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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年09月11日

定例会は今度の日曜日!!

COMBAT DOLL の店主です。

定例会のご案内です。

ここの所、記事の最終に1行案内を入れていたのですが、お気付きになられましたでしょうか?

当方の告知不行き届きで、お知らせになっていなかったようです。

皆様、申し訳ありませんでした。

秋の行事も重なり、また寂しい定例会になってしまいそうで、参加予定の方々には「申し訳無い!」の一言です。

駐車台数も問題無さそうですので、前回と同様、御一人様1000円の参加費で良さそうです。

週末の天気が、ちょっと心配な気も致しますが、みなさん宜しくお願い致します。


それと、少ないついでに、「電動ガン以外の銃」でのゲームも企画中です。

サブフィールドを使ってやってみようかと思ってますので、ガスガンやエアコッキングガンもご用意くださいませ。

タイムスケジュールは前回と同様ですが、内容に変更ありです。

明日、改めてアップ致しますので、宜しくお願い致します。


COMBAT DOLL 店主 中根

  営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00 
  定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
  ミリブロのメッセージからでも大丈夫です。

  追伸、定例会は今度の日曜日です。天候に心配がありますので、要チェックです!!




  


Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(2)定例ゲーム案内

2012年09月10日

マルイ M14 カスタム その2 カスタム編

COMBAT DOLL の店主です。

 前回の引き続きです。マルイ電動ガンのM14ですね。

 クライアント様の希望は、基本0.2gBB弾の使用の上で、

 ①命中精度を上げたい。
 ②初速を94~95m/sにしたい。
 ③ブログにあったカスタムをしてみたい。
 ④セレクターの切り替えが作動しないので修理。
 ⑤中古品の為、各所メンテナンス及び修理箇所があれば、そこも手直し。

 と、言う事で、見積り確認で、サイレントカスタム「林の零式」のご依頼です。

 ①は、カスタムの内容で、スキルアップされても来るのですが、インナーバレルとアウターバレルの遊びを殺します。



 シムスペーサーで、ガタを無くします。

 ①②③の複合で、「林の零式」です。



 ピストンヘッドにロッド取り付けの基部を設置しますが、このM14とP90・89式は、ノズル位置がシリンダーのセンターにありません。画像右上の様に、かなりズレた位置になります。(くどいですが、形状は秘密です。)
 ピストンヘッドが回転してしまわないよう、ピストンの受け部分にホゾを作り、ピストンヘッドが装着された時の回転止めとします。ピストンヘッドの裏側にネジが少し飛び出しています。
 ここがズレて、ロッドの位置が変わってしまうと、一発でピストンクラッシュしてしまいます。ちょっとした事ですが、すごく重要な部分です。
 そして、シリンダーヘッドのノズル内径を絞ります。
 後は、スプリングガイドへダンパーの装着です。スプリングは純正の物をそのまま使用しています。



 ギアボックスに装着した画像ですが、パッと見、ノーマルと違うのはガイドのダンパーのみです。



 効果は薄いのですが、ストック内にウレタンスポンジを仕込みます。前側は、チャージングハンドルの可動に差し支えるので入れておりません。

 ④のセレクターですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。
 原因は、組み上げの際、上手くはまっておらず、無理やりネジ止めされた時にカットオフレバー関連の部品が変形、破損してましたので、交換と補正で解決です。
 確かに、結構面倒臭い箇所なので、気をつけて組み上げましょう。

 ⑤は、他に悪い箇所は無く、素直にメンテナンスで終了です。

 組み上がった本体です。



 初速 0.2g NONHOP 95m/s 適正HOP 93m/s
 サイレント効果は、発射音がマルイ純正サイレンサー装着時と同程度

 お渡し後、試射して頂き、「満足です。」とのお言葉を頂きました。

 うれしい限りです。

 地元のクライアント様ですので、近場のゲーマーの方なら、遭遇されるかもしれません。

 距離感がつかめなくなりますので、敵対した場合はお気を付けて・・・

 今回もありがとうございました。

COMBAT DOLL 店主 中根

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2012年09月09日

マルイ M14 カスタム その1 塗装編

COMBAT DOLL の店主です。

 今回はマルイ電動ガンのM14です。カスタムになります。

 サイレントカスタムと塗装のご依頼です。今日は塗装のみご紹介です。

 ストックのみ、3Cデザート風にして欲しいとの要望でした。





 画像上段は屋内にて蛍光灯の照明のみの撮影で、下段は屋外にて晴天時の撮影です。

 右面と左面で印象を変えてあります。右利きの射手ですので、身体の手前に見える方をコントラストを抑え、身体からはみ出て見える方はコントラストを強くなるようにしてあります。

