2013年02月06日
カスタムガン試射 奥山デイズ 続き・・・
COMBAT DOLL の店主です。
昨日に引き続き、試射の報告です。
50mターゲットに対しての試射ですが、特殊アイテム的な要素のガンばかりですので、ご了承下さい。
ほぼ無風に近い状態での検証です。今回は弾道の概略図は製作しておりません。前日の図でイメージして頂ければ幸いです(結構大変なのでゴメンナサイ!)。
まずは検証待ちになっていた、KTW 九九式狙撃銃 ですが、現在メーカー廃盤ですね・・・。

オフセットされた2.5倍スコープは、構え辛い、覗き辛いの逸品です。
実際、僕自身スコープは飾り扱いになっていますが、今回は検証の為調整してあります。
概要は1月29日のミリブロを参考にして下さい。
インナーバレル長は約500㎜です。内径は6.05㎜だと思われます。
追加加工自体は、チャンバーパッキンのフチをテーピングして膨らんだ時のエアロスを無くす事で改善されましたが、完全ではありません。
HOPもきつくなり、0.25gのBB弾では、40m付近から浮き始め、落下地点は55m付近になりました。スコープで確認すると、上昇は1mくらいありそうで、0.28gのBB弾が適正の仕様になってしまいました。
0.28gなら、45m付近からの上昇50cmくらいで、落下地点は60m付近になります。
ターゲットへの命中は、0.25gの場合は山越えしてしまうので、50cmくらい下を狙って命中します。0.28gの場合は、ほぼ正照準でいけますが、やや下をサイティングします。
HOP適正時と言うか、最小状態で0.2g時95m/s前後・0.25g時85m/s前後・0.28g時82m/s前後・.0.3g時76m/s前後となり、HOPを掛けていくと減速します。エアロスがクリアできていない証拠ですね。
スコープでのサイティングがし難い銃ですので、オープンサイト使用なら、十分でしょうか?
僕の視力では、40mを越えるとBB弾が視認できなくなるので、妥協と言った感じですね。
VSRと比べてしまうと、飛距離はまずまずですが、集弾性を比較すると1ランク落ちですね。
0.25gなら40m、0.28gなら50mが有効射程と言った状況でした。
そして、A2Z製 SVD ドラグノフ ですが、前回からインナーバレルを交換してあります。

インナーバレル長を472㎜(FAMAS用)にし、KM企画の旧型(内径6.05㎜)を加工して付け直しました。
バレルが短くなる事によって、初速の変化がでます。
適正で0.2gでHOP過・0.25gで85m/s・0.28gで82m/s・0.3gで77m/sだったのですが、
今回は0.2gでHOP過・0.25gで83m/s・0.28gで81m/s・0.3gで75m/sと言った状況です。
ピストンヘッドとシリンダーヘッドの細工もあり、590㎜のバレルの方が加速されている結果が出ています。
但し、HOP回転は弱められてしまう為、飛距離が落ちていました。今回の検証では、50mのターゲットにはちゃんと当たってくれるようになっています。最大飛距離も60mに延びました。
有効射程としては、0.25gで45m、0.28gなら50m、0.3gでは55m弱と言った状況です。
この銃の欠点としては、HOPの調整がシビアであり、イモネジでの微調整が大変です。ネジが緩み易いので、任意のBB弾重量で調整して、柔らかめのネジロックで固定して使用する事をお勧め致します。
VSRと比較すると、シリンダー容積の違いからか、集弾率の安定感がいまひとつの状況です。
50mのターゲットに百発百中のVSRに対して、10発8中くらいになります。
検証状況の再確認ですが、以下の画像を参考にして下さい。

ポールをゼロ地点とし、銃口からの距離で試射しています。

試射した後、ターゲット付近の落下しているBB弾を確認しています。
50mの距離ですが、行ったり来たりをしていると、結構大変でした。
まだ、APSの検証が残っているのですが、明日にさせて頂きます。申し訳ありません。
COMBAT DOLL 店主 中根
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です

