2014年02月27日
ESS FAN付きゴーグル
COMBAT DOLL の店主です。
今回はエアガンではなく、ゲームに使うゴーグルの修理です。
FANが回らなくなってしまったと言うことでの修理です。

まずは、状態のチェックですね。
電池ブタを開けて、電池を取り出します・・・ 液漏れのような感じですね。

接触端子を見ると、白い粉が吹き出ています・・・ 小麦粉か何か・・・のように見えます。
液漏れの場合は、強烈な酸化作用で、銅線部分に緑青(りょくしょう)が噴いてしまうのですが、ちょっと違うようです。

歯ブラシで擦ってみても、なかなか落ちません。
お湯で洗ってみると、「サクッ」と溶けました。これは「天然ミネラル塩化ナトリウム」ですね。

ボックス側も開封しますが、基盤は問題無いようです。電池ブタの隙間から浸み込んで、汗の成分が残ってしまった状態なんですね。
一部は少量の緑青を噴いていますが、えぐれるまで侵食はされていません。

こちらは、お湯洗いと言う訳にはいきませんので、真鍮ブラシで磨き上げてきれいにします。
シーリングのラバーが埋め込まれているのですが、電池ブタの部分を完璧にシーリングはできていないようです。Oリングも入っているのですが、構造上仕方がありませんね。
ここまでやって、電池を接続してスイッチを入れてみると、問題無く作動しました。
ハイ・ローの切り替えもバッチリです。FAN側は問題ありませんので、クリーニングのみになってます。
クリアレンズの欠点である「曇り」は、FANでしか解決できないですので、この機能は重要ですものね!
クライアント様、ゴーグルの方は修理完了致しました。
銃の方は、もう少々お待ちくださいませ・・・。
COMBAT DOLL 店主 中根
奥山デイズにて定例会(レギュレーション)次回未定
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です

今回はエアガンではなく、ゲームに使うゴーグルの修理です。
FANが回らなくなってしまったと言うことでの修理です。

まずは、状態のチェックですね。
電池ブタを開けて、電池を取り出します・・・ 液漏れのような感じですね。

接触端子を見ると、白い粉が吹き出ています・・・ 小麦粉か何か・・・のように見えます。
液漏れの場合は、強烈な酸化作用で、銅線部分に緑青(りょくしょう)が噴いてしまうのですが、ちょっと違うようです。

歯ブラシで擦ってみても、なかなか落ちません。
お湯で洗ってみると、「サクッ」と溶けました。これは「天然ミネラル塩化ナトリウム」ですね。

ボックス側も開封しますが、基盤は問題無いようです。電池ブタの隙間から浸み込んで、汗の成分が残ってしまった状態なんですね。
一部は少量の緑青を噴いていますが、えぐれるまで侵食はされていません。

こちらは、お湯洗いと言う訳にはいきませんので、真鍮ブラシで磨き上げてきれいにします。
シーリングのラバーが埋め込まれているのですが、電池ブタの部分を完璧にシーリングはできていないようです。Oリングも入っているのですが、構造上仕方がありませんね。
ここまでやって、電池を接続してスイッチを入れてみると、問題無く作動しました。
ハイ・ローの切り替えもバッチリです。FAN側は問題ありませんので、クリーニングのみになってます。
クリアレンズの欠点である「曇り」は、FANでしか解決できないですので、この機能は重要ですものね!
クライアント様、ゴーグルの方は修理完了致しました。
銃の方は、もう少々お待ちくださいませ・・・。
COMBAT DOLL 店主 中根
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2014年02月26日
タペットプレートの消耗
COMBAT DOLL の店主です。
2日間、ご迷惑をお掛け致しました。
今回は、簡単なネタにさせて頂きます。
タペットプレートの消耗ですが、変形や破断以外にも、こんな場合があります。

ギアボックスを開けると、大体この向きで視認する訳ですが、上記の画像の通り、ちょっと分かり難いです。
実際には、グリスも付着していますので、見落とす場合もあると思います。
裏返すと・・・

このように、磨耗というか変形圧縮されてしまっています。
このタペットプレートは、P-90の物でしたが、10年選手くらいの経過年数とのことで、この変形も仕方なし(寿命)の状態です。
持ち込まれたの理由は、
「初速も上がらず、ムラがあり、給弾も上手くされない。」
と言う事で、修理メンテナンスだったのですが、チャンバーやバレルの固定など状態を、一つずつ潰していき、メカボックスを分解して主要因として発覚した、消耗部分です。
実際の、初速のムラは別のところに原因があったのですが、それは別の機会にでも紹介させて頂きます。
タペットプレートのこの部分が減ってしまうと、ノズルの後退量が足りなくなり、せり出したノズルに阻害されて、BB弾がチャンバーに入らなくなってしまいます。
長く使用している銃での給弾不良の場合は、この辺の可能性も高い要因ですので、確認をしておくと良いと思います。
今回の画像の様に、ギアのシム調整位置によっては薄皮1枚残して削られている場合もあると思います。うっかりしていると見落としてしまいそうな減り具合でしたので、参考にアップしてみました。
素材によっての変形や磨耗の違いはあると思いますが、分解した時に状態のチェックはしておくと、交換時期やパーツの強度が判断できると思います。
簡単な小ネタで失礼致しました!
COMBAT DOLL 店主 中根
奥山デイズにて定例会(レギュレーション)次回未定
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2日間、ご迷惑をお掛け致しました。
今回は、簡単なネタにさせて頂きます。
タペットプレートの消耗ですが、変形や破断以外にも、こんな場合があります。

ギアボックスを開けると、大体この向きで視認する訳ですが、上記の画像の通り、ちょっと分かり難いです。
実際には、グリスも付着していますので、見落とす場合もあると思います。
裏返すと・・・

このように、磨耗というか変形圧縮されてしまっています。
このタペットプレートは、P-90の物でしたが、10年選手くらいの経過年数とのことで、この変形も仕方なし(寿命)の状態です。
持ち込まれたの理由は、
「初速も上がらず、ムラがあり、給弾も上手くされない。」
と言う事で、修理メンテナンスだったのですが、チャンバーやバレルの固定など状態を、一つずつ潰していき、メカボックスを分解して主要因として発覚した、消耗部分です。
実際の、初速のムラは別のところに原因があったのですが、それは別の機会にでも紹介させて頂きます。
タペットプレートのこの部分が減ってしまうと、ノズルの後退量が足りなくなり、せり出したノズルに阻害されて、BB弾がチャンバーに入らなくなってしまいます。
長く使用している銃での給弾不良の場合は、この辺の可能性も高い要因ですので、確認をしておくと良いと思います。
今回の画像の様に、ギアのシム調整位置によっては薄皮1枚残して削られている場合もあると思います。うっかりしていると見落としてしまいそうな減り具合でしたので、参考にアップしてみました。
素材によっての変形や磨耗の違いはあると思いますが、分解した時に状態のチェックはしておくと、交換時期やパーツの強度が判断できると思います。
簡単な小ネタで失礼致しました!
COMBAT DOLL 店主 中根
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タグ :タペットプレート
2014年02月23日
PSG-1 ライトチューン
COMBAT DOLL の店主です。
昨晩は時間が取れなくて、1回お休みさせて頂きました。
明日、明後日もお休みになってしまいますが、ご了承ください。
今回はPSG-1のライトチューンです。
とは言っても、これ以上の必要性を感じないくらいです。
クライアント様の要望は、
0.25gのBB弾にて、飛距離と精度のアップをしたいという事と、且つ、低価格でやって欲しいというご希望でした。
ギア関連は、不満がないので、そのままで良いということでしたので、ギア部分はチェックのみです。
アウターバレルは長過ぎるので、短くしたいというのもありましたので、インナーバレルの交換に合わせて、ショート化します。

