2012年09月22日
ArrowDynamic製 B.A.R. メンテナンス
COMBAT DOLL の店主です。
今回は、飛び込みできた最近発売の中華ガンです。
ArrowDynamic製 B.A.R. ですね。割り込みでアップ致します。

すでに、仕上げ直されたボディーです。この方の仕上げはスゴイ!!
いつも見惚れてしまいますね。まるで、鉄の様に見えますがアルミ製です。
お話では、初速が60m/sくらいしか出ていないと言う事でチェックですが、機関部とボディーのみの持ち込みでしたので、初期状態の確認はできませんでした。
メカボックスがモーター付きのアッセンなので、作動させ、吐出チェックです。
顔面にエアを受けるのですが、マルイのノーマル程度の吐出はありました。
次に、チャンバーとボックスを手で押さえながら、初速チェックしたところ80m/s台中盤あたりが、ボックスのスペックでした。やはり、マルイのノーマル程度の初速は出ます。
とすれば、ボディーとメカボックスとチャンバーの固定位置の関係でエアロスが生じている筈です。
ボディーに仮組みして、チェックですが、お話の通り、初速は60m/s弱でヘロヘロです。
とりあえず、メカボックスのメンテナンスです。
油がギトギトで、すぐにクリーニングに入ってしまたので、画像を取り忘れましたが、黄色っぽい、鉱物系グリスでベタベタでした。緑のやつよりはマシでしたね。

クリーニング後の画像です。
シリンダーがマルイの穴あきだったので、フルストロークのマルイ純正品に交換。
チャンバーパッキンとピストンヘッドのOリングが、油で侵されているので、マルイ純正品と交換。
シムがプレス抜きの際、お椀型に変形させられたものが付いていたので、Laylax製のシムセットを使って、再調整です。軸受けはベアリングなのですが・・・

ベアリング部分が、シムより小径なのは普通なのですが、当たり面がフランジ部分と高さが同じな為、シムの調整自体はシビアにできませんでした。ギリギリにすると、シムがフランジに接触して抵抗になります。そうすると、ベアリングの意味が無くなってしまいますので、遊びは仕方が無い状況です。
スプリングガイドには、増圧兼クッションダンパーを仕込み、フルストロークで6つ穴ピストンヘッドでは押し負けてしまう、付属のスプリングのレートに合わせて調整します。これで、95m/sくらいになる筈です。

ノズルを1mmくらい長い物に変更し、タぺットプレートに固定し、次世代のノズルカットと同様にしておきます。
チャンバーとの相性が悪そうなので、機密が取れるように長くし、給弾ができるように削った訳です。
で、メカボックスを用意してから、ボディーチェックですね。
リアサイトの固定ネジが、本体内まで出過ぎていて、メカボックスに干渉していました。
もう一箇所ですが、チャンバー位置が少し、銃口側に逃げているので、固定の際は本体側に押し付けた状態でネジで固定します。(実際、ここだけで初速は10m/s上がりました)
干渉箇所を調整加工して、仮組みして弾速チェックしたところ、95m/s前後になり、本来のスペックが引き出せたようです。
あとは、残りの部品を持参して頂いて、組み上げのチェックですね。
最近の中華ガンも4万円台以上のものは、できも良く、メンテナンス程度のチューンで良くなってくれる物が多いようです。ただ、当たり外れはあるのでしょうけど・・・。
古い銃ばかりの記事で、最近の物がアップできたのは助かりましたね。
次回も宜しくお願い致します。
COMBAT DOLL 店主 中根
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です
今回は、飛び込みできた最近発売の中華ガンです。
ArrowDynamic製 B.A.R. ですね。割り込みでアップ致します。

すでに、仕上げ直されたボディーです。この方の仕上げはスゴイ!!
いつも見惚れてしまいますね。まるで、鉄の様に見えますがアルミ製です。
お話では、初速が60m/sくらいしか出ていないと言う事でチェックですが、機関部とボディーのみの持ち込みでしたので、初期状態の確認はできませんでした。
メカボックスがモーター付きのアッセンなので、作動させ、吐出チェックです。
顔面にエアを受けるのですが、マルイのノーマル程度の吐出はありました。
次に、チャンバーとボックスを手で押さえながら、初速チェックしたところ80m/s台中盤あたりが、ボックスのスペックでした。やはり、マルイのノーマル程度の初速は出ます。
とすれば、ボディーとメカボックスとチャンバーの固定位置の関係でエアロスが生じている筈です。
ボディーに仮組みして、チェックですが、お話の通り、初速は60m/s弱でヘロヘロです。
とりあえず、メカボックスのメンテナンスです。
油がギトギトで、すぐにクリーニングに入ってしまたので、画像を取り忘れましたが、黄色っぽい、鉱物系グリスでベタベタでした。緑のやつよりはマシでしたね。

クリーニング後の画像です。
シリンダーがマルイの穴あきだったので、フルストロークのマルイ純正品に交換。
チャンバーパッキンとピストンヘッドのOリングが、油で侵されているので、マルイ純正品と交換。
シムがプレス抜きの際、お椀型に変形させられたものが付いていたので、Laylax製のシムセットを使って、再調整です。軸受けはベアリングなのですが・・・

ベアリング部分が、シムより小径なのは普通なのですが、当たり面がフランジ部分と高さが同じな為、シムの調整自体はシビアにできませんでした。ギリギリにすると、シムがフランジに接触して抵抗になります。そうすると、ベアリングの意味が無くなってしまいますので、遊びは仕方が無い状況です。
スプリングガイドには、増圧兼クッションダンパーを仕込み、フルストロークで6つ穴ピストンヘッドでは押し負けてしまう、付属のスプリングのレートに合わせて調整します。これで、95m/sくらいになる筈です。

ノズルを1mmくらい長い物に変更し、タぺットプレートに固定し、次世代のノズルカットと同様にしておきます。
チャンバーとの相性が悪そうなので、機密が取れるように長くし、給弾ができるように削った訳です。
で、メカボックスを用意してから、ボディーチェックですね。
リアサイトの固定ネジが、本体内まで出過ぎていて、メカボックスに干渉していました。
もう一箇所ですが、チャンバー位置が少し、銃口側に逃げているので、固定の際は本体側に押し付けた状態でネジで固定します。(実際、ここだけで初速は10m/s上がりました)
干渉箇所を調整加工して、仮組みして弾速チェックしたところ、95m/s前後になり、本来のスペックが引き出せたようです。
あとは、残りの部品を持参して頂いて、組み上げのチェックですね。
最近の中華ガンも4万円台以上のものは、できも良く、メンテナンス程度のチューンで良くなってくれる物が多いようです。ただ、当たり外れはあるのでしょうけど・・・。
古い銃ばかりの記事で、最近の物がアップできたのは助かりましたね。
次回も宜しくお願い致します。
COMBAT DOLL 店主 中根
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です