2014年04月20日
FETとLi-Poバッテリー再確認
COMBAT DOLL の店主です。
ちょっと、作業が詰まっておりまして、当ブログもアップが不安定になっていますが、ご了承ください。
現状、行っているオーダー品でのスイッチ部分の負荷が大きく、FETのスペックでの調整に手こずっており、電池の部分を再度、お勉強です。
まず、FETですが、
長所
トリガースイッチでの接点の、接点接触時のスパークによる損耗が軽微にできる。
モーターへバッテリーの電力がバイパス通電により、最低限のロスで供給される事で燃費の向上、連射速度が向上する等が上げられる。
短所
半導体を使用した精密回路であり、静電気、衝撃、発熱に弱く、負荷増大による発熱での焼き付きが起こると、回路はつながったままになり、トリガーを離しても動き続け、場合によっては発火してしまう。
通電の際の負荷が、モーターのブラシに集中してしまうので、モーターの消耗が早くなる。

(過去記事より)
と言った代物です。個人的には、トラブル時のリスクを考えると、お勧めしていない状況です。
モーターやバッテリーの性能、スプリングの強さやギア比による負荷を考慮に入れて、FETのスペックを設定するのが普通です。
今回のアイテムは、P-90やAUGのスイッチと同タイプの、フルオートの場合はバイパス通電されるモデルで、スイッチ部分のスパーク現象も大きく、セレクタープレートも存在しないので、モーター作動時でもブラシ部分のスパークが非常に大きい状況です。
電気的トラブルの可能性が大きいタイプになりますので、Li-Poバッテリーの安全性確保に不安があり、改めてバッテリーのスペックを確認した状況です。
参考に見させてもらったのは、
「Wikipedia」
狭義のポリマー電池は、電解質に重合体(ポリマー)を使用したものである。広義のポリマー電池とは電解質以外にも、負極・正極の活物質に導電性高分子などを用いたものも含まれる。電解質にポリエチレンオキシドやポリフッ化ビニリデンからなるポリマーに電解液を含ませてゲル化したものであり、本質的にはリチウムイオン二次電池と変わりはない。しかしながら、電解質が準固体状態であるため、液漏れしにくいという利点がある。形状の柔軟性などを謳う場合もあるが、ポリマーを使ったというよりも、単に外装容器として缶ではなくアルミラミネート袋を用いているためであるともいえる。

(過去記事より)

(過去記事より)
他の方式の二次電池に比べて軽量で、メモリー効果がなく、自由な形状に作られるため普及が進んでいる。
但し、非常にデリケートでもある。過放電(1セル=約2.8V以下)になると充電が二度とできなくなる。(文献によっては2.6V以下)
過充電、過放電は禁物である。保管時には過放電にならない程度に放電しておくことが望ましい。充電状態で保管すると内部短絡等で発火する可能性がある。パッケージが外部の衝撃を吸収する構造ではない為、折り曲げたり強い衝撃を受けたりすると内部が短絡する可能性がある。内部が短絡した状態で充放電を行うと最悪の場合発火、炎上する可能性がある。
(本文 一部転載)
それと、こちら
「上村メカトロニクス株式会社」 http://www.uemura-mechatronics.com/technical-lipo.html
です。
解り易い説明文で、非常に参考になりました。電動ガン用の物ではありませんので、ご了承ください。
使用済み電池の捨て方など、処分方法も記載されていますので、参考にして頂ければと思います。
FETもLi-Poバッテリーも発火リスクを背負っている物ですが、使い方を間違わなければ問題は少なくなります。
今回は、自身に電気回路の知識が少ない為に、再度、勉強の為の記録投稿です。
通電させるコードのゲージ数や、FETのスペック、バッテリー状況など、確認の上での参考資料の書き留めになります。
Li-Poバッテリーの使用状況として、50%を切ったら、新しい物と交換して使用する事が、無難だという事は確実です。
トラブルを避ける為には、余裕を持ったご使用方法でお願い致します。
COMBAT DOLL 店主 中根
奥山デイズにて定例会(レギュレーション)次回 5月下旬見込み
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です
ちょっと、作業が詰まっておりまして、当ブログもアップが不安定になっていますが、ご了承ください。
現状、行っているオーダー品でのスイッチ部分の負荷が大きく、FETのスペックでの調整に手こずっており、電池の部分を再度、お勉強です。
まず、FETですが、
長所
トリガースイッチでの接点の、接点接触時のスパークによる損耗が軽微にできる。
モーターへバッテリーの電力がバイパス通電により、最低限のロスで供給される事で燃費の向上、連射速度が向上する等が上げられる。
短所
半導体を使用した精密回路であり、静電気、衝撃、発熱に弱く、負荷増大による発熱での焼き付きが起こると、回路はつながったままになり、トリガーを離しても動き続け、場合によっては発火してしまう。
通電の際の負荷が、モーターのブラシに集中してしまうので、モーターの消耗が早くなる。