昨日に引き続き、試射の報告です。
50mターゲットに対しての試射ですが、特殊アイテム的な要素のガンばかりですので、ご了承下さい。
ほぼ無風に近い状態での検証です。今回は弾道の概略図は製作しておりません。前日の図でイメージして頂ければ幸いです(結構大変なのでゴメンナサイ!)。
まずは検証待ちになっていた、KTW 九九式狙撃銃 ですが、現在メーカー廃盤ですね・・・。

オフセットされた2.5倍スコープは、構え辛い、覗き辛いの逸品です。
実際、僕自身スコープは飾り扱いになっていますが、今回は検証の為調整してあります。
概要は1月29日のミリブロを参考にして下さい。
インナーバレル長は約500㎜です。内径は6.05㎜だと思われます。
追加加工自体は、チャンバーパッキンのフチをテーピングして膨らんだ時のエアロスを無くす事で改善されましたが、完全ではありません。
HOPもきつくなり、0.25gのBB弾では、40m付近から浮き始め、落下地点は55m付近になりました。スコープで確認すると、上昇は1mくらいありそうで、0.28gのBB弾が適正の仕様になってしまいました。
0.28gなら、45m付近からの上昇50cmくらいで、落下地点は60m付近になります。
ターゲットへの命中は、0.25gの場合は山越えしてしまうので、50cmくらい下を狙って命中します。0.28gの場合は、ほぼ正照準でいけますが、やや下をサイティングします。
HOP適正時と言うか、最小状態で0.2g時95m/s前後・0.25g時85m/s前後・0.28g時82m/s前後・.0.3g時76m/s前後となり、HOPを掛けていくと減速します。エアロスがクリアできていない証拠ですね。
スコープでのサイティングがし難い銃ですので、オープンサイト使用なら、十分でしょうか?
僕の視力では、40mを越えるとBB弾が視認できなくなるので、妥協と言った感じですね。
VSRと比べてしまうと、飛距離はまずまずですが、集弾性を比較すると1ランク落ちですね。
0.25gなら40m、0.28gなら50mが有効射程と言った状況でした。
そして、A2Z製 SVD ドラグノフ ですが、前回からインナーバレルを交換してあります。

インナーバレル長を472㎜(FAMAS用)にし、KM企画の旧型(内径6.05㎜)を加工して付け直しました。
バレルが短くなる事によって、初速の変化がでます。
適正で0.2gでHOP過・0.25gで85m/s・0.28gで82m/s・0.3gで77m/sだったのですが、
今回は0.2gでHOP過・0.25gで83m/s・0.28gで81m/s・0.3gで75m/sと言った状況です。
ピストンヘッドとシリンダーヘッドの細工もあり、590㎜のバレルの方が加速されている結果が出ています。
但し、HOP回転は弱められてしまう為、飛距離が落ちていました。今回の検証では、50mのターゲットにはちゃんと当たってくれるようになっています。最大飛距離も60mに延びました。
有効射程としては、0.25gで45m、0.28gなら50m、0.3gでは55m弱と言った状況です。
この銃の欠点としては、HOPの調整がシビアであり、イモネジでの微調整が大変です。ネジが緩み易いので、任意のBB弾重量で調整して、柔らかめのネジロックで固定して使用する事をお勧め致します。
VSRと比較すると、シリンダー容積の違いからか、集弾率の安定感がいまひとつの状況です。
50mのターゲットに百発百中のVSRに対して、10発8中くらいになります。
検証状況の再確認ですが、以下の画像を参考にして下さい。

ポールをゼロ地点とし、銃口からの距離で試射しています。

試射した後、ターゲット付近の落下しているBB弾を確認しています。
50mの距離ですが、行ったり来たりをしていると、結構大変でした。
まだ、APSの検証が残っているのですが、明日にさせて頂きます。申し訳ありません。
COMBAT DOLL 店主 中根
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です