スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年05月08日

VFC M4シリーズ アウターバレル

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はチョイネタです。

 メッセージにて、お問い合わせのあった案件の説明と、ついでに気が付いた事例です。

 
 (画像はマルイのフレームを仕様した再現です)

 以前のVFCのスティンガーのチューニングの際、バレルのロックナットを外す時に、ものすごい苦労をしました。

 お問い合わせ頂いた方も、苦労されているようで、いまだ外れないご様子です。

 結論から言いますと、基本、「力技」しかありません。

 画像の様に、大きなモンキーを仕様して、ナットを掴みます。フレームは、ロアを組んだ状態では破損の危険があったので、レール部分にマウントリングを取り付けて、掴み所を作った上で、後方を変形させないように力をかけます。
 ただ、ハンドガードレールの位置決めの為、メチャクチャきつく締まっています。ネジロック剤等は使用されていませんでしたが、塗装膜があつくなっていて、ネジロック剤の代わりになってしまっています。
 当方はCRC-556を隙間に吹き付けて一昼夜置いて、コンロの直火で加熱してから、モンキーの柄の部分をハンマーでガンガンたたいて、やっと外れました。

 外れたパーツを再度合わせてみると、きつくなっていたのは外周に距離で5㎜分無いくらいでした。

 注意点としては・・・

 CRC-556は、塗装に浸透してしまいますので、フレーム側から最低限の箇所に吹いて下さいね。余分な所まで吹いてしまうと、塗装面がデコボコして柔かくなってしまいます。
 モンキーの柄をハンマーでぶったたく際も、フレームをバイス(万力)等に固定してしまうと、フレームが割れる恐れがあるので、マウントリングを付けて、腿の上でやりました。結構痛かったです(涙)。
 加熱に関しては、正直、効果があったのかは判りません。ネジロック剤が付いているのを想定しての加熱でしたので、ネジロック剤が使われていなかった結果を考えると、加熱は無い方が良いかもしれません。
 ロックナットは鉄、フレームはアルミですので、アルミの方が熱膨張率が高いので、逆にきつくしてしまう恐れがあります。

 こつは・・・ 特に無いです。ゴメンナサイ!

 モンキーで掴むスペースが狭いので、たたく時に外れないようにおさえますが、フレームも腿の上で固定しなければなりません。画像を参考にして頂くしかありません。

 根気と気合で頑張って頂きたいと思います。

 それと、ブログタイトルの内容ですが、



 今回の内容を再現しようとした時に、初めて気が付いたのですが、VFCのアウターバレルって、基部の所の直径がマルイの純正サイズでは無かったんですね。はめようと思ったら入らなかったので、改めて確認してみると、太い上にテーパーまで付いていました。
 勿論、フレーム側も大きくなっているでしょうから、VFCのフレームの他社のアウターバレルを取り付けようとすると、寸法の違いでガタが出ると同時にセンターも狂わせてしまいます。
 当方の勉強不足でした。今回のお問い合わせで気が付かせて頂きましたので、今後のカスタムのプラス材料になりました。

 お問い合わせ頂いた、I様、ありがとうございました。

 これで、またひとつ賢くならせて頂きました。

 今回の記事説明が参考になればと思います。道具が無ければ、いつでもご相談くださいませ!


 COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
  定休日 日曜日 
  年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です

   


Posted by コンバットドール  at 22:10Comments(1)VFC