 デザートイエロー・ライトブラウン・グレーを使い、フラットクリアーでコートしてあります。

 3Cデザート風と言う事でしたので、独特のコーヒーステインにしようかと思ったのですが、少しくどくなりそうでしたので、ストレートラインを基調にして、枯れた河川敷に合わせた縦ラインにしてあります。枯れ木や立ち枯れ草とのコントラストを考慮致しました。

 画像では解かり難いかもしれませんが、薄暗くなるとライトブラウンの濃い部分の輪郭がハッキリします。画像ではほとんど見えないグレーが作用しています。

 単体で見ていると、ついついやり込んでしまって、目立つ塗装になってしまいがちなので、実際の迷彩効果を狙った塗装に仕上げたつもりです。

 塗装は3度塗りの上にクリアーコートです。機関部が乗った状態は、また次回に紹介致します。


 COMBAT DOLL 店主 中根

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2012年09月08日

次世代M4 修理・メンテナンス

 COMBAT DOLL の店主です。

 今日はマルイの次世代電動ガンのM4シリーズです。修理メンテナンスになります。



 クライアント様から、「ゲーム中に、弾が出なくなってしまった。」との説明を受けました。

 多分ノズルが逝っちゃったなぁ、と思い、その場でフィールドストリッピングしてみると、



 案の定、画像の通りにノズルが分離していました。



 Laylax製のノズルに交換です。
 画像が見難いですが、右側の破損したノズルの根元から負荷の掛かった方向を推測します。
 ノズルに対して、斜めに力が掛かって割れてしまっています。銃を構える時に、マガジンを持っていたのだと思われます。マガジンを押し上げる形でチャンバーに力が掛かり、ノズルが圧迫されてしまい、チャンバー内に入り込んだノズルを引き戻す時の負荷に耐え切れず、パッキリと壊れてしまっています。



 中身は、全然問題ありませんでしたので、ピストンヘッドに穴あけ加工(リードバルブ方式)にするだけで、クリーニングとグリスアップのみです。



 また、ストックパイプの締め過ぎで、メカボックスが押されてしまい、上記画像の様に固定位置がズレてしまったりもします。次世代M4ユーザーの方は、お手持ちの銃を確認してみて下さい。傾いていた場合は、早めの対処をお薦め致します。
 ストックが緩み易いので、しっかり締め込もうとした時に起こしやすいトラブルですね。

 なぜ、ストックが緩み易いのかと言うと、フレームのメスネジと、ストックパイプのオスネジの遊びが大きいからです。



 上記画像の様に、ガタとして1mmくらいの遊びがあり、ねじ込んだ状態でも、かなりガタガタしています。ナットリングで押さえる訳ですが、ネジ山の掛かりが少なくなってしまうので、強く締め過ぎてしまうと、ネジ部の破損につながってしまいます。

 個人的な見解ですが、設計ミスや加工精度の甘さでは無く、意図的な寸法になっていると思われます。
 レシーバーの肉厚や強度を考えた時に、ストック基部をしっかり固定してしまうと、ストックに掛かるストレスの負担がレシーバーのダミーリアフレームロックピンの辺りに掛かってしまい、そこから「バッキリッ!」逝ってしまう可能性が高くなるように思えます。ストレスの分散としての、ネジの遊びになっているのではないかと考えています。

 でも、すぐ緩むのは好ましくないので、固定を強化します。
 ネジロック剤でガチガチにすると、分解できなくなる恐れがありますので、却下。ナットは固定できても、遊びの大きいネジは固定しきれなせん。
 シールテープを巻くと言うのも一般的に聞こえますが、あれは機密を取る為のものであって、素材が柔らかく、ガタの補正に使用する物ではありません。当然却下です。