真っ先にやる事は、ダミーボルトのシアを撤去します。クライアント様に提案させて頂き、静音化と燃費の向上目的で、ダミーボルトの可動はカットしてしまいました。

アッパー側から、作業していきます。
マウントベースが緩んでいましたので締め直しです。
短縮のサイズは、ハンドガードから突き出しているアウターバレル部分を半分くらいにすることに決まりました。
三箇所ある固定ネジの穴の先端側を根元にすることで、ちょうどその位になります。
穴加工も1箇所分楽ができるので、助かります。

ざっと、162mm分のカットです。固定ネジ用の穴を2箇所、開け足します。
セットすると、こんな状態になります。

次に、インナーバレルの交換です。
PSG-1用のバレルは、元々590mmあり、シリンダー容積とのバランスで行けば、長過ぎます。バレル内で、発射されたBB弾の吸い戻しが起きないように、インナーバレルのチャンバー付近を掘り下げて、吸気口がある訳ですが、ここから加速に使われる筈のエアも逃げてしまう為に不安定になってしまう欠点を抱えています。
バレルカットでは、精度が上げられない為、スタンダードタイプのバレルに交換です。長さは469mmを選択致しました。
HOPは、当店推薦のレンジアップタイプにさせて頂きました。0.25g以上0.3gまでの重量弾に対応しています。
調整のスタートを、0.25g弾で、ちょうど良いかな?と言う位置からのスタートにしてありますが、パッキンが馴染んでくると、HOPのかかりが若干弱くなるので、そこを踏まえたセッティングに致しました。

インナーバレルの位置関係は、こんな状態です。パーツ代を抑える為に、430mm(89式)のノーマルバレルを持参頂いたのですが、アウターバレル内での空走距離を考慮して、手持ちのバレルと交換して使用させて頂きました。シリンダー容積とのバランスも含めてのセッティングになります。
ノーマルのブレ止め兼サイレンサーのパーツを流用しますので、長さ調整の加工が必要です。カスタムパーツとしての別売品でもかまいませんが、コストダウンの目的での流用です。精度的には問題の無いように加工しますので、実際には内部サイレンサーのスペックアップをご希望の方は、別売品を使用して、サイレンサーを増設する方法をお勧め致します。

ノーマルパーツは、画像のように加工しています。
インナーバレルのブレ止めとして、内部にアルミシートを貼り付けて、カット品のバリを残さないよう仕上げてから接着します。
先端には、Oリングをはめ込める溝がありますので、活用して、センター出しとブレ止めを両立させます。

次は、軋みの出てしまうハンドガードの補正をします。こちらも提案させて頂き、おまけの作業になります。
本体側のガイドリブにはアルミテープを貼り付け、厚みを増します。ハンドガードのフレームと接するアール部分に1mm厚のゴムシートを短冊にして貼り付けます。
取り付けの際には、ハンドガードの左右を止めているネジの根元2本を緩めておき、はめ込んでからネジを締め付けてやれば、ガチガチで動かなくなります。軋みが気になる方はお試しください。首の弱い銃とは思えない強度が発揮されます。

十数年前に購入したものの、ほとんど使用していないという固体でしたので、ギア関連はそのままで問題無いと判断致しました。
実際開けてみたところ、磨耗もほとんど無かったので、シムもそのまま、グリスもそのままで組み戻しました。
ギア部分の画像を撮り忘れてしまいましたので、ご了承頂きたいと思います。
調整するのはシリンダーのあるアッパー部分のみです。

弾道と圧縮比の安定化を目的に、二次加速兼エアダンパーロッドを増設してあります。副次効果として、発射音は激減しますので、ダミーボルトの作動音と発射音の減少で、かなり静かになっています。
その他は、純正品を使用しています。カスタムパーツを追加使用してしまうと、パワー調整が大変になってしまいます。
このライトチューンで、パワーはギリギリの状況です。
マルイ製バイオBB弾0.2gにて、97m/s以下・0.25gにて88m/s以下と、かなりシビアな状況です。弾測器によってはオーバーも心配ですが、ASGKの簡易弾測器を使用し。0.2gBB弾でチェックしたところクリアできましたので、大丈夫なパワーだと判断致しました。
川原に行き、HOPのかかりを確認し、弾道チェックをして、問題ありませんでしたので、終了です。
スコープの調整もさせて頂きましたので、十分な性能に仕上がった状態です。
ただ・・・ 一人での簡易チェックでしたので、4×40のスコープでは40m以上先の弾道を確実に確認ができなかったのが残念です。
老眼もきてるのですが、視力そのものも落ちてしまったようです・・・
「悲しいけど、これって現実なのよね!」 って、誰かの台詞であったような・・・
でも、川原では変わった物を見つけられました!

「百舌(もず)の早贄(はやにえ)」です。本来、秋口に見られる物なのですが、バッタも干からびておらず、最近の物なのは確かです。
寒い日ばかりだと思っていましたが、今日も日差しが良く、暖かな1日でしたので、越冬していた気の早いバッタが、たまたま標的になってしまったんでしょうね。 自然が残ってるんだなぁと、ほっこりした日でした。
COMBAT DOLL 店主 中根
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2月24・25日を臨時休業させて頂きます。
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昨晩は時間が取れなくて、1回お休みさせて頂きました。
明日、明後日もお休みになってしまいますが、ご了承ください。
今回はPSG-1のライトチューンです。
とは言っても、これ以上の必要性を感じないくらいです。
クライアント様の要望は、
0.25gのBB弾にて、飛距離と精度のアップをしたいという事と、且つ、低価格でやって欲しいというご希望でした。
ギア関連は、不満がないので、そのままで良いということでしたので、ギア部分はチェックのみです。
アウターバレルは長過ぎるので、短くしたいというのもありましたので、インナーバレルの交換に合わせて、ショート化します。

真っ先にやる事は、ダミーボルトのシアを撤去します。クライアント様に提案させて頂き、静音化と燃費の向上目的で、ダミーボルトの可動はカットしてしまいました。

アッパー側から、作業していきます。
マウントベースが緩んでいましたので締め直しです。
短縮のサイズは、ハンドガードから突き出しているアウターバレル部分を半分くらいにすることに決まりました。
三箇所ある固定ネジの穴の先端側を根元にすることで、ちょうどその位になります。
穴加工も1箇所分楽ができるので、助かります。

ざっと、162mm分のカットです。固定ネジ用の穴を2箇所、開け足します。
セットすると、こんな状態になります。

次に、インナーバレルの交換です。
PSG-1用のバレルは、元々590mmあり、シリンダー容積とのバランスで行けば、長過ぎます。バレル内で、発射されたBB弾の吸い戻しが起きないように、インナーバレルのチャンバー付近を掘り下げて、吸気口がある訳ですが、ここから加速に使われる筈のエアも逃げてしまう為に不安定になってしまう欠点を抱えています。
バレルカットでは、精度が上げられない為、スタンダードタイプのバレルに交換です。長さは469mmを選択致しました。
HOPは、当店推薦のレンジアップタイプにさせて頂きました。0.25g以上0.3gまでの重量弾に対応しています。
調整のスタートを、0.25g弾で、ちょうど良いかな?と言う位置からのスタートにしてありますが、パッキンが馴染んでくると、HOPのかかりが若干弱くなるので、そこを踏まえたセッティングに致しました。

