スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年05月21日

次世代 G36 メンテナンス修理

COMBAT DOLL の店主です。

今回は、以前カスタムした 「次世代G36C」 の修理メンテナンスです。

修理部分はと言うと・・・



おそらく、これが諸悪の根源だったのではないかと思われます。

見た目で判断できない品質部分ですので、価格の分、妥協頂く部分になってしまうのが申し訳ない次第です・・・(涙)

軸が折れてしまう・・・日本製であれば、およそ信じられない破損です。単純に考えても、負荷がかかって折れる前に、亜鉛の軸受けのはまり込み部分に変形が出るはずなのですが、メカボックスと軸受けは問題ありません。

マルイ純正のセクターギアから抜き取り、シャフトの打ち直しで対応してあります。
かなりの力での圧入になりますのすので、叩き込むのは厳禁です。変形してしまいます!
ハンドプレス等の専用工具か、それに準じる物を使用します。当店では、バイスを使用する事が多いです。

軸そのものの品質ですね。ハズレを引いてしまったようで、申し訳ありません。

セクターギアの遊びで、トリガーに接触して、トリガーの動きが悪い状況でしたが、動いてしまう状態でした。
比較的、早めの対応のようでしたので、他への被害は・・・



ピストンだけです。ノーマルピストンだったのが幸いです。
純正ピストンが、欠品中の為、Laylax製品での修理となりました。

ギアの軸も強化されたはずなので、安心だと思われます。

ちょっと前に、軸折れの記事 がありましたが、あれは凄かったですね。

やはり、次世代タイプはリコイルウエイトを動かすのに、衝撃負担の大きなシステムですので、それに伴った精度のパーツが必要になりますね。マルイ製のギアでの軸折れは、スタンダードタイプでは一度も経験がありませんし、次世代機では2度経験がありますが、限定された期間に生産されていた物だけです。

今回の対応で、以後、軸が折れるような状況は無いと思います。スパーとセクターはそのままですが、セクターがしっかりしていれば大丈夫でしょう。

HOPは、以前行った状態より、若干変更してあります。



可動制限は同じですが、HOPのプレシャー部分をプラ棒を使って埋めておきました。
G36は、チャンバーの形状の関係で、長掛けHOPにする場合、テンション部分の前後長が短い為、短距離を確実に平らにするように追加調整致しました。HOPのかかりがシビアになっていますので、ご了承ください。



画像のように、マークを付けた部分が、1スパン分で、適正HOPとなってしまいます。可動制限も2スパンくらいしかありませんが、そこまで動かすと弾詰まり致しますので、ご注意ください。

それとおまけで、



M4系のマガジンが使用できるマガジンハウジング(メーカー不明)が使用されていたのですが、本体との寸法差があって、ボディを膨らませてしまいます。無理やり押し込めば、装着できるのですが、気にしなければ良いというレベルではないと思います。

チャンバーや、ダミーボルトの可動にも影響が出てしまう可能性がありますので、寸法調整の為、削っておきましょう。



こんな感じに・・・



装着もすんなり行けますので、これで大丈夫でしょう。

約半年で修理が必要になってしまった状況でしたが、軸折れと言う、特殊な破損状況でしたので、ご容赦頂ければと思います。

クライアント様、こんな状況でした。明日は、もう1本の方の詳細を、ご紹介させて頂きます。前後編の予定になります。


     COMBAT DOLL 店主 中根

  奥山デイズにて定例会レギュレーション)次回未定

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 年末年始  他 臨時休業あり

  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です 

  



  


Posted by コンバットドール  at 23:36Comments(0)電動修理メンテナンス次世代