 同系素材(アルミニュウム)で部材への負担を無くし、硬過ぎず柔らか過ぎずの物を選ぶと、アルミのシムシートになります。



 画像の様に、必要な部分に貼り付けます。厚みは0.1mmの物です。
 ただ、この方法、結構大変です。ネジの凹凸に合わせてしっかり貼り付けないと、組み込みの際に剥がれたり破れたりしてしまいます。しかも、後からナットリングやフレームエンドプレートは取り付けられないので、配線やパーツをはめ込んだ状態で、貼り付け加工をしなければなりません。

 今回、僕自身も付け忘れや取り付け方向の間違いで4回もやり直しました(涙)。
   M4だけに、「M4かい?」→「MOW 4KAI」→「もう、4回」やりました・・・。

 すいません・・・くだらなくて・・・。

 で、仕上げたパーツを組み上げて、修理メンテナンス終了です。

 余談になりますが、ピストンのクラッシュも良く聞くのですが、バッテリーやモーターでサイクルを上げてしまった場合は、確かにクラッシュし易くなります。
 リコイルウエイトの戻りが、ピストンの後退に間に合わず、カウンターパンチの状況でリコイルウエイトのロッドを押し下げる事になる訳です。
 次世代特有の、「ピストンの歯の真ん中部分」の歯がクラッシュしている事が多いのは、そう言った理由からなんです。メーカーで、バッテリーを純正品で使ってくれと言う理由の1つになっている訳ですね。

 こちらのクライアント様も、Ni-cd ミニセル 9.6V 500mA のバッテリーを使用されていますが、まだ許容範囲ですね。とりあえず、ピストンクラッシュの心配は少ない仕様です。

 構造が複雑になった分と、リコイルウエイトを動かす負荷が増えた分、メンテナンスをちゃんとしてやった方が良いアイテムです。みなさんも、お気を付けてご使用下さい。

 COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)電動修理メンテナンス次世代

2012年09月07日

Guarder製 可動ダミーボルト (懐かしい・・・)

 COMBAT DOLL の店主です。

 このまま、ボルトアクションネタに行こうと思っていましたが、懐かしいアイテムのメンテナンスをさせて頂いたので、今回は割り込みネタになります。

 2005年頃(確か?)に発売された、Guarder製のAK用可動式ダミーボルトです。



 当時、全国的にはピストンがクラッシュし易いと不評で、画像の初期型は投げ売りの対象になりました。
 ピストンヘッドの裏側に、リンクステーをぶつける形になる為、カスタムピストンヘッドでは耐え切れる商品も発売されておらず、苦労して組んだは良いが、すぐ壊れると「悪評が高い」アイテムでした。
 後期型に変わって、改善はされましたが、ボルトの重量が軽くなって、物足りないリコイルになってしまい、比較的早くに消えてしまった商品でした。

 全国的に悪評が高かったのですが、当店では人気アイテムでしたね。

 「すぐ壊れる? 壊れないようにすればいいじゃん! 補強はできますよ!!」



 ノーマルのヒストンに、小細工するだけで、問題無く、

          「奥歯の辺りで、ガチャガチャいわしたる!!」

 と、言う感じです(笑)

 工業用のCリングをはめ込むだけでしたので、簡単な補強でした。

 純正バッテリーと、1Jスプリング(当時)なら、ノーマルギアで十分でした。

 欲張って、ボルトにウエイトを足して、リコイルアップもやりました。
 今の次世代AKぐらいのウエイトだと、強化ギアにしないとキツかったでしたねぇ。



 上記の画像のメカボックスも約7年現役選手で、今回初のオーバーホールだったりします。

 セクターギアに劣化変形があったので交換致しました。基本クリーニングとグリスアップをします。

 軸受けはオイルレスメタル、シリンダーはLaylaxのステン、スプリングはPDIの140%(当時)、システマ製ベアリング付きスプリングガイド、後はノーマルチューニングです。メカボックスの削りが一番大変な作業のカスタム仕様でした。

 実際、これだけもってくれているのを見ると、安心できますね。

 いやぁ~、ほんとに懐かしい自分の仕事が見られて感激でした!