インナーバレルの位置関係は、こんな状態です。パーツ代を抑える為に、430mm(89式)のノーマルバレルを持参頂いたのですが、アウターバレル内での空走距離を考慮して、手持ちのバレルと交換して使用させて頂きました。シリンダー容積とのバランスも含めてのセッティングになります。
ノーマルのブレ止め兼サイレンサーのパーツを流用しますので、長さ調整の加工が必要です。カスタムパーツとしての別売品でもかまいませんが、コストダウンの目的での流用です。精度的には問題の無いように加工しますので、実際には内部サイレンサーのスペックアップをご希望の方は、別売品を使用して、サイレンサーを増設する方法をお勧め致します。

ノーマルパーツは、画像のように加工しています。
インナーバレルのブレ止めとして、内部にアルミシートを貼り付けて、カット品のバリを残さないよう仕上げてから接着します。
先端には、Oリングをはめ込める溝がありますので、活用して、センター出しとブレ止めを両立させます。

次は、軋みの出てしまうハンドガードの補正をします。こちらも提案させて頂き、おまけの作業になります。
本体側のガイドリブにはアルミテープを貼り付け、厚みを増します。ハンドガードのフレームと接するアール部分に1mm厚のゴムシートを短冊にして貼り付けます。
取り付けの際には、ハンドガードの左右を止めているネジの根元2本を緩めておき、はめ込んでからネジを締め付けてやれば、ガチガチで動かなくなります。軋みが気になる方はお試しください。首の弱い銃とは思えない強度が発揮されます。

十数年前に購入したものの、ほとんど使用していないという固体でしたので、ギア関連はそのままで問題無いと判断致しました。
実際開けてみたところ、磨耗もほとんど無かったので、シムもそのまま、グリスもそのままで組み戻しました。
ギア部分の画像を撮り忘れてしまいましたので、ご了承頂きたいと思います。
調整するのはシリンダーのあるアッパー部分のみです。

弾道と圧縮比の安定化を目的に、二次加速兼エアダンパーロッドを増設してあります。副次効果として、発射音は激減しますので、ダミーボルトの作動音と発射音の減少で、かなり静かになっています。
その他は、純正品を使用しています。カスタムパーツを追加使用してしまうと、パワー調整が大変になってしまいます。
このライトチューンで、パワーはギリギリの状況です。
マルイ製バイオBB弾0.2gにて、97m/s以下・0.25gにて88m/s以下と、かなりシビアな状況です。弾測器によってはオーバーも心配ですが、ASGKの簡易弾測器を使用し。0.2gBB弾でチェックしたところクリアできましたので、大丈夫なパワーだと判断致しました。
川原に行き、HOPのかかりを確認し、弾道チェックをして、問題ありませんでしたので、終了です。
スコープの調整もさせて頂きましたので、十分な性能に仕上がった状態です。
ただ・・・ 一人での簡易チェックでしたので、4×40のスコープでは40m以上先の弾道を確実に確認ができなかったのが残念です。
老眼もきてるのですが、視力そのものも落ちてしまったようです・・・
「悲しいけど、これって現実なのよね!」 って、誰かの台詞であったような・・・
でも、川原では変わった物を見つけられました!

「百舌(もず)の早贄(はやにえ)」です。本来、秋口に見られる物なのですが、バッタも干からびておらず、最近の物なのは確かです。
寒い日ばかりだと思っていましたが、今日も日差しが良く、暖かな1日でしたので、越冬していた気の早いバッタが、たまたま標的になってしまったんでしょうね。 自然が残ってるんだなぁと、ほっこりした日でした。
COMBAT DOLL 店主 中根
奥山デイズにて定例会(レギュレーション)次回未定
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定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
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2014年02月21日
PDR-C カスタム解説
COMBAT DOLL の店主です。
今回は、クライアント様の要望での、カスタム解説記事になります。
機種 PDR-C サイレントカスタム「林の零式」
希望初速 マルイ0.2gBB弾にて90m/s以下
モーターを燃費向上の為、マルイ1000モーターに換装
スイッチ交換及びSBD取り付け
サイレントカスタム「林」にて、精度アップを前提
インナーバレルは面一の285mmに変更
と言う基本メニューです。予算以内にする為の、提案見積もりから選択して頂きました。

今回のロットナンバーは500番台とかなり若いロットです。フレームの歪みは、やはり個体差ですが、この個体は前方の歪みが目に付く状態でした。勿論矯正が入ります。

画像では分かり難いと思いますが、わずかに「へ」の字になっています。

交換するインナーバレルの出口テーパー加工を先にやっておきます。テーパー角6度のシャーシリーマーで加工です。

HOPチャンバーパッキンは、純正のシリコンタイプはメンテナンス頻度が大変なので、システマ製のHOPパッキンに変更します。
HOPテンションもマルイ方式のゴムチューブでのソフトテンションがかけられるように加工します。

角度や深さのチェックは、画像のように確認しながら加工していきます。

HOPダイヤルもそのままでは緩すぎて、射撃振動で動いてしまうので、Oリングを太い物に交換します。水道用のパッキンですので、ホームセンター等で購入できる物です。
バレルのアッセンブルは、これで完了です。

メカボックスとバレルの取り付け位置のズレを確認する為に、ノズルの擦れがどこに有るのか、老眼鏡を架けて(笑)チェックします。
当方、だいぶ老眼が進んでいるので、細かい作業には必須アイテムになってしまいました(苦笑)
基本、ノズルの先端上部とチャンバー内上部が擦れている状況でした。

そして、メカボックスに取り掛かります。画像は開封した直後の物です。

各部研磨 1・ピストン用レール部分 2・タペットプレート用レール部分 3・給弾ルート 4・タペット用スプリングの容積確保加工 となっています。
スイッチもこの時点で、オムロン製(V-15-1A5)に交換取り付けします。端子を既存品に合わせてカットが必要になります。

サイレントカスタム「林」用のロッドを取り付けです。
今回の個体は、シリンダーヘッドのダンパーゴムがズレて接着されていたので、はがして貼り直ししてあります。
シリンダーヘッドのノズル内径は4.5mmですので、ロッドの外形も調整加工されています。
既存のピストンヘッドで使用されているスラストベアリングは流用し。マルイ製のピストンヘッドとウエイトをベースに加工取り付けされています。

セクターギアのカム部分の研磨をします。この個体のギアは仕上げはきれいな方でしたので、研磨も容易でした。
ただ、タペットプレートの変形は、今まで見た中では一番大きい感じです。スプリングをソフトな物と交換になっていますので、今後は安心してご使用頂けます。

シムの追加調整を行い、モーターもマルイの1000モーターと交換します。
SBDは組上げてからの取り付けになっています。半田付けの為、メカボックスの分解の際には、半田ごてが必要になります。

先にチェックしておいた、位置補正のズレにあわせて、取り付けネジの受け側に、画像のようにシムを貼り付けます。
アウターバレルの固定ネジの部分(画像無し)は、4ヶ所それぞれ0.5mmのシムを噛ませてあります。

