2014年04月08日
G36C 「林の壱式」 サイレントチューン Xabier仕様
COMBAT DOLL の店主です。
本日はアップが遅くなってしまいました。
内容もサラッとになってしまいますが、肝になるメカボックス部分のみになってます。
インナーバレルはKM TNバレルの旧型(HOP切り欠きの違い)が装着された、スタンダードタイプの電動ガンです。
今回は地元ブランドのXabierパーツを使用したチューニングです。

(Xabier コントラスプリング と エアダンパーピストンヘッド)

メカボックスの内部自体は最低限のパーツ交換で抑えます。
軸受けはガタがきていたので、システマ製オイルレスメタルへの交換。ギアは純正でシム調整のみ。
ギアへのグリスアップは、スプリングに付属しているものを使用しています。
シリンダーも純正品の穴あきをクリーニング及び、グリスアップ。シリンダーグリスはXabier製イエローグリス。

ピストンも純正品からヘッドを交換して使用です。
Xabierエアダンパーピストンヘッドは、スラストベアリングを、ピストン側へWフィードして使用します。
重量増加の圧縮比の安定した確保が目的です。
余談ですが、昔に軽量化が流行った頃があったのですが、スプリングのレートを上げないと圧縮比が安定せず、初速が不安定になるという欠点がありましたので、当店はピストンの重量バランスには拘りがあります。あまり軽いと、圧縮エアに跳ね返されてしまいますので、高レートのスプリングを使用するハイサイクルなら、軽量化メリットもあるのですが、やはりバランスが重要になりますね。
余談でした・・・
で、重量増加による、ピストンスピードの減速と、エアダンパー効果による減速とで、ギアとピストンの噛み合せが狂っても対処できるように、ピストンのラックギアの一部を低くカットして、前進の遅れたピストンにギアが噛み合わさるように加工調整しています。

今回のG36Cのシリンダーヘッドのノズル内径は、ちょっと小さ目で、バリ落し程度では、ロッドが入りきりませんでした。ロッドのボールヘッド部分は4.8mmで、製品ムラは無かったのですが、ノズル内径が4.7mmしかなかったので、必要サイズと奥行きに加工調整が必要でした。
マルイ純正品ですが、許容内径誤差は大きく取られている部分だと思いますので、仕方が無い部分でしょう。カスタムヘッドに交換するのも勿体無いので、加工して使用しています。
加工する環境の無い方は、Laylax製のシリンダーヘッドへの交換で対処できますので、そちらをご使用ください。その際は、同社のノズルに交換してくださいね。
そして、今回は試しにやってみたのが・・・

純正スプリングガイドを、シャフト径を細くして、使用することです。
スラストベアリングをWフィードする事を優先に考えてやっていた所、ショート加工するのに都合の良いVer3用のガイドが、手持ちで無かったこともあり、物は試しと言う事で加工してみました。
方法はお見せできませんが、ボール盤とカッターで加工してあります。良い子は真似をしてはいけない使い方をしておりますので、ご了承ください(笑)
実際には、樹脂製の方が、振動の伝達も少なくなりますので、消音化には貢献できます。
メカボックスでの動作音も、シム調整とガイドの素材、エアダンパーによる振動の軽減で、かなり静かになっています。
ただ、発射音に関しては、短いインナーバレル(G36C 247mm)ですので、圧縮されたエアの膨張音が「パチンッ!」と聞こえるようになります。サイレンサー等の追加装備で、高音域は消されてくれますので、実際のゲーム使用状況(サイレンサー装備)ではかなり静かになりました。
隠密行動の好きなクライアント様に、十分満足頂いたチューニングになりました。
メンテナンスとして、劣化したHOPチャンバーパッキンを、システマ製のHOPパッキンに交換したのが、追加装備と言った状況です。
KM製のバレルと、今回のチューニングで、93m/s(適正HOP)くらいになってますので、ちょうど使い易いあたりになっています。
クライアント様、キャラクターに合ったチューニングにできましたので、宜しくご活用くださいませ!(笑)
COMBAT DOLL 店主 中根
奥山デイズにて定例会(レギュレーション)次回 5月下旬見込み
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です