 僕の思い出話になってしまいましたが、こんなのもありました。って言うご紹介でした。

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2012年09月06日

VSR10Gスペック その2 カスタム編

COMBAT DOLL の店主です。

 前回の続きです。

 VSR10Gスペック「その2」カスタム編をご覧下さい。

 基本、ノーマルベースのライトカスタムですが、性能は十二分に引き上げてあります。

 まずは、バレルの出口の加工です。



 サイレンサー取り付け用のメスネジの奥で、平面になっている部分を、インナーバレルごとテーパー加工します。サイレンサーの入り口に合わせた、出口サイズです。



 その後、インナーバレルの出口を仕上げます。テーパー部分は2000番のペーパーにて仕上げしてあります。



 インナーバレルの固定にLaylax社製のPSS10シリーズのブレ止めを先端側に1ヶ使用します。



 忘れちゃいけない、共鳴防止のウレタンスポンジの挿入もします。
 シリンダーヘッドがチャンバーブロックに接触して固定になっていますので、打撃の衝撃振動や全体の振動が、空洞で反響するのを防ぎます。

 この加工で、サイレンサーを装着していない時のグルーピングが、0.2gBB弾で10mで3cm以内になりました。
 10発中、7発は1cm以内で収まるのですが、3発くらいは、落ち着いてくれません。
 スナイパーライフルで、3割のミスショットは厳しい状態ですが、0.25gのBB弾ならその半分です。
 0.25g以上の重量のBB弾を使用するのが前提のカスタムです。

 サイレンサー装着時は1cm以内です。(もちろん、他のカスタム部分も完成状態です。)

 そして、シリンダー部分です。



 一時ですが、メーカー出荷状態で改造防止のメクラピン以外にカシメ加工もしてあったのですが、このロットはされていなかったので、遠慮無く手を入れました。
 メクラピンのボーリングと、シリンダーヘッドへの分解ツール用の穴の追加です。
 ノズルの内径も絞ってありますが、サイズは企業秘密とさせて頂きます。
 但し、シリンダー側のメスネジは、ネジ山が半分以上削られていますので、脱着の際はネジヤマを合わせるのを慎重に行なう必要があります。それと、スプリングレートを上げてしまうと、破損する恐れが高くなりますので、純正スプリングのみ、使用可能の状態だと認識して下さい。



 ピストンヘッドに穴を開け、リードバルブ方式(大概のカスタム品と同様)にします。
 穴が大きく見えますが、ラバー部は3mm、樹脂部は1.5mmの穴になっています。
 エアブレーキ用のロッドは残します。これが、VSR10の肝ですからね。



 そして、ピストン内部に、クッション&増圧用のダンパーを仕込みます。
 ストロークとダンパー素材は、内緒にさせて下さい。見る方が見れば、すぐに解かると思いますが・・・(笑)。
 もちろん、クライアント様には説明させてもらってます。「ふぅ~ん」と言うコメントでした。

 前回で紹介してありますが、スプリングとピストン内にはグリスが塗布、及び充填されています。
 シリンダーグリスは、弱粘度のシリコングリスを塗り直してありますので、圧縮比が上がってます。

 以上で、DOLLカスタム「林の零式」仕様のVSR10Gスペックの出来上がりです。
 あとは、クライアント様にお渡しするだけです。


 この仕様で未処理な部分は、トリガー周りです。
 ノーマルのトリガーシアは、経年変化や過負荷(コッキングのしっぱなし等)で、破損する事がありますので、おかしくなってからのカスタムで良いと思ってます。

 他、カスタムパーツもいろいろありますので、希望に合わせて組み込み調整ができますね。


 ただ・・・ 欠点もあるんですよ、この仕様は・・・(苦笑)

 短いバレルに、大量の圧縮エアで発射されるカスタムなんです。

   そう! まるで、「流速チューン」なんですね。

 それなので、空撃ちは静かなんですが、弾を発射する時はサイレンサーが付いてないと、「パチンッ!!」という、エアの圧縮膨張の音が大きいんです。
 効率良く圧縮され、バランス良く高速吐出されている証拠なのですが、サイレンサーやフルオートトレーサーの助けを借りるしか、静かにできないんです・・・(涙)