交換したスプリングに合わせて、ダンパーを仕込んで初速調整を容易にしておきます。
フィールドレギュレーションだと思うのですが、90m/s以下の設定とシビアな為、計測器の誤差対応で、初速ダウンを容易にできるようにしてあります。
スプリングに塗布してあるグリスは、地元のパーツメーカー「Xabier」の新製品「シリコングリスホワイト」です。1500円売りの商品ですが、地元のよしみで、真っ先に分けて頂きました。維持性が高く、長期間の潤滑と振動を抑える効果の高いグリスです。当店ではお気に入りの製品です。ただ・・・、分量の割りには若干お高めですが、今まで当店で使用していたグリスは1kgで28000円もするもので、これより少ない容量の物が無いので、助かります。
使用量が増えれば、また、1kg缶での購入にしますが、同レベルのグリスになっている分、安心して使用できます。

画像の数字をご参考にして下さい。フレームピンを2本はずしてのテイクダウンで、スプリングガイドが取り外せるようになりますので、計測値が90m/sを超えてしまうようでしたら、調整願います。
これで、完成です。

今回、交換したパーツ群です。
クライアント様、カスタムオーダーありがとうございました。
お問い合わせがありましたら、遠慮無く連絡を頂きたいと思います。
COMBAT DOLL 店主 中根
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今回は、クライアント様の要望での、カスタム解説記事になります。
機種 PDR-C サイレントカスタム「林の零式」
希望初速 マルイ0.2gBB弾にて90m/s以下
モーターを燃費向上の為、マルイ1000モーターに換装
スイッチ交換及びSBD取り付け
サイレントカスタム「林」にて、精度アップを前提
インナーバレルは面一の285mmに変更
と言う基本メニューです。予算以内にする為の、提案見積もりから選択して頂きました。

今回のロットナンバーは500番台とかなり若いロットです。フレームの歪みは、やはり個体差ですが、この個体は前方の歪みが目に付く状態でした。勿論矯正が入ります。

画像では分かり難いと思いますが、わずかに「へ」の字になっています。

交換するインナーバレルの出口テーパー加工を先にやっておきます。テーパー角6度のシャーシリーマーで加工です。

HOPチャンバーパッキンは、純正のシリコンタイプはメンテナンス頻度が大変なので、システマ製のHOPパッキンに変更します。
HOPテンションもマルイ方式のゴムチューブでのソフトテンションがかけられるように加工します。

角度や深さのチェックは、画像のように確認しながら加工していきます。

HOPダイヤルもそのままでは緩すぎて、射撃振動で動いてしまうので、Oリングを太い物に交換します。水道用のパッキンですので、ホームセンター等で購入できる物です。
バレルのアッセンブルは、これで完了です。

メカボックスとバレルの取り付け位置のズレを確認する為に、ノズルの擦れがどこに有るのか、老眼鏡を架けて(笑)チェックします。
当方、だいぶ老眼が進んでいるので、細かい作業には必須アイテムになってしまいました(苦笑)
基本、ノズルの先端上部とチャンバー内上部が擦れている状況でした。

そして、メカボックスに取り掛かります。画像は開封した直後の物です。

各部研磨 1・ピストン用レール部分 2・タペットプレート用レール部分 3・給弾ルート 4・タペット用スプリングの容積確保加工 となっています。
スイッチもこの時点で、オムロン製(V-15-1A5)に交換取り付けします。端子を既存品に合わせてカットが必要になります。

サイレントカスタム「林」用のロッドを取り付けです。
今回の個体は、シリンダーヘッドのダンパーゴムがズレて接着されていたので、はがして貼り直ししてあります。
シリンダーヘッドのノズル内径は4.5mmですので、ロッドの外形も調整加工されています。
既存のピストンヘッドで使用されているスラストベアリングは流用し。マルイ製のピストンヘッドとウエイトをベースに加工取り付けされています。

セクターギアのカム部分の研磨をします。この個体のギアは仕上げはきれいな方でしたので、研磨も容易でした。
ただ、タペットプレートの変形は、今まで見た中では一番大きい感じです。スプリングをソフトな物と交換になっていますので、今後は安心してご使用頂けます。

シムの追加調整を行い、モーターもマルイの1000モーターと交換します。
SBDは組上げてからの取り付けになっています。半田付けの為、メカボックスの分解の際には、半田ごてが必要になります。

先にチェックしておいた、位置補正のズレにあわせて、取り付けネジの受け側に、画像のようにシムを貼り付けます。
アウターバレルの固定ネジの部分(画像無し)は、4ヶ所それぞれ0.5mmのシムを噛ませてあります。

交換したスプリングに合わせて、ダンパーを仕込んで初速調整を容易にしておきます。
フィールドレギュレーションだと思うのですが、90m/s以下の設定とシビアな為、計測器の誤差対応で、初速ダウンを容易にできるようにしてあります。
スプリングに塗布してあるグリスは、地元のパーツメーカー「Xabier」の新製品「シリコングリスホワイト」です。1500円売りの商品ですが、地元のよしみで、真っ先に分けて頂きました。維持性が高く、長期間の潤滑と振動を抑える効果の高いグリスです。当店ではお気に入りの製品です。ただ・・・、分量の割りには若干お高めですが、今まで当店で使用していたグリスは1kgで28000円もするもので、これより少ない容量の物が無いので、助かります。
使用量が増えれば、また、1kg缶での購入にしますが、同レベルのグリスになっている分、安心して使用できます。

画像の数字をご参考にして下さい。フレームピンを2本はずしてのテイクダウンで、スプリングガイドが取り外せるようになりますので、計測値が90m/sを超えてしまうようでしたら、調整願います。
これで、完成です。

今回、交換したパーツ群です。
クライアント様、カスタムオーダーありがとうございました。
お問い合わせがありましたら、遠慮無く連絡を頂きたいと思います。
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2月23日は夜間(19:00~21:00)を臨時営業致します。
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2014年02月20日
APS用樹脂ストック カスタマイズ
COMBAT DOLL の店主です。
今回は、毛色を変えて、樹脂ストックの加工記事です。
僕のAPSのストックですが、木製から樹脂の塗装品に変更です。
使用していた木製ストックを、どうしても譲って欲しいとねだられ、断りきれずに交換販売してしまいました。
ノーマルのAPSのストックは、形状が好きではないので、個人好みに加工します。
基本的に、削り倒して痩せさせます。

部分補修には、削りカスを集めて、シンナーで溶かしてパテにします。

削り倒したストックの、埋めたい箇所に・・・

塗りたくります。あまり厚く盛ってしまうと、本体を侵食してしまいますので、チェッカーの溝を埋める程度にベットリ!

