2013年02月18日
艦砲榴弾 不発弾処理 IN 浜松遠州灘海岸
COMBAT DOLL の店主です。
昨日の予告通り、不発弾処理 見学の報告です。
各社、ニュース記事よりの画像を取り混ぜてのダイジェストです。

(報道記事より転載)
昨年10月に、JR工機部で不発弾発見。戦艦よりの16インチ砲砲弾と判明。
信管の撤去は、状態が確認できず、解体作業が危険と判断され、現地処理を断念。
爆破処理をする為に、計画が立てられる。
参考(JR広報より)
浜松市では92年2月、JR浜松駅前の高層ビル「アクトシティ浜松」の建築現場で見つかった不発弾処理で新幹線が30分間止まったことがある。また85年9月にも、今回のJR東海浜松工場近くで見つかった不発弾処理で新幹線や東海道線に遅れが出るなどしたことがある。しかし、今回のように移送を伴い、しかも大がかりな処理作業が行われたのは例がないという。
2013年2月17日 爆破処理

(報道記事より転載)
JR工機部より移送。AM9:00出発。交通規制や近隣避難指示など、大掛かりに安全対策を実施。
事前に施工されていた、遠州灘海岸の爆破壕に搬入される。
自衛官、警察官、消防士、市役所役員など、大勢の人員が投入されました。

(報道記事より転載)
輸送トラックより、クレーンを使って、爆破壕へ搬入。自衛官による発火装置の接続作業です。
壕の深さは10m弱になり、そこに更に6mの盛り砂で山を作ります。
海岸を使うのは、砂が爆発の衝撃を吸収する事と、周辺の安全確保がやり易い為でしょう。

(おだやかな遠州灘海岸・個人撮影)
野次馬登場です。当方は現地駐車場に到着は9:30頃で、そこから徒歩で25分くらい移動しました。
風も少なく、日差しもあって、お散歩日和です。看板犬の四つ葉も同行です。

(個人撮影)
海岸線、防波堤の歩道をひたすら西へ向かいます。そして、爆破地点から500mと思われる場所に「キープアウト」のビニールテープがありました。搬入中にむき出しで破裂した際の安全確保距離だったようです。
ウロウロしていると、親切な消防士の方が来てくれて、搬入が終わったので270mラインまで行けるということで、案内して頂けました。
270mラインにはウマが置かれて、警察官の方が待機です。ウマの向こうには警察と自衛隊の車両が確認できます。およそ、200m地点ではないかと思います。多少、お話をさせてもらって海岸へ移動です。

爆破処理が14:00頃になると言うことで、こちらものんびり待機です。西側で待機している知人S氏とメールでやりとりしながら、情報交換です。こちらからの方が、内部が見えるようで、こちらに合流となりました。画像は到着してすぐに撮影したものです。内部作業は報道記事より転載です。
この時に報道クルーは3社(TV2・研究機関1)でした。

(個人撮影)
すぐ近くに、重機オペレーター(民間企業)の方々が待機されていて、無線で連絡が入り、現場へ急ぎます。そして作業開始。
それを見ていると、自衛官の方が2名現れました。男性と女性でした。東部方面隊のマーク入り腕章を付けていました。
上空には、2機のHU-1が確認通過して行きましたが、関連性は不明です。

(個人撮影)
埋設作業の経過です。10:40頃から13:00くらいまで掛かっていました。
地下10m、マウンド6mで不発弾の上には厚さ16m分の砂が乗ります。重さはどのくらいでしょうか?
(個人撮影)
この頃からギャラリーが増え始めます。この場所では、TVクルー4社(NHK・SDT・SBS・SAtv)と研究機関1社です。一般人は、マニアの臭いは自分達からしかせず、近隣住民の方がファミリーで見学に来たりと「ほのぼの」ムードです。他は関係者である、土木業者、消防関係者、警察関係者さん達ですね。
土木業者の方から、「あれだけ埋めてあるから、山が崩れたりする事は無い筈だ。計算上は間近にいても大丈夫の予定。」だと教えて頂きました。

そして、14:00ちょうどに点火、爆破です。
「バンッ!」と言う音と共に、足元に「ズンッ!!」と言う振動が来て、煙が「モワァ~」と言う感じでした。
最初は、ある程度砂山が崩れるのかと思っていたのですが、土木業者の方から聞いていたのでがっかり感はありませんでしたが、被害が出ない様に計算された、自衛隊のお仕事は「さすがっ!」としか言いようがありません。
自分は油断していたので、立ち昇った煙が消えるくらいで撮影になり、知人S氏はタイミングバッチリに撮影。しかし、プロは機材も違います。鮮明に捉えていましたね。報道記事より転載の画像は明るさも違います。
「と〇っ〇り〇岡」のロゴの入ったウィンドウブレーカーを着たTVクルーは、終了後、ファミリーにインタビューをしていました。
当方等はこれで撤収ですが、土木関係者の方々は、これから発掘作業と埋め戻しで、今日中に終われるかどうかだと、嘆いていらっしゃいました。