 実銃の様に、サブソニックの弾でも有ればいいんですけどねぇ~(笑)

 冗談はさておき、小型のサイレンサーで十分消せますので、ショートライフルとして、カウンタースナイパーに使える仕様です。

 チャンバーの加工でレンジアップもできますが、重量弾限定の仕様になってしまいますので、フィールドに合わせて、考慮下さい。

 2回に渡って、VSR10Gスペックのネタでしたが、リーズナブルなカスタム例でした。

 次回は、何になるか、お楽しみに!

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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)VSR-10DOLLカスタム

2012年09月05日

VSR10Gスペック その1 チューニング 編

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回はボルトアクションです。

 今や、ボルトアクションライフルはマルイが1番ですね!。

 価格、操作性、発展性とどれをとっても、1番です。
 APSユーザーの僕としては、ちょっと寂しくもあるのですが・・・(涙)

 さてさて、今回は新品からのチューニングですが、実際はカスタム品です。
 カスタム部分は次回に持ち込みますので、「その1」をご覧下さい。

 まずは、ストックです。誰にでもできる簡単なチューニングです(笑)。





 ストックの空洞部分で、スプリングのジャダーやピストンの打撃音が共鳴しますので、上記画像の様にウレタンスポンジを詰め込みます。

 次にスプリングにグリスの塗布とピストン内部にグリスの充填です。



 マルイのメンテナンスグリスセットの青いチューブの物と同じグリスです。
 ちなみに、シリンダーの内側は赤いチューブのグリスが使われています。
 粘度が高いグリスですので、多少シリコンスプレーを吹いて、柔らかくなじませると良いでしょう。

 ここまでは、簡単に誰にでもできる筈ですので、VSRユーザーはお試しを!

 ここからは、ちょっと大変かも知れません。



 上の画像を参考にして下さい。
 レシーバーとアウターバレルを固定してあるネジを外すと、ガタが大きくグラグラしてしまいます。
 画像の様にネジを締めていくと1/6回転くらい余分に動きます。これを、ガタを無くして固定する訳ですが、方法は2通りあります。
 1つは、シムを挟み込んで、真っ直ぐの位置で締まりきるようにします。
 もう1つは、1回転分余分に締まる様に加工します。

 今回は、後者の1回転分、余分に締まる様にしてあります。
 Gスペックは、ボルトハンドルの形状から、シリンダーが1回転分の距離を後退させられても、ボルトハンドルのレシーバーへのはまり込みが干渉されないので、チャンバーとの密閉度が上がる方法を選択してあります。下の画像が加工後の状態です。



 ご覧の通り、ボルトを前進させて、ハンドルをロックした状態で、ハンドルとレシーバーの間に隙間ができます。シリンダーヘッドをチャンバーに押し当てている状態ですね。

 この状態に、スプリングのジャダーを影響させない様に、シリンダー内のスプリングにグリスを塗っておく訳です。

 ここまでが、比較的簡単なチューニング(調整)レベルの作業ですね。

 これだけでも、集団性は上がるのですが、リアルショックやプロスナイパーと違って、Gスペックは、シリンダー容積に対してバレル長が短過ぎるので、バレル出口付近で乱流が起こり、安定性に難があります。
 サイレンサーを付けていれば、かなり安定した弾道なのですが、短くできるのも売りなアイテムですので、そこからがカスタムになるのです。
 この続きは、次回「その2」をご覧下さい。

 次回も、宜しくお願い致します。

 COMBAT DOLL 店主 中根

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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)VSR-10DOLLカスタム

2012年09月04日

オーバーホール AUG

 COMBAT DOLL の店主です。

 前回に引き続きメンテナンス依頼のあったアイテムの紹介です。

 今回はショップカスタムのAUGのメンテナンスでした。
 どのショップかは、明示致しませんので、悪しからず。
 各々のショップさんでのオリジナルレシピがありますし、企業秘密な部分もあります。
 良し悪しの評価を下す事にもなってしまいますので、ここは問い合わせがあっても、お答えしかねます。
 御了承下さい。