純正ストックとの比較です。トリガーガードは、サンプロのM700のジャンクからの流用品です。
レミントンタイプに近くなるように、先端のカットと、グリップのアールを付け、自分の手に合わせて削り込んであります。

下地には、ちょっと変わった塗料を使っています。「黒板用スプレー緑」です。
完全硬化すると、かなり塗膜の強い塗料です。六分乾燥くらいで、上塗りを始めます。完全乾燥してしまうと、上塗りが食い付き難くなってしまうので、こういうタイミングで塗装していきます。

3種類の比較です。

塗装パターンは、個人的に好きなボカシのグラデーションタイプです。4シーズンを考えて塗装色のバランス取りをしました。
画像では、分かり難いのですが幅も細くしてあります。

本体に組み戻して、こんな感じですね。
左は、夜間屋内にてのフラッシュ撮影で、右は、夜間屋内蛍光灯照明にてのフラッシュ無しの撮影です。
光の強弱での発色の変化も考慮しての重ね吹きですので、屋外の太陽光ではTANカラーが強く、かなり明るくなりますが、暗がりではグリーン系が強くなり、暗く見えるようにしました。
ナイトゲームでの使用もあるので、こんな感じに仕上げています。
合間にコツコツやっていたもので、一ヶ月ほど前に仕上げたものです。
構え易い形になってくれましたので、また安心して使ってやれます。樹脂ストックならではのカスタマイズですね。
難点を言えば、樹脂の共振で、少しうるさくなってしまった所です。やっぱり木製ストックの方が静かなんですよね・・・
COMBAT DOLL 店主 中根
奥山デイズにて定例会(レギュレーション)次回未定
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
2月24・25日を臨時休業させて頂きます。
2月23日は夜間(19:00~21:00)を臨時営業致します。
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です

今回は、毛色を変えて、樹脂ストックの加工記事です。
僕のAPSのストックですが、木製から樹脂の塗装品に変更です。
使用していた木製ストックを、どうしても譲って欲しいとねだられ、断りきれずに交換販売してしまいました。
ノーマルのAPSのストックは、形状が好きではないので、個人好みに加工します。
基本的に、削り倒して痩せさせます。

部分補修には、削りカスを集めて、シンナーで溶かしてパテにします。

削り倒したストックの、埋めたい箇所に・・・

塗りたくります。あまり厚く盛ってしまうと、本体を侵食してしまいますので、チェッカーの溝を埋める程度にベットリ!

純正ストックとの比較です。トリガーガードは、サンプロのM700のジャンクからの流用品です。
レミントンタイプに近くなるように、先端のカットと、グリップのアールを付け、自分の手に合わせて削り込んであります。

下地には、ちょっと変わった塗料を使っています。「黒板用スプレー緑」です。
完全硬化すると、かなり塗膜の強い塗料です。六分乾燥くらいで、上塗りを始めます。完全乾燥してしまうと、上塗りが食い付き難くなってしまうので、こういうタイミングで塗装していきます。

3種類の比較です。

塗装パターンは、個人的に好きなボカシのグラデーションタイプです。4シーズンを考えて塗装色のバランス取りをしました。
画像では、分かり難いのですが幅も細くしてあります。

本体に組み戻して、こんな感じですね。
左は、夜間屋内にてのフラッシュ撮影で、右は、夜間屋内蛍光灯照明にてのフラッシュ無しの撮影です。
光の強弱での発色の変化も考慮しての重ね吹きですので、屋外の太陽光ではTANカラーが強く、かなり明るくなりますが、暗がりではグリーン系が強くなり、暗く見えるようにしました。
ナイトゲームでの使用もあるので、こんな感じに仕上げています。
合間にコツコツやっていたもので、一ヶ月ほど前に仕上げたものです。
構え易い形になってくれましたので、また安心して使ってやれます。樹脂ストックならではのカスタマイズですね。
難点を言えば、樹脂の共振で、少しうるさくなってしまった所です。やっぱり木製ストックの方が静かなんですよね・・・
COMBAT DOLL 店主 中根
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2014年02月19日
お知らせ 臨時休業の予定
COMBAT DOLL の店主です。
本日はお知らせのみで、失礼致します。
来週の月曜と火曜日(24日・25日)ですが、都合により臨時休業とさせて頂きます。
泊りがけの仕事が入ってしまい、2日間の営業ができません。
23日の日曜日の夜間は、臨時営業致しますので、御用がございましたら、そちらでお願い致します。
こちらの都合で、申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。
COMBAT DOLL 店主 中根
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2014年02月18日
電動 MG42 ハイサイクル化 ギアボックス(グリップ)
COMBAT DOLL の店主です。
MG42の最終回になります。

グリップを解体すると、中身はこんな状態です。
BIGOUT製と同様のセクターチップが取り付けられたセクターギアです。
ギア比は、マルイ純正と同じですね。
モーターも磁力の強い、トルク優先タイプのモーターです。
一部配線の皮膜を噛み込んだ状態でした。マガジン用のスイッチは、マイクスイッチに、樹脂のロッドが付いている状態の物で、ストロークがかせげません。
その為、メインスイッチの接触ストロークがわずかしかないので、そのままだと早めに接触不良で、通電しなくなってしまいそうです。
2つのスイッチの位置関係が、微妙なバランスで成り立っていますので、メインスイッチの端子部分の矯正のみやっておきます。
シムは、各ギアに1枚ずつ入れてあるだけで、調整されているとは言えない状態です。やはり、オーバーホールが必要なアイテムだと判断致します。

マルイハイサイクルシリーズのギアを移植しますが、今回のクライアント様のお持ち込みのギアは、セクターチップにあたる樹脂パーツが無くなっていましたので、セクターチップを移植します。
それと、ベベルギアはハイサイクルの物が使用できませんでした。逆転防止ラッチが届かなかった為、ベベルギアのみ、付属していた物を使用しています。歯の枚数は同じでしたので、サイクルが落ちる心配はありません。

軸間の距離は、マルイの製品と比べると、僅かに遠くなっているような気がします。ギアブロックでの作動確認の際の空回しでは、結構甲高いギア鳴りがしてしまいます。

モーターは、位置調整の機能が付いていませんので、モーターに合わせたシム調整か、ギアを優先してのピニオンギアの位置調整で行うかの2択になります。
今回は、市販のマルイハイサイクルモーターのロングシャフトの物を、軸をカットして使用していますので、ピニオンギアの位置を調整する、後者を選択しています。
配線も細めではありますが、無理に交換するほどでもないと判断致しましたので、そのまま使用しています。
逆転防止ラッチの落ち着きが悪く、閉めるのが面倒な状態のグリップですので、配線の挟み込みに気をつけて作業を行います。
実際、本体はこの程度で終了です。

マガジンの配線が中に隠れるように。取り回しを変更し、給弾用のアダプター部分の一部を削って、コネクターが隠れるようにしてあります。
このマガジンは、給弾用のゼンマイが無い構造のマガジンで、モーターの回転で直接給弾するようになっています。その為、発射サイクルが早過ぎると給弾が追い付かなくなる恐れがあります。
実質的なサイクルは、7.4V 1400mA 40C (イーグル製)のバッテリーで、毎秒27発前後です。ベアリングの軸受けと、モーターの固定がしっかりしているので、口承上のスペックより、若干早い感じがする程度です。
スプリングも、ハイサイクル純正品ですので、初速は85m/s弱と、おとなしめの設定です。
クライアント様は、遠慮無く撃ち捲くりたいので、弱めの方がお好みとの事でした。
初速を上げたい場合は、スプリングの交換が必要ですね。3枚分のギアストロークが短くなっていますので、それに合わせたレートの物を用意する必要があります。
試射した状況では、マガジンの給弾も問題無く追い付いていますが、BB弾の残量が少なくなると、BB弾が給弾用の仕切りに弾かれてしまうようで、時々空撃ちになる症状が出始め、残り僅かになると、症状が酷くなりますが、マガジンの構造上仕方の無い部分になります。
残弾が少なくなりましたら、追加補充を早めにしてもらってご使用頂く状況です。
でも、MG42はこうじゃなくっちゃいけないな! って感じに仕上がりましたので、クライアント様にもご満足頂けました。
結果的に。交換したパーツは、
マルイ ハイサイクル用ピストン
マルイ ハイサイクル用スプリング
マルイ ハイサイクル用セクターギア
マルイ ハイサイクル用スパーギア
マルイ ハイサイクル用モーター(ショート)
Laylax ベアリング付スプリングガイドV3用(要加工)
Laylax シム (追加調整)
インナーバレル 200mmカット
です。
追加補正加工としてのスプリングガイド固定用のドラムの加工が、一番面倒な状況でした。
分解までの道のりが長かったのですが、解ってしまえば、比較的メンテナンスフリーな優秀な部類だと思います。
メカボックスのアッパー側の肉厚を、どうにかしてもらえれば、完璧ですね!
COMBAT DOLL 店主 中根
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MG42の最終回になります。

