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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年02月15日

リアルショックVSR-10 レンジアップ

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はVSR-10のリアルショックでのカスタムです。



 リアルショックの利点は、最初からウエイトが付いている事で、圧縮比を高め、パワーを安定させ易くなっている点ですね。

 欠点としては、ウエイトの重量が大きいので、エアダンパーを追加しても効果が薄く、静かにはならないと言う点です。
 リコイルのブレは、腕でカバーできる範囲ですが、静寂性を求める方には、大きな欠点となってしまいます。リアルショックのまま、チューニングされる方は珍しいですね。

 さて、シリンダーヘッドの加工です。



 ピストンヘッドとの当たり面を、すり鉢加工し、ピストンヘッドの穴位置に合うように位置出しします。
 ノズルの内径は3.3㎜になっています。



 ピストンヘッドに穴あけ加工をして、リードバルブ方式にします。今回のロッドはダンパー効果を考えてありませんので、二次加速用の効果のみで使用。
 スプリングガイドには、増圧兼クッションダンパーを15㎜追加してあります。

 アウターバレルはすり合わせをして、1周多く締め込めるようにし、インナーバレルはマルイ製のチャンバーセットの物をベースにレンジアップ加工します。



 パワー設定を、美味しいとこ取り仕様にしているHOP調整なので、HOPの可動制限用に画像の緑色のプレートをはめ込んでおきます。
 最大値は、0.2g時94m/s・0.25g時88m/s・0.28g時84m/s・0.3g時81m/sとし、0.25gと0.28g時の適正初速は2m/s下がる程度です。0.3gでは4m/sくらいの落ちですね。ウエイトの効果が発揮されています。

 ストック内にはウレタンをつめて、共振防止はしてありますが、ノーマルよりは静かになるものの、プロスナイパーまでは、到底及びません。

 飛距離は以前より紹介しているVSR-10カスタムと差はありません。精度も身体をぶらさなければ同等です。

 スコープを覗きながら撃った時のリコイルは、本物っぽくて面白いですね。スコープの中で、ターゲットが一瞬、下方へ逃げるのが何とも言えまん。これで静かなら最高なんですが・・・。

 比較的珍しい、リアルショックのチューニングでした。

 COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00 
  定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)VSR-10DOLLカスタム