一発必中を考えると、レベル取りは重要な要素になります。

 みなさんのご参考になれば幸いですね。

 COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00 
  定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です

 スコープ調整(レベル)




同じカテゴリー(DOLLカスタム)の記事画像
電動ハンドガン チューニング例
MAGPLL PTS MASADA CQB
次世代 M4 CQB-R レンジアップ「山」 廉価版
次世代 M4 SOPMOD レンジアップ「山」
マルイ 次世代 DEVGRUカスタム HK416D ノズル破損 補足
マルイ 次世代 DEVGRUカスタム HK416D トラブルシュート
同じカテゴリー(DOLLカスタム)の記事
 電動ハンドガン チューニング例 (2015-03-31 20:00)
 MAGPLL PTS MASADA CQB (2015-03-10 20:00)
 次世代 M4 CQB-R レンジアップ「山」 廉価版 (2014-11-07 20:00)
 次世代 M4 SOPMOD レンジアップ「山」 (2014-11-06 20:00)
 マルイ 次世代 DEVGRUカスタム HK416D ノズル破損 補足 (2014-09-15 23:59)
 マルイ 次世代 DEVGRUカスタム HK416D トラブルシュート (2014-09-14 23:59)

Posted by コンバットドール  at 20:00 │Comments(0)DOLLカスタム共通メンテ・カスタム

<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。