グリップを解体すると、中身はこんな状態です。
BIGOUT製と同様のセクターチップが取り付けられたセクターギアです。
ギア比は、マルイ純正と同じですね。
モーターも磁力の強い、トルク優先タイプのモーターです。
一部配線の皮膜を噛み込んだ状態でした。マガジン用のスイッチは、マイクスイッチに、樹脂のロッドが付いている状態の物で、ストロークがかせげません。
その為、メインスイッチの接触ストロークがわずかしかないので、そのままだと早めに接触不良で、通電しなくなってしまいそうです。
2つのスイッチの位置関係が、微妙なバランスで成り立っていますので、メインスイッチの端子部分の矯正のみやっておきます。
シムは、各ギアに1枚ずつ入れてあるだけで、調整されているとは言えない状態です。やはり、オーバーホールが必要なアイテムだと判断致します。

マルイハイサイクルシリーズのギアを移植しますが、今回のクライアント様のお持ち込みのギアは、セクターチップにあたる樹脂パーツが無くなっていましたので、セクターチップを移植します。
それと、ベベルギアはハイサイクルの物が使用できませんでした。逆転防止ラッチが届かなかった為、ベベルギアのみ、付属していた物を使用しています。歯の枚数は同じでしたので、サイクルが落ちる心配はありません。

軸間の距離は、マルイの製品と比べると、僅かに遠くなっているような気がします。ギアブロックでの作動確認の際の空回しでは、結構甲高いギア鳴りがしてしまいます。

モーターは、位置調整の機能が付いていませんので、モーターに合わせたシム調整か、ギアを優先してのピニオンギアの位置調整で行うかの2択になります。
今回は、市販のマルイハイサイクルモーターのロングシャフトの物を、軸をカットして使用していますので、ピニオンギアの位置を調整する、後者を選択しています。
配線も細めではありますが、無理に交換するほどでもないと判断致しましたので、そのまま使用しています。
逆転防止ラッチの落ち着きが悪く、閉めるのが面倒な状態のグリップですので、配線の挟み込みに気をつけて作業を行います。
実際、本体はこの程度で終了です。

マガジンの配線が中に隠れるように。取り回しを変更し、給弾用のアダプター部分の一部を削って、コネクターが隠れるようにしてあります。
このマガジンは、給弾用のゼンマイが無い構造のマガジンで、モーターの回転で直接給弾するようになっています。その為、発射サイクルが早過ぎると給弾が追い付かなくなる恐れがあります。
実質的なサイクルは、7.4V 1400mA 40C (イーグル製)のバッテリーで、毎秒27発前後です。ベアリングの軸受けと、モーターの固定がしっかりしているので、口承上のスペックより、若干早い感じがする程度です。
スプリングも、ハイサイクル純正品ですので、初速は85m/s弱と、おとなしめの設定です。
クライアント様は、遠慮無く撃ち捲くりたいので、弱めの方がお好みとの事でした。
初速を上げたい場合は、スプリングの交換が必要ですね。3枚分のギアストロークが短くなっていますので、それに合わせたレートの物を用意する必要があります。
試射した状況では、マガジンの給弾も問題無く追い付いていますが、BB弾の残量が少なくなると、BB弾が給弾用の仕切りに弾かれてしまうようで、時々空撃ちになる症状が出始め、残り僅かになると、症状が酷くなりますが、マガジンの構造上仕方の無い部分になります。
残弾が少なくなりましたら、追加補充を早めにしてもらってご使用頂く状況です。
でも、MG42はこうじゃなくっちゃいけないな! って感じに仕上がりましたので、クライアント様にもご満足頂けました。
結果的に。交換したパーツは、
マルイ ハイサイクル用ピストン
マルイ ハイサイクル用スプリング
マルイ ハイサイクル用セクターギア
マルイ ハイサイクル用スパーギア
マルイ ハイサイクル用モーター(ショート)
Laylax ベアリング付スプリングガイドV3用(要加工)
Laylax シム (追加調整)
インナーバレル 200mmカット
です。
追加補正加工としてのスプリングガイド固定用のドラムの加工が、一番面倒な状況でした。
分解までの道のりが長かったのですが、解ってしまえば、比較的メンテナンスフリーな優秀な部類だと思います。
メカボックスのアッパー側の肉厚を、どうにかしてもらえれば、完璧ですね!
COMBAT DOLL 店主 中根
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2014年02月17日
電動 MG42 ハイサイクル化 その2 アッパー
COMBAT DOLL の店主です。
引き続き、MG42 の記事になります。
今回は時間の都合で短めになりますが、ご了承ください。
昨日の記事で、スプリングガイドを説明していますので、アッパー側の各部詳細から行きます。

まず、ピストンがはまり込むガイドレール部分ですが、とにかく浅い印象が強いです。組上げる時にピストンのはまりを確認する癖をつけておかないと、後でガッカリしてしまいます。

タペットプレートに干渉してしまうバリが、所々残っていますので、確認して仕上げ直しです。画像のように、結構食い付いてしまうバリもありますので、各部分確認して下さい。

ピストンのレールに対して、タペットプレートのガイド部分は結構しっかりはまり込みます。
タペットプレートも強度的にもサイクル的にも、そのままで良いと判断しましたので、成型バリやエッジを落として使用しています。
シリンダーは問題無さそうなので、グリスを引きなおして使用します。
ピストンもマルイハイサイクルの物を使用しますので、前進位置の違いがあるか等の確認が必要です。実際には問題ありませんでした。
ピストンのOリングもマルイの純正の物を使用しています。
シリンダーヘッドとノズルも、クリーニングしてからグリスを塗り直して使用しています。
アッパー側は、部品点数も少ないので、スプリングガイドの処理さえしてしまえば、後は簡単なチューニングと言った具合ですので、難しい部分はありませんでした。
そして、チャンバーとバレル周りです。

チャンバーとインナーバレルの取り外しは、メカボックスさえ外れていれば、後方に引き抜くだけです。
チャンバーは、AKタイプのようなスライド式になっていて、ネジの締め込みが弱く、スルスルの状態でした。
ただ、このネジをちゃんと締めてしまうと、レバーが固定されてしまい動かなくなってしまいます。
HOPの調整が済んだら、ネジを締めて固定すると思って頂くのが良いでしょう。
但し・・・ インナーバレルは、他の電動ガンとの互換性がありません。チャンバーへの固定用のキー溝の位置が違っていて、交換はできませんでした(画像参照)
当初は650mmあるインナーバレルをAKの純正品と交換の予定でしたが、使えなかったのでカットになりました。
20cm短くして、450mmの長さにしてあります。