(過去記事より)
と言った代物です。個人的には、トラブル時のリスクを考えると、お勧めしていない状況です。
モーターやバッテリーの性能、スプリングの強さやギア比による負荷を考慮に入れて、FETのスペックを設定するのが普通です。
今回のアイテムは、P-90やAUGのスイッチと同タイプの、フルオートの場合はバイパス通電されるモデルで、スイッチ部分のスパーク現象も大きく、セレクタープレートも存在しないので、モーター作動時でもブラシ部分のスパークが非常に大きい状況です。
電気的トラブルの可能性が大きいタイプになりますので、Li-Poバッテリーの安全性確保に不安があり、改めてバッテリーのスペックを確認した状況です。
参考に見させてもらったのは、
「Wikipedia」
狭義のポリマー電池は、電解質に重合体(ポリマー)を使用したものである。広義のポリマー電池とは電解質以外にも、負極・正極の活物質に導電性高分子などを用いたものも含まれる。電解質にポリエチレンオキシドやポリフッ化ビニリデンからなるポリマーに電解液を含ませてゲル化したものであり、本質的にはリチウムイオン二次電池と変わりはない。しかしながら、電解質が準固体状態であるため、液漏れしにくいという利点がある。形状の柔軟性などを謳う場合もあるが、ポリマーを使ったというよりも、単に外装容器として缶ではなくアルミラミネート袋を用いているためであるともいえる。

(過去記事より)

(過去記事より)
他の方式の二次電池に比べて軽量で、メモリー効果がなく、自由な形状に作られるため普及が進んでいる。
但し、非常にデリケートでもある。過放電(1セル=約2.8V以下)になると充電が二度とできなくなる。(文献によっては2.6V以下)
過充電、過放電は禁物である。保管時には過放電にならない程度に放電しておくことが望ましい。充電状態で保管すると内部短絡等で発火する可能性がある。パッケージが外部の衝撃を吸収する構造ではない為、折り曲げたり強い衝撃を受けたりすると内部が短絡する可能性がある。内部が短絡した状態で充放電を行うと最悪の場合発火、炎上する可能性がある。
(本文 一部転載)
それと、こちら
「上村メカトロニクス株式会社」 http://www.uemura-mechatronics.com/technical-lipo.html
です。
解り易い説明文で、非常に参考になりました。電動ガン用の物ではありませんので、ご了承ください。
使用済み電池の捨て方など、処分方法も記載されていますので、参考にして頂ければと思います。
FETもLi-Poバッテリーも発火リスクを背負っている物ですが、使い方を間違わなければ問題は少なくなります。
今回は、自身に電気回路の知識が少ない為に、再度、勉強の為の記録投稿です。
通電させるコードのゲージ数や、FETのスペック、バッテリー状況など、確認の上での参考資料の書き留めになります。
Li-Poバッテリーの使用状況として、50%を切ったら、新しい物と交換して使用する事が、無難だという事は確実です。
トラブルを避ける為には、余裕を持ったご使用方法でお願い致します。
COMBAT DOLL 店主 中根
奥山デイズにて定例会(レギュレーション)次回 5月下旬見込み
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です