問題点として、
 ①ストックとレシーバーのガタが大きく、ねじれで隙間が大きく広がってしまう。
 ②作動音がうるさい。
 ③飛びがおかしい。
と、上記の確認と補正のご依頼でした。

 ③の「飛びがおかしい」については、AUGの構造上、ストックとレシーバーを上手く固定できないと、チャンバーの固定ができないので、飛びに大きく影響してしまいます。①を改善する事によって、③も改善されてきます。

 今回本体側は、どこのカスタム品か直ぐに解かってしまうので、画像はありません。

 サイレンサーを標準装備にしてあり、サイレンサー基部にフォアグリップが付いている仕様のアイテムでした。オリジナルのフォアグリップは取り外されており、バレルロックレバーも無くなっていた状態です。

 まず、アウターバレルブロックとレシーバーとのガタを補正します。バレルロックの構造上、ガタが元々あるのですが、サイレンサー基部にフォアグリップがあるので、銃を構える際にはどうしても動いてしまいます。
 サイレンサーの取り付けが、レシーバーを挟み込む様になっていて、サイレンサーを外さないと、バレルリリースができない状態になっていましたので、ネジとワッシャーを追加して、ダボを作って固定。
 その上で、サイレンサー基部とレシーバーに隙間があるので、そこも矯正する必要がありました。
 この2点の加工補正で、レシーバーからフォアグリップに掛けてのガタが補正されます。
 追加点として、このままでは、インナーバレルの分解メンテナンスが大変になるので、アウターバレルとチャンバーの取り付け基部に切り欠きを作り、レシーバーとアウターバレルが組まれている状態でも、チャンバーが分解できる様にしておきます。

 そして、レシーバーとストック部分ですが、ダミーボルトカバーのブロック(メカボックス側)が取り除かれていて、メカボックスの位置固定がチャンバーブロックに頼る仕様になっていましたので、メカボックス先端とチャンバーブロックが上方に逃げてしまい、オリジナル状態なら問題の無い隙間が、チャンバーブロックの逃げになり、固定しきれない状況でした。
 対処としては、レシーバーがはまり込む、ストックの内側部分を肉厚に加工補正する事でクリアーしてあります。ですが、ストックはABSでできていて、弾力のある素材なので、わずかな遊びは出てしまいます。メンテナンス性と外観を犠牲にするのであれば、場所を選んで追加ネジ加工で固定も可能ですが、クライアント様への確認で、そこまではやらない事にしました。

 以上までで、画像はありませんが、お手持ちの方は、現物を見ながら見当を付けて見てもらえれば幸いです。実際、初速も弾道もかなり安定します。

 そして、メカボックスですが、当店のサイレントカスタムを追加する事で、静寂性を増して頂いてます。



 中身は、ギアや軸受けはノーマルで、スプリングとピストンヘッド、シリンダーヘッドとチャンバー、バレルが加工された仕様でした。
 ②の作動音がうるさかったのは、スプリングの自由長が短く、ジャダーが発生し易い状態で、スプリングの「バイ~ンッ!」っと鳴っている音が、主原因でした。


(サイレント&2次ブーストロッドの形状は、ひ・み・つ! です。)

 当店自慢のサイレント仕様「林」と、専用グリスの充填、スプリングガイドへの、クッション&増圧ダンパーで、パワーを落とさず、静寂性の大幅アップです。

 初速は0.2gで90~95m/sで安全マージンを取ってありますが、NONホップで90、適正ホップで92~93、最大95ですので、大概のゲームフィールドで使用可能だと思います。0.25gだと、最大値は87m/sのギリギリにはなってしまいますけど・・・(汗っ!) それ以上の重量のBB弾では、問題ありません。ご安心を!

 こちらも、前回のMP5同様、クライアント様に喜んで頂きました。

 喜んでもらえて、うれしいですね。

 また、他の銃で、要望がありましたら、遠慮無く、ご相談下さいませ!!

