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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年09月26日

サンプロ M40XB カスタム チューンナップ その4

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は、「サンプロM40XB」の最終のサイト調整です。

 クライアント様から、スコープとマウントを持参して頂き、装着です。



 が・・・ これって!?

 「SCHMIDT & BENDER」made in Germany



 実物最高峰だと思われる、スペシャルアイテムですよ!!



 フォーカスも50m~1000m、そして無限遠・・・



 当店の15mレンジでは、ピンボケ状態ですよ!?

 4倍率が、ギリギリポイントです。


 このアイテムに見合う命中精度を考えれば、50m先で、眉間に百発百中に!・・・ 無理です、オモチャです(涙)

 流速チューン(重量弾で、高回転、高吐出)では、風の影響を受けすぎて、話になりません。
 今回のチューニングで、8割方と言った所でしょうか・・・。
 ピストンの重量アップとカップタイプからOリングタイプのピストンヘッドへの変更、トリガーシステムの変更ができれば完璧だったですね。

 現状では、風向きさえ読んでもらえれば(無風状態や見越し射撃)、0.2gで35m、0.25gで30mのヘッドショットが可能です。BB弾の精度でも大きく変わってしまいますが、市販のバイオ弾ではどのブランドもちょっと落ちますね。やはり、素材が柔らかくなるので、生産後のBB弾同士での圧縮変形があり、実射した際のバラつきが出ます。使用可能なら、旧式のプラ弾の精度の良い物がお薦めなのですが、使えないフィールドもありますので、仕方が無いところです。



 サイト調整ですが、実銃と違い、HOPの縦回転がありますので、チャンバーとスコープとの垂直同期は重要です。傾いて乗せてしまえば、傾きに合わせて弾道が逸れて行きます。
 当店では、画像の様にパラコードに錘を吊るして垂直ラインを把握し、スコープの縦軸と同調させてから、軽量弾で強めのHOPをかけて、確認します。もちろん、チャンバーがレシーバーと比較して傾いている場合もありますので、その時は組み直しです。このM40は、バレルのチャンバーへのホールドが、基準位置の無いタイプでしたので、組み直しは大変です。今回は慎重に組んで行きましたので、修正無しで行けました。

 実際のゲームでは、垂直を確認する方法としては、レベル(水平儀)を取り付ける以外にはありませんので、なかなかそこまでの方はいらっしゃいませんが、ちゃんと垂直が取れた際の弾の伸びは飛躍的にアップ致します。市販の簡単な物をDIY等で購入して試して頂ければ、ハッキリ解かりますよ。マウントレールに乗せて確認して頂ければ良いですね。

 このM40は、トリガーが重くなってしまうシステムなので、トリガーの引きブレやフォームでの手ブレがなければ、イーグルフォースの0.25gバイオ弾で、銃口より、12m先のパラコードに10発中5発は当てられます。画像のオレンジ色のメダルは直径3cmですが、10発10中です。

 スコープの性能には追いつきませんが、それなりの精度までは出せたと思っています。

 これだけのスコープが乗るのなら、極限まで詰めても良いアイテムですね。スコープの10分の1まで掛けなくても良い所まではきてますのでね。ただ、トリガーシステムが高くなっちゃうかな?

 何にしても、スゴイ物を拝ませて頂きました。

 クライアント様、目の保養をありがとうございました。

 実戦では、スコープに傷が付かないように、お気を付けてくださいね!?

 
  COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00 
  定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です

 

 ホームページを公開しています。宜しくお願い致します!

  


Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)エアガンカスタム