2013年05月23日
VFC バレルナット 詳細
COMBAT DOLL の店主です。
昨日の詳細です。

コツコツ加減をしながら、力任せにモンキーに打撃を加えて、ネジ部の動きを確認します。
コメントにて、専用冶具の存在を教えて下さった方がいらっしゃいましたが、当店では所持しておりませんので、原始的は方法で緩めております。

2日掛かりで、やっとナットが外せましたが、アウターバレルが抜けません!金槌の柄を使って叩きながら緩めます。根本はテーパーが付いているので、方向を変えながらコツコツ打診程度で抜けてきます。
パーツごとの個体差が結構あるようです。
吹き付けてあったCRCを拭き取り、ブレーキクリーナーで脱脂しますが、浸透してしまっている分は妥協させて頂きます。

外したナットとバレルを以前紹介した VFC M4ES スティンガー ベース レンジアップ「山」 から外した物と比較します。お譲り頂いて残っておりましたので、ちょうど良かったです。

画像の上段が以前のパーツで仕上げも違い、サイズも誤差として細身な部類のようで、奥までスコスコ入ってくれます。今回のものは、画像の通り隙間が開く状態できつくなり、後は押し込みです。ガタの心配が無いので良い状態でした。
ナットの入り込みは同じくらいの所で止まっていますので、鉄製のナットの加工誤差は少ないようです。工具の掴み位置は、後加工ですから違っているのは仕方無い部分です。内ネジと外ネジの加工誤差の確認です。
だだ、ナット内側は僅かですが錆びが浮いていたようで、塗膜の圧縮と錆びの発生で、締め込みのキツさが増したように思えます。そこにキツめのアウターバレルがインサートされていれば、ガッチリ固定される状況になったのだと思います。
分解する予定が無ければ、ガッチリ止まってくれて良い組み合わせだったと思います。
後はちょっとフレームをお借りして、G&Pのアウターバレルの基部と比較させて頂きました。

取り付けはすんなりできますが、基本寸法が違っている為、センターに固定するのが困難な状況になっています。偏芯してしまうと実射性能に問題が出てしまいますので、VFCのフレームにはVFCのアウターバレルを取り付けるのが間違いがありませんね。
意外な所で、各メーカーの個性が主張されているのが実感できました。
今回の状況で治具を教えて頂き、トレポンやVFCの一部機種でのフロント交換を行う時には必要に迫られるかもと思い、ネットにて治具を調べてみました。
どれも高額な専用ツールになってますね。ビックリしてしまいました!問題無く使用できればかなり楽になりますね。ただ、工賃に反映してしまいそうな金額なので、ちょっと悩んでしまいます。
それと、米国ブラウネルズ製の物以外は、電動ガン用のフレームでは、ちょっと怖いかなと思ったのですが、これが一番高額品だったりするんですね。トルクの負荷をどのくらい分散してくれるのかが、使ってみないとわからないので、飛びつける状況ではありませんでした。
商品説明の中で電動ガン用のフレームの場合は、トルクを掛け過ぎてしまうと破損の恐れがあるとの記述もされていますし、インサート側の治具に不安があるんですよねぇ・・・

ガスBLKやトレポンのフレームと比べると、肉厚が薄いし、メーカーでの差や個体差もあるので、余裕の無い当店では、原始的ですが確実な方法で対応して行こうと思います。その分工賃は安くなっておりますのでご了承頂きたいと思います。ちなみにこの作業は、送料別途で1500円でお引き受け致しました。
フレームに歪みをつけてしまうようなやり方はしておりませんが、レール部分には多少跡が残ります。ご了承下さい。
クライアント様、お待たせ致しました。無事外れましたので、宜しくお願い致します。
COMBAT DOLL 店主 中根
5月26日 奥山デイズにて定例会あり
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日
年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です
昨日の詳細です。

コツコツ加減をしながら、力任せにモンキーに打撃を加えて、ネジ部の動きを確認します。
コメントにて、専用冶具の存在を教えて下さった方がいらっしゃいましたが、当店では所持しておりませんので、原始的は方法で緩めております。

2日掛かりで、やっとナットが外せましたが、アウターバレルが抜けません!金槌の柄を使って叩きながら緩めます。根本はテーパーが付いているので、方向を変えながらコツコツ打診程度で抜けてきます。
パーツごとの個体差が結構あるようです。
吹き付けてあったCRCを拭き取り、ブレーキクリーナーで脱脂しますが、浸透してしまっている分は妥協させて頂きます。

外したナットとバレルを以前紹介した VFC M4ES スティンガー ベース レンジアップ「山」 から外した物と比較します。お譲り頂いて残っておりましたので、ちょうど良かったです。

画像の上段が以前のパーツで仕上げも違い、サイズも誤差として細身な部類のようで、奥までスコスコ入ってくれます。今回のものは、画像の通り隙間が開く状態できつくなり、後は押し込みです。ガタの心配が無いので良い状態でした。
ナットの入り込みは同じくらいの所で止まっていますので、鉄製のナットの加工誤差は少ないようです。工具の掴み位置は、後加工ですから違っているのは仕方無い部分です。内ネジと外ネジの加工誤差の確認です。
だだ、ナット内側は僅かですが錆びが浮いていたようで、塗膜の圧縮と錆びの発生で、締め込みのキツさが増したように思えます。そこにキツめのアウターバレルがインサートされていれば、ガッチリ固定される状況になったのだと思います。
分解する予定が無ければ、ガッチリ止まってくれて良い組み合わせだったと思います。
後はちょっとフレームをお借りして、G&Pのアウターバレルの基部と比較させて頂きました。

取り付けはすんなりできますが、基本寸法が違っている為、センターに固定するのが困難な状況になっています。偏芯してしまうと実射性能に問題が出てしまいますので、VFCのフレームにはVFCのアウターバレルを取り付けるのが間違いがありませんね。
意外な所で、各メーカーの個性が主張されているのが実感できました。
今回の状況で治具を教えて頂き、トレポンやVFCの一部機種でのフロント交換を行う時には必要に迫られるかもと思い、ネットにて治具を調べてみました。
どれも高額な専用ツールになってますね。ビックリしてしまいました!問題無く使用できればかなり楽になりますね。ただ、工賃に反映してしまいそうな金額なので、ちょっと悩んでしまいます。
それと、米国ブラウネルズ製の物以外は、電動ガン用のフレームでは、ちょっと怖いかなと思ったのですが、これが一番高額品だったりするんですね。トルクの負荷をどのくらい分散してくれるのかが、使ってみないとわからないので、飛びつける状況ではありませんでした。
商品説明の中で電動ガン用のフレームの場合は、トルクを掛け過ぎてしまうと破損の恐れがあるとの記述もされていますし、インサート側の治具に不安があるんですよねぇ・・・

ガスBLKやトレポンのフレームと比べると、肉厚が薄いし、メーカーでの差や個体差もあるので、余裕の無い当店では、原始的ですが確実な方法で対応して行こうと思います。その分工賃は安くなっておりますのでご了承頂きたいと思います。ちなみにこの作業は、送料別途で1500円でお引き受け致しました。
フレームに歪みをつけてしまうようなやり方はしておりませんが、レール部分には多少跡が残ります。ご了承下さい。
クライアント様、お待たせ致しました。無事外れましたので、宜しくお願い致します。
COMBAT DOLL 店主 中根
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営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
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年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
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