本日はアップが遅くなってしまいました。
内容もサラッとになってしまいますが、肝になるメカボックス部分のみになってます。
インナーバレルはKM TNバレルの旧型(HOP切り欠きの違い)が装着された、スタンダードタイプの電動ガンです。
今回は地元ブランドのXabierパーツを使用したチューニングです。

(Xabier コントラスプリング と エアダンパーピストンヘッド)

メカボックスの内部自体は最低限のパーツ交換で抑えます。
軸受けはガタがきていたので、システマ製オイルレスメタルへの交換。ギアは純正でシム調整のみ。
ギアへのグリスアップは、スプリングに付属しているものを使用しています。
シリンダーも純正品の穴あきをクリーニング及び、グリスアップ。シリンダーグリスはXabier製イエローグリス。

ピストンも純正品からヘッドを交換して使用です。
Xabierエアダンパーピストンヘッドは、スラストベアリングを、ピストン側へWフィードして使用します。
重量増加の圧縮比の安定した確保が目的です。
余談ですが、昔に軽量化が流行った頃があったのですが、スプリングのレートを上げないと圧縮比が安定せず、初速が不安定になるという欠点がありましたので、当店はピストンの重量バランスには拘りがあります。あまり軽いと、圧縮エアに跳ね返されてしまいますので、高レートのスプリングを使用するハイサイクルなら、軽量化メリットもあるのですが、やはりバランスが重要になりますね。
余談でした・・・
で、重量増加による、ピストンスピードの減速と、エアダンパー効果による減速とで、ギアとピストンの噛み合せが狂っても対処できるように、ピストンのラックギアの一部を低くカットして、前進の遅れたピストンにギアが噛み合わさるように加工調整しています。

今回のG36Cのシリンダーヘッドのノズル内径は、ちょっと小さ目で、バリ落し程度では、ロッドが入りきりませんでした。ロッドのボールヘッド部分は4.8mmで、製品ムラは無かったのですが、ノズル内径が4.7mmしかなかったので、必要サイズと奥行きに加工調整が必要でした。
マルイ純正品ですが、許容内径誤差は大きく取られている部分だと思いますので、仕方が無い部分でしょう。カスタムヘッドに交換するのも勿体無いので、加工して使用しています。
加工する環境の無い方は、Laylax製のシリンダーヘッドへの交換で対処できますので、そちらをご使用ください。その際は、同社のノズルに交換してくださいね。
そして、今回は試しにやってみたのが・・・

純正スプリングガイドを、シャフト径を細くして、使用することです。
スラストベアリングをWフィードする事を優先に考えてやっていた所、ショート加工するのに都合の良いVer3用のガイドが、手持ちで無かったこともあり、物は試しと言う事で加工してみました。
方法はお見せできませんが、ボール盤とカッターで加工してあります。良い子は真似をしてはいけない使い方をしておりますので、ご了承ください(笑)
実際には、樹脂製の方が、振動の伝達も少なくなりますので、消音化には貢献できます。
メカボックスでの動作音も、シム調整とガイドの素材、エアダンパーによる振動の軽減で、かなり静かになっています。
ただ、発射音に関しては、短いインナーバレル(G36C 247mm)ですので、圧縮されたエアの膨張音が「パチンッ!」と聞こえるようになります。サイレンサー等の追加装備で、高音域は消されてくれますので、実際のゲーム使用状況(サイレンサー装備)ではかなり静かになりました。
隠密行動の好きなクライアント様に、十分満足頂いたチューニングになりました。
メンテナンスとして、劣化したHOPチャンバーパッキンを、システマ製のHOPパッキンに交換したのが、追加装備と言った状況です。
KM製のバレルと、今回のチューニングで、93m/s(適正HOP)くらいになってますので、ちょうど使い易いあたりになっています。
クライアント様、キャラクターに合ったチューニングにできましたので、宜しくご活用くださいませ!(笑)
COMBAT DOLL 店主 中根
奥山デイズにて定例会(レギュレーション)次回 5月下旬見込み
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です