短くなった分のブレ止めですが、アウターバレル内部の仕上げが良好だったので、インナーバレルの先の方にアルミテープを巻きつけてのブレ止めとしてあります。内部でカタカタ音がしない程度で、抜き差し可能な厚みに巻きつけます。この個体は2周でちょうどでした。
HOPパッキンは、素材的には問題無さそうな感じだったのですが、使用されているグリス(ワックス?)の臭いが気になるので、クライアント様と相談の上、システマ製の物と交換になりました。
臭いを例えるならば、車やバイクの新品のタイヤの臭いと同じような気がします。なんとなく滑ってしまって、HOPがバラついてしまう気がしたので、交換となっています。
本体が大きくて、本体側の画像をほとんど撮影していなかったので、内部系の部分画像ばかりになってしまっていますが、ご了承ください。
本日は、このくらいで切り上げさせて頂きます。
明日は、ギアブロック(グリップ部分)の記事で、最後になりますので、宜しくお願い致します。
COMBAT DOLL 店主 中根
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引き続き、MG42 の記事になります。
今回は時間の都合で短めになりますが、ご了承ください。
昨日の記事で、スプリングガイドを説明していますので、アッパー側の各部詳細から行きます。

まず、ピストンがはまり込むガイドレール部分ですが、とにかく浅い印象が強いです。組上げる時にピストンのはまりを確認する癖をつけておかないと、後でガッカリしてしまいます。

タペットプレートに干渉してしまうバリが、所々残っていますので、確認して仕上げ直しです。画像のように、結構食い付いてしまうバリもありますので、各部分確認して下さい。

ピストンのレールに対して、タペットプレートのガイド部分は結構しっかりはまり込みます。
タペットプレートも強度的にもサイクル的にも、そのままで良いと判断しましたので、成型バリやエッジを落として使用しています。
シリンダーは問題無さそうなので、グリスを引きなおして使用します。
ピストンもマルイハイサイクルの物を使用しますので、前進位置の違いがあるか等の確認が必要です。実際には問題ありませんでした。
ピストンのOリングもマルイの純正の物を使用しています。
シリンダーヘッドとノズルも、クリーニングしてからグリスを塗り直して使用しています。
アッパー側は、部品点数も少ないので、スプリングガイドの処理さえしてしまえば、後は簡単なチューニングと言った具合ですので、難しい部分はありませんでした。
そして、チャンバーとバレル周りです。

チャンバーとインナーバレルの取り外しは、メカボックスさえ外れていれば、後方に引き抜くだけです。
チャンバーは、AKタイプのようなスライド式になっていて、ネジの締め込みが弱く、スルスルの状態でした。
ただ、このネジをちゃんと締めてしまうと、レバーが固定されてしまい動かなくなってしまいます。
HOPの調整が済んだら、ネジを締めて固定すると思って頂くのが良いでしょう。
但し・・・ インナーバレルは、他の電動ガンとの互換性がありません。チャンバーへの固定用のキー溝の位置が違っていて、交換はできませんでした(画像参照)
当初は650mmあるインナーバレルをAKの純正品と交換の予定でしたが、使えなかったのでカットになりました。
20cm短くして、450mmの長さにしてあります。

短くなった分のブレ止めですが、アウターバレル内部の仕上げが良好だったので、インナーバレルの先の方にアルミテープを巻きつけてのブレ止めとしてあります。内部でカタカタ音がしない程度で、抜き差し可能な厚みに巻きつけます。この個体は2周でちょうどでした。
HOPパッキンは、素材的には問題無さそうな感じだったのですが、使用されているグリス(ワックス?)の臭いが気になるので、クライアント様と相談の上、システマ製の物と交換になりました。
臭いを例えるならば、車やバイクの新品のタイヤの臭いと同じような気がします。なんとなく滑ってしまって、HOPがバラついてしまう気がしたので、交換となっています。
本体が大きくて、本体側の画像をほとんど撮影していなかったので、内部系の部分画像ばかりになってしまっていますが、ご了承ください。
本日は、このくらいで切り上げさせて頂きます。
明日は、ギアブロック(グリップ部分)の記事で、最後になりますので、宜しくお願い致します。
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2014年02月16日
電動 MG42 ハイサイクル化 その1 分解
COMBAT DOLL の店主です。
今回は予告通り、MG42のチューニング記事になります。
が、かなり刻んだ状況でアップさせて頂きます。

分解には、とにかく、コツがいります!
説明書の部品図を見ると、簡単にフックで引っかかっているだけに見えますが、実際にその通りになっています(?)
実際に弄ってみても、なかなか外れません。
チャンバーの固定ネジを外す・・・ グリップ後方のフレームとの連結シャフトを外す・・・
スプリングガイドを外して、スプリングテンションをフリーにする・・・? んっ!? 外れない・・・
ピクリとも動きません・・・ どういうこと? 構造的には上部のラッチを解除すればスポンと抜けてくるはずなのに・・・?
メカボックスのシリンダーアッセンブルの組まれているアッパー側を割らないと無理そうなのですが、出さないと無理です。
仕方なく、そのままやろうとするのですが、ピストンが前進し切った位置になるように、作動させて外そうとしてみますが、動きません。
分解図に無いピンでも入っているのではないかと、じっくり見てみますが、何もありません!?
そうです、タペットプレート(ノズル)が後退していると、スライドさせて後退できない状態になっている訳です。
正直、この作業を、僕とオーナー様と、数人のお客様で2時間くらいかけて、やっていました(涙)
ご協力して下さった、皆様、ありがとうございました。
バッテリーをつなげて、作動させ、わずかに限定されたポイントで停止していないと、分解できない状況でした。
ピストンが前進し切っていて、タペットプレートがフリーになっていないと外れないのです・・・ これには参りました。

やっとの思いで分解すると、こういう状態が確認できるようになります。
シムはぜんぜん足りません・・・ アッパー側も問題を確認します・・・

これは、つらい! の一言ですね。
個体差が必ずあるはずですが、アッパー側の内側のリブが変形してしまっています・・・(涙)
薄い・・・ 薄過ぎます・・・ 強度が心配な、アッパーフレームです。
原因は、左の画像の通り、スプリングガイドの取り付けられているドラム部分の太さが、メカボックスのアッパーフレームの内寸より太くなっているので、組上げてから、無理やり圧入された為に変形してしまった状況です!
このドラム部分は、切削加工では無く、キャスティング(型による成型)で、真円も出ていません(涙)
要加工の部分です。今後のメンテナンスだけではなく、放置状態ではピストンレールの脱線もありえますので、必ず修理が必要な場所です。
同型の銃をお持ちで、スプリングガイドの脱着ができない物は、お近くの専門店に駆け込む事をお勧め致します!

とにかく、サイズが合うまで削るしかありません。
それと、スプリングガイドの位置固定の溝は、V3のサイズですので、組まれているスプリングガイドでは真っ直ぐ取り付けられない状況です。
ですが、固定の為のM5のネジ穴が加工されていなければ取り付けられません。Laylax製のV3用のスプリングガイドを、加工しての取り付けになります。
ネジ穴の追加加工と、プレート部分の長さ調整です。
ドラム側も、内側の円形部分が1段掘り下げられた状態ですので、ガイドプレートのはまる部分の段差を削り落とさなければいけません。

一通り加工して、組み込める状態まで持って行きます。結構手間がかかってしまいます。

スプリングガイドのドラムがスムーズに出し入れできるか確認して、問題が無ければ一安心です。補正チューニングの終了です。
やっと、カスタムチューニングに進めます。
今回のハイサイクル化は、マルイ電動ガンのハイサイクルタイプの中身を移植するチューニングですので、スプリングガイドとピストンの相性も確認が必要です。
マルイのハイサイクル用のピストンは内径が狭くなっているので、カスタムピストンヘッドに付いてくるベアリングが挿入できないサイズです。スプリングガイドに付属するベアリングが、ちゃんと必要位置まで入り込むかの確認をしておきましょう。画像の通り、大丈夫でした。
それと、付いていたパーツ類の確認です。
本来は、こちらが先だったのですが、事の重大さで、順序が逆転してしまいました(苦笑)!