(報道記事より転載)
掘り起こした破片類の画像です。報道記事より転載です。
重機オペレーターの方々は、その日の内に仕事が終われたのでしょうか・・・
こんな感じで、不発弾の爆破処理が、スムーズに行われました。
一生に一度、見れるかどうかの貴重な体験でした。
COMBAT DOLL 店主 中根
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です
昨日の予告通り、不発弾処理 見学の報告です。
各社、ニュース記事よりの画像を取り混ぜてのダイジェストです。
(報道記事より転載)
昨年10月に、JR工機部で不発弾発見。戦艦よりの16インチ砲砲弾と判明。
信管の撤去は、状態が確認できず、解体作業が危険と判断され、現地処理を断念。
爆破処理をする為に、計画が立てられる。
参考(JR広報より)
浜松市では92年2月、JR浜松駅前の高層ビル「アクトシティ浜松」の建築現場で見つかった不発弾処理で新幹線が30分間止まったことがある。また85年9月にも、今回のJR東海浜松工場近くで見つかった不発弾処理で新幹線や東海道線に遅れが出るなどしたことがある。しかし、今回のように移送を伴い、しかも大がかりな処理作業が行われたのは例がないという。
2013年2月17日 爆破処理
(報道記事より転載)
JR工機部より移送。AM9:00出発。交通規制や近隣避難指示など、大掛かりに安全対策を実施。
事前に施工されていた、遠州灘海岸の爆破壕に搬入される。
自衛官、警察官、消防士、市役所役員など、大勢の人員が投入されました。
(報道記事より転載)
輸送トラックより、クレーンを使って、爆破壕へ搬入。自衛官による発火装置の接続作業です。
壕の深さは10m弱になり、そこに更に6mの盛り砂で山を作ります。
海岸を使うのは、砂が爆発の衝撃を吸収する事と、周辺の安全確保がやり易い為でしょう。
(おだやかな遠州灘海岸・個人撮影)
野次馬登場です。当方は現地駐車場に到着は9:30頃で、そこから徒歩で25分くらい移動しました。
風も少なく、日差しもあって、お散歩日和です。看板犬の四つ葉も同行です。
(個人撮影)
海岸線、防波堤の歩道をひたすら西へ向かいます。そして、爆破地点から500mと思われる場所に「キープアウト」のビニールテープがありました。搬入中にむき出しで破裂した際の安全確保距離だったようです。
ウロウロしていると、親切な消防士の方が来てくれて、搬入が終わったので270mラインまで行けるということで、案内して頂けました。
270mラインにはウマが置かれて、警察官の方が待機です。ウマの向こうには警察と自衛隊の車両が確認できます。およそ、200m地点ではないかと思います。多少、お話をさせてもらって海岸へ移動です。
爆破処理が14:00頃になると言うことで、こちらものんびり待機です。西側で待機している知人S氏とメールでやりとりしながら、情報交換です。こちらからの方が、内部が見えるようで、こちらに合流となりました。画像は到着してすぐに撮影したものです。内部作業は報道記事より転載です。
この時に報道クルーは3社(TV2・研究機関1)でした。
(個人撮影)
すぐ近くに、重機オペレーター(民間企業)の方々が待機されていて、無線で連絡が入り、現場へ急ぎます。そして作業開始。
それを見ていると、自衛官の方が2名現れました。男性と女性でした。東部方面隊のマーク入り腕章を付けていました。
上空には、2機のHU-1が確認通過して行きましたが、関連性は不明です。
(個人撮影)
埋設作業の経過です。10:40頃から13:00くらいまで掛かっていました。
地下10m、マウンド6mで不発弾の上には厚さ16m分の砂が乗ります。重さはどのくらいでしょうか?
(個人撮影)
この頃からギャラリーが増え始めます。この場所では、TVクルー4社(NHK・SDT・SBS・SAtv)と研究機関1社です。一般人は、マニアの臭いは自分達からしかせず、近隣住民の方がファミリーで見学に来たりと「ほのぼの」ムードです。他は関係者である、土木業者、消防関係者、警察関係者さん達ですね。
土木業者の方から、「あれだけ埋めてあるから、山が崩れたりする事は無い筈だ。計算上は間近にいても大丈夫の予定。」だと教えて頂きました。
そして、14:00ちょうどに点火、爆破です。
「バンッ!」と言う音と共に、足元に「ズンッ!!」と言う振動が来て、煙が「モワァ~」と言う感じでした。
最初は、ある程度砂山が崩れるのかと思っていたのですが、土木業者の方から聞いていたのでがっかり感はありませんでしたが、被害が出ない様に計算された、自衛隊のお仕事は「さすがっ!」としか言いようがありません。
自分は油断していたので、立ち昇った煙が消えるくらいで撮影になり、知人S氏はタイミングバッチリに撮影。しかし、プロは機材も違います。鮮明に捉えていましたね。報道記事より転載の画像は明るさも違います。
「と〇っ〇り〇岡」のロゴの入ったウィンドウブレーカーを着たTVクルーは、終了後、ファミリーにインタビューをしていました。
当方等はこれで撤収ですが、土木関係者の方々は、これから発掘作業と埋め戻しで、今日中に終われるかどうかだと、嘆いていらっしゃいました。
(報道記事より転載)
掘り起こした破片類の画像です。報道記事より転載です。
重機オペレーターの方々は、その日の内に仕事が終われたのでしょうか・・・
こんな感じで、不発弾の爆破処理が、スムーズに行われました。
一生に一度、見れるかどうかの貴重な体験でした。
COMBAT DOLL 店主 中根
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です