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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年03月16日

A&K PKM 内部チューン

 COMBAT DOLL の店主です。

 今回は以前に簡単レビューだった A&KのPKMですが、別の方からの持ち込みでチューニングです。

 初速が80m/s弱しか出ていなかったと言う事で、調整です。



 以前、BARを持ち込まれた方の物で、仕上げされた外装は本物みたいです。
 ストックなんかは、木にしか見えませんね。本当にお上手です。

 さて、本題のバラシですが、メカボックスの出し入れは非常に楽チンです。



 バレルのアッセンブルを外して、本体のネジ2本を外せば取り出せます。
 お馴染みのブールーグリスは、控えめだったので、クリーニングは楽な方でした。



 手の入れ所としては、メカボックス内のピストンとタペットプレート部分のレールの研磨です。
 それぞれ、「ゴリゴリ」引っ掛かりながら動くので必須ですね。
 それと、マイクロスイッチの端子部分がタペットプレートに干渉していましたので、曲げ直しで干渉を排除しておきます。マイクロスイッチ本体は交換していません。
 派手に撃つ方なら即交換ですが、この方は使用頻度も少なく、控えめな方だったのでそのままにしてあります。以前のM249(過去記事参照)の様になる可能性は高いと思いますが、交換も楽なので事後対処で良いと思います。



 実際の交換パーツですが、

 スプリングガイドは、シャフト径が細いのもあったのですが、斜めにはまっていたのでマルイ純正の物に交換です。

 スプリングも線径が細く、早めにへたってしまいそうだったので、マルイ純正の物に交換します。

 ピストンに重量調整とスプリングテンションの増圧でピストン側にパイプカーラーを挿入です。

 ピストンはOリングのみ交換し、ヘッドの部分をバリ取りしてあります。純正品はきつ過ぎて負圧負けしてしまう状態でした。

 タペットプレートも交換せず、バリ取りで仕上げ直ししてあります。

 ギア用のシムは全然足りないので、追加、調整しています。
 ただ、ベベルギアに関しては調整が面倒になります。このメカボックスはモーターのホールドが甘く、押し込み調整ネジが緩いとモーターが暴れてしまいます。
 画像のように、アルミシートの挟み込みで対処する必要が出る場合がありますので、個体差により現物合わせになりますね。

 各作業を完了して、組み立てです。モーターの位置調整の為の作動確認が面倒なのが、珠に瑕ですね。

 バレル周りは、過去記事を参考にして下さい。同様に変更してみました。

 そして試射ですが、初速は0.2gで95m/s前後で問題無しだったのですが、欠点が1つ発覚しました。
 交換したパッキンでは、給弾時のBB弾のストップが不完全で、射撃後にボロボロとBB弾がこぼれてきてしまう時がありました。しかも頻繁に・・・。
 インナーバレルは曲がりが酷かったので、他の海外メーカーから外した物を使用し、パッキンも純正に戻しました。パッキンのホールド位置が気になったのですが、ちょうどいけそうなレベルだったので試してみたところ、問題は解決されました。初速も変わらずでした。
 マルイのバレルを使いたかったのですが、チャンバーのパーツとの相性が悪かったようです。残念です。

 とりあえず、こんな状況でチューニング完了ですね。


 COMBAT DOLL 店主 中根

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  定休日 日曜日 
  年末年始 他 臨時休業あり  
  TEL 053-450-3308 FAX 同番
  メール info@combatdoll.jp
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Posted by コンバットドール  at 20:00Comments(0)A&K