シリンダーは、コーティングタイプで、マルイ製品と同等の仕上げでした。
ノズルは専用サイズですので、流用は効きません。比較的マシな作りの部類だと思います。
シリンダーヘッドは、ノズル内径が狭い(肉厚が厚い)タイプになっており、強度アップと流速アップ効果を考慮した作りになっています。製品程度は良い方だと思います。
ピストンは今回使用しませんが、取説の部品図の構成の通りの、既存品とはちょっと違ったパーツ構成になっています。
素材は中華製の平均的に使われているタイプでした。

タペットプレートは、V2との兼用が効く形状をしていますが、セクターギアのカムピンの当たる部分が大型化されていて、ハイサイクル向けの仕様になっています。
基本、実銃は、毎分1200発のサイクル(毎秒20発)ですので、そういう仕様になるようにパーツ構成されているようです。
セクターギアには、BIGOUT製と同タイプのセクターチップがはめ込まれています。
7.4VのLi-Poでは、そこまでサイクルはあがりませんので、今回のようにカスタマイズが必要になりますね。いきなり11.1Vでの使用はお勧めできない状態ですので、お気をつけください・・・
予告通り、続きは次回にさせて頂きます。
良い銃なのですが、持病持ちのようになっていますので、結構やることが発生します・・・(涙)
明日は、アッパーフレーム側とバレル周りの予定です。
COMBAT DOLL 店主 中根
奥山デイズにて定例会(レギュレーション)次回未定
営業時間 月曜日~土曜日 19:00~21:00
定休日 日曜日 年末年始 他 臨時休業あり
TEL 053-450-3308 FAX 同番
メール info@combatdoll.jp
ミリブロのメッセージからでも大丈夫です

今回は予告通り、MG42のチューニング記事になります。
が、かなり刻んだ状況でアップさせて頂きます。

分解には、とにかく、コツがいります!
説明書の部品図を見ると、簡単にフックで引っかかっているだけに見えますが、実際にその通りになっています(?)
実際に弄ってみても、なかなか外れません。
チャンバーの固定ネジを外す・・・ グリップ後方のフレームとの連結シャフトを外す・・・
スプリングガイドを外して、スプリングテンションをフリーにする・・・? んっ!? 外れない・・・
ピクリとも動きません・・・ どういうこと? 構造的には上部のラッチを解除すればスポンと抜けてくるはずなのに・・・?
メカボックスのシリンダーアッセンブルの組まれているアッパー側を割らないと無理そうなのですが、出さないと無理です。
仕方なく、そのままやろうとするのですが、ピストンが前進し切った位置になるように、作動させて外そうとしてみますが、動きません。
分解図に無いピンでも入っているのではないかと、じっくり見てみますが、何もありません!?
そうです、タペットプレート(ノズル)が後退していると、スライドさせて後退できない状態になっている訳です。
正直、この作業を、僕とオーナー様と、数人のお客様で2時間くらいかけて、やっていました(涙)
ご協力して下さった、皆様、ありがとうございました。
バッテリーをつなげて、作動させ、わずかに限定されたポイントで停止していないと、分解できない状況でした。
ピストンが前進し切っていて、タペットプレートがフリーになっていないと外れないのです・・・ これには参りました。

やっとの思いで分解すると、こういう状態が確認できるようになります。
シムはぜんぜん足りません・・・ アッパー側も問題を確認します・・・

これは、つらい! の一言ですね。
個体差が必ずあるはずですが、アッパー側の内側のリブが変形してしまっています・・・(涙)
薄い・・・ 薄過ぎます・・・ 強度が心配な、アッパーフレームです。
原因は、左の画像の通り、スプリングガイドの取り付けられているドラム部分の太さが、メカボックスのアッパーフレームの内寸より太くなっているので、組上げてから、無理やり圧入された為に変形してしまった状況です!
このドラム部分は、切削加工では無く、キャスティング(型による成型)で、真円も出ていません(涙)
要加工の部分です。今後のメンテナンスだけではなく、放置状態ではピストンレールの脱線もありえますので、必ず修理が必要な場所です。
同型の銃をお持ちで、スプリングガイドの脱着ができない物は、お近くの専門店に駆け込む事をお勧め致します!

とにかく、サイズが合うまで削るしかありません。
それと、スプリングガイドの位置固定の溝は、V3のサイズですので、組まれているスプリングガイドでは真っ直ぐ取り付けられない状況です。
ですが、固定の為のM5のネジ穴が加工されていなければ取り付けられません。Laylax製のV3用のスプリングガイドを、加工しての取り付けになります。
ネジ穴の追加加工と、プレート部分の長さ調整です。
ドラム側も、内側の円形部分が1段掘り下げられた状態ですので、ガイドプレートのはまる部分の段差を削り落とさなければいけません。

一通り加工して、組み込める状態まで持って行きます。結構手間がかかってしまいます。

スプリングガイドのドラムがスムーズに出し入れできるか確認して、問題が無ければ一安心です。補正チューニングの終了です。
やっと、カスタムチューニングに進めます。
今回のハイサイクル化は、マルイ電動ガンのハイサイクルタイプの中身を移植するチューニングですので、スプリングガイドとピストンの相性も確認が必要です。
マルイのハイサイクル用のピストンは内径が狭くなっているので、カスタムピストンヘッドに付いてくるベアリングが挿入できないサイズです。スプリングガイドに付属するベアリングが、ちゃんと必要位置まで入り込むかの確認をしておきましょう。画像の通り、大丈夫でした。
それと、付いていたパーツ類の確認です。
本来は、こちらが先だったのですが、事の重大さで、順序が逆転してしまいました(苦笑)!

シリンダーは、コーティングタイプで、マルイ製品と同等の仕上げでした。
ノズルは専用サイズですので、流用は効きません。比較的マシな作りの部類だと思います。
シリンダーヘッドは、ノズル内径が狭い(肉厚が厚い)タイプになっており、強度アップと流速アップ効果を考慮した作りになっています。製品程度は良い方だと思います。
ピストンは今回使用しませんが、取説の部品図の構成の通りの、既存品とはちょっと違ったパーツ構成になっています。
素材は中華製の平均的に使われているタイプでした。

タペットプレートは、V2との兼用が効く形状をしていますが、セクターギアのカムピンの当たる部分が大型化されていて、ハイサイクル向けの仕様になっています。
基本、実銃は、毎分1200発のサイクル(毎秒20発)ですので、そういう仕様になるようにパーツ構成されているようです。
セクターギアには、BIGOUT製と同タイプのセクターチップがはめ込まれています。
7.4VのLi-Poでは、そこまでサイクルはあがりませんので、今回のようにカスタマイズが必要になりますね。いきなり11.1Vでの使用はお勧めできない状態ですので、お気をつけください・・・
予告通り、続きは次回にさせて頂きます。
良い銃なのですが、持病持ちのようになっていますので、結構やることが発生します・・・(涙)
明日は、アッパーフレーム側とバレル周りの予定です。
COMBAT DOLL 店主 中根
奥山デイズにて定例会(レギュレーション)次回未定
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