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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年02月13日

A&K PKM の続き・・・

 COMBAT DOLL の店主です。

 昨日の続きで A&K製 PKM のメカボックス内部ですね。

 今回はお客様の作業ですので、画像が無い部分もありますが、ご了承下さい。

 お馴染みの緑グリスは灯油にてギア洗浄とボックス内ふき取りをされています。
 (早々の作業でしたので、画像を取り忘れています)



 スプリングは見た目はマルイ純正(画像下側)と同等に見えますが、レート的には150%ぐらいの感じです。オーバーパワーを嫌って、マルイM14のノーマルピストンのアッセンブリーと交換して、ブレーキ兼二次加速ロッドを取り付けて効率化。シリンダーヘッドとノズルはそのまま使用。

 スプリングガイドは遊びが大きいので、マルイ純正品に交換。

 シリンダーはステンレス製なのですが、手持ちのピストンヘッドのOリングと相性が悪く交換。

 ピストンとピストンヘッドは軽量タイプで、ヘッドのみの交換もパーツが限定され、ピストンもウエイトの追加がやりづらいタイプなので交換。



 ギアピッチが若干広いのも危惧されていました。

 8㎜ベアリング軸受けが使用されており、回転もスムーズだったのですが、スパーギアに関しては、軸が曲がっているのを、補正した状態でした。



 マルイの純正品のシャフトと入れ替えです。画像は抜いた状態で撮影した物で、加工跡が解り易いと思います。
 ある意味、補正加工をしてある分だけ良心的になっていると思います。おかしなギアジャダーもありませんでしたので、そのままでも結構使えたと思います。オーナーさんは、納得が行かず、シャフトの交換に踏み切りました(交換する単品ギアが無かった為)。

 そしてシムですが・・・



 スプリングシムとでも呼ぶべきなのでなのでしょうか? プレスの際に逃げて膨らんだ状態のままの物が使用されています。上手く使えば良いのかもしれませんが、確実な所でLaylax製の物に交換して再調整です。
枚数が大きく変化しますので、現物合わせのタイト調整ですね。
 この作業は、当店でやらせて頂きました。

 モーターの位置調整は、比較的楽に決まり、組み上げて試射です。

 初速は93m/s前後で、僅かにダウンしましたが、スプリングの負荷が減った分作動もスムースです。
 スプリングガイドへダンパーを追加調整すれば、初速を元に戻す事は簡単ですが、ギリギリにはしたくないと言うオーナーさんの意向でそのままで終わる事に・・・

 ただ、チャンバーが微妙な状態(昨日の記事参照)ですので、初速に変化が出そうなので、ある程度の慣らし撃ちが終了したら再チェックが必要になると思います。

 トータル的に見ると、できの良いアイテムだと思います。 この1丁しか見ておりませんので、もしかしたらハズレ固体は苦労してしまうかもしれませんが、十分補正の効く構造です。

 今回は良い勉強をさせて頂きました。

 COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00 
  定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)A&K