 今後とも、宜しくお願い致します。

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2012年09月03日

オーバーホール MP5A4

ちょっと、間が空きましたが、COMBAT DOLL の店主です。

今回はHPもできましたので、依頼のあったアイテムの紹介です。

中古で入手したマルイMP5A4のカスタム品のメンテナンスでした。

問題点として、
 ①発射するまでのトリガーストロークが長い
 ②逆転防止ラッチのバックラッシュが気になる 
 ③飛びがおかしい
と、上記の確認と補正のご依頼でした。

 ③の「飛びがおかしい」については、単純にシリコンスプレーを多く吹き付け過ぎただけの過剰メンテナンスだったので、クリーニングで解決でした。間違って教わっていた様です。



 ①については、上記画像の通り、スイッチの接点が、スパークによる磨耗とカーボンの付着で、接触位置が奥まってしまい、トリガーを引ききらないと発射しない状態でした。
 接点のクリーニングと研磨をして、接触位置を調整して、問題解決です。

 但し、システマのハイスピードタイプのギアで、セクターギアのカットが4枚の仕様でしたので、トルクが必要な分、電気的負荷が大きくなっているので、スイッチメンテナンスの頻度を高くした方が良い状態です。FETを付けても良いのですが、モーターの消耗が早くなってしまうので、現状維持になっています。

 

 個人カスタムの中古品なので、しかたありませんが、モーターピニオンとベベルギアを破損(磨耗)した形跡があり、ベベルギアをマルイ純正の4枚ラッチ、モーターをG&P120に換装してあるのですが、磨耗して出てきた汚れがそのまま残ってました。破片の混入等で、ギアクラッシュしなかったのが幸いでした。
 それと、オイルレスメタルになってはいましたが、瞬間接着剤で固定はしてあったものの、奥まではまりきっておらず、付け直しの上、シムの再調整がありました。メンテナンスをした甲斐がある状況でしたね。

 もう一つ、ラージバッテリーの割りには回転が遅いので、チェックしてみた所、マルイの純正コードよりも伝導効率の悪いコードになっていました。そのせいでサイクルもダウンして、立ち上がりも弱かったので、コードも変更致しました。
 逆転防止ラッチのバックラッシュが大きかったのも、通電効率が悪くてモーターのトルクが不足していたので、ラッチの適正タイミングが合わず、1ラッチ手前でギアが戻った時に「カチッ!」っと音が気になる状態だった訳です。
 今回の配線交換で、改善はされましたが、元々、9.6V以上のラージバッテリーでドライブさせるハイサイクルカスタム仕様ですので、8.4Vのバッテリーでは若干のラグが発生してしまいますが、ユーザー様の確認了解を頂きましたので、この仕様のままで進めます。



 セクターチップが装備されていなかったので、サイクルが戻り、給弾不良が起きないようにセクターチップを追加です。MP5のスタンダードマガジン(200連)では、ゼンマイが小径の為に給弾不良の確率が上がってしまうので、ユーザー様に確認の上の追加取り付けです。
 メインスプリングにシリコングリス(中粘度)を塗布し、ピストン内部にも充填してスプリングジャダーを消します。メンテナンス頻度に合わせて、グリスを選択してあります。スプリングジャダーが出始める頃が、スイッチメンテナンスも含めた、オーバーホール時期になっています。



 それと、スプリングガイドがG&Pの物ですが、回転止めのピンが、片方抜け落ちてしまっていました。
 メカボックスの後方でストックを止めるM4系の機種であれば、そのままでも問題無いのですが、MP5はフリーになってしまうので、好ましくありません。



 画像の様に、ネジを追加して、スプリングガイドを固定できる様にします。


 と言った感じで、メンテナンス及び修理の完了です。
 今回のメンテナンスは、クライアント様に喜んで頂けて、仕事として充実感を得られました。

 調子が悪かった物を良くするっていうのは楽しいですね!
 プラス、喜んで頂けて、大満足です!

 カスタム記事ではありませんでしたが、ご覧頂いた方の参考にでもなってくれれば幸いです。

 こんな感じで、ボチボチ、アップして行きますね。

 今後とも、宜しくお願い致します。

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Posted by コンバットドール  at 20:29Comments(2)電動修理メンテナンスSTD